集うは御子の旗の下 第3話エンディング

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プレイヤーキャラクター一覧






  文字色説明

  GM  PC発言、描写など PL発言・雑談など
  ノルン  PC発言 PL発言・雑談など
  クーロン  PC発言 PL発言・雑談など
  沙華  PC発言 PL発言・雑談など
  キャメラ  PC発言 PL発言・雑談など
  ロバート  PC発言 PL発言・雑談など
  カナタ  PC発言 PL発言・雑談など




  [雑談] ではこんばんは 今日は第3話エンディングからのインターミッション3ですね
  [雑談] よろしくお願いします!!
  [雑談] よろしくお願いします~
  [雑談] そういや総まとめしてなかったな
  [雑談] とりあえずキャメラちゃんを予約
  [雑談] キャメラさんカナタくん辺りを予約
  [雑談] 私はクロシドライトさんと話したいですが、GMと私共々時間に余裕あるので後回しでも?
  [雑談] クロさんとのシーンか、私も後で欲しいところ
  [雑談] 今回GMで用意しているシーンは、もう共有メモに表示してある2つです
  [雑談] このうち「嵐の後の人々」は、戦闘後の祝賀会の場面で、
  [雑談] 全員参加可能、参加した人にはちょっとしたボーナスあり、です
  [雑談] で、このシーンの中でも自由に話すことができますので、ぜひ活用してください
  [雑談] もう一つの「天と地の狭間で」が、クーロンさんを予約していたアレです
  [雑談] がんばってねクーロンくん
  [雑談] クーロンさんも澪シーン欲しいんで後で攫いますねー
  [雑談] キャは核心に近いところはサシじゃないと話さないかなあって程度







  BGM:鐘の響き、祈りの声
    from アルトネリコ2(バンプレスト/ガスト, 2007)
    Composed by 中河健




――パスタリア 旧大鐘堂宮殿――

メタ・ファルスの中心にそびえる塔の頂上、パスタリアの街のさらに上に大きな建物がある。
ここはもともと大鐘堂の宮殿であって、御子と教皇の政務や生活の場であり、
まさにメタ・ファルスの中枢を成す場所であった。
統治するのがメタ・ファルス共和国になった今でもそれは変わらず、
議事堂や大統領官邸、あるいは賓客をもてなすための施設として使われている。

そして、イリューシャにとっては5年ぶりに訪れる場所でもある。
物心がつくかつかないかの頃に親と引き離され、それから8年をこの宮殿で過ごした彼女にとって、
ここはいわば“実家”あるいは“故郷”とも言える場所だ。
しかし、イリューシャが今日ここに来たのは“帰宅”や“凱旋”ではない。あくまで客の立場である。

赤い絨毯や調度品。宮殿の佇まいは往時と変わらない。
それでも御子はどことなく居心地の悪さを感じる。――いや、昔からそうだったか?

記者会見場を兼ねた謁見室には各種メディアの記者たちが詰めかけ、
前方の大きな机の左右で署名をする二人の様子を見守っている。



イリューシャ:「……」
ブラックボーン:「……」

  [雑談] こいつがボスか……
  [雑談] いけ好かなそうな顔である……
  [雑談] メガネ割りたいね
  [雑談] うんうん
  [雑談] わかる
  [雑談] メガネは割るもの
  [雑談] 眼鏡割り……
  [雑談] 今はまだ私たちの爪はこの男には届かない 届くまで頑張ろうねホトトギス

先だっての戦役からまだ半月あまり。この間の動きは速かった。
レーレの水卸を巡る争いが続くと同時に、水面下で打診があった。


ブラックボーン:「今日、メタ・ファルス共和国と大鐘堂は、正式に停戦に合意した」

ラクシャクの人口を抱える共和国にとって、水源地の失陥は死活問題になる。
実際、あの戦いの直後、ラクシャクでは水を巡るパニックが発生した。
民衆の支持は共和国政府の命綱であり、問題の長期化は避けなければならなかった。


