箱舟の下に眠る原石 プレイログ:導入

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  文字色説明

  GM  描写など 雑談など
  A/チーム・リステア  アルキバ イヅナ
  B/Innocent Philia  カイ アリシア
  C/C班  ヒエン ナツメ
  D/Echris  ヨーコ カンナ
  E/遊星歯車  クレッセン アシュリー





  セッションF-1 2020/03/15




  [雑談] というわけでこんばんは
  [雑談] 本日から〈箱舟の下に眠る原石〉始まります よろしくおねがいします

  [雑談] 今日は導入のみで終わると思います
  [雑談] 最初に個別導入のタイミングを持ちます 1人だけで導入のシーンやりたい方はここでどうぞ
  [雑談] その後、全員集まっての導入シーンになります シナリオ上は班はここで発表されます
  [雑談] 導入の途中でまたタイミングを設けますので、その時に班員で一緒にシーンを作ることもできます







  BGM:神秘の水晶谷
    from イリスのアトリエ グランファンタズム(ガスト, 2006)
    Composed by 中河健



――A.D.3783 ソル・シエール――




地表はようやく安定を取り戻しつつある時期。
各地では、第三塔の消滅などそれぞれの事情もあり、開発が盛んに進められていた。

そんな中で表面化してきたのが“資源の不足”。
死の雲海は消え、今までとは桁違いの広大な大地が人々の前に姿を現したわけではあるが、
まだ地表の資源を活用する態勢は十分に整っておらず、結果として需要に供給が追いつかなくなってきた。




ホルスの翼を抱えるここソル・シエールの地では比較的影響が少ないものの、それでも足りないものがある。
それがグラスノ結晶――あるいは、その原料となる唄石である。




人工技術体系であるグラスメルクが普及したソル・シエールでは、他塔との交流が始まったとはいっても
生活の隅々にまで根付いたグラスメルク製品や技術を捨て去るようなことはできず、
むしろ開発ラッシュによってグラスノ結晶の需要が高まっている状況にある。




これに対し、天覇は地表探査プロジェクトと並行して唄石の鉱床を探索してきた。
有望な場所の絞り込みが済み、最後の仕上げとして人海戦術での位置特定を試みる――




  アルトネリコTRPG チーム対抗型シナリオ


    箱舟の下に眠る原石
    fedyya keenis syec sanctum




  [雑談] 以上 いつもの手動オープニングムービー
  [雑談] おおー
  [雑談] さすがの貫禄
  [雑談] なにこれ凄い
  [雑談] そういう話だったのか……



  BGM:ひいらぎの帆
    from 黒い瞳のノア(ガスト, 1999)
    Composed by 阿知波大輔


  [雑談] というわけで個別導入シーンになります 状況とかで質問あればこちらでどうぞ
  [雑談] 地上に人が暮らせるだけの村的なやつはあるんでしたっけ
  [雑談] 今はそこそこあるという設定です
  [雑談] バイト募集みたいな形ですが報酬はそれなりに高額です 少なくとも普通の3日間で得られる額じゃない
  [雑談] (今回の日程は事前説明1日+実働2日)
  [雑談] バイトってことはチラシとかで知ったでもいいんですかね
  [雑談] ですね






イヅナ・クランベルはメタ・ファルスからソル・シエールへと渡ってきた、ごくごく普通の風来坊である。
違う点とすればレーヴァテイルというぐらいで、平々凡々と生まれ育ち、
特に困ったこともなく生活して、ひょんなことから旅に出ようと決意した。そんな程度の境遇に生きていた。

長らく目指していた、『メタ・ファルスとは異なる世界を旅する』ことの第一歩として、遂にソル・シエールへと
辿り着いた彼女は、意気揚々とどこか違うようで似ているその地に踏み入った。……ところまではよかったのだが。


イヅナ:「……ヤバイ……ちょっとこれはまずいかも。……お腹、空いたなー」

旅を始めて早々に色々ごたごたに見舞われたイヅナは、その途中にあろうことか
全財産の詰まった財布をなくしてしまい、昨日遂に持ってきていた食料の殆どが尽きることになってしまったのだ。


  [雑談] 経済に困窮してる人が多すぎる
  [雑談] 金欠はいい理由ですし
  [雑談] シナリオ作りの面でも金を提示するやり方はいろいろ楽
  [雑談] 前回〈地下戦争〉では100万円くらいの報酬だした記憶
  [雑談] 今回は……日給10万で30万円くらいかなあ
  [雑談] 日給10万は相当多い
  [雑談] 月給200万と考えればエキスパートに出す給料としては妥当だと思うけど
  [雑談] あ、あとこれに成功報酬みたいなのが乗るはず

イヅナ:「流石にお茶だけじゃ無理があるしなー……いっそ……いやいやいや駄目駄目! 何考えてるの私!」
  お守り代わりにしていたゲロッコから全力で目をそらしながら
  「魔物を狩るにしたって剣折れちゃったし……はあ」

いつもなら魔物を狩って得た素材を売る、という手段も現状では使えない。
せめて誰かいればよかったのだが、なんてことを考えながら町中をとぼとぼ歩いていると、ふとあるチラシが目に入った。


イヅナ:「……なにこれ? 地表の調査……天覇?」 首を傾げつつ
  「えーっと報酬は……えっ、えっ!? ……」 二度見しながら

それは天覇という会社が出した依頼のチラシであり、どうやら現在調査のため人員を募っているとのことだった。
その下に書かれたおおよその報酬を眺め、イヅナは目を丸くした後、……一度深呼吸をして、自らの頬を叩く。


イヅナ:「……ぃよっし! 日付は……うん! だったらもう少し、頑張って何とかやろう!」
  そう決意を固めた後、自らの空腹を手持ちのお茶で誤魔化しつつ、イヅナは今日の頼りどころを探すのだった。







ソル・シエールにて家族と共に暮らす青年、アルキバ・クロウには、一つの大きな悩みがあった。

それは、妹・クラズの抱える心臓病。血管に炎症を起こすという病の後遺症として、クラズは重い心臓疾患を抱えていた。
詩魔法で治せるタイプのものでもなく、治療には腕のいい医師による手術が必要となる。つまり、莫大な金がかかる。
一般家庭であるアルキバの家に、そんな家計の余裕があるわけもなく──故に、アルキバはある一つの決断をした。

学業を一度中断し、高収入のバイトをひたすらこなして、治療費を捻出する。
愛する妹のため、兄として出来ることの全てを。


アルキバ:(唄石の鉱床……俺にも、そいつが凄まじい価値を持っていることはわかる。
  この仕事で一山当てれば、もしかしたら目標金額に届くかもしれない。
  やるしかねぇ……クラズが元気になるためだったら、なんだってしてやる!)


こうして、アルキバ・クロウは金目当てに、今回の物語に関わることになったのだ──。



  [雑談] 妹のクラズは多分川崎病かなんかを盛大にこじらせて重めの後遺症を抱えちゃったんじゃないかな
  [雑談] 心臓手術ってどれくらいかかるんでしょうね 専門ではないのでよくわからないです
  [雑談] さあ? よくある「渡米して手術」とかだと単位が普通に千万円だし
  [雑談] ソル・シエールって福祉整ってなさそうだし
  [雑談] ぐぐってみた 3割で100万ぐらいらしい
  [雑談] じゃあ350まんえんくらいかなあ
  [雑談] 親もいるし、一部ローン組むことも考えれば、今回の報酬で届くかもしれないね
  [雑談] 成功したらアルキバ君のエピローグは妹と一緒に学校行くシーンで決まりですね……(フラグ立て)







――ソル・シエール ホルスの翼のどこかの街の一角――

宿に備え付けられている掲示板を眺めている二人の姿がある。
一人は赤髪、一人は金髪。ソルシエールではあまり見ない風貌である。
事実、彼らはソル・シエールではなくメタ・ファルスの出身だった。


カイ:「どうやらまた天覇が募集をかけているみたいだな」

そう言うのは赤髪の男性。対して、金髪の女性は嘆息する。

ノイエ:「この間は私が行ったから、行くならパスね。カイはどうするの?」
カイ:「資金はあるに越したことはないし、参加できるならしたほうがいい。
  まぁ、その間はノイエ一人になるから苦労はかけるだろうが」

ノイエ:「私のことなら気にしなくていいわ。この間がそうだったんだから、貸し借りはこれでなし。そうでしょ?」
カイ:「違いない」

募集のチラシを読みながら笑い合う二人。どうするかは決まったようだ。

カイ:「期日は……もう少し先だな。応募は出しておいて、それなりに準備を済ませておくか」
ノイエ:「頑張ってね、元騎士“様”?」
カイ:「その呼び方はやめろと言ったはずだ」

