各種設定ハンドアウト 3780年代:世界の現状 地理編

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3780年代の各地の状況やゲーム本編終了後の変化をまとめています。
出身地の設定、あるいは地理のちょっとした確認などにどうぞ。



アルシエル

(謳う丘 Ar=Ciel Ar=Dor 付属ブックレットの4枚の地図を合成して説明を付記)



(謳う丘 Ar=Ciel Ar=Dor 特設サイトより 解像度を落として掲載)

概説

アルトネリコシリーズの舞台となる惑星アルシエルは、3040年に第一塔で発生した
「グラスノインフェリア」により、厚い有毒ガスの層「死の雲海」に覆われていた。

死の雲海に呑まれなかったのは、三つの塔と、それからごく一部の高山の山頂付近だけだった。
(後者の例:ソル・クラスタの大牙、メタ・ファルス周辺にあった「クレアリス雲島群」)

アルトネリコ3の結果、3776?年に死の雲海が消滅し、アルシエルは大地を取り戻した(惑星再生)。
その後、三つの塔は互いに交流を始めることになる。

遅くとも3779年ごろには、「塔間ネットワーク」により
レーヴァテイルオリジンやβ純血種も他の塔を訪問できるようになった。
(本来は、オリジンやβ純血種は自らが属する塔を離れることができない)

3781?年、第三塔が消滅。
第三塔に住んでいた住民は、メタ・ファルスやソル・シエールに避難したり、地表に町を築いて住むことになった。

なお、ソル・クラスタ以外の地域では、地表に移り住む人はまだ少ない。
ホルスの翼やメタファリカといった場所が既にあること、地表はまだ不便な場所であること、
地震などの変動もまだ多いことが理由として挙げられる。

気候・風土

(以下、惑星再生前の状況に基づく)

ソル・シエールは温暖で四季があり、地形は平坦で肥沃な土地が多い。

メタ・ファルスは地球でいうチベットのような高山地帯で、年間を通じて冷涼な厳しい環境。

ソル・クラスタは山がちな地形。温暖で多雨、自然災害は多いが豊かな土地ではある。

民族・文化

アルシエルの人間は、ソル・シエールの「シエール系」、ソル・クラスタの「クラスタ系」の大きく二つの民族が存在する。

シエール系は地球で言う西洋系で、名前もアルファベットで書かれるようなものが多く命名される。
髪は茶髪のウェーブが多い。恵み豊かな土地を反映してか、素朴でおおらか、想いを大切にする気質。

クラスタ系は東洋系。命名は漢字で、男性は「凱(ガイ)」女性は「紗(シャ)」という文字を使うことが多い。
髪は黒髪の直毛で、長い方が好まれる。信心深く勤勉であり、先に文明が発展したのはソル・クラスタのほう。

少数民族のメタ・ファルス系はほぼメタ・ファルス地域のみに住んでいる。
金~茶色の髪で体格はやや大柄。厳しい環境で暮らしているためか、独特のスピリチュアル思想を持つ謙虚で潔癖な気質。

なお、現在ではいずれの地域でも混血が進んでいて個人差も大きい。
シエール系の外見にクラスタ系の命名だったりすることも珍しくはない。

人間以外では、「テル族」という種族がコミュニティを築いて生活している。
テル族はかつてはソル・クラスタの「シェスティネ」という場所に多く住んでいたが、
現在では、まとまった人口があるのは第一塔の「イム・フェーナ」に限られる。



ソル・シエール

概説

アルトネリコ1の舞台。
頂点が成層圏を越えるほど巨大な塔「アルトネリコ」と、北海道ほどの大きさがある浮遊大陸「ホルスの翼」から成る世界。

三つの塔世界の中では圧倒的に広く、また場所による高低差も大きい。
ホルスの翼はもともとの地表の一部を剥がして浮かせたものであるため、
他の塔と比べて、資源や食料生産などの面でも非常に有利な環境だった。

ゲーム本編中までの時代は、塔中腹の「イム・フェーナ」を境に分断され、上下間の交流はほとんどなかった。
ただし、本編終了後から間もない頃にはすでに上の世界と下の世界の交流が始まっているようだ。

ソル・シエールには国という形の統治機構は存在しない。行政は町などのコミュニティごとに行っている。
また、「異形の者」(=モンスター)対策などの荒事は、下の世界では「天覇」や「エル・エレミア教会」などが契約の上で行うことが多い。
この状況については、おそらく本編終了後も大きく変化していないと思われる。

総じて、三つの世界の中で、ゲーム本編終了後の変化がいちばん少ない。

統計

人口:
数十万人~百万人程度?

