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えす☆えふ

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匿名ユーザー

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 みなさん、こんにちわ。こなたです。
 ……いや、正確には違うかな。
 こなた、みたいです。

 ここは(一応)私の部屋。……とはいっても、まだ何にもないんだけどね。
 場所は田園調布の一等地。みゆきさんの豪邸……の地下にある、とある施設の一角。

 なぜ、こんな豪勢なのか悲惨なのかわかんないところに住んでるのかというと……

 ぷしゅっ、と音を立てて自動ドアが開き、にこやかな表情の女性が姿を見せた。
 緩やかなウェーブを描く桃色の長い髪と、ちょっとだけうらやましいナイスバディ。
 貧乳はステータスだ、希少価値だと自負してる私だけど、じかに見るとやっぱりうらやましい。
 もー、なんで私もこーいう風に作ってくれないかなー。

「こなたさん、お身体の具合はいかがですか?」
 眼鏡の奥で、大きな瞳がにこにこと笑っている。
 『娘』の私にまで敬語を使う、この人は……

「あ、お母さん」
 ……高良みゆき。私のお母さん。

――――――――――――――――――
      『えす☆えふ』
――――――――――――――――――

「えっと、簡易セルフチェック実行……っと。
AIチェックサム:正常。動力炉、駆動系、循環系……うん、だいじょぶ。問題ないみたいだよ」
「そうですか、それはよかったです」
 心底嬉しそうに、みゆきお母さんは言った。

 ……もう気づいた人もいるかと思うけど、私は本物の泉こなたをモデルに、みゆきお母さんに作られた人型ロボット(アンドロイド)なんだよね。
 記憶とか人格は、生身の私からまるごとコピーされてる(らしい)から、いまいちピンとこないんだけど。

 例の『こな☆ふぇち症候群』のせいで、(オリジナルの)私を狙ってる人はたくさんいる。
 朝昼晩とみんなに付きまとわれて、いささか参っちゃってたオリジナルの『私』。
 これじゃ『私』の身が持たない……ってことで、みゆきお母さんが身代わりとして私を作っちゃった、というわけ。
 ……本当にそれだけなのか、はなはだ怪しいけどネ。

 ゆくゆくは私を量産して、『一人に一台!ロボこなた』を実現する計画なんだとか。
 まあ、私はみんな大好きだし、別にいいんだけどね。…………誰にもみくちゃに可愛がられても一緒だし。

 ちなみに、そうじろうお父さんもスポンサーとして出資してるらしい。
 今はPCの中に住んでるかなたお母さんのために、身体を作ってもらうんだって。

 ……まあ、そんな理由もあって、私の身体はオリジナルの『私』とまったく同じように作られてる、んだそうで。
 ごはんも食べれば汗もかくし、泣けば涙も出るしえっちもできる(いやー、生々しいねぇ)。
 できないのは排泄と成長ぐらいだけど……どうせ生身でも成長は望めないからいいや。ちぇ。


 もちろん、本物と見分けがつかないとマズいとか、技術的な問題だとかで、オリジナルとはあちこち違うところもある。
 アホ毛は通信アンテナとバランスセンサーの二本が立ってるし、泣きぼくろ(に偽装したインジケーター)は右の頬。
 意識しないとネコ口(ぐち)にはならないし、緊急時にはスタンガンになるっていう八重歯も生えてる。
 あと、関節部のスジとか、カトキハジメチックなマーキングとか。ま、服を着てれば目立たないけど。

 ……服を着てれば、ね。

 にこにこと私を見つめるみゆきお母さんの鼻から、またふた筋のヘモグロビン溶液が垂れてきてる。
 さすがに本物ほどじゃないにせよ、それなりの攻撃力があるみたいだね、

 ……私のハダカにも。

「ねえ、お母さん。いいかげん服着せてよ~……」
 生まれてこのかた二週間。ずっとハダカなんだよね、私。
「わ、わかってます、これから買いに行ってきますか……らぁっ!」
 自分で作った血の池で足を滑らせて、見事なサマーソルトキックを披露しながら、みゆきお母さんが言った。

 ……うーん、黒のレースにガーターベルトか。アダルティーだねぇ。


………………


 頭に巨大なコブをこさえたみゆきお母さんが、キリキリ舞いしながら部屋を出ていくと、また私はひとりになった。

「……んー、と」
 視線を胸元に落として、自分の貧相な身体を見つめる。オリジナルと寸分たがわない私の身体。
 申しわけ程度に盛り上がった極小サイズの胸、メリハリのないわき腹のライン、細身の手足。ちっとも引き締まってない手首足首……は、大きなインターフェイスリングのせいで見えないけど。