そんなこんなで、カイが今回の天覇の募集に参加することになる。



  [雑談] 絆、いいな
  [雑談] ノイエさんは〈地下戦争〉の登場人物でもあるので、ある意味バトンが渡された
  [雑談] 準備がなかったのでリアルタイム生成でした
  [雑談] 8888
  [雑談] RPについてはけっこう無茶振りするGMなので いつもおつきあいありがとうございます

  [雑談] (動機考えてないなそういや……どうしたものか)
  [雑談] ないならないで大丈夫ですよw そんなキャラ深掘りしてる人ばかりじゃないので
  [雑談] キャラ選択ミスったなーと我ながら思うw
  [雑談] 教会から頼まれた的な流れでも、他に適任いるべ! っていう脳内ツッコミ。うーむ
  [雑談] 他の適任な人は他の仕事に出払ってるとかでもいいし
  [雑談] あ、詩魔法それなりに多いから、でいいか(カリストがlv4までダイブしてるし)
  [雑談] だとするとアリシアは、まぁ貢献的なところが目的になりそうだな。
  [雑談] 教会所属だから経済面はそこまで困窮してなそうだし
  [雑談] 貢献という意味では間違いないですね 唄石不足ということなので
  [雑談] 減ったおかずを取り戻すためでしてよ
  [雑談] 物価が上がったから稼がないといけなくなったんですよ(版上げ)
  [雑談] 版w
  [雑談] 世知辛い
  [雑談] 「またお米を切り詰めないと……かなしい」
  [雑談] オボンヌ値上げのお知らせ
  [雑談] ぶっちゃけ100リーフから200リーフに値上げってめちゃくちゃつらい
  [雑談] オボンヌの値上げでオボンヌにダメージが
  [雑談] エレミアの騎士としてオボンヌの値上げは生死に関わりますよ
  [雑談] 別にエレミアの騎士はオボンヌ同好会じゃないから……w
  [雑談] オボンヌがキチッてるだけで他はまともだから
  [雑談] でもオボンヌの同期周りは苦手になってる人多そうだなと思ってますね()
  [雑談] あちこちに押しつけるから……ミシャとか完全に被害者
  [雑談] なのでヒエン君もちょっと苦手くらいの個人的設定です
  [雑談] 宗教勧誘レベルでオボンヌ推されたら確かに嫌いになりそう
  [雑談] オボンヌ(人間)のオボンヌ(アイテム)ゴリ押しに辟易してる人は多そう
  [雑談] 本編すぎてそこそこ経ってるし、ライナーも多分お偉いさんになってるだろうし
  [雑談] パワハラならぬオボハラを……
  [雑談] オボハラ
  [雑談] wwww
  [雑談] オボンヌは、ありまぁす!!







  [雑談] 地上に人が暮らせるだけの村的なやつはあるんでしたっけ
  [雑談] 今はそこそこあるという設定です



ソル・シエールの地上には、いくつかのコミュニティが成立している。
そこから離れた湖のほとりに、小さな小屋が一軒立っている。

彫刻刀を振るい、ひたすらに、理想とする仏の形に削っていく。
それはこの地域では見ることの出来ない、第三塔で信仰されている仏の形をしている。

まだ未完成のそれの加工を続け、数時間。
太陽が真ん中を通り過ぎる頃に、彼女は作業を止め、外の空気を吸う。


ナツメ:「……」

しばらくの沐浴を済ませた後、彼女は家に戻った。
そして、少し遅い昼食を済ませようとして――気づく。


ナツメ:「……あら、もう買い付けに行かなくちゃいけない頃だったかしら」

クローゼットの下側、6つある引き出しの左真ん中の引き出しの裏。
彼女が村で善行を積んで貯蓄したわずかばかりの資金だ。
……そこにはもう、子供でも数えられる程度の貨幣しかない。


ナツメ:「一人でいると、こういうところをおろそかにしがちね」

買い出しもそうだが、それと同時にいくらかの稼ぎも必要なことを知る。
彼女はいつもの装束と錫杖とバックパックを持って、近くのコミュニティへと足を運び出した……








  [雑談] ヒエン君天覇に協力せよみたいな指令で出向してるみたいな感じでもいいですか?
  [雑談] いいですよ
  [雑談] そういえば今回の依頼の事務所とかってどこにあるんですか?
  [雑談] そこに呼ばれたところから始めたいのですけども
  [雑談] 事務所は天覇内の部局ということになっていますので、呼ばれるのは当日が最初になると思います
  [雑談] あー了解ですー じゃあ自宅に手紙が届いたという事で
  [雑談] ほたる横丁とかってどうなってるんですか?
  [雑談] ほたる横丁はそのままだと思っていいです というかソル・シエール全体がほぼそのままです
  [雑談] ソル・シエールはほんとに変わらないね。行ける場所に地表や他の地域が増えたくらい
  [雑談] 塔の上下を往来する飛空艇がちょっと増えたぐらいか
  [雑談] 了解です ヒエン君の今の家ほたる横丁にあるってことで話進めますー



――ヒエンの自宅――

ヒエン:「プラティナから出て天覇に所属したのは良いものの、見事に平和でつまらない……」

そう言って、椅子に座りぼんやり天井をみながらぼやく。

ヒエン:「天覇にある程度貢献できたらパートナーを見繕ってやる、なーんて言ってたけども実際どうなんだろうなー」

と、そんなことを言っていたら自宅に手紙が届いた。

ヒエン:「はー、地表の調査依頼か、ほたる横丁で喧嘩の仲裁とかの治安維持活動ばかりだったから
  この仕事は楽しそうだな」 と、上機嫌に依頼を見ながら当日の事に想いを馳せ


ヒエン:「おっと、いけない私はエレミアの騎士だ、これは大事な仕事なんだから!
  ……とは言え可愛い子一緒だったら……」


ヒエンはプラティナでは騎士らしい行動に拘り過ぎて女性と全く接点がなかった、
なので今回出会いが無いか淡い期待があったのである。


ヒエン:「さーて、当日かっこ悪い所は見せれないから武器の手入れとかしないと!」



  [雑談] 以上です
  [雑談] ありがとうございましたー シンプルでよい
  [雑談] おつでしたー







  [雑談] 3d50 → 61[35,5,21] → 61
  [雑談] またなんか変なダイス振ってる
  [雑談] も お な ……えーっと この三文字をふくむ名前って難しいな
  [雑談] あー、名前決めの
  [雑談] モナーでいいか(白目)
  [雑談] ( ´∀`)
  [雑談] モナ王
  [雑談] チョコモナカジャーンボ!
  [雑談] もっかいふらせて(血涙)
  [雑談] www
  [雑談] 好きにしてw
  [雑談] 3d50 → 17[10,1,6] → 17
  [雑談] こあか
  [雑談] 湖朱とか?
  [雑談] 赫子
  [雑談] 紅孤
  [雑談] アシュリーさん案でいこう
  [雑談] やった



湖朱:「何でも屋いるー?」
クレッセン:「ここは溜まり場じゃないんですけど……依頼がないなら帰ってくださいよ」
湖朱:「ひどいな、いや今回は真面目に依頼。お金だすのは私じゃないけど」
クレッセン:「また意味不明な事を……聞くだけ聞くから終わったらさっさと帰ってくださいよ」
湖朱:「ん、この求人ね、ちょっと魅力的で応募したはいいんだけど。
  よくよく考えたらこの日程、用事あって私行けないのよね」

クレッセン:「……代打しろと!?」
湖朱:「正解! いやー自由意思で申し込んだのに行けませんで何もしないって外聞悪いじゃない。
  せめてもの誠意としての札を用意したいよね」

クレッセン:「俺はお前の誠意じゃないんですが」
湖朱:「まぁまぁ頼むよ。きっと報酬は(むこうが)弾むからさ」
クレッセン:「はぁ……とりあえず解った。報酬もあって依頼ならやる。でも貸しだから忘れないでくださいね」
湖朱:「んじゃよろしくー。帰るね」
クレッセン:「……台風の予報は出てなかったんですけどね」 置いていかれたチラシを見つつ



  [雑談] 台風w
  [雑談] 苦労人ってことは分かった
  [雑談] なぜペア5組でRTが4人しかいなかったか? きっと一人ばっくれたからだよ
  [雑談] えぇ……w
  [雑談] w



