私のクラスの方が早く終わったので、こなたを廊下で待っていた。
帰りに、本屋に行く約束をしていたから。
なかなか終わらないホームルームにため息が出る。
待ち合わせをしたときは、いつも私が待っている気がする。
早く終わりなさいよっ。
なんて心の中で言ってみても、黒井先生には届かないわよね。
仕方なく、廊下の窓越しに空を見上げて雲を眺める。
常に形を変える雲を見ていると、飽きないから。
「かがみんっ」
突然声を掛けられて驚いた私は、とっさに振り向こうとした。
その瞬間、背中に軽い衝撃を受けてバランスを崩した私は、こなたと一緒に倒れこんだ。
「ちょっと、何やってんのよあんたはっ」
背中に乗っかっているこなたに、私は怒鳴りつける。
まったく、こなたは何しでかすか分からないわね。
だから一緒にいて飽きないんだけど。
でも、こういうのは勘弁してほしいわ。
「ご、ごめん……」
私から降りたこなたが、手を差し出してきた。
「まったく、気をつけなさいよ」
手を取り立ち上がろうとしたら、右足に激痛が走った。
足首から発した痛みが、頭の天辺まで一瞬で駆け抜けた。
「痛っ」
立ち上がることができず、こなたの手を握ったまま、片膝を付いた体勢で動きが止まる。
こなたが心配そうな顔で覗き込んできた。
「か、かがみ。大丈夫…… じゃ無いよね」
正直、大丈夫じゃない。
さっきから、足首が心臓になったんじゃないかと思うくらい疼いている。
片足で立ち上がろうとしたけど、右足を僅かに動かしただけで、痛みで力が抜けてしまう。
ふと、こなたの手が離れたと思ったら、目の前に背中を向けてしゃがんでいた。
「さ、かがみ」
こなたが何をしようとしているのか分からなかった。
「ほら、はやく。保健室までだから」
やっとこなたが、私をおんぶしようとしていることを理解した。
こなたにおんぶされたら、引きずられそうな気が。
それに、最近ちょっと体重増えてるし……
「いいわよ、恥ずかしいし。肩を貸してくれたら歩けるから」
「駄目だよっ。無理に歩いたりしたら、怪我を悪化させるんだよっ」
こなたが、いつになく真剣な声で反論してきた。
悪いことをしてしかられた子供が、反省しているような、悲しげな感じの表情を見せて。
まったく、そんな表情するくらいなら、もうちょっと考えて行動しなさいよね。
それに、そんな顔見せられたら断れないじゃない。
「分かったわよ」
こなたは、私をおんぶしてもよろけたりしなかった。
そのことに、ちょっとほっとする。
だって、もしよろけられたりしたら、重たいって言われてるようなもんじゃない。
ゆっくりとした歩調で保健室へ歩き出すこなた。
きっと、私の足にできるだけ振動が伝わらないようにしてくれてるんだ。
帰りに、本屋に行く約束をしていたから。
なかなか終わらないホームルームにため息が出る。
待ち合わせをしたときは、いつも私が待っている気がする。
早く終わりなさいよっ。
なんて心の中で言ってみても、黒井先生には届かないわよね。
仕方なく、廊下の窓越しに空を見上げて雲を眺める。
常に形を変える雲を見ていると、飽きないから。
「かがみんっ」
突然声を掛けられて驚いた私は、とっさに振り向こうとした。
その瞬間、背中に軽い衝撃を受けてバランスを崩した私は、こなたと一緒に倒れこんだ。
「ちょっと、何やってんのよあんたはっ」
背中に乗っかっているこなたに、私は怒鳴りつける。
まったく、こなたは何しでかすか分からないわね。
だから一緒にいて飽きないんだけど。
でも、こういうのは勘弁してほしいわ。
「ご、ごめん……」
私から降りたこなたが、手を差し出してきた。
「まったく、気をつけなさいよ」
手を取り立ち上がろうとしたら、右足に激痛が走った。
足首から発した痛みが、頭の天辺まで一瞬で駆け抜けた。
「痛っ」
立ち上がることができず、こなたの手を握ったまま、片膝を付いた体勢で動きが止まる。
こなたが心配そうな顔で覗き込んできた。
「か、かがみ。大丈夫…… じゃ無いよね」
正直、大丈夫じゃない。
さっきから、足首が心臓になったんじゃないかと思うくらい疼いている。
片足で立ち上がろうとしたけど、右足を僅かに動かしただけで、痛みで力が抜けてしまう。
ふと、こなたの手が離れたと思ったら、目の前に背中を向けてしゃがんでいた。
「さ、かがみ」
こなたが何をしようとしているのか分からなかった。
「ほら、はやく。保健室までだから」
やっとこなたが、私をおんぶしようとしていることを理解した。
こなたにおんぶされたら、引きずられそうな気が。
それに、最近ちょっと体重増えてるし……
「いいわよ、恥ずかしいし。肩を貸してくれたら歩けるから」
「駄目だよっ。無理に歩いたりしたら、怪我を悪化させるんだよっ」
こなたが、いつになく真剣な声で反論してきた。
悪いことをしてしかられた子供が、反省しているような、悲しげな感じの表情を見せて。
まったく、そんな表情するくらいなら、もうちょっと考えて行動しなさいよね。
それに、そんな顔見せられたら断れないじゃない。
「分かったわよ」
こなたは、私をおんぶしてもよろけたりしなかった。
そのことに、ちょっとほっとする。
