各種設定ハンドアウト 公式設定用語集 基礎編

最終更新:

twnd

- view
管理者のみ編集可
アルトネリコシリーズ共通の基本的な用語をまとめたものです。詳細は設定資料集などを参照願います。
やや基本的ではない用語については別ページで。

英数     な     わ



英数

A.D.

アルシエルで使われている年号。Amme Dius(神々しい音の時代)の略。
A.D.元年は「謳うことによって初めて奇跡を起こした年」であるとされる
(もちろん当時はレーヴァテイルは存在しないので、謳ったとすれば月奏のような者になる)。

A.T.D.

Ar Tonelico Dependency(アルトネリコ依存体)の略。
アルトネリコ(第一塔)の詩魔法サーバーSHサーバーを使用しているレーヴァテイルのこと。
詳細はこちら

D波

物質やエネルギーを司る波動。DはDetailの略。
定常D波(Static Detail Wave, SDW)と導体D波(Dynamic Detail Wave, DDW)があり、
定常D波が物質、導体D波がエネルギーに対応する。導体D波は「導力」とも呼ばれる。

H.D.

Harvestasya Dependency(ハーヴェスターシャ依存体)の略。
ハーヴェスターシャ(第三塔)の詩魔法サーバーSHサーバーを使用しているレーヴァテイルのこと。
詳細はこちら

H波

精神や感情を司る波動。HはHymmnoの略。
定常H波(Static Hymmno Wave, SHW)と導体H波(Dynamic Hymmno Wave, DHW)があり、
定常H波は精神や記憶、導体H波は思いや感情を表す。

I.P.D.

Infel-Phira Dependency(インフェル・ピラ依存体)の略。
インフェル・ピラ詩魔法サーバーSHサーバーを使用しているレーヴァテイルのこと。詳細はこちら

アルトネリコ2本編の時代までは、I.P.D.は一般人には「I.P.D.暴走を起こす病気」あるいは「それを発症した人」として認識され恐れられていた。
メタファリカによってインフェル・ピラが修復されて以降、I.P.D.暴走は起こらなくなった。


アルシエル

アルトネリコシリーズの舞台の惑星の名前。Ar Ciel = ただ一つの世界。
3040年のグラスノインフェリアによって大地を失い、それから700年以上にわたって三つの塔とその周辺でしか人が暮らせない環境になっていた。
それから700年が経過した現代では崩壊の危機が目の前まで迫っていたが、アルトネリコ3を経て死の雲海が消え大地を取り戻した。
詳細はこちらを参照。

アルトネリコ(第一塔)

ソル・シエール地域に立つ増幅塔(導体H波(≒想い)を吸収し導体D波(≒エネルギー)に変換して増幅した上で放出する施設)。Ar Tonelico = ただ一つのご神木。
H波をD波に変換する鉱物・唄石の性質を発見したソル・シエールが、
唄石の仕組みをそのまま巨大化して軍事などに利用するために建設した。着工は2983年、竣工は3013年。
詳細はこちらを参照。

インストール

レーヴァテイルインストールポイントグラスノ結晶を挿入することで、NEEに干渉して詩魔法を強化する技術。
グラスノ結晶の種類によって強化のされ方が異なる。
インストールはダイキリティの投与と同様かなりの苦痛が伴うので、レーヴァテイルの地位が低いソル・シエール以外では行われていない。
メタ・ファルスにはデュアルストールという似た技術は存在するが、そちらの苦痛は遥かに少ない)

非常に限られたケースにはなるが、Dセロファンを挿入する行為もインストールと呼ばれる。
同様に、取り出す場合はアンインストールと呼ぶ。

なお、ダウンロードと間違えやすいので注意。

インストールポイント

レーヴァテイルの身体のどこかにある、直径5cmほどのタトゥのような模様。
レーヴァテイルのボディと精神を繋ぐI/Oポートであり、ダイキリティはここに差し込むことで投与される。
また、ダイブの際、ダイブマシンはダイブされるレーヴァテイルのインストールポイントを接触走査する。

レーヴァテイルの一種の急所となっており、レーヴァテイルは本能的にインストールポイントを隠すようになっている。

インストールポイントの模様は人によって異なるが、一般には、
オリジンやβ純血種は人工的で整ったデザインで、第三世代になると不規則・無秩序になりがちらしい。
これは、オリジンやβ純血種のインストールポイントは画像データとして(おそらくDセロファン経由で)仕込まれたものであるのに対し、
それが遺伝によって伝わった第三世代ではデータが劣化していくためだという。