  [雑談] では個別導入はここまで 全体導入に入ります
  [雑談] Echrisはどっちも人間じゃないとだけ
  [雑談] Not人間コンビ
  [雑談] 片方はアルシエル出身ですらないし
  [雑談] 作られたもの同士なかよくしましょ
  [雑談] ですね







  BGM:総合企業複合体TENPA
    from アルトネリコ(バンプレスト/ガスト, 2006)
    Composed by 中河健




――ほたる横丁 天覇本社・大会議室――


一日目の午前。今回の仕事を受けた者たちは、この会議室に集められた。
人数は全部で40人ほど。後方支援を担当する者もいるため、実際の調査活動を行うのは半分くらいだろうか。


ノースロップ:「おはようございます。今回の事業の責任者を務めております、
  地上探査事業部のメドウ・ノースロップです。よろしくお願いします」


演壇に立ったのは比較的小柄な女性だ。年は三十代半ばといったところか。
責任者にしてはやや若く見えなくもない――
とはいえ、同じくらいの年齢の女性が天覇全体の社長だった時期もあるが。


ノースロップ:「今回みなさんに依頼したい仕事は、唄石鉱床の場所の特定です。
  ご存知の通り、唄石はグラスメルクには欠かせない材料であるグラスノの原料鉱石であり、
  これがなければ我々の生活は成り立たないと言っても過言ではありません。
  そして、現在でもグラスメルクを主力としている天覇にとって、唄石の確保は死活問題であり――」


資料画像を交えながらの説明が始まった。最初のうちは募集時の要項にも書かれていたような内容だ。


  [雑談] 第二塔って唄石あったっけ(今更)
  [雑談] 見たこと無くても説明入るので大丈夫
  [雑談] じゃあ説明受けて初めて知ったってことで

ノースロップ:「――H波パルス反響法によるリモートセンシングでは、ホルス右翼には
  あまり唄石が存在しないだろうことが判明しました。おそらくは第二紀の間に採掘が進んだのでしょう。
  そこで我々は探査の範囲をホルスの外に広げ、その結果、唄石の存在度の高さと
  鉱山跡に特徴的な地形を兼ね備えた場所をいくつか発見し――」


しばらくの間、彼女は今回の探査活動の意義とその背景の説明を続けた。
時間が長かったせいか、すでに聞くのに飽きている者もいるようだ。

いずれにせよ、最初に配布された資料によると、今日はこの説明会を終えて昼食を取った後は
唄石の特性と見分け方に関する講習を受けて地表に移動して終わりのようだ。
実際に外に出ることになるのは明日から二日間である。



三十分ほどで彼女の話は終わった。交代で大柄な男が演壇に立つ。


フックス:「ではここから、みなさんにやっていただくことの具体的な説明に移ります。
  天覇地上探査事業部のローランド・フックスと申します。よろしくお願いします」


彼は以前行われた地下調査活動で責任者を務めていた者だ。
その活動では、ちょうど同時期に同じ地下調査を行っていたライバル企業である
メビウスワークス・エレミアとの衝突が発生し、問題になっている。


  [雑談] ありましたねぇ、MWE
  [雑談] (メビウスワークス・エレミアはこっちの勝手な設定の企業 念のため)

フックス:「――量もそうですが、鉱石の質も非常に重要です。
  なので、サンプルとして鉱石を拾ってきてください。その際、それを拾った正確な場所も記録してください」


よくよく観察してみれば、今回ここにいるメンバーには柄の悪そうな者は少ない。
あの時のトラブルを反省して、ある程度は選抜を行ったのだろうか。


  [雑談] 前回はガラ悪い人がいたのか……
  [雑談] 前回(地下戦争)のMWEルートのボスがクソシエールでした
  [雑談] その単語には曰くを感じる
  [雑談] レーヴァテイルの扱いがひどい人……要は量産型ボルド
  [雑談] 量産型ボルドで草
  [雑談] 異星人がいてもいいのか……
  [雑談] いいんじゃないですかね
  [雑談]

フックス:「――今回は事前に調査を行うことを公表し、許可も得ています。
  なので先だってのような事故は起きないはずですが、もし万が一部外者と鉢合わせた場合は、まずは連絡を」


天覇内部でなんらかの方針転換があったのかどうかは分からないが、
彼の口調も以前と比べれば穏やかになっている。


フックス:「――基本的には協力して事を進めてほしいのですが、なあなあになるのもあまり良くありません。
  なので、いい発見や貢献があった方にはそれに見合ったインセンティブを出します。
  みなさんの頑張りを期待します」




説明された内容は概ね以下の通り:

・調査範囲は、おそらく第一紀に露天掘り鉱山だった場所の周辺
 まだ採掘が始まっていない鉱床があると思われる

・各地を回り、鉱石が存在する量を記録し、またサンプルを採取する
 品質の良い鉱石がたくさんある場所ほど有望と思われる

・その他、なにか価値のありそうな物が見つかったならそれも採取し場所を記録すること

・異形の者の出没も報告されている 探索時は常に注意し、遭遇した場合は適宜対処すること
 可能なら討伐することが望ましい

・期間は明日と明後日の2日間 重複を避けるため、1日目のみ探索する範囲に制限がある
 探索と野営に必要な物資は天覇で用意するので出発時に受け取ること

・午後の講習の終了後、飛空艇で地表の村の宿に移動
 その後は自由時間なので各班とも自己紹介などを済ませておくこと

・各班に800リーフずつ配布するので、必要なアイテムがあるなら購入すること
 (購入できるアイテムは後に提示されるリストにあるもののみ)


  [雑談] 800リーフもくれるのか 太っ腹やん
  [雑談] いま各班が持っている残金は、A班から順に 0 700 0 200 100 これに800が足される
  [雑談] Aチーム素寒貧で草
  [雑談]
  [雑談] 財布なくしちゃったから許して
  [雑談] C班もお金ないよ!
  [雑談] うちの班買わなさすぎとちゃうか?
  [雑談] 必要ならもう持ってるアイテム売却して埋め合わせてもいい
  [雑談] まぁありえんと思うけど一応 装備は売れる?
  [雑談] 服売るか?
  [雑談] 裸族
  [雑談] 実質ミュール化はダメです
  [雑談] 装備はちょっと対応面倒なのでパスで



ノースロップ:「それでは、最後に、班分けを発表します。
  まずは1つめの地区、V337-1536のほうから。A班――」


班分けが発表される。席に着く参加者たちは周囲を見回している者が多い。


ノースロップ:「以上です。お昼休憩を入れますので、時間までにまたここに戻ってきてください。
  この間にそれぞれの班でメンバーの自己紹介などを済ませて、それから、班の名前を決めてください」


そうして午前の部は終わった。
すぐに席を立ち部屋を出ていく者もいれば、部屋の中に残る者もいる。




  [雑談] というわけで、シナリオ上はここで班員が対面することになります
  [雑談] 書いてある通り、会ってRPできるタイミングとして昼休みをとっていますので、活用してください







  [雑談] 先にルール説明しちゃいますね けっこう長いので時間取ります

  BGM:説明は君に任せた
    from アルノサージュ(ガスト, 2014)
    Composed by 柳川和樹



では、探索パートのルール説明をします。

(編注:こちらの「探索パートのルール」
 ならびに「シナリオ限定アイテム表」「ランダムイベント表」「探索パートマップ」を参照)


  [雑談] 複雑で頭こんがらがってきた
  [雑談] ルール説明が長くなるのはすみません 多少複雑でも明文化しておくのが大事なので
  [雑談] 複雑なゲームはちゃんと明文化しないと後で困る 遊戯王っていうゲームがそれですごく困ってる
  [雑談]
  [雑談] 妨害もできるのか……
  [雑談] となると動き方次第で大分色々変わるっぽい?
  [雑談] ですねえ
  [雑談] なるほど それでこのマップの形なのか……
  [雑談] 最下位の加護
  [雑談] HPに余裕ある前衛組はガンガン追加探索したいわね
  [雑談] 1日目は小文字のエリアのみ入れるってことですかね?
  [雑談] はい 1日目は小文字エリアのみ、2日目は最外周のa~kが消えます

  [雑談] とりあえずトレッキングポールと寝袋をイヅナさんに渡しとこう
  [雑談] ありがとうございます
  [雑談] トレッキングポールと荷役用ドローンは重複あり?
  [雑談] 重複ありです
  [雑談] お金に結構余裕があるからドローンとポールが両方買えるな。すげぇすげぇ
  [雑談] 売り買いは次の購入フェイズでしかできないのかな
  [雑談] はい ここでしかできません
  [雑談] 夜にできたらリーフ増やしてドローンでも買おうかと思ったが……
  [雑談] 支給品を見れば分かる通り、1日目と2日目の間の夜は各自キャンプなので……