だって、もしよろけられたりしたら、重たいって言われてるようなもんじゃない。
ゆっくりとした歩調で保健室へ歩き出すこなた。
きっと、私の足にできるだけ振動が伝わらないようにしてくれてるんだ。
保健室に着いて中に入ると、そこには誰もいなかった。
先生が戻ってくるのを待つしかないか。
と思っていたら、こなたが私の前に座る。
「ちょっと痛むかもしれないけど、靴と靴下脱がすからね」
私の足を取ると、手際よく上履きと靴下を脱がされた。
そして、左手でふくらはぎを持ち、右手はかかと包むように添えられる。
「すこし動かすから、痛かったらちゃんと言ってね」
私は首を縦に振ることで、肯定の意をこなたに伝えた。
あまりの手際のよさに唖然としていた。
それよりも、今まで感じたことの無いこなたの雰囲気に、声が出せなかった。
よく分からないけど、必死な感じ、かな。
先生が戻ってくるのを待つしかないか。
と思っていたら、こなたが私の前に座る。
「ちょっと痛むかもしれないけど、靴と靴下脱がすからね」
私の足を取ると、手際よく上履きと靴下を脱がされた。
そして、左手でふくらはぎを持ち、右手はかかと包むように添えられる。
「すこし動かすから、痛かったらちゃんと言ってね」
私は首を縦に振ることで、肯定の意をこなたに伝えた。
あまりの手際のよさに唖然としていた。
それよりも、今まで感じたことの無いこなたの雰囲気に、声が出せなかった。
よく分からないけど、必死な感じ、かな。
しばらく私の足を診ていたこなたが、ほっとした表情を浮かべる。
それを見て、私もなんだかほっとして、一つ息を吐いた。
こなたの表情を見てたら、なんかこっちまで緊張しちゃってた。
だけど、こなたの真剣な表情って、見慣れないからか違和感あるな。
やっぱり、こなたの笑ってる顔が一番好き。
そんなことを考えていたら、いつの間にか湿布を貼り、包帯で足首を固められていた。
そのとき扉が開き、天原先生が姿を現した。
こなたが事情を説明すると、先生が包帯の巻き方とかを確認してくれた。
「うん、これなら大丈夫ですよ。泉さん、私より上手じゃないかしら」
「ありがとうございます」
どこかおっとりとした雰囲気で話す天原先生に、私はお礼を言った。
「お礼なら、泉さんに言ってください。それと、今日は誰かに迎えに来てもらった方がいいわね」
「はい、分かりました」
「あと、明日は一日安静にしておくこと。それで、痛みもひくと思うわ」
必要なことを私に伝えると、先生はまだ用事があるらしくすぐに保健室を出て行った。
素直に返事をしたものの、怪我の原因はこなただからちゃらだと思うけど。
でも、ちゃんと治療してくれたんだから、お礼は言っとこうかな。
私と天原先生が会話している間、私に背を向け外を見ていたこなたに声を掛けた。
「こなた、ありがと」
こなたは、振り返っただけで何も言わなかった。
逆光のせいで、表情ははっきりと見えないけど、何か違和感を感じた。
うまく説明できないけど、いつものこなたじゃないと思う。
それを見て、私もなんだかほっとして、一つ息を吐いた。
こなたの表情を見てたら、なんかこっちまで緊張しちゃってた。
だけど、こなたの真剣な表情って、見慣れないからか違和感あるな。
やっぱり、こなたの笑ってる顔が一番好き。
そんなことを考えていたら、いつの間にか湿布を貼り、包帯で足首を固められていた。
そのとき扉が開き、天原先生が姿を現した。
こなたが事情を説明すると、先生が包帯の巻き方とかを確認してくれた。
「うん、これなら大丈夫ですよ。泉さん、私より上手じゃないかしら」
「ありがとうございます」
どこかおっとりとした雰囲気で話す天原先生に、私はお礼を言った。
「お礼なら、泉さんに言ってください。それと、今日は誰かに迎えに来てもらった方がいいわね」
「はい、分かりました」
「あと、明日は一日安静にしておくこと。それで、痛みもひくと思うわ」
必要なことを私に伝えると、先生はまだ用事があるらしくすぐに保健室を出て行った。
素直に返事をしたものの、怪我の原因はこなただからちゃらだと思うけど。
でも、ちゃんと治療してくれたんだから、お礼は言っとこうかな。
私と天原先生が会話している間、私に背を向け外を見ていたこなたに声を掛けた。
「こなた、ありがと」
こなたは、振り返っただけで何も言わなかった。
逆光のせいで、表情ははっきりと見えないけど、何か違和感を感じた。
うまく説明できないけど、いつものこなたじゃないと思う。
相変わらずこなたの表情は見えないけど、私から声を掛けるのは躊躇われた。
少しの間、二人の間に沈黙が訪れた。
その状況を動かしたのは、やはりこなただった。
私の前に立つと、深々と頭を下げる。
「かがみ、ごめんなさいっ。何でも言うこと聞くから、許してください」
その行動が、言葉が、普段のこなたじゃないことを物語っている。
なんなのよ、いったい。
怪我もたいしたこと無かったし、気にしなくていいのに。
「べ、別に何もしなくていいわよ。これから気をつけてくれれば」
「でも、私が怪我させたわけだし……」
声を震わせながら、なおも食い下がってくるこなたは、明らかにいつもと違っていた。
こなたのやつ、倒れたときに頭でも打っておかしくなったか?