インフェル・ピラ

メタ・ファルスの上空に浮かんでいた大きな球体。Infel Phira = 愛の種。
アルトネリコ2終了後はメタファリカへと姿を変えている。
その正体は、メタファリカ創成のために造られた、I.P.D.専用のSHサーバー詩魔法サーバーである。
現時点で最も新しい詩魔法サーバーであり、新約パスタリエが使えるなどいくつか特殊な仕様がある。3312年に完成。
こちらも参照。

詩魔法

「うたまほう」と読む。別名・ヒュムノスワードレーヴァテイルの想い(妄想)を具現化するため「妄想魔法」とも呼ばれる。
詩魔法の名称は EXEC_HYMME_○○/. (I.P.D.の場合は METHOD_HYMME_○○/.)になるほか、
第三塔依存のレーヴァテイルが稀に使う EXEC_FLIP_○○/. というものも詩魔法の一種である。


ガーディアン

主に塔に存在する機械兵器。軍事的に重要な施設である塔などのセキュリティのため、過去の時代に大量に作られていた。

グラスノ

唄石という石を精製して得られる鉱物の一つ。それを化学処理した液化グラスノなども存在する。
導体D波を溜め込む性質があるため、工学分野で広く使われている。
また、グラスメルクに欠かせない材料でもある。

グラスメルク

ソル・シエールにおける技術体系。グラスノ結晶を使うことが特徴。
第二紀末のミュールの反乱の反省として波動科学を封印したシュレリアが、波動科学の代替となるよう広めた人工的な技術体系である。
そのため、第一塔の周囲でしか効果を発揮することができない。

なお、メタ・ファルスソル・クラスタにおける調合はグラスメルクとは別のものである。

心の護

「こころのもり」と読む。I.P.D.を除くレーヴァテイルコスモスフィアに住まう意識体。
厳密にはダイブマシンが作り出したものである。
ダイブ中にダイバーを案内したりしなかったりする。詳細はこちらを参照。

コスモスフィア

レーヴァテイルの精神世界のこと。詳細はこちらを参照。


死の雲海

3040年のグラスノインフェリア以来、アルシエル地表を覆っていた有毒ガスの層のこと。
その厚さは9000mぐらいの山の山頂付近がようやく雲海の上に出るくらいであり、
装備による防護も効かない(投入した物質が「溶ける」と形容されるようなふるまいをする)ため、
事実上、地表は人の住めない地と化していた。

アルトネリコ3を経て死の雲海は消え、700年ぶりに地表がその姿を現すことになる。

ストン

長さの単位。1ストンは約3.1m。第一塔に使われている石の切り出しサイズに由来する。

ソル・クラスタ

1.アルシエルの一地域の名称。第三塔が建つ(建っていた)地域。
歴史的にソル・シエールと対立しており、何度も戦争を繰り返していた。
詳細はこちらを参照。

2.ソル・クラスタ地域にあった連合国家のこと。正式には「ソル・クラスタ連合国」。
波動科学の力を得て強大化したソル・シエールに対抗するため、3000年ごろにソル・クラスタ地域の48か国がまとまる形で誕生したが、
ソル・クラスタ極西戦線の終盤に起こった七つの血痕事件をきっかけに瓦解する。
宗主国はエル・デュエル。シェスティネも構成国の一つだった。

ソル・シエール

1.アルシエルの一地域の名称。第一塔が建っている地域。
豊かな土地柄であったが、波動科学の力を手にして思いあがったか、後に世界的大災厄を引き起こすことになる。
詳細はこちらを参照。

2.ソル・クラスタ連合国に敵対するソル・シエール側の国家「エル・エレミア」のことを指すこともある。
なお、エル・エレミア自体もまた2665年に三つの国が母体となってできた連合国家である。


第一紀・第二紀・第三紀

ソル・シエールで使われている時代区分。資料によって多少のずれはあるが、概ね:
第一紀 2912年(唄石の力が発見された年)~ 3040年(グラスノインフェリア
第二紀 3040年 ~ 3421年(ミュールの反乱鎮圧、エレミア誓約書策定)
第三紀 3421年 ~ 現在
なお、あくまでソル・シエールで使われている用語で、他の地域では使われていない呼び名であることに注意。

ダイキリティ

レーヴァテイル第三世代の生存に欠かせないもの。「延命剤」「重延命剤」とも呼ばれる。
中核三角環を持たない第三世代は、NEEの働きによって体内の定常H波を常に消費している。
放置すると使い尽くして死に至るため、定期的に定常H波を外から補給する必要がある。この定常H波の供給源となるアイテムがダイキリティ。
こちらも参照のこと。
本編中の時期におけるダイキリティの入手法
ソル・シエール 天覇またはエル・エレミア教会に所属していると支給される 購入もできるが非常に高価
メタ・ファルス 無料で配布される
ソル・クラスタ アルキア研究所から購入可能 ソル・シエールより安いがそれでも1本で約10万円相当