  [雑談] 停戦かぁ
  [雑談] とはいえ全体的には大鐘堂は勝利をもぎ取ったって感じですな

ブラックボーン:「戦乱が取り返しのつかないような破壊を招き、多くの民衆の命が失われるようなことは
  なんとしても防がれなければならない。それは何よりも優先されべきことである。
  そのために我々は、国家承認などの些末事は当面の間は棚上げし――」


一方の大鐘堂側も事情がある。レーレの水卸はエナから遠く、ラクシャクから近い。
守り続けるのは難しく、大水門の一部を破壊して撤退する破目になるのは時間の問題だった。
その場合は当然貯水池の水位が下がり、ラクシャクに暮らす多くの人々にも影響を与えかねない。


イリューシャ:「私たちの間に悲しい歴史があったことはご承知の通りです。
  でも、人々のために、歩み寄れるところは歩み寄らなければならない。
  そこは私も大統領閣下も同じ認識でした」


加えて、人的損害は大鐘堂軍のほうが多かった。
ここまでの戦果だけから単純に考えれば大鐘堂軍の圧勝と言えなくもないが、
共和国の前線は機械兵器ガーディアンが主体であったため、このような結果となった。
戦死52名・重傷92名。詩魔法による回復を計算に入れても、活動限界に近い。


  [雑談] 52も……
  [雑談] キャメラ、何人看取ったかなあ
  [雑談] 人がいないと勝っても維持できない
  [雑談] 無暗に徴兵なんてのも考え物だから兵はそんな増えないしね……
  [雑談] そもそも運用できる人民にはかなりの制約がある世界ですからね 地球に比べたら一人の命がとても重い
  [雑談] よーしパパサバイバーズギルト発動させちゃうぞー

イリューシャ:「世界には休息が必要です。傷ついた身体と荒んだ心を癒すための時間が。
  だから、私たちは矛を収めることに決めました」


そこに提示された停戦の条件は、破格のものと言っても過言ではなかった。
互いの国家承認問題だけは受け入れ難かったが、それも事前の交渉により棚上げすることで決着。
そして今日の首脳による停戦合意に至る。


ブラックボーン:「御子イリューシャの勇気ある決断があったからこそ、今日のこの合意がある。
  メタ・ファルス共和国を代表して、感謝する」


最後に共同宣言が発表され、調印式はつつがなく終了した。








  BGM:陽だまり
    from アルトネリコ2(バンプレスト/ガスト, 2007)
    Composed by 阿知波大輔




式典の様子はエナでもテレモ放送されている。
パスタリアが占領されメディアが掌握されて以降、テレモが稼働することは少なくなっていたが、
この日ばかりは中継が復活し、多くの人の視線を集めている。

宿屋「銀の鐘」一階の食堂でも、夕方が近くなった時間帯にも関わらず、今日は客の数が多い。
今も左腕を三角巾で吊った女性が一人入ってきた。



デクス:「あ、来た来た」
レギーナ:「ごめん、ちょっと遅くなった。……あれ? なんでみんないるの?」
デクス:「満員だから相席にしてって言われて」
クロシドライト:「待ち合わせの相手はレギーナか。こんにちは」

  [雑談] レギーナさん骨折かあ
  [雑談] お大事に状態……
  [雑談] 骨だけで済んでよかった

ノーラ:「ちわっすー。怪我は大丈夫なの?」
レギーナ:「腕以外はだいぶ治ったしそこそこ動けるようにはなったけど……やっぱり片手が使えないのは不便かな」
クロシドライト:「骨折だと下手な回復魔法は逆効果になりかねないし、大変ねえ」
レギーナ:「えーと、相談ごとは後にしていいかな? ここだとちょっと」
デクス:「じゃあうちの店で」
ノーラ:「え? なに? 秘密の密会?」
クロシドライト:「それ『頭痛が痛い』的な言い方になってない?」
ノーラ:「あやしいー」