今の感じだと、授業なんかも真面目に受けそうだし、それはそれでいいかも。
でも、それはきっと私の好きなこなたじゃないわけで……
あーもうっ。
どうしたら、いつものこなたに戻るわけ?
もしかして、こなたは私をからかってるのか。
ちょっと確かめてみるかな。
「じゃあさ、今晩からみんな出かけて誰もいないから、明日の晩まで私のメイドになってくれる?」
普段のこなたなら、きっと「ちょ、かがみさん。まじですか」とか言ってくるはず。
じゃなければ、絶対にこなたはおかしくなってる。
そんなことは無いと思うけどね。
でも、返ってきたのは全く予想外の言葉だった。
「うん、分かったよ。それじゃ、一旦帰ってから行くからね」
そう言って、走って保健室から出て行くこなたを、私は呆然と見送った。
みんな出かけてしまうのは事実で、できればこなたに来てもらいたいのも本当。
でも、私、メイドって言ったわよね。
それに対して、こなたは分かったって返事したわよね。
いったいどうなってるのよっ!
少しの間、二人の間に沈黙が訪れた。
その状況を動かしたのは、やはりこなただった。
私の前に立つと、深々と頭を下げる。
「かがみ、ごめんなさいっ。何でも言うこと聞くから、許してください」
その行動が、言葉が、普段のこなたじゃないことを物語っている。
なんなのよ、いったい。
怪我もたいしたこと無かったし、気にしなくていいのに。
「べ、別に何もしなくていいわよ。これから気をつけてくれれば」
「でも、私が怪我させたわけだし……」
声を震わせながら、なおも食い下がってくるこなたは、明らかにいつもと違っていた。
こなたのやつ、倒れたときに頭でも打っておかしくなったか?
今の感じだと、授業なんかも真面目に受けそうだし、それはそれでいいかも。
でも、それはきっと私の好きなこなたじゃないわけで……
あーもうっ。
どうしたら、いつものこなたに戻るわけ?
もしかして、こなたは私をからかってるのか。
ちょっと確かめてみるかな。
「じゃあさ、今晩からみんな出かけて誰もいないから、明日の晩まで私のメイドになってくれる?」
普段のこなたなら、きっと「ちょ、かがみさん。まじですか」とか言ってくるはず。
じゃなければ、絶対にこなたはおかしくなってる。
そんなことは無いと思うけどね。
でも、返ってきたのは全く予想外の言葉だった。
「うん、分かったよ。それじゃ、一旦帰ってから行くからね」
そう言って、走って保健室から出て行くこなたを、私は呆然と見送った。
みんな出かけてしまうのは事実で、できればこなたに来てもらいたいのも本当。
でも、私、メイドって言ったわよね。
それに対して、こなたは分かったって返事したわよね。
いったいどうなってるのよっ!