民族構成:
シエール系3割 クラスタ系1割 混血6割
(名前の比率は、シエール系(アルファベット系)7割 クラスタ系(漢字系)3割)
テル族のほとんどはイム・フェーナに住んでいる

レーヴァテイル比率:
0.16(ppr) (100人(男女込み)のうち16人がレーヴァテイル)
0.54(pppr) (100人のうち54人がレーヴァテイル質保持者)
シュレリア・ミュールと(元)星詠数人を除いて、全員が第三世代

地理解説:第一塔「アルトネリコ」

(アルトネリコ1設定資料集カバーの図を説明用に改変)

リンカーネイション:
塔の頂上。ここまでくると、彩音回廊があっても気温はマイナスになる。
管理者交代などの特別な操作はここでしかできない。シュレリアは普段はここで過ごす。

天文台:
その名の通りの天文台。巨大な望遠鏡をはじめとした第一紀のテクノロジーが残されている場所。
塔のメンテナンスロイド・メイメイがいる。

ブラストライン:
3040年のグラスノインフェリアにともなって形成されたプラズマの層。
かつては惑星の広い範囲を覆っていたが、徐々に中和され、現在は第一塔周辺のみに存在する。

プラティナ:
塔上部にある町。第二紀終焉時、ホルスの翼右翼が墜落した「ミュールの反乱」を経て、
レーヴァテイルなどに関する技術を封印するとともにミュールを監視するため塔上部に移り住んだ人々が作った町。
そのため下の世界とは長らく交流を持たなかったが、現在ではネモとの間に飛空艇定期路線が開設されるまでになっている。
現在の総帥は、本編中と同じくレアード。

氷の瞳:
別名・アーデルベルグ緩衝帯。塔内を流れる大量の導力を整流する働きを持つ場所。
塔はこの場所で物理的に別れていて、上部は空中に浮いていることになる。

彩音回廊:
塔周辺の環境を制御するための施設。気温や天候だけでなく、気圧や放射線、果ては重力までをコントロールできる。
彩音回廊のお陰で、本来人間が生存できないような高空にある場所でも生活が可能になっている。

イム・フェーナ:
塔に巻き付く「シルヴァホルン」と塔を繋ぐ桟橋上にある、テル族たちが住む町。
プラティナと協力して上下の世界を分断する役割を担っていた。
「石木」によって作り上げられた独特の景観を有する。気候は寒冷で雪が積もることもある。

ホルスの翼:
アルシエルの地表の一部を剥がして浮かべた、北海道ほどの広さがある浮遊大陸。
当初はさらに1.5倍ほどの大きさがあったが、「ミュールの反乱」によって3420年に右翼が失われている。
地表が死の雲海に覆われて以降は、昔の大地がそのまま残っている非常に貴重な場所であった。
現在でも人間の生存に適した気候や環境が維持されている。
ホルスの翼の上の詳細については次節参照

プラズマベル:
ホルスの翼を浮かせている施設。元は二つあったが、片方が「ミュールの反乱」で破壊されたために
ホルス右翼は死の雲海へと墜落することになった。

たかのつめあと:
ホルス右翼陥落の際、大地の破片の一部が左翼側プラズマベルに引き寄せられて残ったもの。
このため、エレミア神殿などの第二紀の遺跡が残っているが、あまり知られてはいない。
飛竜や猛禽類の生息する危険地帯でもある。

滞空岸壁:
ネモ~ほたる横丁の航路の中継地点。ほたる横丁の入島審査や貨物の集積地として利用されている。

ほたる横丁:
もともとは「天覇」が死の雲海調査のために作った学術都市。
そのため町全体が天覇の所有物で、天覇本社もここに所在し、天覇の社長はほたる横丁の市長役でもある。
現在の天覇社長は、本編中と同じく亜耶乃。
気候は高温多湿で、常に強風が吹き続ける。さらに風で町全体が揺れたり傾いたりする。

死の雲海:
かつて惑星全体を覆っていた有毒ガスの層。ほたる横丁は雲海から200m程度の高さにある。
惑星再生を経て、現在では死の雲海は消失している。


地理解説:浮遊大陸「ホルスの翼」

(アルトネリコ1設定資料集p77)