  [雑談] 砕いてなきゃ割とすぐ(数カ月)で治るとはいえ
  [雑談] 変形治癒するとつらいぞー

備え付けのテレモは、ちょうど共同宣言を伝えているところだ。店の中が少し静かになる。


デクス:「……これで平和になるのかな?」
クロシドライト:「ならないでしょ。少なくとも、長続きはしない」
レギーナ:「そうなの?」
クロシドライト:「奴らの信用ならなさについては信用できる」
ノーラ:「なにそれ」
クロシドライト:「もし本当に講和まで持ち込めると思っているなら、停戦の話が出た時点で
  私はとっくに大鐘堂を辞めてるわよ。話が違うって」

レギーナ:「こっちに入ったの、エレミア人に復讐したいって理由だったんだよね」
クロシドライト:「そういうこと。それは今も変わっていない」
ノーラ:「へー」
デクス:「そっか。どっちかが完全に負けるまで、戦いは終わらないのかな……」
クロシドライト:「それでもこうやって停戦したならしばらくは大きな戦いにはならないだろうし、
  休暇くらいに思ったほうがいいんじゃない? 身体を治すには時間が必要でしょ?」

レギーナ:「うん。……身体もそうだけど、精神的にまいっちゃってる人もけっこういるからねえ」
デクス:「そういえば最近ダイブのお客さんが増えてる気がする」
クロシドライト:「ま、最終的には慣れでしょ。あとは適性」
ノーラ:「その点、クロシドライトはタフだよねー」
クロシドライト:「私はそう作られてるから。接客業向けレーヴァテイルのレジリエンスを見くびらないことね」
ノーラ:「へー、接客業向け? というか精神的な傾向まで設定できるの? ねえねえねえ」
クロシドライト:「こいつの前で余計なことを言ってしまった感が……」

  [雑談] PTSDくんの活躍はせつない
  [雑談] みんなも名もなき同僚の死に立ち会ったりしてるかもしれない
  [雑談] もしくは大怪我を負ったりしているかもしれない








調印式に続く晩餐会は、共和国の豊かさを見せつけるかのような豪勢なものだった。
非公式の会談が非公開で行われて本日の日程は終了、ホストとゲストは宮殿内のそれぞれの部屋に戻った。

執務室に入った大統領を待っていたのは、彼の右腕、大統領首席補佐官のスタクスである。



  BGM:讃えよ王を
    from ラストストーリー(任天堂/ミストウォーカー, 2011)
    Composed by 植松伸夫




スタクス:「お疲れ、だな」
ブラックボーン:「疲れるには疲れたが、こういう行事も悪くないな。俺の手で歴史を動かしている実感がする」

  [雑談] (スタクスくんが刺さった音)
  [雑談] あやしいメガネの右腕はイケメンメガネ
  [雑談] 折りてえな……ツルを……
  [雑談] 俺の手で歴史を動かしている実感がする すき

スタクス:「御子と初めて会ったわけだが、どうだった?」
ブラックボーン:「こっちでは教皇が政務を仕切っていたというからただのお飾りだと思っていたが、
  なかなかのタマだな。ま、この手の駆け引きに未熟なところもまだまだあるみたいだが」

スタクス:「なるほど。……もし気に入ったのなら、結婚するという解決法もあるのでは?」

  [雑談] 許さないぞ(イリューシャ様のモンペ)

ブラックボーン:「ないな。俺があと二十歳若ければそれも悪くないけどよ」

ブラックボーンは笑みを見せる。眉間に刻まれた皺がわずかに緩む。


ブラックボーン:「それだと御子という既存の権威に縋るようで気に食わん。
  御子とか教皇とか貴族とか、家柄で全てが決まってしまうようなのは嫌いなんでね。
  仮に結婚したとして、娘ができたら御子にさせなきゃならんのだろう?」

スタクス:「さあ、どうだろうかな」
ブラックボーン:「俺に子供がいたとしても、この地位を世襲させるつもりはない。
  俺が生きている間だけ好き勝手できればそれでいいさ」


  [雑談] BBくんも彼なりの美学があるんやなあ
  [雑談] くずぅ!