私は、いのり姉さんに迎えに来てもらって帰宅した。
足の怪我を知ったお母さんが、用事を取りやめて家にいようか、と言ってくれた。
けれど、こなたが来てくれるからと言うと、予定通りに出かけてくれた。
私以外誰もいない家に、こなたが来たのは七時を回った頃。手には大きな鞄を抱えていた。
そして、すぐにメイド服に着替えると、完全に私のメイドになっていた。
何度か「もういいから」と止めさせようとしたけど、こなたは「約束ですから」と受け入れなかった。
足の怪我を知ったお母さんが、用事を取りやめて家にいようか、と言ってくれた。
けれど、こなたが来てくれるからと言うと、予定通りに出かけてくれた。
私以外誰もいない家に、こなたが来たのは七時を回った頃。手には大きな鞄を抱えていた。
そして、すぐにメイド服に着替えると、完全に私のメイドになっていた。
何度か「もういいから」と止めさせようとしたけど、こなたは「約束ですから」と受け入れなかった。
「こなた」
勉強机の椅子に座っている、髪をポニーテイルにし、紺色のメイド服を着たこなたを呼んだ。
呼びかけに応じて、こなたは読みかけの本を机に置く。
セミロングスカートの裾を、物に引っ掛けないように気を使いながら、私の元へとやってくる。
「お呼びでしょうか、かがみ様」
優雅な動作でお辞儀をするこなたは、とても可愛らしい。
でも、いつものこなたじゃない。
私をからかったり、ちょっと憎たらしいような笑顔もない。
いつもなら、表情で何を考えているのか分かるけど、今のこなたは作られた笑顔しか見せてくれない。
ずっこなたのことを考えてたせいで、ちょっと頭がぼうっとしてる。
コーヒーでも飲んで、しゃきっとさせたい。
「うん、飲み物が欲しいの。そうね、コーヒーがいいな」
「少々お待ちください」
テーブルにポットが二つ置いてある。
つかさが出かける前に準備してくれた、コーヒーと紅茶だ。
そのうち一つを手に取ると、カップに注いでいく。
「お待たせいたしました」
コーヒーを受け取ると、こなたは椅子に座り再び本に目を落とす。
私が何も言わなければ、ずっとそうしているだろう。
最初、こなたはじっと椅子に座っているだけだった。
あまりにも気になるので、「本でも読んでなさいよ」と言ったら、それからずっと読み続けている。
その姿を眺めながら、コーヒーを口に運ぶ。
苦味で少しはすっきりするかと思ったけど、全く効果は無かった。
勉強机の椅子に座っている、髪をポニーテイルにし、紺色のメイド服を着たこなたを呼んだ。
呼びかけに応じて、こなたは読みかけの本を机に置く。
セミロングスカートの裾を、物に引っ掛けないように気を使いながら、私の元へとやってくる。
「お呼びでしょうか、かがみ様」
優雅な動作でお辞儀をするこなたは、とても可愛らしい。
でも、いつものこなたじゃない。
私をからかったり、ちょっと憎たらしいような笑顔もない。
いつもなら、表情で何を考えているのか分かるけど、今のこなたは作られた笑顔しか見せてくれない。
ずっこなたのことを考えてたせいで、ちょっと頭がぼうっとしてる。
コーヒーでも飲んで、しゃきっとさせたい。
「うん、飲み物が欲しいの。そうね、コーヒーがいいな」
「少々お待ちください」
テーブルにポットが二つ置いてある。
つかさが出かける前に準備してくれた、コーヒーと紅茶だ。
そのうち一つを手に取ると、カップに注いでいく。
「お待たせいたしました」
コーヒーを受け取ると、こなたは椅子に座り再び本に目を落とす。
私が何も言わなければ、ずっとそうしているだろう。
最初、こなたはじっと椅子に座っているだけだった。
あまりにも気になるので、「本でも読んでなさいよ」と言ったら、それからずっと読み続けている。
その姿を眺めながら、コーヒーを口に運ぶ。
苦味で少しはすっきりするかと思ったけど、全く効果は無かった。
なぜこなたがこんなことをしているのか、思考をめぐらす。
私をからかうネタを作ってるのか?
けれど、保健室で私がお願いをしたときの笑顔は、心から喜んでいるようだった。
あれが演技とは思えなくて、その考えは消し去った。
でも、それ以外に合点がいく理由を思いつかない。
結局、何も思い浮かばず、こなたは私の言うとおりに動くという現実だけが残った。
私をからかうネタを作ってるのか?
けれど、保健室で私がお願いをしたときの笑顔は、心から喜んでいるようだった。
あれが演技とは思えなくて、その考えは消し去った。
でも、それ以外に合点がいく理由を思いつかない。
結局、何も思い浮かばず、こなたは私の言うとおりに動くという現実だけが残った。
――こなたは私の言うことを聞く――
それを、はっきりと認識した心に、蠢くものがあった。
――今なら何でもできる――
理性がそれを押し留めようともがいているが、蠢きだした欲望を止めることはできない。
――好きなことを何でも――
私の心は欲望に支配された。
――思い通りにできる――
大好きなこなたは今、私のもの……
「こなた、ちょっと」
こなたは、素直に私の元へくる。
心を欲望に絡め取られた私の元に。
「もういいから、止めにしない?」
今日何度目の提案だろう。
こなたが止めると言えば、全てが終わる。