  セッションF-2 2020/03/23




  BGM:ひといき
    from アルトネリコ(バンプレスト/ガスト, 2006)
    Composed by 阿知波大輔



購入処理 決まったらここにどうぞ

  (C/C班 discord上の相談 2020/03/23)
  [雑談] 寝袋は欲しいかなぁと、斧なのでHP無いと死活問題ですので
  [雑談] となるとウタ缶+ポールか鉱物図鑑辺りが丸いかなぁ
  [雑談] 図鑑は確かに強力ですけどポールは悪い効果そのもの無効化に出来るので利点大きいかなと
  [雑談] んじゃポールをもらって 残りどうしよっか
  [雑談] ヒエンさんもポール持つ? それならポール2寝袋2でちょうど800
  [雑談] あーそうっすねじゃあそれで

C班 トレッキングポール2つ 寝袋2つです
C班 残り0リーフ

A班 粗茶2とクッキー売却 ポール1、寝袋1、鉱石図鑑1、おやつ1購入
ポールと寝袋はイヅナ 鉱石図鑑とおやつはアルキバ

A班 売却により+450で1250リーフ そこから1200リーフ使用

B班 ポール1、ドローン1購入
ポールはアリシアさん、ドローンは自分(=カイ)で

B班 残り200リーフ

D班 アイス丼×2、オボンヌ×2売却、ドローンとポール×2、寝袋1です。
ドローンはカンナが、寝袋はヨーコさんに持っていただきます。

D班 売却により+700で1700リーフ 全て消費

  [雑談] きっと交互に寝袋で寝るスタイル
  [雑談] ヨーコは機械だから痛そう
  [雑談] なお1泊だけの模様
  [雑談] なんやてー!?
  [雑談] じゃあきっと寝袋の譲り合いでもするんじゃないかな……?

  [雑談] 買い物どうしましょうー こっち氷砂糖売ってドローンもありかなとは思ってるけれど
  [雑談] ドローンか寝袋がいいけどそんなお金あったっけー、で思考が止まっていた記憶
  [雑談] E班は900リーフ アイテム売却しても1200リーフが限度
  [雑談] 全部売れば寝袋二つとドローン一つがそろうけど
  [雑談] いろんなものは現地調達……?
  [雑談] いろんなものとは一体 テントとか食料とかは支給品に含まれてる
  [雑談] 回復アイテムとか……
  [雑談] 回復アイテムはここでは調達できません 素材買ってグラスメルクするくらい
  [雑談] もう回復なんて知らぬと脳筋プレイに走ってもいい気がする(双方遠距離武器だし)
  [雑談] ……ドローン買っていいですか?
  [雑談] こっちは氷砂糖売ってドローン買いたいと思ってる
  [雑談] 寝袋はいります?
  [雑談] 探索途中での受け渡し は無しだよね
  [雑談] 班をまたぐ受け渡しはなしですが班内の受け渡しはいつでもどうぞ
  [雑談] なら最悪一つでも 一番傷ついてるほうが使う で行けそうな気はするかな
  [雑談] アシュリーさんのほうはネジは手放したくないだろうし……?
  [雑談] できれば……
  [雑談] それじゃドローン一つと寝袋一つでいいかな
  [雑談] 寝袋は戦闘とかひいちゃったときにHP減ってるほうが使うって感じで

氷砂糖を1つ売ってもらってドローンを買います
ついでに寝袋も一つだけ購入 ドローンも寝袋も何でも屋が背負います
E班 売却により+200で1100リーフ 残り0リーフ

B班のみまだ200リーフ残っているので、もし追加の購入があるなら今日のセッション中は受け付けます





[A/チーム・リステア アルキバ・イヅナ]



説明会の午前の部が終わり、めいめいに休憩時間を取る参加者たち。
そんな中、アルキバはチームメンバーと指定されたイヅナを探し出し、昼食を共にすることを企てる。
果たして、見つけるところまではスムーズにいった。


アルキバ:「……なぁ、お前がイヅナさんで良いのか?」
イヅナ:「むぐむぐ……うん? そうだけど」 お弁当食べながらそっち見ます
  「あれ、君は……えっと、アルキバ君でいいんだっけ? 一緒の人だよね、確か」
アルキバ:「ああ、俺がアルキバだ。今回はお前とチームのようだ……よろしく頼む。相席してもいいか」
イヅナ:「おー、いいとも! どうぞどうぞ」
アルキバ:「では、失礼して」 向かいの椅子に座って、自分のお弁当を広げる

アルキバ:「……俺たちはA班、ということらしいな」
イヅナ:「んぐ……そうなるね。そうだ、せっかくだから聞きたいって思ってたんだけど、アルキバ君は何ができるの?」
アルキバ:「……特殊な技能は持っていないが、頑丈さと腕力ならそれなりに。
  そういうお前は……俺と組むということは詩魔法使いか?」

イヅナ:「そうなるかな。というか、今のところ謳うことしかまともにできないんだけど。
  まあ回復とか攻撃はそこそこできるよ。これでも色々旅してきたからねー」

アルキバ:「回復が使えるのは心強いな」 少しだけ口角を上げる

イヅナ:「そういえば、班ごとに名前つけるとか言ってなかったっけ。何かいい案、ある?」
アルキバ:「いや……そうすぐには思いつかないが。
  何か、俺たちの共通項みたいなのが有れば良いんだが。出身地とか……」

イヅナ:「だよねー、簡単に出てくるわけないよねー。私はメタ・ファルスからきたんだけど、そっちは?」
アルキバ:「俺はソル・シエール、ホルスの翼の出身だ。生まれた土地はダメか……
  なら、誕生日や好物ならどうだ? 俺は4月の生まれで、好きなものは色々あるが……まぁ、チョコレートが好きかな」

イヅナ:「私もチョコレートは好きだよー。ってアルキバ君4月生まれ?
  奇遇だね! 私も4月生まれなんだよー」

アルキバ:「ほう……面白い偶然もあったものだな。
  せっかくなら、4月の要素を取り入れたいな。何かアイデアはないだろうか」

イヅナ:「4月……かぁ。うーん、花とか……はあんまり知らないしなあ。
  4月っていうと、紅……なんとかとも呼ばれてたような気もするけど、なんだっけ?」

アルキバ:「紅……もしかして、リステア神のことか? 確か4月の守護神だったか」
イヅナ:「あーそうそう、それ! 紅禰命。別名がそっちなんだよね」
アルキバ:「なら、そこから名前をとって、チーム・紅禰命……は、ちょっと語呂が悪いか。
  チーム・リステア。これならどうだ?」

イヅナ:「おお、おしゃれだね! いいかも!
  じゃあ私たちはこれから、チーム・リステアってことで! よろしくねー」 
席を乗り出して握手しようとする
アルキバ:「あ、ああ。よろしく頼む」 一瞬面食らった様子を見せつつも、頷いて握手に応じます



  [雑談] この後相談して購入物資決めましたということで
  [雑談] そういう意味だったのね チーム名
  [雑談] です 2人とも4月生まれだって気づいたので
  [雑談] いやはや、緊張した
  [雑談] まぁ最初のうちは緊張するのはしょうがない 誰だってする
  [雑談] 楽しくキャラで会話出来たし
  [雑談] するする打てる指に対し終始動悸がやばかったという
  [雑談] 私だって、今くらいのゆるい会話RPくらいならもう緊張もしないけど、
  [雑談] ドシリアスなシーンとか重要なシーンをGMで回すとなるとめちゃくちゃ震えますし
  [雑談] アルキバ君のRPは若干そっけない感じだけど、初対面の人相手で距離感測ってる最中って感じなので
  [雑談] イヅナは全然そういうの気にしない感があるなー なんとなくだけど
  [雑談] というか正直未だにキャラがふらっふらしてる
  [雑談] ふらふらしたままでも、固まる時は固まるでしょうし 自分のペースでRPしていくのです
  [雑談] それじゃあのんびりやっていきますー





[D/Echris カンナ・ヨーコ]



  [雑談] ところでRPどうしましょ
  [雑談] 初めは仕事上で偶然出会うというくらいかな
  [雑談] きっと危ないところを助けてもらったんでしょう そっからカンナが周りをぐるぐるしてる……とか?
  [雑談] バターになるかもしれない
  [雑談] ぐるぐる
  [雑談] ww