スタクスは立ったまま腕組みをして考える素振りを見せ、しばらくして口を開く。


スタクス:「やはり、御子を排除する考えに変わりはない、ということか?」
ブラックボーン:「だな。ただ、直接手を下してしまうとたぶん民衆がうるさいだろうな。
  時間をかけて少しずつ権威を剥ぎ取っていく。そのための工作は引き続きしっかり頼むぞ」

スタクス:「この停戦の猶予で、相手が力を付けてしまう可能性も」
ブラックボーン:「心配ないだろう。弱った葉は放っておいても勝手に落ちるもんだ。
  それに、力を付けることができるのはこっちも同じだ。ローリッツの事業も進んでいると聞いている」

スタクス:「了解だ」

  [雑談] おーネガキャンかぁー?
  [雑談] ま、ですよねー
  [雑談] ラスボス(推定)ふさわしい悪さとイケメンさ +5000000000点
  [雑談] どうネガキャンしてくるかね







  BGM:ただそばに居るだけで
    from ラストストーリー(任天堂/ミストウォーカー, 2011)
    Composed by 植松伸夫




パスタリア宮殿の別の部屋では、御子とその一行が――
レギーナがいない点を除けばほぼいつもの御前会議メンバーだが――集まっていた。
今日はここに宿泊し、明日午前にもう一度協議があって、その後エナに帰ることになっている。



イリューシャ:「あー、疲れた……」
オーラフ:「こういう場は僕も初めてで……おつかれさまでした」

共和国側で用意したお茶のほかに、オーラフが持参した菓子を出している。
まず甘いものに手を付ける御子の動きからも、彼女の疲労度合いが読みとれる。


イリューシャ:「戦いを始めたときは、こんなことになるとは思ってもいなかった」
オーラフ:「可能性はなくはなかったとは存じますが、これほどあっさり停戦が成立するのは
  さすがに予想外かもしれません」

イリューシャ:「これで、良かったのかしら」
アレクセイ:「一葉落ちて天下の秋を知る、とはいえども、先を見通すのは難しい。
  我々にできることは、その時での最善を尽くすことのみです」

イリューシャ:「その時での最善、か……」
アレクセイ:「それから、差し出がましいようですが、重要なことはここでは口に出さない方がよいでしょう。
  盗聴されている可能性もありますので」

イリューシャ:「盗聴? それなら……」
オーラフ:「?」

イリューシャ:「せっかく御子がパスタリアまで来たというのに、教皇家の人とまったく会わせないのはどういう魂胆よ!」
オーラフ:「み、御子様……」
アレクセイ:「……」
イリューシャ:「あーすっきりした。確かに停戦に伴う交換条件は悪くないように見えるけど、
  ところどころ引っ掛かるところはあったのよね」

アレクセイ:「ですから、その、盗聴が」
イリューシャ:「はいはい、もう大丈夫よ」

話がいったん止まり、イリューシャはもう一つの菓子に手を伸ばす。


オーラフ:「……久しぶりですね。ここに来るのは」
イリューシャ:「懐かしい?」
オーラフ:「そうですね。嫌でも記憶が蘇ります」
イリューシャ:「辛いこと?」
オーラフ:「も含めてです。家族や……ヴェラのことも。
  でも、飛空艇に乗っているときに比べれば、落ち着いて思い出せます」

アレクセイ:「ああ。飛空艇が嫌いとは聞いていたが、ここまでとは思っていなかった」
イリューシャ:「ごめんなさい」
オーラフ:「いいんです。レギーナが動けない以上は仕方ありませんし」
イリューシャ:「そうね。レギーナもここに来られれば良かったのに……
  もしかしたらお父様と話せる機会もあったかもしれなかったから」


イリューシャは思い出す。あのとき――








  BGM:The way
    from ゼノブレイドクロス(任天堂/モノリスソフト, 2015)
    Composed by 澤野弘之
    Vocal/Chorus by Sayulee