第二塔

メタ・ファルス地域にある塔。他の塔と違い第二塔は詩魔法サーバーとしての機能を持たず、第一塔のリソースに依存している。
この関係か、第一塔の「アルトネリコ」、第三塔の「ハーヴェスターシャ」のような呼び名は第二塔には存在しない。
(ごく一部、「ソル・マルタ」と表記している資料もなくもないが、通常はこの名称は第二塔上空の中継衛星だけを指す)

ダイブ

1.レーヴァテイルコスモスフィアに入り込む行為(厳密には入り込んでいるわけではないが)。詳細はこちらから。
ダイブをする人のことをダイバーという。一方で、ダイブをされる人を指す用語は特にない。

2.バイナリ野へ入る行為についてもダイブと呼ばれる。

ダイブマシン

ダイブをするための機械。レーヴァテイルとダイバーが入るダイブポッドを備える巨大なものである。
働きについてはこちらを参照。

ダウンロード

ヒュムネクリスタルに入っている想いをレーヴァテイルの心の中に展開し、詩(ヒュムノスエクストラクト)を紡ぐ行為。
ダウンロードの際には、専用のヒュムノススペルを誰かに唱えてもらう必要がある(自分で自分にダウンロードすることはできない)。
また、ヒュムネコードが必要になる(I.P.D.を除く)。

なお、インストールと間違えやすいので注意。

テル族

アルシエルに住む、人間やレーヴァテイルとはまた違う知的生命体。ソル・クラスタでは「妖家」(ようけ)と呼ばれる。
全部で12の流派に分かれ、それぞれが特殊な能力を持つ。これらの能力は、人間には未解明の波動を利用しているものだとみられているが、詳細は不明。
寿命は平均で200年程度。人口などについてはこちらを参照。

外見上の特徴は、麻色の肌と、角と尻尾が生えていること。とはいえ個人差が大きく、角や尻尾についてはほぼ欠失していることもある。
どちらにせよ、テル族は角や尻尾を隠す服装をしているのが通常である。

もう一つの特徴として、護(もり)と呼ばれる小妖精を連れていることもある。
テル族は一人前になるときに護を探し、護と互いに承認し、意志をわかちあう。
テル族流派一覧
流派名 属名
(シエール式の
ミドルネーム)
妖家名
(クラスタ名)
能力 キャラクターの例(ハーフテル含む)
ムノフ ペル 絢胤(あやたね) (なし) 予知 絢胤箕嵩霧浪 絢胤紅葉霧浪
プルーネ ネネ 呉 (*1) ノーム トランスレート(搬送)
ニノ レー 焔魏(ほむらぎ) フクロウ 声聴き(天の声を聞く) ソニア・レー・ラクーア 焔魏元徳羅浄
ゼッペン プルー 虚界 ネコ 変化(変身) アンダンテ
ジェミナ ロス 竜飛 (*2) テレポート リルラ・ロス・レーテル フラウト・ロス・ロリア
サーラ リリム 力業(爆破)
オーグス ザク バンシー 雨乞い(天候変化)
アルカ 星渡(ほしわたり) 飛竜 念願成就 タスティエーラ・デ・ルゥ アルモニカ・デ・パメリ
オカ ピクシー 人形使い チェスター・ル・ウィノア
ノラフ ソラ コロポックル テレパシー
ディーネル ヴィー ドライアド 成長促進・安産
プラルラ ロー ドッペル 転生 アダジオ・ロー・ウィーティス
(*1) 3資料集p88では「霞城(かじょう)」
(*2) 3資料集p88では「顕伽(けんぎゃ)」
テル族の命名法
シエール式
(名前)・(属名)・(苗字)
クラスタ式
(妖家名)(名前)(苗字)
クレハ・ペル・キリナミ 絢胤紅葉霧浪(あやたねくれはきりなみ)

テレモ

導体D波による通信を利用した情報通信機器。第一紀の時点で存在した技術で、現在もどの地域でも普及している。
単方向・双方向通信、個人用・公衆用、携帯型・据え置き型など様々なバリエーションがある。
地球で言うところのスマートフォンやテレビなどを総称したものだと思えばだいたい間違いはない。

類似品として、音楽の記録に特化した「テレオン」というものがあり、これを媒体とした音楽販売もある。
テレオンはメタ・ファルスではそこそこ高価だが、一方でクラスタニアではかなり普及しているらしい。


ハーヴェスターシャ(第三塔)