あたりを見回してパートナーを探すヨーコ。どうやら彼女かこのミッションのパーティーメンバーらしい。

ヨーコ:「ねぇ」 早速声をかけてみる
カンナ:「はい? ……ああ、もしかして今回のパートナーって。
  こんにちは! 初めまして、カンナって言いますー! 短い間だけどよろしくね!」

ヨーコ:「よろしく。私、ソルシエールの教会で騎士やってるヨーコ。
  あんまり戦闘は得意じゃないけど頑張って守ってみるね」

カンナ:「教会の騎士! すごいなあ……こんなとんでもない美人で強いなんて。
  まるで人間じゃないみたい……なーんてねー!!!」

ヨーコ:「え、もしかしてばれちゃった……」
カンナ:「え? ……もしかして貴女もそうなの? ……そっか、久しぶりだなあ。
  うんうん、きっと旅のことなら先輩だし、なんでも聞いてね」

ヨーコ:「あ、ありがとうございます」
  (よかった~。どうやらレーヴァテイルと思われているみたい)

カンナ:「これからよろしくね! ヨーコさん!」

ヨーコ:「ところでこのパーティーD班というけどそれじゃ味気ないから、
  何か特別なパーティー名を付けてみるのはどうです?」

カンナ:「特別なパーティ名? うーん……? 何かいいアイデアがあるの?」
ヨーコ:「私が前にいたところではそれぞれ特徴のあるパーティー名で少数で作戦行動をしていたから、
  何かあれば落ち着けると思ったのですが」

カンナ:「うんうん、そういう理由ならいいと思うよ。あれ、騎士の前にも何かやってたの?」
ヨーコ:「うーん、この戦い方はパートナーとの共鳴が大事と騎士の訓練で習ったから……。ヒュムノスでいうとEchrra?」

  [雑談] そこからだったのか! なるほど
  [雑談] です
  [雑談] おしゃれだなぁ

カンナ:「えくら……うん、いいな」
ヨーコ:「そこに私の出身地の言葉を掛け合わせて……Echris(共鳴する者たち)ってところでどうでしょう」
カンナ:「いいと思う! すごいよヨーコさん! 素敵な名前だと思う!」

カンナ:(でもさ、出身地ってことは……あれ? 同郷ではない……?)
  「……うーん、ま、いっか!」
ヨーコ:「よろしく」

カンナの手を握るヨーコであったが、手を握ったカンナは少々不思議そうな顔をしていた……



  [雑談] この手のはかなり時間をかけてやる派なのでもっと即興力を高めねば……
  [雑談] 十分すぎるほどだと思いまっせ
  [雑談] 実際十分すぎるほどだと……





[C/C班 ナツメ・ヒエン]



  [雑談] ロールプレイも決めておけばよかった(
  [雑談] 強く当たって流れでやれば大丈夫かもしれない
  [雑談] まぁノリで何とかするかなー
  [雑談] ヒエンさんのノリに合わせてそっけなく色々決めてこうって考えてる
  [雑談] んじゃ状況適当に考えるんでできたら行きましょう
  [雑談] ただC班キャラサバサバしてるから速攻で終わりそう
  [雑談] まぁぶっちゃけ速攻で終わっても大丈夫かもなどと思ってる
  [雑談] ならC班速攻で終わらせましょう()



今回の“善行”の説明会と人員割り振りが決まってすぐ。
チームの顔合わせを考え、ナツメはヒエンと呼ばれた男の元へ足を運ぶ。
二人が遭遇したのは、会議室を出て間もないタイミングだった。


ナツメ:「もし、そこの貴方。ヒエンさんで間違いないですか?」
ヒエン:「えぇ、そうですよ、貴女が私のパートナーということで良かったですか? えー……っと」
  パートナーをいきなり当てがわれ、緊張で名前が飛んで目をそらし
ナツメ:「ナツメ・ジュンマールです。よろしくお願いしますね?」
ヒエン:「あぁ、ナツメさんですね、今回はよろしくお願いします」 と騎士らしく一礼をする
ナツメ:「どうも。……さて、この後ご予定はありますか?」
ヒエン:「いえ、特にはありませんよ」
ナツメ:「そうでしたか。それなら、今のうちにやれることをやっておきましょう。
  例えば、私達の班の名前とか」 見つめながらにっこり

ヒエン:「あー。そうですねぇ、確か暫定C班でしたっけ?」
  と、女性に微笑まれることが無かったので考えてる振りをしながら目をそらし

ナツメ:「えぇ、合ってますよ。ただ、こちらから振っておいてなんですけど、特にこれと言ったものは思いつかなくて……
  ヒエンさんは何か案がありますか?」

ヒエン:「うーん……生憎と、私も特に案がなくてですね……暫定C班だからC班でいいのでは?」
ナツメ:「なるほど。あれこれ考えるよりはその方がいいかもしれませんね。それでいきましょう」

  [雑談] この班こういう感じの二人で行きたい
  [雑談] ノルマ達成したけどどうします?
  [雑談] じゃあヒエン君の童貞ムーブでそそくさ逃げる様に去るオチでいいですか?
  [雑談]
  [雑談] いいですよ

ヒエン:「っと、ナツメさん当日はよろしくお願いしますね!」
  と用も終わり女性と話すことに耐えられなくなり早口で話を切り上げにかかる

ナツメ:「はい、こちらこそ」 笑顔で返します
ヒエン:「あ……そっ……そういえばっこの後ほたる横丁の巡察の仕事がありましてー……で……では失礼しますね!」
  と女性の免疫が無い彼にとって笑顔で返されたことはどんな強力な詩魔法よりも強烈な一撃であった、
  そのまま逃げる様にその場を去った


  [雑談] しっかり逃げたw
  [雑談] ノルマは達成したぞ!

ナツメ:「えぇ、また、あした……」 逃げ去るヒエンを見て言葉尻が弱くなる
  「……明日、基本二人きりだけど、大丈夫かしら」 一人うそぶく



  [雑談] いいRPだった
  [雑談] 88
  [雑談] なんていうか 班名らしい感じの2人だった

  (この段は事前のC班のdiscord上での相談 2020/03/10)
  [雑談] 共通点から班名作ろうと思ったんだけど ヒエンさんの設定とかあったりします?
  [雑談] エレミアの騎士ってことくらいっすかねぇ~ あとは性格はかなり合理主義な感じです
  [雑談] ナツメは優しい宗教家って設定なので かすらねぇ……
  [雑談] 両方ともこの仕事に死ぬほど興味なさそうだから暫定C班で、と上からお達しあったということで
  [雑談] この二人ならもうC班で良くない?とか言いそうですね
  [雑談] 確かに「金がないから依頼受けただけ」だもんなぁ……
  [雑談] ヒエン君も上から天覇に手を貸すようにと言われただけなので
  [雑談] じゃあC班って名前にするか
  [雑談] そうっすね





[B/Innocent Philia カイ・アリシア]



  [雑談] そういえば班わけの発表の時って、名前を口頭で伝えただけでいいんでしたっけ
  [雑談] 口頭で伝えて挙手してもらった くらいな感じ
  [雑談] 口頭だけだったら名前で判断はつかないだろうからどうかと思ったけど杞憂であった
  [雑談] リアルの自分だったら挙手されても誰か判別できないなw
  [雑談] w
  [雑談] あるある