けれど、今のこなたなら絶対に、今までと同じ返事をするはず。
この問いかけは、メイドであるこなたではなく、友達のこなたへの問いかけだから。
それを理解しているから、こなたは必ず同じ返事をしてくるわ。
私に怪我をさせたことへ負い目を感じ、その謝罪として私のお願いを聞いたこなた。
その約束を守らないことで訪れるかもしれない、『何か』に怯えているから。
「いいえ、約束ですから。明日の晩まで、私はかがみ様のメイドです」
そう言うと、こなたは頭を下げる。
思ったとおりだ。
これで、こなたは私から逃げられない。
こなたは、素直に私の元へくる。
心を欲望に絡め取られた私の元に。
「もういいから、止めにしない?」
今日何度目の提案だろう。
こなたが止めると言えば、全てが終わる。
けれど、今のこなたなら絶対に、今までと同じ返事をするはず。
この問いかけは、メイドであるこなたではなく、友達のこなたへの問いかけだから。
それを理解しているから、こなたは必ず同じ返事をしてくるわ。
私に怪我をさせたことへ負い目を感じ、その謝罪として私のお願いを聞いたこなた。
その約束を守らないことで訪れるかもしれない、『何か』に怯えているから。
「いいえ、約束ですから。明日の晩まで、私はかがみ様のメイドです」
そう言うと、こなたは頭を下げる。
思ったとおりだ。
これで、こなたは私から逃げられない。
「メイドなら、主人である私の言うことを聞いてくれるのね」
私はあえて確認する。
こなたに拒否権が無いことを、分からせるために。
「はい。私にできることでしたら」
顔を上げ、何のためらいも無くそう言うと、再び頭を下げた。
満足感に満たされる心に、ほんの僅かな痛みが走る。
今から言おうとしている言葉に、良心が反応したのだろうか。
しかしその痛みは、私の気持ちをさらに高ぶらせる。
「こなた、スカートを持ち上げなさい。下着が見えるように」
興奮のためか、思わず普段より大きな声が出た。
こなたは驚きの表情を見せたが、従順に私の言葉に従った。
スカートの裾付近を掴み、下に着けていたペチコートと一緒に持ち上げる。
私はあえて確認する。
こなたに拒否権が無いことを、分からせるために。
「はい。私にできることでしたら」
顔を上げ、何のためらいも無くそう言うと、再び頭を下げた。
満足感に満たされる心に、ほんの僅かな痛みが走る。
今から言おうとしている言葉に、良心が反応したのだろうか。
しかしその痛みは、私の気持ちをさらに高ぶらせる。
「こなた、スカートを持ち上げなさい。下着が見えるように」
興奮のためか、思わず普段より大きな声が出た。
こなたは驚きの表情を見せたが、従順に私の言葉に従った。
スカートの裾付近を掴み、下に着けていたペチコートと一緒に持ち上げる。
しなやかな足は、白のオーバーニーに覆われていた。
スカートが腰の高さまで持ち上がると、、フリルが可愛い純白の下着が見える。
こなたがよく言う、萌えってこういうことなのかしら。
確かに、なんともいえない喜びと言うか、嬉しいものね。
「ふうん。可愛い下着ね。いつもこんなのをはいてるの?」
羞恥に顔を赤らめ、横に顔を背けているこなた。
返事をしないこなたに、私は苛立ちを覚える。
「答えなさいっ、こなたっ」
強い口調で命令すると、こなたは、びくっと体を震わせ口を開いた。
しかし、絞り出された声は小さく、はっきりとは聞き取れない。
「い……、ふだ……はちが……」
普段見ることの無い、こなたの女の子らしい仕草。
その一つ一つに反応し、私の体が熱を帯びる。
「ま、いいわ。こなた、メイド服を脱ぎなさい」
私の命令に従い、ゆっくりとした動作でメイド服を脱いでいく。
脱ぎ終わった服を椅子に掛けると、私の前に戻ってきた。
目の間のこなたは、下着とオーバーニーを身に着けている。
下着は上下お揃いのものらしく、ブラもフリルのあしらわれた純白のものだ。
一人でするときに想像していたものが、目の前にある。
しかし、そのブラの膨らみが、本来のこなたの大きさでは無い。
明らかに大きい。
「こなた。パッドを入れてるわね」
「はい。メイド服を着るときは、衣装を綺麗に見せるために着けています」
おそらくは真実だろう。
けれど、今の私は単純にそれを鵜呑みにするつもりは無い。
愛しいこなたをいじめることで精神が高揚し、それが気持ちいいから。
「ふんっ。バイト先ではそうやって胸を大きく見せて、客をたぶらかしてるのね」
私は冷たく、そう言い放った。
こなたのバイト先に行ったときのことを、思い出しながら――
スカートが腰の高さまで持ち上がると、、フリルが可愛い純白の下着が見える。
こなたがよく言う、萌えってこういうことなのかしら。
確かに、なんともいえない喜びと言うか、嬉しいものね。
「ふうん。可愛い下着ね。いつもこんなのをはいてるの?」
羞恥に顔を赤らめ、横に顔を背けているこなた。
返事をしないこなたに、私は苛立ちを覚える。
「答えなさいっ、こなたっ」
強い口調で命令すると、こなたは、びくっと体を震わせ口を開いた。
しかし、絞り出された声は小さく、はっきりとは聞き取れない。
「い……、ふだ……はちが……」