空港都市ネモ:
塔に面した場所にある、ソル・シエール最大の町。その名の通り、航空路で各地と結ばれている。
石造りの建物が多い、地球のヨーロッパの古い都市のような街並み。
商工業が発達していて、ショッピングモールなども存在する。その一方で、町の端の方にはスラム化した区域もある。
「エル・エレミア教会」の本部はこの町にある。現在の教会の長である司祭はラードルフ。

カルル村:
巨大な柱が立ち並ぶ景観が特徴的な、ホルスの翼の辺境にある村。
ここより先、ホルスの翼の先端方面は(遠くなると彩音回廊の範囲外になるということもあって)人が住んでいない。
周辺には遺跡が多いため、観光客だけでなく冒険者も多く集まってくる。
オリカはこの村でオルゴールの店を開業し、現在ではネモ・プラティナ・ほたる横丁にも店を持っている。

謳う丘:
第一紀~第二紀に存在した研究所の遺跡。レーヴァテイルと異形の者の故郷ともいえる場所。
第二紀に大きな崩落事故を起こした時にできた、ホルスの翼に開いた穴が残っている。

スクワート村:
オリカやクレアの故郷の村。スクワートメタルという鉱石が特産品だった。
3764年に天覇とテル族の戦いに巻き込まれて壊滅し廃墟となる。
また、ミュールの残響事件の時にはここにレーヴァテイルが集まって暴動を起こした。

追憶の尾翼:
グラスノインフェリアの慰霊碑が建っている場所。慰霊碑の周囲には花畑が広がっている。
ライナーとミシャにとっても思い出の(はずだった)場所。



メタ・ファルス

概説


(アルトネリコ2オフィシャルビジュアルブックp6~7)

アルトネリコ2の舞台。
中央にある大きなベルとその上下に延びる部分が第二塔の本体であり、
塔を取り囲むリング(図で赤い線が通っているもの)はリムと呼ばれる付帯構造物である。

第二塔には詩魔法サーバーとしての機能はなく、第一塔のリソースに依存している。
上空の宇宙空間に浮かぶ人工衛星「ソル・マルタ」が第一塔とメタ・ファルスを結ぶ中継衛星の役割を担っている。

もともとは土すら存在していないほどの過酷な環境で、数百年にわたる開発の努力の末に
現在の数十万人の人口を維持できるようになった。

アルトネリコ2の結果、浮遊大陸「メタファリカ」を作り出すことに成功した。
その後数年でメタファリカへの移住が完了している。

メタ・ファルスの政府は「大鐘堂」(だいしょうどう)と呼ばれている。
首都は、ゲーム中の時代まではパスタリア(図中では「大鐘堂」と表示)、その後はメタファリカにできたインフェリアーレという都市。

なお、メタファリカ生成やティリア復活計画にともない、3782?年までにはリムを全てパージし落下させている。
その後はエナ宮殿跡の部分だけが残され、メタ・ファルス資料館として改装・利用されている。
リムが落ちた時期の詳細は下図参照

(アルトネリコ2オフィシャルビジュアルブックp6~7を改変)

統計

人口:
約85万人
ゲーム本編中の時期には、パスタリアに7万人、リムに78万人という分布だった

民族構成:
メタ・ファルス系71% シエール系18% クラスタ系11% (ただし、混血が進んでいる)
他に、ごく少数のテル族が人間と共に暮らしている

レーヴァテイル比率:
0.21(ppr) (100人(男女込み)のうち21人がレーヴァテイル)
0.78(pppr) (100人のうち78人がレーヴァテイル質保持者)
フレリアを除いて、全員が第三世代
レーヴァテイルのうち48%がI.P.D.