ソル・クラスタ地域の増幅塔。ソル・クラスタのシェスティネに建っている(いた)。
もともとはシェスティネに対するソル・クラスタ連合離脱工作で計画されたものだが、七つの血痕事件アルシエルが不安定になったため、
それを回復するAHPPのための塔として建設された。短期間で完成させるため特殊な方法で造られていて、それゆえに塔とティリアの生命が連動している。

惑星再生から五年余りのち、ティリアの寿命により消滅した。

なお、単に「ハーヴェスターシャ」と言った場合は、モジュール・ハーヴェスターシャの人格スキン(のどちらか)を指すことも多い。
あるいは、名前の由来となった神話上の登場人物・ハーヴェスターシャ(豊穣獅姫)を指すこともありえる。

波動科学

「万物の正体は波動である」という原理に基づく科学体系。
特に重要なのは「想いを力に変えることができる」つまり「H波D波に変換できる」ことの発見であり、
アルトネリコなどの塔も元々はこれを大規模に実現・利用するための施設だった。

パラダイムシフト

1.ダイブにおいて、コスモスフィアのその階層のテーマを解決しクリアすること。

2.一般用語としてのパラダイムシフトの意味は、「社会や科学の分野で広まっている認識や常識、価値観などが大きく変化すること」。

飛空艇

人や貨物を乗せて飛行するための機械。この世界ではフリッパーロータリーという機関を使ったものが多く、その場合は大きな円盤が特徴になる。
他には、クラスタニア戦闘機で使われている導力流方式のものもある。

ヒュムネクリスタル

ヒュムノスエクストラクトの記録媒体として使われているクリスタル。
中には詩そのものが入っているわけではなく、詩の想いが記録されている。

レーヴァテイルはこの想いをダウンロードすることで詩を紡ぐが、
このとき詩の想いに共感できなかったりすると、ダウンロードに失敗して詩を紡げないこともある。

ヒュムネコード

レーヴァテイルの個人を識別するためのID。詳細はこちら

ヒュムノス

1.一般的には、レーヴァテイルが謳うことで何らかの効果を発揮する詩のこと。以下の2~4でいう2と3が該当する。

2.ヒュムノスエクストラクト。別名:制御詩。塔などを直接制御することで何かをするタイプのヒュムノス。

3.ヒュムノスワード。別名:詩魔法、妄想魔法。レーヴァテイルの想いを具現化するタイプのヒュムノス。

4.ヒュムノススペル。定型文を詠唱することであらかじめ決められた効果を発揮するもの。レーヴァテイル以外も使える。こちらも参照。

ヒュムノス語

レーヴァテイルヒュムノスの詩に使う言語。想いを効率よく伝えるという特性がある。
月奏と呼ばれる人々が使っていた律史前月読と呼ばれる言葉が元になっている。

レーヴァテイルは生まれながらに(第三世代の場合はレーヴァテイルとして覚醒した時点で)ヒュムノス語を覚えている。
一方で人間の場合、ヒュムノス語を理解するには外国語を習得するのと同様の努力を要するため、ヒュムノス語を使える者は稀である。

ヒュムノス語にはいくつかの律(流派)が存在し、レーヴァテイルによって使える律が異なる。詳細はこちらを参照のこと。

ホルスの翼

ソル・シエール第一塔周辺にある浮遊大陸の名称。
羽を広げた鳥の姿に見立ててこう呼ばれていて、ホルスの翼内の地域は「右翼」「左翼」「尾翼」などの呼ばれ方もされている。
塔の建設に伴って3000年に浮上開始。3420年のミュールの反乱によってホルス右翼が落ちたため、現在浮遊しているのは主にホルス左翼である。
詳細はこちらも参照のこと。


メタファリカ

1.アルトネリコ2の結果メタ・ファルス地方にできた浮遊大陸の名称。詳細はこちら

2.1を創るためのヒュムノスエクストラクトのこと。

3.メタ・ファルスでは理想郷の代名詞として「メタファリカ」と呼ぶこともある。

メタ・ファルス

アルシエルの地域の名称。険しい山岳地帯で、長期間にわたって世界の他の地域との交流がなかった。
独特の文化を持つ地域で、月奏を保護し、ヒュムノス語の古メタファルス律を編み出した地域でもある。
こちらも参照。


妖家

テル族ソル・クラスタでの呼び名。「ようけ」と読む。

リーフ

お金の単位。1リーフは10円くらいの価値らしい。

レーヴァテイル

精神を塔内のサーバーに置き、ヒュムノスによる力を行使できる種族。
詳細はこちらを参照。





記事メニュー
目安箱バナー