普段見ることの無い、こなたの女の子らしい仕草。
その一つ一つに反応し、私の体が熱を帯びる。
「ま、いいわ。こなた、メイド服を脱ぎなさい」
私の命令に従い、ゆっくりとした動作でメイド服を脱いでいく。
脱ぎ終わった服を椅子に掛けると、私の前に戻ってきた。
目の間のこなたは、下着とオーバーニーを身に着けている。
下着は上下お揃いのものらしく、ブラもフリルのあしらわれた純白のものだ。
一人でするときに想像していたものが、目の前にある。
しかし、そのブラの膨らみが、本来のこなたの大きさでは無い。
明らかに大きい。
「こなた。パッドを入れてるわね」
「はい。メイド服を着るときは、衣装を綺麗に見せるために着けています」
おそらくは真実だろう。
けれど、今の私は単純にそれを鵜呑みにするつもりは無い。
愛しいこなたをいじめることで精神が高揚し、それが気持ちいいから。
「ふんっ。バイト先ではそうやって胸を大きく見せて、客をたぶらかしてるのね」
私は冷たく、そう言い放った。
こなたのバイト先に行ったときのことを、思い出しながら――
一度だけ、こなたのバイト先に行ったことがある。
衣装をまとい、笑顔で接客をしているこなたを見て、苛立ちを覚えた。
その笑顔が私に見せるものと違い、作られたものだと気付いてほっとした。
その苛立ちが、安堵感が何なのか、最初は分からなかった。
そして、その気持ちが嫉妬だと気付いて愕然とした。
まさか女の子を好きなるなんて、考えたことも無かったから。
そんなはずは無いと、否定しようとすればするほど、私はこなたが好きだと言うことを思い知らされた。
そして私は、こなたに恋をしていることを自覚した。
衣装をまとい、笑顔で接客をしているこなたを見て、苛立ちを覚えた。
その笑顔が私に見せるものと違い、作られたものだと気付いてほっとした。
その苛立ちが、安堵感が何なのか、最初は分からなかった。
そして、その気持ちが嫉妬だと気付いて愕然とした。
まさか女の子を好きなるなんて、考えたことも無かったから。
そんなはずは無いと、否定しようとすればするほど、私はこなたが好きだと言うことを思い知らされた。
そして私は、こなたに恋をしていることを自覚した。
「それとも、客に好きな人でもいて、アピールするためかしら。だったら、今はいらないわよね」
私の言葉の意味を理解して、こなたはブラを外す。
わずかな膨らみと、その頂点にある、綺麗な桜色をした突起があらわになる。
こなたは腕で隠そうとするが、私の視線に気付いて腕を下ろした。
随分と分かってきたみたいね。
「質問には答えて無いわよね。誰か好きな人がいるんじゃないの」
「…… はい。好きな人がいます」
わずかに間をおいて、こなたの口から出た言葉は、私の心に突き刺さった。
「誰なの、それは」
「そ、それは……」
私は何を期待しているの?
私を好きだと言ってくれると思うの?
そんなわけ無いじゃない。
否定しつつも、淡い希望を捨てきれずにいる自分が哀れだと思った。
「まあいいわ」
心の痛みを和らげようと、私はこなたの体に手を這わせる。
わずかな膨らみの胸。
乳首の周りに指を這わす。
しまったお尻を、揉むように愛撫する。
太ももを撫で、秘裂へと指を伸ばす。
その一つ一つの行為に、反応を示すこなた。
そして、私自身の秘部も熱を帯びる。
私の言葉の意味を理解して、こなたはブラを外す。
わずかな膨らみと、その頂点にある、綺麗な桜色をした突起があらわになる。
こなたは腕で隠そうとするが、私の視線に気付いて腕を下ろした。
随分と分かってきたみたいね。
「質問には答えて無いわよね。誰か好きな人がいるんじゃないの」
「…… はい。好きな人がいます」
わずかに間をおいて、こなたの口から出た言葉は、私の心に突き刺さった。
「誰なの、それは」
「そ、それは……」
私は何を期待しているの?
私を好きだと言ってくれると思うの?
そんなわけ無いじゃない。
否定しつつも、淡い希望を捨てきれずにいる自分が哀れだと思った。
「まあいいわ」
心の痛みを和らげようと、私はこなたの体に手を這わせる。
わずかな膨らみの胸。
乳首の周りに指を這わす。
しまったお尻を、揉むように愛撫する。
太ももを撫で、秘裂へと指を伸ばす。
その一つ一つの行為に、反応を示すこなた。
そして、私自身の秘部も熱を帯びる。
「こなた。あなたの携帯を持ってきなさい」
「えっ……」
驚きながらも、命令に従って携帯を取ってきたこなたに、また手を伸ばす。
必死に声をこらえるこなたが、可愛くて仕方が無い。
乳首はつんと立ち上がり、下着にはしみが広がり始めている。
こなたの下着を膝まで下ろし、秘部をあらわにさせる。
秘裂からあふれ出た愛液が、下着との間に橋を掛ける。
「こなた。今から、さっき言ってた好きな人に電話を掛けなさい」
指を秘裂に這わせながら、こなたに命令する。
こなたの秘裂を指で開き、陰核を刺激する。
その行為に体を大きく反応させ、小さく声を漏らすこなた。
私も我慢できなくなり、スカートの中に手を伸ばし、自らの秘部に指を落とす。
既にぐっしょりと濡れていた下着の脇から、指を忍ばせようとした瞬間、私の携帯が振動した。
「えっ……」