  [雑談] 基本アリシアさんがどうするかになりそうなんだけど(カイくんは普通に喋るだろうし
  [雑談] カイくんは「」で台詞、()で思ってること、地の文は行動とかとか、そんな感じになると思うけど
  [雑談] アリシアさんは筆談になる分、なんか別の形式が欲しい。「」だと普通に喋ってるように見えるだろうし
  [雑談] アリシアは『』がテレモ文字、()が思ってる事。「」使うとすれば例の緑魔法使う時かな
  [雑談] あー、詩魔法か。それはありか
  [雑談] カイさんは人間だからたぶんヒュムノスを理解できないかもしれないけど、想いというか感情としては
  [雑談] 多少伝わりやすくなる、って感じになると思う
  [雑談] カイくんヒュムノス語わかんないよたぶん
  [雑談] うん、じゃあざっと感情が読みやすくなってる感じだと思う。ほむ……
  [雑談] どうするのがいいかなぁ……アリシアさんの方で何かあったらとりあえず詩魔ぁ……?
  [雑談] まぁ基本はテレモ文字見せる筆談だから、詩魔法使う機会は少なそうではある……
  [雑談] 少なくとも、どうにかしてカイくんに気づかせる方法が必要な気がしている
  [雑談] まぁポールをコツコツするのでもいいと思うけれど
  [雑談] 声をかけられるまで気付けないタイプなのよねぇ。こちらから、となると肩を軽くとか……?
  [雑談] 一定の間隔で◯回みたいな決め事があれば反応しやすいかと
  [雑談] 決め事?
  [雑談] 必ずしも肩を叩けるほど近くにいるとは限らないから、
  [雑談] 少しだけでも離れてて何かあった時に知らせる方法を予め決めておきたい
  [雑談] あーそれもそうだな
  [雑談] あれだったら残りの200リーフをそれのためのフレーバーアイテムに使うとかもいいかもしれない
  [雑談] 何が使えるかな。フレーバーで考えようとしても今すぐ出てこないや
  [雑談] 呼び鈴みたいなのがあればいいのか?
  [雑談] 音で知らせるか、あるいは豆粒みたいなのを投げつけるとか
  [雑談] 相互通信で使える、ボタン押したら振動する機械か何か、そういうのがあると楽かもしれない
  [雑談] そのくらいなら2000円あればできそうなのであってもいいとします
  [雑談] あー、道具の名前は出てこないけど、そういうのあると便利そう
  [雑談] 名前は出ない。まさにw
  [雑談] トランシーバーとはまた違うしな
  [雑談] 意図伝輪?
  [雑談] 糸電話w
  [雑談] わかりやすく遠隔振動装置でいいんじゃない(テキトウ)
  [雑談] 遠隔振動装置、分かりやすい
  [雑談] じゃぁ200リーフそれでフレーバーにするかぁ
  [雑談] ……となると、昼休みRPはあったほうがいいね?
  [雑談] ですね。例の遠隔振動装置を渡す過程も必要かもしれない
  [雑談] よし、その方向でいこう



昼休み。別に移動する人を避けながら、班わけ発表で一緒に手が上がったところへ。

カイ:「君がアリシアさん、で間違いないか? 同じB班のカイだ。よろしくたのむ」
アリシア:「……」 (同じように、班分けの際に挙手していた人を探して歩いている。その表情は不安そうだ)
  「?」 (声をかけられ相手に気付くと、慌ててパット型のテレモを取り出した)

アリシア:『カイさん、ですね。よろしくお願いします』
  
(テレモの文字を相手に見せながら、軽く礼をした。少し緊張している様子)
カイ:「こちらこそよろしく。俺に見せているその画面……なるほど、君は喋れないのか」 アリシアの様子から推察
  「――いや、悪く思う必要はない。それならこちらが対応を合わせればいいだけだからな」
アリシア:「……」 (少し申し訳なさそうに頷き)



カイ:「さて、まずは各々のスタイルを確認しておこう。俺は前に立って牽制するタイプだが、君はどうだ?」
  安全装置がつけられたハンドガンを示しつつ

アリシア:『私ができるのは、守るため、敵を退けるための詩魔法です。
  ……今回は、貴方に守られる形になるかもしれませんね』 
(相手の装備を見て、自分の役割を認識した様子)
カイ:画面の文字を確認しつつ 「なるほど、レーヴァテイルだったか。それなら、何かあったらその方向でいこう。
  今回は採掘、つまり体力はそこそこ要求されると思うが、そこはどうだ?」 ちゃんと聞き取れるようにゆっくり話す

アリシア:『話す事はできませんが、謳う事はできるようになりました。お役に立てれば幸いです。
  体力は……よほどの事がない限り大丈夫だと思っています』
  
(教会で遠征等には参加していたようだが、こういった採掘等は初めてなので断定的には書けず)

  [雑談] 買えるものリストみたいなのはどこかにあったりするのかな。あるいは資料が配られている?
  [雑談] 実はそこらへん何も考えてない
  [雑談] んじゃてきとーにやろー
  [雑談] アリシア、言葉の重み気にするタイプだな……
  [雑談] いいね
  [雑談] 一部の私はその気があるかもしれない

カイ:「わかった。そうなると必要になりそうなのは……」 最初にもらった資料を広げて確認
  「君が一応持っておいた方がいいのはこれか」 トレッキングポールを示しつつ
  「ちょっと高いが、こいつは便利だな。荷物持ちが1人分増えることになるだろうから」 荷役用ドローンを示しつつ
アリシア:(相手の言葉に頷く)

  [雑談] 地図見ればなんとなく分かる通り けっこう高低差がある地域
  [雑談] (この等高線描いてて楽しかった)

カイ:「……」 全部見たところで一度沈黙
  「……他に、何か必要なものあるかい?」 一応聞いてみる
アリシア:『私はこちらから声をかける事ができないので、離れていても何かあった時に
  分かるような物が必要かもしれません……』 
(相手の言葉に頷きつつ問われると)
カイ:「たしかにそうかもしれないな。通信機器みたいなものがあるならいいんだが」
  ざっと通し見ただけなので、今度はじっくり資料を見て
  「――お、これならどうだ?」 遠隔振動装置を示す

  [雑談] 簡易通信機あるじゃんって思ったけど振動しないものってことにしておこ。声出せない人にゃ意味ないし
  [雑談] 簡易通信機は通信先が固定されてるトランシーバーみたいなやつです 各班1個、本部と連絡するためのもの
  [雑談] 本部だけか。それじゃ無理だな。サヨナラバイバイ
  [雑談] 俺はコイツと旅に出る(イッツアピカチュウゥゥッゥゥゥゥーーーーーー!!!!)

アリシア:「……!」 (相手の指し示すそれを見て、驚きつつ少し嬉しそうに)
  
『これなら何とかなるかもしれません』 (相手の指し示すそれを見て、驚きつつ少し嬉しそうに)
カイ:「……決まりだな!」 こちらも頷く
  ということで、トレッキングポールを1つ、荷役用ドローンを1つ(ここまでは事前購入済)、
  遠隔振動装置(フレーバー、200リーフ)を購入




カイ:「あとは班名か。自由に決めていいって話だったが……生憎とこういうものはなかなか難しくてな」 頭を悩ませる
アリシア:「……」 (自分も悩む。共通点を見出そうにも、相手の事をよく知らない)
カイ:「まぁ、まだ時間はあるだろうし、ゆっくり決めよう。まだ互いのことも全然知らないしな」 小さく首を振る
アリシア:『そうですね。お互いの話の中から、班名も浮かぶかもしれませんね』 (頷き)

お互いに話す中で班名も代表者も決まり、代表者となったカイはそれを報告した。



  [雑談] 割と率先してRPしてしまったがはたして問題なかっただろうかという一抹の不安
  [雑談] さっきの話見た感じはこれも杞憂かなとは思っているけど
  [雑談] 2人だと片方がリードする役に回るとやりやすいってのはよくある
  [雑談] むしろ助かりました……降霊しないまま強行してたのでw
  [雑談] いいんじゃないかな。私もまだキャラかっちりしてないし
  [雑談] 率先しても相手がしゃべりやすいように立ち回れてれば問題なし
  [雑談] 互いの方向性はしっかり決まったから御の字である





[E/遊星歯車 クレッセン・アシュリー]



クレッセン:「私とのペアは……貴方でしたね。同じE班として仲良くしましょう」
  班分け終了後に迷わず相手の所に向かって

アシュリー:「ええ。短い付き合いだとしても、よくありたいわ。よろしくね」 と片手を差し出します
クレッセン:「最悪の場合、命を預ける相手になり得ますしね」 握手しつつ
  「とりあえず互いの得物とできることの確認、それから探索用装備の購入、
  そして班の名前を決める、の順で処理しましょうか」

アシュリー:「そうね。……私の獲物はこれよ」 背中に背負った銃を軽く動かして
クレッセン:「ありがとうございます。私の得物は武器は弓です。
  とはいっても戦闘本業ではないので、メインは今回の場合探索補助ですかね」

アシュリー:「……お互いに遠距離武器なのね」
クレッセン:「謳う専門のレーヴァテイルがいない組としては上々でしょう。
  最悪でも双方互いに引き撃ちである程度は持っていけます。時間はかかりますが……
  っと、次は探索用の補助具でどれを買うかですね」

アシュリー:「個人的には、このドローンってのが気になりますね。
  私はなるべく身軽でいたいし、何か見つけてもこれに持たせちゃえばいいんじゃないかなと思ってるわ」