地理解説:第二塔


大鐘堂宮殿:
塔の巨大なベルの頂部にある宮殿。政府「大鐘堂」が本拠としていた場所。
「大鐘堂」の名前の由来も巨大なベル……ではなく、最上部にある「メタファリカの丘」という場所にある鐘である。
現在では政府機能はインフェリアーレに移転している。

パスタリア:
大鐘堂宮殿のすぐ下にある町。塔に沿って上下方向に発達したため、複雑な立体構造を持つ町である。
食糧が不足がちなため厳しい入市規制が布かれていた。
町の下部にはスラムが広がっていて、逃げ出したI.P.D.たちなどが暮らしていた。
なお、メタファリカ誕生後に町として残っているかどうかは不明。

インフェル・ピラ:
塔の上に浮かぶ構造物。その正体は第二塔独自のレーヴァテイル・I.P.D.のサーバーである。
ここが3313年の「神との戦争」の際に損傷したことがI.P.D.暴走のそもそもの原因だった。
現在ではメタファリカに姿を変えている。その際にサーバー機能も復旧され、I.P.D.暴走は起こらなくなった。

スフレ軌道:
リムを縦断する、鉄道のような交通機関。「フリッパーロータリー」によって駆動し、速度は遅め。
車両は「軌道車」「軌車」「電車」などと呼ばれているようだ。

カナカナ突堤:
リムの突端にあった施設。「澪の民」と呼ばれる人々が暮らしていた。
3754年のI.P.D.暴走により廃墟と化した。本編Phase4で崩落。

ミント区:
3357年ごろ、熱心なメタファリカ信者たちが開拓した村。クロアの出身地。
荒れた大地を耕しなんとか生計を立てている貧しい村だが、住民のこの土地への愛は強い。
近くにある「みくりの森」はこの世界では例外的な深い森であり、村民の生活に欠かせない場になっている。
本編Phase5、ベージエリアのパージにより落下。

よろづ屋:
リムがもっとも細くなった場所。スフレ軌道の駅と、さーしゃが経営する小さなよろづ屋「にゃにゃ屋」がある。
店は現在はインフェリアーレに移転している。3782?年、ベードリエリアのパージにより落下。

ラクシャク:
メタ・ファルス最大の都市。もともとはスフレ軌道建設時の資材置き場だった。
リムの崩壊地に残った梁などを基盤としているため、土地は狭いが飛空艇の発着には適している。
パスタリアとリムを結ぶ旅客航路はここからしか運航していない。
3782?年、ベードリエリアのパージにより落下。

エナ:
リムでもっとも古い町。ラクシャクと違い地盤が安定しているため、古い建物が多く残されている。
かつてパスタリアとリムで対立していた時にリム側の拠点となっていた町であり、
最近でも大鐘堂アルフマン政権に敵対する「神聖政府軍」が本拠としていた。
デザインのモデルはネパールの首都カトマンズ。
3782?年、ベーフェフエリアのパージにより落下。エナ宮殿跡のみ残り、「メタ・ファルス資料館」として使われている。

地理解説:新大陸「メタファリカ」

アルトネリコ2の結果生まれた浮遊大陸。大きさなどの設定は不明だが、リムよりは大きい。
I.P.D.の想いによって形作られたもので、現在でもI.P.D.たちが祈れば雨を降らせたりできるらしい。

インフェリアーレ:
現在のメタ・ファルスの首都。政府は今でも「大鐘堂」と呼ばれている。
現在の統治者はクローシェとルカの二人の御子。

その他の町:
メタファリカには他にもいくつかの町がある。
リムから移住してきた際、リムに存在した町の名前をそのまま付けているところもある(ラクシャク・エナ・ミント区)。


ソル・クラスタ

概説

アルトネリコ3の舞台。
第三塔「ハーヴェスターシャ」と、それを取り囲むように鋭く隆起した地形「大牙」からなる。

もともと第三塔は、グラスノインフェリアよりもさらに以前、3031年の「七つの血痕事件」によって
異常を来した惑星を回復させる計画=「AHPP」のために作られたものだった。
AHPPは道半ばにして中断されてしまうが、700年を経て、この遺産を活かして惑星再生に挑むことになる。

第三塔世界は他の二つの世界と異なり、長年の間「クラスタニア」「アルキア」「大牙」の
三極に分かれて対立を続け、戦争を繰り返してきた。
特に、塔を長年支配し続けてきたレーヴァテイルの国家・クラスタニアと人間側の対立は深刻で、
アルトネリコ3本編を経た現在でも、わだかまりが解消されたとは言い難い。

第三塔はその作り方も特殊なもので、管理者「ティリア」が塔そのものでもある。
すなわち、ティリアの寿命は第三塔の寿命でもあった。

3779?年、ティリアの寿命が近いとして、住民全員が他の塔などに避難した。
しかしこの時は結局塔は消滅せず、半年ほどで戻ることになる
(“ソル・クラスタ全塔避難騒動” 注意として、この名称自体は公式のものではない)