驚きながらも、命令に従って携帯を取ってきたこなたに、また手を伸ばす。
必死に声をこらえるこなたが、可愛くて仕方が無い。
乳首はつんと立ち上がり、下着にはしみが広がり始めている。
こなたの下着を膝まで下ろし、秘部をあらわにさせる。
秘裂からあふれ出た愛液が、下着との間に橋を掛ける。
「こなた。今から、さっき言ってた好きな人に電話を掛けなさい」
指を秘裂に這わせながら、こなたに命令する。
こなたの秘裂を指で開き、陰核を刺激する。
その行為に体を大きく反応させ、小さく声を漏らすこなた。
私も我慢できなくなり、スカートの中に手を伸ばし、自らの秘部に指を落とす。
既にぐっしょりと濡れていた下着の脇から、指を忍ばせようとした瞬間、私の携帯が振動した。
ったく、なんなのよ。こんなときに。
枕元においてあった携帯を取り、発信者を確認するとつかさだった。
出ないわけにはいかないだろう。
「こなた、ちょっと待ってなさい」
そう言って、苛立つ心を落ち着けるために、深呼吸をしてから電話に出た。
つかさは心配して電話を掛けてきてくれたんだけど、タイミングが悪い。
まるで、私の行動を諌めるかのようだ。
そのためなのか、さっきまでの興奮が一気に冷めていく。
それと同時に、虚脱感が体を襲う。
頭にもやがかかったような感じがする。
私は適当に会話を終わらせると、電話を切った。
こなたの方に向き直ろうとしたとき、また電話だ。
言い忘れたことでもあって、つかさが掛けてきたと思って、そのまま電話に出た。
「つかさ、なにか忘れてたの」
しかし、聞こえてきた声はつかさのものじゃなかった。
そして一言だけ。
「鈍感」
同じ声が、言葉が反対の耳からも聞こえた。
私は携帯を耳に当てたまま、体の動きを止めていた。
この部屋にいるのは、私とこなただけ。
何を言ってるの、こなたは。
鈍感ってどういうこと。
それよりも、なぜこなたは私の電話に掛けてきたの。
混乱する頭に、声が響く。
「かがみの鈍感。私が好きなのはかがみだよっ」
恐る恐る振り向くと、こなたが恥ずかしそうに笑っていた。
そこには、怯えるような雰囲気は一切無かった。
どういうことよ。
さっきまでのこなたはなんだったの。
私はなんてことをしてたの。
「かがみ、泣かしちゃってごめんね」
こなたに言われて、涙が流れていることに気付いた。
そして、こなたが私のほうに寄ってこようとして、倒れこんできた。
「うわっ」
こなたが私に覆いかぶさる。
その衝撃で、足にわずかな痛みを感じる。
けれど、それは本当にわずかで、気になるほどじゃなかった。
「あちゃ。下着下ろしてたの忘れてた」
てへへ、と笑うこなたを見て、自然と笑顔になる。
私の大好きなこなただ。
でも、私はこなたにひどいことをした。
許してはくれないだろう。
それが悲しくて、また涙がこぼれた。
「かがみ、本当にごめん。まさか、こんな風になるとは思わなくてさ」
えっと、どういうこと?
まさか……
「こなた、ずっと演技してたの?」
「うん、そだよ」
「い、いつから」
「んと、保健室でかがみに謝ったとこかな――」
枕元においてあった携帯を取り、発信者を確認するとつかさだった。
出ないわけにはいかないだろう。
「こなた、ちょっと待ってなさい」
そう言って、苛立つ心を落ち着けるために、深呼吸をしてから電話に出た。
つかさは心配して電話を掛けてきてくれたんだけど、タイミングが悪い。
まるで、私の行動を諌めるかのようだ。
そのためなのか、さっきまでの興奮が一気に冷めていく。
それと同時に、虚脱感が体を襲う。
頭にもやがかかったような感じがする。
私は適当に会話を終わらせると、電話を切った。
こなたの方に向き直ろうとしたとき、また電話だ。
言い忘れたことでもあって、つかさが掛けてきたと思って、そのまま電話に出た。
「つかさ、なにか忘れてたの」
しかし、聞こえてきた声はつかさのものじゃなかった。
そして一言だけ。
「鈍感」
同じ声が、言葉が反対の耳からも聞こえた。
私は携帯を耳に当てたまま、体の動きを止めていた。
この部屋にいるのは、私とこなただけ。
何を言ってるの、こなたは。
鈍感ってどういうこと。
それよりも、なぜこなたは私の電話に掛けてきたの。
混乱する頭に、声が響く。
「かがみの鈍感。私が好きなのはかがみだよっ」
恐る恐る振り向くと、こなたが恥ずかしそうに笑っていた。
そこには、怯えるような雰囲気は一切無かった。
どういうことよ。
さっきまでのこなたはなんだったの。
私はなんてことをしてたの。
「かがみ、泣かしちゃってごめんね」
こなたに言われて、涙が流れていることに気付いた。
そして、こなたが私のほうに寄ってこようとして、倒れこんできた。
「うわっ」
こなたが私に覆いかぶさる。
その衝撃で、足にわずかな痛みを感じる。
けれど、それは本当にわずかで、気になるほどじゃなかった。
「あちゃ。下着下ろしてたの忘れてた」
てへへ、と笑うこなたを見て、自然と笑顔になる。
私の大好きなこなただ。
でも、私はこなたにひどいことをした。
許してはくれないだろう。
それが悲しくて、また涙がこぼれた。
「かがみ、本当にごめん。まさか、こんな風になるとは思わなくてさ」
えっと、どういうこと?