クレッセン:「同意見ですね。互いにある程度身軽な方が良さそうですし。
  お金は……足りない分はこちらで何とかしておきましょう」

アシュリー:「……すみません。その分働いて返すわ」
クレッセン:「謝る必要はないですよ、私のためでもありますし」

クレッセン:「さて、わりかしサクサク物事が決まっていったのでもう最後ですね……
  班名を自由に決めて良いとのことですが」

アシュリー:「そういうのを決めるのは、あまり得意な方ではないわね……」
クレッセン:「成程、ではこちらで適当に候補を考えていきますね。
  もし気に入らなければそうと言ってください、別のを出します」


クレッセン:「……そうですね、まずは『遊星歯車』。からくりの一つですね。
  二本の軸が同軸上にあってどちらを主軸と置いても機能する面白い物です。
  今回で言えば、互いに遠距離武器という同軸にあり、どちらを主軸においてもある程度は問題なく戦えるでしょうし」

アシュリー:「ほぉう……そんな面白いものがあるのね。その名前、いいんじゃないかしら」
クレッセン:「ではそれで。あと忘れてましたが班としての代表も決めないといけなかったですね。
  やりますか? 苦手であるならこっちでやっときますけど」

アシュリー:「うーん……ずっと隠れて引き撃ちしててもできるものかしら」
クレッセン:「嗚呼、それは…… 不安が残るのであれば無理してやろうとしなくても大丈夫ですよ。
  代表もこちらでやっておきますね。一応心得もありますし」

アシュリー:「何から何までごめんなさいね」
クレッセン:「大丈夫です、慣れてますから。
  では買い物と班名・代表者決定の報告をしてきますねー」

アシュリー:こくんとうなづきます

アシュリーさんと別れてもろもろの行動を済ませる為に一人サクサク動くクレッセンさんでしたが
残すは報告だけとなった時に足を止めます


クレッセン:「……勢いで遊星歯車って決まっちゃったけど、
  これ歯車同士の精度が高くないとすぐにガタガタになって破綻するんだよね……
  まぁ……短い付き合いだけど上手く踊れる事を願うしかないかな」

名前なんて記号でしかないしそれで結果が左右されるわけじゃなからいいかな と気を取り直して報告に向かいました




  [雑談] クレッセンさんのこういうところすき
  [雑談] 遊星歯車は要求精度が高いけどギアチェン系統をかなりコンパクトに構築できるロマンのある機構だと思います
  [雑談] あと名前がかっこいい()







  [雑談] 次回までに初期配置位置をどこにするか決めてもらいます
  [雑談] いわゆるドラフト方式です どこを希望するか同時に宣言して、かぶったらかぶったところで抽選になります
  [雑談] なので、どこを希望するかその時に一斉に宣言しますので、どこにするかを次回までに決めてきてくださいね
  [雑談] 見えてる情報の限りだとどこでも大差なさげ
  [雑談] 初期配置地点は外周の1~7ですが、これがそのまま1日目の行動順になります
  [雑談] つまり番号の小さい(拠点から近い)方が早く行動できます
  [雑談] 右上の方のちっちゃいやつが拠点って事だったのね
  [雑談] です あれがこのあと行く村
  [雑談] んーC班だから3かなぁ()
  [雑談] www
  [雑談] どこの班もよそに喧嘩売りそうな装備してないし、ラッキーナンバーとかで考えてもいいでしょ()
  [雑談] 花火持ちはいない

  [雑談] 点数ですが、リソースウィンドウで管理します
  [雑談] 今回は経験点・探索パート・戦闘パートの3種類のハンディキャップがあり、
  [雑談] それぞれのパートが始まる時に加算されます
  [雑談] 具体的な点数もここで発表しますね

・経験点ハンディキャップ 各班の経験点合計を求め、一番高い班から10経験点差がつくごとに1点
  A/チーム・リステア 経験点80 HC2
  B/Innocent Philia 経験点105 HC0
  C/C班 経験点90 HC1
  D/Echris 経験点105 HC0
  E/遊星歯車 経験点100 HC0

・能力値ハンディキャップ 力系/詩魔法・耐久・素早さ系・感知系/伝達力系・幸運の5系統について
 2人とも期待値が概ね12未満ならばそれぞれ1点
  A/チーム・リステア 素早さ・幸運 HC2
  B/Innocent Philia 素早さ・幸運 HC2
  C/C班 耐久・素早さ・幸運 HC3
  D/Echris 素早さ・幸運 HC2
  E/遊星歯車 (なし) HC0


  [雑談] 以上 Aから順に、4,2,4,2,0からのスタートです
  [雑談] 戦闘パートのハンディキャップはそのときに発表
  [雑談] ハンデ合計点はチームリステアとC班がトップ
  [雑談] これはC班来たな!
  [雑談] 最初が低いE班はそのぶん最下位の加護を受けやすいということでもある
  [雑談] ハンディ無しwww




  セッションF-3 2020/04/06




  [雑談] 今日から探索パートに入ります
  [雑談] それぞれの班は初期配置の予定地を決めましたかね? あとでいっせーので言ってもらうので
  [雑談] もしまだ決まってない所は……代表者の一存で決めるようにしてね
  [雑談] 第二候補までさっき決めた
  [雑談] こちら決定済み
  [雑談] 決まってました
  [雑談] 候補は2つあったっけな。順位もつけてある
  [雑談] いけるー
  [雑談] よしOK







午後の部では、唄石に関する講習を受けた。
見分け方としては、叩いたときの澄んだ音、割った時の反応で現れる振動や音や光、
あるいは強い思いを込めてヒュムノス語を唱えたときに光ることもあるらしい。
講習の途中で一時誰かが部屋の外で騒いでいたようだが、他は特に何事もなくこの日の説明は終わった。

すぐに飛空艇で地表の村に移動した。三時間ほどかけて到着した場所は、湖のほとりの小さな農村だ。
村に一軒だけの宿は貸し切り状態であり、天覇一行は食材が乏しくともよく工夫された食事でもてなされた。

本格的な調査は明日から始まる――




  [雑談] 部屋の外で騒いでたの誰だw
  [雑談] 誰だろう
  [雑談] 伏線っぽそう







  BGM:はじまりの村
    from ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル(スクウェア・エニックス, 2003)
    Composed by 谷岡久美




あくる日。空はよく晴れ、朝の涼やかな風が家並の間を通り抜ける。
彩音回廊の効果範囲を大きく外れた場所ではあるが、これから二日の活動期間の間は天候に恵まれそうだ。

朝食を終え、それぞれ出発の準備をし、宿の外へ。すでに二機の小型飛空艇が待機している。
どこから調査を始めるかによってどちらの飛空艇に乗り込むかが異なるようだ。



アルキバ:「おはよう。……よろしくな、イヅナさん。よく眠れたか?」
イヅナ:「おはよーアルキバくん。こっちは変わらず元気だよー」
アシュリー:「おはよう……」 とまだ少し眠そうな顔をしています
ヒエン:「まずい、緊張であまり眠れなかった……」
アリシア:「Fou paks wa exec……」 (少し緊張する……)

  [雑談] さっそくヒュムノス語
  [雑談] 想いを出して、という意志が囁いた。けど喋れないのでヒュムノスロールをするしかなかったり
  [雑談] 想音の有効活用

カンナ:「おはようヨーコさん! よく眠れたー?」
ヨーコ:「いやー朝は低血圧がひどい」

  [雑談] 低血圧……?
  [雑談] ヨーコは少し異常をきたしているイメージ

カンナ:「低血圧かあ……これから山登りだし、ちょっとあっちでストレッチする?」
ヨーコ:「各部動作異常なし……」 ブツブツ
  「え、なんだって」
カンナ:「大丈夫かな……?」
ヨーコ:「ここでもフォトン濃度が低いのね。本来の戦闘スキルは限定的になるか……」
カンナ:(大丈夫かな、ヨーコさん……朝が弱いのかも?)