「……こんなのでなんで鼻血出すかな、あの人は」

 なだらかなお腹の向こう、両脚の間に、二つの緩い盛り上がりが見える。
 夏の一泊旅行の風呂場で目に焼き付けてきた、という、きっちりと作りこまれた「大事なトコロ」。
「挿入時に痛くないよう、本物の泉さんより少しオーバーサイズ」だそうだけど。てか、生々しいよみゆきお母さん。
「夜のお相手もバッチリです!」って、みゆきお母さんは力説してたっけ。顔中の穴という穴から湯気を噴き出しながら。

 「……夜のお相手……ねぇ」
 オーバーサイズ気味、といわれても、それでも小さい私のアソコ。
 まだ何も生えてない(いや、生えるわきゃないけどさ)、むき卵みたいにつるっとした肌がかすかに色づいてる。
 その淡いピンクの色づきは、小さなクレバスに向かって、その色を急激に濃くしてる。
 柔らかくて艶のある肌に、天井の蛍光灯が反射して……

 ……こ、これはこれで、相応にエロいですよ?



 一度意識しちゃったら、もう目が離せなくなった。
 おへその下あたり、人間だったら子宮がある所で、何かがグルグルと渦巻いてる感覚。
 ちょ、こんな感覚までカンペキに再現してますか。

 左手の指先を口元へ伸ばして、咥えてみる。即座にその指を捕らえて、まとわりつくようになめ回す私の舌。
 私って、こんなにえっちだったっけ? ……みゆきお母さん、まさか私に何か仕掛けたんじゃないだろーね。

 口元から指を離すと、銀色に輝く細い吊り橋がかかって……すぐにちぎれて、奈落の底へと堕ちて、いや落ちてった。
 右手が勝手に……はふっ、左胸の小さな先っちょを、いじっ・てる。
 頭の中に、だんだん……ピンク色のモヤが……かかってく。


 ……ちょ、ちょっとだけなら……いいよネ……


 震える指先が、ためらいながらゆっくりと降りていく。
 おへそのフチを、なぞるように迂回する。
 たったそれだけで……甘い痺れが背筋を走り抜けて、ピンク色のモヤが、濃くなってくる。

 ……え? ロボットならもっとそれらしいセリフを吐けって?
 いや、無理だからソレ。頭ん中はそのまんま「泉こなた」なんだし。
 今吐けるのは、甘い吐息・ぐらい・で……んっ、はふっ。

 ためらう指が、あと一歩で『女の子の部分』……、という場所にたどりついた。
 淡く色づいたヒダヒダからちょっとだけ頭を出して、今か今かと刺激を待ちわびてる、クリt……敏感なトコ。
 頭のスミに少しだけ残ってた理性が、『それは駄目だよ』と押しとどめる。

 それは駄目だよ。

 ……ダメだよ。

 ……だめ……だってば……


 理性が押しとどめた指先を迎えに行くように、本能が腰を前に突き出させる。
 本能はフルスロットル、理性はフルブレーキ。さながら空母から射出寸前の戦闘機、って感じ。

 部屋の温度が変わったのかな、いきなり天井の空調が動き出した。
 少し調子の悪い換気扇は、動き出す時、いつもおかしな音がする。
 なんかまるで、発情期の猫の鳴き声みたいだなって……

 ――『発情』。

 その単語が脳裏に浮かんだ、その瞬間。
 ――『えっちな気分』という名前のカタパルトが、私の理性を、吹っ飛ばした。

 ……背中のあたりで、何かがはじけたような音が聞こえた。



「えふぁあぁああぁあぅっ!?」
 理性を失ったゆびが、ようしゃなく私のわれめにとびこんだ。
 それだけで……わたしは、いっぱつで、イってしまった。


「……ふ……うふぅっ…………」


 ……あー……やっちゃったZE。
 で、でもこれで、どうにか、落ち着……

「ん……は・はふぅっ!?」
 お、落ち着かないじゃんっ!!??

 高まったままのえっちな気もちが、わたしの心をわしづかみにして、はなしてくれない。
「ひ・あぁあぅっ!」
 われめにそってもぐりこんだゆびが、わたしのなかであばれてる。
 そのたびに、せすじをかいかんがかけあがる。