まさか……
「こなた、ずっと演技してたの?」
「うん、そだよ」
「い、いつから」
「んと、保健室でかがみに謝ったとこかな――」
こなたの話によると、こういうことだったらしい。
こなたは私のことが好きだった。
そのことをアピールしてたのに、私がなかなか気付かないから、やきもきしてたらしいのよ。
どうしようかと考えていたときに、たまたま私に怪我をさせてしまった。
そうそう。私に飛びついてきたのも、こなたなりのアピールだったらしい……
その瞬間は、とんでもないことをしてしまったと思ったんだけど、私が気にしてなくて安心したって。
それならば、これは一歩前進するチャンスだと考え、私のお願いを聞こうと思った。
「宿題を自分でしなさい」とか、「授業を真面目に受けなさい」って言われるだろうからって。
そんなことでも、私に気に掛けてもらえれば嬉しいんだって。
言われた私は、思いっきり照れちゃって。もちろん、こなたにからかわれたわよ。
話がそれたわね。
ところが、私がしたお願いは「メイドになってくれ」でしょ。
驚いたけど、面白そうだからオッケーしたんだってさ。
あのときの笑顔は、楽しいことを見つけた笑顔だったのよ。
見事にだまされたわ。
それと、ご想像通り言われたわよ。「それ、なんてエロゲ」って。
そのときには、一歩前進とか忘れてたって言うんだから、呆れちゃうわよね。
後はごらんの通りよ。
暴走してる時に、私の愛を感じたって言われたわ。
どこをどう見れば、そういう結論に至るのか分からないけど。
こなたを好きなことは、間違い無いからいいけどね。
は、恥ずかしい話しちゃったわね。
それじゃ、こなたのとこに戻るから――
こなたは私のことが好きだった。
そのことをアピールしてたのに、私がなかなか気付かないから、やきもきしてたらしいのよ。
どうしようかと考えていたときに、たまたま私に怪我をさせてしまった。
そうそう。私に飛びついてきたのも、こなたなりのアピールだったらしい……
その瞬間は、とんでもないことをしてしまったと思ったんだけど、私が気にしてなくて安心したって。
それならば、これは一歩前進するチャンスだと考え、私のお願いを聞こうと思った。
「宿題を自分でしなさい」とか、「授業を真面目に受けなさい」って言われるだろうからって。
そんなことでも、私に気に掛けてもらえれば嬉しいんだって。
言われた私は、思いっきり照れちゃって。もちろん、こなたにからかわれたわよ。
話がそれたわね。
ところが、私がしたお願いは「メイドになってくれ」でしょ。
驚いたけど、面白そうだからオッケーしたんだってさ。
あのときの笑顔は、楽しいことを見つけた笑顔だったのよ。
見事にだまされたわ。
それと、ご想像通り言われたわよ。「それ、なんてエロゲ」って。
そのときには、一歩前進とか忘れてたって言うんだから、呆れちゃうわよね。
後はごらんの通りよ。
暴走してる時に、私の愛を感じたって言われたわ。
どこをどう見れば、そういう結論に至るのか分からないけど。
こなたを好きなことは、間違い無いからいいけどね。
は、恥ずかしい話しちゃったわね。
それじゃ、こなたのとこに戻るから――
「かがみってば、攻めに入ると結構Sっ気強いんだね(=ω=.)b」
「ちょっ。何言ってんのよっ!」
「ま、私がコーヒーに混ぜた、怪しげな薬のせいかもしんないけどね」
「ほっほー、こなたさん。その話、詳しく聞かせて欲しいわね」
「あなたの隠れた性癖を暴き出す、ってうたい文句の薬があってね。それをちょっとねー」
(って、嘘だけどね。時々足が痛そうだったから、コーヒーに痛み止めを入れたんだけど)
(わ、私って、あんなことしたかったんだ…… 確かに、気分よかったけど)
「かがみ様。また、お願いいたしますね」
「すっ、すっ、するかーっ!」
「ちょっ。何言ってんのよっ!」
「ま、私がコーヒーに混ぜた、怪しげな薬のせいかもしんないけどね」
「ほっほー、こなたさん。その話、詳しく聞かせて欲しいわね」
「あなたの隠れた性癖を暴き出す、ってうたい文句の薬があってね。それをちょっとねー」
(って、嘘だけどね。時々足が痛そうだったから、コーヒーに痛み止めを入れたんだけど)
(わ、私って、あんなことしたかったんだ…… 確かに、気分よかったけど)
「かがみ様。また、お願いいたしますね」
「すっ、すっ、するかーっ!」
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- GJ!!(≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-09-27 08:17:07)
- ひとえにグッジョブ!! -- オビ下チェックは基本 (2009-06-15 20:11:53)
- 良作ー!挿絵もマジうまい! -- 名無しさん (2009-05-26 19:24:15)
- 挿し絵もssもえぇ
萌え殺す気か -- 名無しさん (2009-01-27 20:22:34)