イヅナ:「いやーそれにしてもいい天気だね。これこそハイキング日和って感じだ」
アルキバ:「そりゃあ良い、確かに顔色も良いようだし。天気も良いと……気分も上向きになる」 薄く笑みを浮かべる
イヅナ:「そっちも大丈夫そうで何よりだよ。改めて、今日からよろしくね」
アルキバ:「ああ。頑張ろうな」 一つ頷く
イヅナ:上機嫌ながらにこくこくと頷きます

クレッセン:「皆おはよう。ライバル関係とはいえど本題は会社の利益なのだから、協力しあって頑張りましょう」
カンナ:「はーい! 一緒にがんばりましょーね!」
アルキバ:「……そうだな。協力し合えることを願う」
アシュリー:「そうね。競い合うことだけに一生懸命になったら終わらない」
カイ:「二日あるのだから、1日目にバテて2日目は何もできませんでした、じゃぁ困るだろうしな」

ナツメ:人混みのなかヒエンを見つけて
  「あら、ごきげんよう、ヒエンさん。顔色が優れないみたいですが、大丈夫ですか?」

ヒエン:「あっおはようございますナツメさん、このような調査任務自体慣れてなくて緊張してしまいましてーハハハ」
  本当はパートナーと仕事ができるというのに舞い上がって寝れなかっただけ

ナツメ:「仕事ですから、力みすぎない方がよろしいかと。ほら、あの辺りの人たちぐらい軽くても構いませんよ?」
  D班の二人辺りを示しながら

ヒエン:「そうですね、今日は怪我しない程度に頑張りましょう」
ナツメ:ヒエンの反応を見てにっこりしてから
  「……そちらの方々も、お互い助け合いましょうね」 全員に向けて挨拶した人(クレッセン)の辺りに呼びかける
クレッセン:「ええ、いがみ合った結果ろくに結果を残せないなんてことになってはまずいですからね」

  [雑談] はてさて全員協力なんてできるんだろうか()

イヅナ:「しっかしここまで人が多いのも新鮮だなぁ……本当にいろんな人が参加してるんだね」 きょろきょろしながら
アシュリー:「……ちょっと騒がしいくらいだから、本番はコンビでよかったかも」
アルキバ:「都市部に行けば、これくらいの人混みは珍しくないが……
  ここまで多種多様な連中が、同じ目的のために揃うのは、確かに新鮮かもしれない」

イヅナ:「そうだね。こういう感じなのは……本当に大陸の時ぐらい? かなぁ」 昔のことを思い出しつつ

  [雑談] 大陸の時 メタファリカの時か? いいねぇ こういう原作要素
  [雑談] いえす ギリギリI.P.D.として一緒に謳ってたんで
  [雑談] 覚醒時期がその直前
  [雑談] PCは「メタファリカ? あー隣国だっけ?」くらいの認識だからPCでは根掘り葉掘りできないけどw
  [雑談] まあぼんやりと独り言程度ならと言っただけなんで……w

  [雑談] 人多すぎて何が何やら 人混み感凄い
  [雑談] 雰囲気出てるね
  [雑談] PL10人はしかたない
  [雑談] 賑やかっすわー。文字がどんどん流れていく
  [雑談] これだけ多いと大変だよぅ
  [雑談] 流石にPC10人+NPCは頭ハジケ祭りしそう
  [雑談] そう思って今回はNPC少ないのだ
  [雑談] 今の所出てきたNPCが依頼人ぐらいか
  [雑談] ありがたや これでNPCもそこそこだったら脳内処理が死んでた



フックス:「おはようございます。皆さん、まずはこちらで支給品を受け取ってください。
  そうしたらお手元の地図をご覧ください。まず――」









マップの説明:
最外周の1~7が初期配置地点 行動順はこの数字の小さい順になる
外周のa~k(青)が2日目に探索できなくなる地点(移動は可能)
内側のA~L(黄・赤)が2日目専用の地点(1日目のみ移動も不可)
探索パート終了時に内側にいる方が戦闘パートが有利になる



それでは初期配置を決めてください。処理は以下の通り:

1.全てのPC(代表者だけでなく)は希望する初期配置地点を宣言する
 宣言はGMで合図をしたら一斉に行う 重複がなかった班はそれで決定
2.重複した場合、該当する班の全員がそれぞれ1D100を振る
 最大値を出した人の所属する班が当選、決定
3.外れた班と残った初期配置地点だけで再び1~2のステップを繰り返す

通信のラグに対する保険として、全員に宣言してもらう形になります。
なお、この場面に限らず、班員同士の相談に秘話を使っても構いません。
秘話を使った場合は、相談終了後に発言モードを全員に戻すのを忘れずに。


  [雑談] では、これからGMが3,2,1,0とカウントダウンしますので
  [雑談] 0が見えたら各班は希望する初期配置位置を発言してください
  [雑談] 代表じゃなくて全員よね
  [雑談] 全員ですよー(もし万一2人の班員で別のこと言ってたら代表者優先)
  [雑談] ではいきます



(宣言結果  A:7 B:5 C:7 D:6 E:6
まずB班5が決定

  [雑談] だだかぶりじゃねーか
  [雑談]
  [雑談] あら5番不人気だわ
  [雑談] かぶってるねえ
  [雑談] 2がせいかいだったかー
  [雑談] 全員右のほうだな!
  [雑談] みんな後手とりたい病
  [雑談] そうだよなぁ!!!! 67強ポジだもんなぁ!!!!!!!!
  [雑談] こちらは第二候補すら被らなかったので多分思考回路が違う

次に位置6のD班E班での決戦 D班E班は全員1D100を振ってください

カンナ:1d100 → 57
ヨーコ:1D100 → 49
クレッセン:1D100 → 3
アシュリー:1d100 → 95
位置6はE班

  [雑談] く り て ぃ か る (なお高い方が有利なのでゴミカス
  [雑談] うっそお
  [雑談] E班デコボコだなあ
  [雑談] つり合い取らないでくれる?
  [雑談] よし! 期待値だな!
  [雑談] E班平均50とかくっそ期待値なのほんと……

次 A班C班は全員1D100を振ってください

アルキバ:1d100 → 75
イヅナ:1d100 → 14
ナツメ:1d100 → 51
ヒエン:1d100 → 90
位置7はC班

  [雑談] ありゃ
  [雑談] 童貞力みせちゃったかな?
  [雑談] はい勝ち~(パートナーの出目に助けられたため)
  [雑談] 次頑張りましょ次です次

では、A班D班は次の希望する場所を決めてください

  [雑談] 決まったら決まったって言ってね
  [雑談] こちら決まりました
  [雑談] 決まりました
  [雑談] ではまたカウントダウンしますね 準備おねがいします

(宣言結果  A:2 D:1

  [雑談] おっかぶらなかった
  [雑談] よかったよかった
  [雑談] 最前線をつっぱしってやるーーーーー
  [雑談] やっぱり第二候補と被らない……なんじゃなんじゃ

初期配置 A:2 B:5 C:7 D:1 E:6
1日目の行動順は D-A-B-E-Cの順です


  [雑談] 他チームとの相談はありですか?
  [雑談] 見えない場で相談するのはなし 公開の場(つまりここ)ならあり
  [雑談] なるほど
  [雑談] 開かれた場での交渉はアリですか
  [雑談] 実際に同じマスに入った時はある程度の交渉は必要になるので……
  [雑談] 積極的に談合していけ
  [雑談] なるほどなぁ
  [雑談] いいですねぇ(俄然乗り気に)
  [雑談] なかよくできるかな?
  [雑談] 高度な情報戦かな
  [雑談] 互いに良い状態になるよう交渉はするつもり







ナツメ:「よい位置は取れましたが、他班に囲まれてますね……鉢合わせも覚悟で参りましょう」
ヒエン:「ははは、まぁ鉢合わせになっても戦闘にはならないでしょうし、気楽にいきましょう」
アルキバ:「結局、近くの方になったか……まぁ、どこでもやることは変わらん。
  他と探査範囲が被らなさそうなのは、良いことだ」

イヅナ:「うんうん、結構のびのびできそうだよ」
クレッセン:「諍いよりもいかにして広範囲を調べ上げられるか…… では、がんばりましょう」
アリシア:「……」 (全員の無事を祈るように、そっと手を合わせた)

フックス:「それでは時間になりましたので出発します。お気をつけて」
カンナ:「それじゃあヨーコさん! 私たちの船はあっちだから一緒にいこうねー!」 手をさっとつかむ
ヨーコ:「よろしく頼みます」 奇妙な感触の手がつかむ

  [雑談] 奇妙な感触……
  [雑談] フィギュアみたいなイメージ 人形だからね
  [雑談] なるほど?
  [雑談] あーソフト感が凄い感じか
  [雑談] おおよそ生き物の手じゃない

アルキバ:「……船酔いしなければいいが」 ぼそっと独り言

  [雑談] choice[しない、するので酔い止め薬を持っている] アルキバは船酔い…… → しない
  [雑談] しなかった
  [雑談] w
  [雑談] 回復謳え……謳って効くのかこの場合
  [雑談] 状態異常回復があるならワンチャン?
  [雑談] 守護呪曲による二日酔い治療ロールはあった
  [雑談] フレーバーキュアメロでなんとかいける、かな?

イヅナ:「飛行艇はソル・シエールに来て以来だなー、ってあれ? どうかした?」
アルキバ:「いや、なんでもない」
イヅナ:「? そっか」






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