伝令:「ガーディアンの数、およそ400! まもなく中央で接敵します!」
イリューシャ:「400!? こっちには200人しかいないというのに……
  アリョーシャは、攻撃を受けたとしても守りきれる戦力はあるって……」

伝令:「大丈夫です! だから、早く指示を!」
イリューシャ:「ええと、こういう時は……両翼を動かして包囲?」
伝令:「包囲ですね、わかりました!」
イリューシャ:「それとも中央に集中? ……あっ、ちょっと待って!」

そのとき、ちょうど前方で一斉射撃が起こる。交戦が始まったようだ。

御子の声は激しい銃声にかき消されて届かず、音が一瞬収まった時には伝令の姿はすでになく、
両翼前進を意味する太鼓が鳴り響いている。

命令を出し直そうか? そう思いイリューシャは前方を確認するが、
ガーディアン集団の先頭を成すビットやドローンの一群は銃撃や詩魔法で次々に撃ち落とされているようだ。


イリューシャ:「……大丈夫そうね? 敵の数が味方の倍あったとしても、この様子なら」

優勢と判断して包囲作戦の継続を決心する。そこにレギーナが戻ってきた。


レギーナ:「御子様! アリョーシャから! 中央を厚くして防御です!」
イリューシャ:「え?」
レギーナ:「ガーディアンは種類によって機動力に差があって、小さくて飛べるものは速いけど弱い、
  強いのは後から押し寄せてくる、って」


イリューシャはもう一度前方を確認する。百を超える数があったはずのドローン類はすでに一掃されていて、
その後ろから人型に近い形状のガーディアンが――


レギーナ:「まずい! 突破される!」

せいぜい200人の部隊に縦深など期待できない。自らが壊れることを厭わないガーディアンの一点集中突撃に、
本陣の目の前の部隊がなすすべもなく崩れていく。兵が次々に斃れていく。


レギーナ:「来るよ! 構えて! 詩魔法で障壁を張れる人は詠唱を!」

最初の攻撃は兵の守りと障壁に阻まれて通らない。
しかし、堤が崩れたかのように、押し寄せるガーディアンの数は加速度的に増す。

一体のガーディアンが囲みをすり抜け、槍のように変形させたアームを、イリューシャに目掛けて――


イリューシャ:「ひっ!」

イリューシャは思わず身をかがめて目を瞑る。しかし、予期された攻撃は来ない。
目を開けると、赤い雫が垂れるアームの先端が無造作に引き戻され、その場所でレギーナが片膝をつく。


イリューシャ:「レギーナ!」
レギーナ:「大丈夫、かすり傷、だから」
イリューシャ:「どう見ても重傷じゃない! 待ってて、いま回復魔法を謳うから……」
レギーナ:「だめ!」

拒否の声と同時に、別の大きなガーディアンがやはりイリューシャに対して腕を振り下ろす。
レギーナが辛うじて左腕を差し出す。嫌な音が響くのと引き換えに、攻撃は軌道を変えて御子には当たらない。


イリューシャ:「回復しないと死んじゃうでしょ!」
レギーナ:「謳わないで! 御子様は、指揮に集中して!
  私を助けるのは誰だってできるけど、みんなを助けられるのは、イリューシャ様だけ、なんだから!」

イリューシャ:「私を助けられるのはレギーナだけなの! お願い! 謳わせて!」
レギーナ:「大丈夫、これくらいじゃ、死なないよ」

イリューシャ:「レギーナが何を悩んでるかは知ってる! 私の付き人を辞めようと考えてることも!
  だけど、お願い! 生き急がないで! 行かないで! 私を独りにしないで!」


レギーナ:「そう言ってもらえるのは嬉しいよ。でも……
  ごめん、その件の答えは、もうしばらく待って」


それから半月。返事は、怪我が回復していないので当然ではあるが、まだない。








< 次回予告 >


大鐘堂は多くの損害を出しながらもレーレの水卸を抑えることに成功し、リムの半分まで勢力を回復した。
戦いののち、交渉により停戦が成立。
捕虜の解放、奪取した基地とその鹵獲品の破却、エナ~ラクシャク間の部分的交流再開を交換条件に、
共和国軍は約束の丘方面から撤退し、レーレの水卸は共同管理とすることに決まった。
こうしてエナの安全も確保され、大鐘堂も住民もひさかたぶりの安定した時期を迎えることになる。