「うっ、うそっ!? だめ、にほんはだめ、ヤバいって……あふうぅぅぅぁ!」

 ねじこまれたにほんのゆびが、ぐりぐりとうちがわのかべをいじめぬく。
 「いく、いくぅ、い・い・いぃっ……」

 ぷしゅ、ぷしゅとおとをたてて、わたしのあそこから、ぜっちょうのしおが、なんども、なんども。
 もういっぽうのてが、むねをはなれて、せなかのほうをさがっていく。

「ひっ!? お、おしりだめぇぇ、え、えぅぅぅぅっ!」
 あそこで、おしりのあなで、ゆびが・あばれてる。
 ……お、おしりぃ……すご・い・よぉぉ……

「ひ、ひっ、ひっ、ひ…………ぅぁ?」
 まえとうしろでひとしきりあばれたりょう手の指が、すっ……と離れる。

 ……でも、またすぐに。
 今度は、左の手だけが……

「あひゃぁぁぁっ!!」
 あそこに、おやゆび。おしりに、にほん。
「あああっ、だめ、だめぇ!あいだのおにくつまんじゃだめぇぇ!!」

 ……そして……のこったみぎてが……あそこにぃ……ひだひだにぃ…………


「ひゃぁぁぅっ!」

 みぎてのゆびが、ひだひだをつまんで、もみもみ、してる。
 がく、がくっ、がくっ。からだ、が、びくびくする。

「んぁ・んぁっ・ぁ・ん・ぁ・ぁ・ぁ」

 あつい。きもちいい。なにも、わかん、なく、なるぅ。

「どうしましたか、こなたさ……ぶふぉっ!」
「……お、おかぁさ……ぁ、あひぃっ! たっ、すけぇ……ぇふぁぁ」

 みゆきおかあさんが、まっかなきりにつつまれて、ぶったおれた。

「ぅ、ぅあ・ぅあぁっ・あ・あ・あ・あ……」

 めのまえ、まっ・しろ。
 もう、な・にも・わかン・なイ。



 わたし……コワれ・チゃう・ノ・か……ナぁ…………



「……ごめんっ! たりゃーーーっ!」

 せなかに・ものすごイしょっくをかンじて、わたシノいしき が



………………




「……めだよみゆきさん……まったく……ぶつぶつ」
「す、すみません、泉さん……ごふっ」
「みゆきさんはさりげないドジが可愛いけど……これはマズいっしょ」
「か、可愛い……泉さんが私を可愛いって…………ぶっほぁ!……ごぼごぼ……」
「……おーーい」

 ……何も見えない……けど、声が聞こえる。
 ゆっくりと目を開けると……目の前いっぱいに、柔らかい壁があった。
 なんだこりゃ? ……ああ、作業台か。

 私は、作業台にうつ伏せに寝かされてた。
 背中がスースーするとこから察するに、メインハッチを開けられてるみたいだね。

 私の背中で、誰かの手がもそもそと動いてる。
 身体の中を探られる、妙な感覚。この感覚だけは、ちょっと慣れそうにないなぁ。
 視界の端で、私と同じ青い髪がふりふりと動いて、
「……よいしょっと。これでおっけー」
 そういって、すっと離れた。

「私にできるのはせいぜいヒューズ交換ぐらいだからさ、あとはちゃんとバグ取りしたげてよね、みゆきさん」
「ふぁい……ごぼごぼ」
 私の背後で、みゆきお母さんが半分溶けながら(レーダーの画像が人影になってないんだよねー)言った。
 みゆきお母さんはやっぱりスゴイ。生身でこんなことができるのは、世界広しといえどもこの人ぐらいだと思う。

 よいしょっと。半身を起こして、首をめぐらせる。
 あ、私、服着てるじゃん。
 背中の大きく開いた、フリフリいっぱい甘ロリ全開でビショージョ大帝なドレスだけど。てか、何この服。

「おはよん」
 のーほほん、とした顔で、目の前に『私』が……オリジナルの私が立ってた。
「こなた……姉さん?」
「気がついた? 災難だったねぇ、こなつー」
 えっと、それなんてZガンダム?

 ごぼごぼと音を立てて人型に戻りつつあるみゆきお母さんが言うには、性感センサーの独立処理系のフラグがぶっ飛んで、駆動系が暴走しちゃったんだとか。
 おまけに、ヒューズが飛んだときの回路の挙動が逆になってて、安全装置どころか逆安全装置になってたって。
 ……むー、ホントに大丈夫なのかね、この身体。


「でも、私の目の前で何度も昇り詰めるこなたさん……とってぼ素敵でひた(だばだばだば)」
 よそ行きの白いワンピースが真っ赤っ赤。妄想も通常の三倍だね。

「えと……お母さん?」
「みゆきさん……もうなんていうかさ、いろいろと自重しようよー……」

 こなた姉さんが、ため息まじりにつぶやいた。
 ……うん、私も激しく同意。



― ヲハリ ―













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  • GJ! -- 名無しさん (2022-12-30 18:57:55)
  • みゆきは 医学部だから クローンを作る方が…
    と思ったが、生身だと こなフェチ患者からのスキンシップに耐え切れないか。 -- 名無しさん (2011-05-03 23:21:57)
  • ぐはっ、血が足りネェ~
    自重、自重しろォ~作者(嘘)
    -- 名無しさん (2007-12-21 15:23:44)
  • クローンが出てくるのはダブルゼーtうわみゆきさんなにをしてるのやめなs -- 名無しさん (2007-12-01 08:48:38)
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