それから2年後の3781?年、ついに寿命を迎え、第三塔は消滅した。
一度めの避難が不発に終わったため避難の動きが鈍かったものの、最終的にはなんとか避難を成功させた。

塔消滅後、住民は各地域に避難するとともに、第三塔のあった場所付近の地表に新たな町を建設している。
3784?年の時点では、地表の町に戻ってきている人も多いようだ。

統計

人口:
不明
クラスタニアのβ純血種は3万人以下、トコシヱ隧道の人口は数万人

民族構成:
不明 シエール系は少ないらしいのでクラスタ系優勢か
テル族(ソル・クラスタでは妖家と呼ばれる)は絢胤戦争によりほぼ全滅している

レーヴァテイル比率:
ppr・ppprともに不明
ただし、アルキア研究所の人類進化計画の影響で、人間はほぼ100%が(異常な)レーヴァテイル質を持つ
β純血種はクラスタニアに2~3万人?存在する また、クラスタニア以外には第三世代も普通にいる

地理解説:第三塔「ハーヴェスターシャ」

(アルトネリコ3オフィシャルビジュアルブックp6、説明を付記)

グランヴァートゲージ:
塔を上下に貫く軌道。本来は惑星再生計画のための設備だが、それを交通機関として利用している。
エレベーターではなく、ラック式鉄道(ラックの形状はフォン・ロール式っぽい)を垂直にしたような形式。
3781?年、塔消滅の初期に破損し使用不能に。その後、塔とともに消滅。

クラスタニア:
塔上部にあるレーヴァテイルの国家。住民の大半がレーヴァテイルβ純血種だが、スレイヴ街区にはクレンジング済みの人間が存在する。
住民のβ純血種は、人口統制のもと目的をもって生み出されている。生活環境も整備され、基本的に1人に1軒の家が与えられている。
レーヴァテイルの国であるため風習などが人間社会と大きく異なっていたが、アルトネリコ3を経て、
人間とのパートナー関係を許すなどの融和政策を始めていた。しかし、その方針に反発する者もまた存在していた模様。
3781?年、塔とともに消滅。

ニェハル信号所:
グランヴァートゲージの信号所。本来はグランヴァートゲージの管理施設。
クラスタニア入口の検問所として使われていた。
3781?年、塔とともに消滅。

アルキア:
アルキア研究所を中心とする町。第三塔原初の塔を拡張するように形成された、第三塔で最も古い町である。
クラスタニアからは「パリエ行政区」と呼ばれているが、事実上の独立国家である。
国家としての名称はアルキア株式主権市国。塔において唯一人間が普通に暮らせる場所だった。
3781?年、塔の崩壊に巻き込まれて廃墟になる。現在は一部の残骸が原初の塔にぶら下がっているのみ。

大牙:
塔を取り囲む牙のような形の隆起地形。3031年の「七つの血痕事件」によって形成された。
大きく「蒼天峰」「堕天峰」があるが、度重なるクレンジングによって堕天峰は無人になった。
大牙には多くのコミュニティがあり、大規模なものは地下に形成されている。
コミュニティの代表者たちが集まって「大牙連合」を形成し、クラスタニアに対抗していた。
3781?年の塔の消滅により環境制御システム「彩音回廊」が停止したため、現在は人が住めない地になっている。

トコシヱ隧道:
大牙最大の町。自然洞窟と坑道を利用して造られた地下都市。迷路のように入り組んだ構造を持つ。
本編中の時代においてなおも拡大中だが、ときに第一紀の遺跡を掘り当てることがある。
3781?年、彩音回廊の停止により無人となった。

上帝門:
塔に面した場所にある町。V字谷を塞ぐように作られた巨大な城壁が特徴で、「上帝門」という名前はもともと城壁の門の一つの名前だった。
塔への飛空艇路線はこの町からしか出ていないので、大牙の玄関口ともいうべき場所。
クラスタニアが「モロカッカ行政区」を置いているが、統制はそれほど厳しくはない。
3781?年、彩音回廊の停止により無人となった。

蒼谷の郷:
蒼天峰の先端に近い場所にある村。農業が主産業で、小麦やモンダカバブーなどが栽培されている。
彩音回廊の効果範囲ギリギリのところにあるため、寒冷で風が強い。彩音回廊を一時的に止めた際には、あっという間に雪に埋もれた。
3781?年、彩音回廊の停止により無人となった。




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