その一方で、ラクシャクでは一つの動きがあった。
地歩を固める大鐘堂の動きと呼応するように、反共和国の武装組織が結成されたのだ。
彼らの扇動により、エレミア人追放の気運はラクシャクにおいて大きな盛り上がりを見せる。
しかし政権側は強硬策をとることなく、不気味な沈黙を貫いている。


軍事上の成功とは裏腹に、イリューシャには試練が訪れる。
停戦破棄、ラクシャク進攻、そして――





chapter.4
A.D.3433, Rakshek Town

nNtneh merfa, a.u.k.aye LYAsiann
御子の矜恃、継がれる想い








  [雑談] ああ……
  [雑談] つらい
  [雑談] この感情をなんといえばいいんだ
  [雑談] a.u.k.aye LYAsiann……(無限に深読みして死亡)
  [雑談] さすがのお点前……
  [雑談] すごかった
  [雑談] 以上、第3話エンディングでした!
  [雑談] 世界はどんどん動いていきます いよいよキャンペーンは中盤の佳境に
  [雑談] がんばろうな……
  [雑談] わっくわくするうううう!
  [雑談] 全6話だから次からは後半戦となるのだ
  [雑談] というわけで、ちょっとコメント返し
  [雑談] コメ返しだ
  [雑談] プレイ動画感
  [雑談] 1000人規模の軍で50名の死者なので、みんな1人くらいは知ってる人が死んでると思ってください
  [雑談] はい……
  [雑談] やったぜ(よくない)
  [雑談] 書いてあげないと……
  [雑談] 1/20
  [雑談] ひー……
  [雑談] キャメラは医療班だし、より死者と関わってそうだなあ
  [雑談] 骨折の治り方についてはその通り ちゃんと固定せずに詩魔法使うと最悪偽関節が
  [雑談] 今回、ようやく敵側の立ち絵も公開できた 一筋縄ではいかなさそうな雰囲気出てたらいいな
  [雑談] 名もなきアイツの出番はありそうだな

  [雑談] というわけで 第3話終了後、「嵐の後の人々」の前の話でした
  [雑談] つまり、もう停戦が成立している状態で「嵐の後の人々」に入ります
  [雑談] 具体的にどういう交換条件があったのかはエンディングの最後にある通りです
  [雑談] 勢力範囲は地図に示した通りになる
  [雑談] 面積的には五分五分までいったけどパスタリアが未だ遠いゴブねえ
  [雑談] さて、では経験点配布です

  BGM:Unit March
    from タクティクスオウガ(クエスト, 1995)
    Composed by 岩田匡治


第3話
シナリオ報酬 20経験点 400リーフ(ロバートのみ600リーフ)
ボーナス獲得(全員) 4経験点


なお、この後のイベントでさらに変動が入る可能性があります

  [雑談] てことで、全員実質25ポイントぶんの成長が可能です 第3話の時点で残している人はもっとあるけど
  [雑談] やっぱり一番お金を使っている
  [雑談] 使える経験値30か~~CL3にしても2つスキルいじれるな~~
  [雑談] CL3にするのかどうか……共鳴解放欲しい気もするけど……
  [雑談] 経験点足んねぇ(よくばり)
  [雑談] CL3にして青魔法も取りたい……
  [雑談] 3話で経験点15点は入るだろう読みの10点残しだった
  [雑談] ただフリップスフィアにCL加算されなくなったのと、共鳴解放弱体化されたのがあるから、
  [雑談] CL3はそこまで危急ではなくなってはいる










第3話:3-A(前半 中盤 後半) 3-B(前半 後半) 3-C(前半 中盤 後半)<<前  第3話エンディング  次>>インターミッション3(その1 その2 その3) 挿話2
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