暗闇の中で、ふと目が醒めた。酔いのせいか、頭が痛い。
目の前に転がる酒瓶の数々…そしてピンクのボール。
ぼ…ボール?
よく目をこらしてみると、頭のようだった。
…あきら様か?いや、あきら様しかいないよな、この髪は。
しかし、見覚えのない部屋だ。何故自分がここにいるのか、検討もつかない。
カーテンはピンク色…僕の趣味じゃないし…まさか…
しかしとりあえず便所に行きたくて、身を起こす。
あぁやっぱりそうだ、ここはあきら様の部屋だ。そう確信したのは、机の上の写真だった。
フレームの中の3人ーピンクの髪をした幼女と、両親と見られる大人たちが写っている。真ん中の女の子だけ、こちらを向いて幸せそうに笑っている……周りの大人は笑っていないのに。
目の前に転がる酒瓶の数々…そしてピンクのボール。
ぼ…ボール?
よく目をこらしてみると、頭のようだった。
…あきら様か?いや、あきら様しかいないよな、この髪は。
しかし、見覚えのない部屋だ。何故自分がここにいるのか、検討もつかない。
カーテンはピンク色…僕の趣味じゃないし…まさか…
しかしとりあえず便所に行きたくて、身を起こす。
あぁやっぱりそうだ、ここはあきら様の部屋だ。そう確信したのは、机の上の写真だった。
フレームの中の3人ーピンクの髪をした幼女と、両親と見られる大人たちが写っている。真ん中の女の子だけ、こちらを向いて幸せそうに笑っている……周りの大人は笑っていないのに。
「…ぱ…ぱ…?」
その声は寂しさを含んでいるように聞こえた。なんだ…僕と父親をダブらせたのかな…
「あ…んだ、白石…か…ふあぁ」
「お目覚めですか?あきら様?」
身を起こし、目を擦りながらこちらを見る姿は、なんとも頼りなかった。
「あ、あきら様、すみません、お手洗いはどこに」
その声は寂しさを含んでいるように聞こえた。なんだ…僕と父親をダブらせたのかな…
「あ…んだ、白石…か…ふあぁ」
「お目覚めですか?あきら様?」
身を起こし、目を擦りながらこちらを見る姿は、なんとも頼りなかった。
「あ、あきら様、すみません、お手洗いはどこに」
「いっちゃダメ」
へ?
いや、漏らせとおっしゃるのですかっ!
「あきらから離れちゃやだ!!」
意味がよく分からない。どういうことなんだ?
「僕は、ここに居ますよ…?」
「やだ!!そういって…どうせ…どうせ白石も居なくなるんだ!!」
へ?
いや、漏らせとおっしゃるのですかっ!
「あきらから離れちゃやだ!!」
意味がよく分からない。どういうことなんだ?
「僕は、ここに居ますよ…?」
「やだ!!そういって…どうせ…どうせ白石も居なくなるんだ!!」
あきら様が…泣いてる…
ぽろぽろと大粒の涙が、次から次から頬を濡らす。
僕はあきら様に近付いた。僕はここにいるのに、何故泣くんだろう…
あきら様の髪をなでてみる。さらさらしていて、気持ち良い…と、
「白石!」
「はい…?」
「あんたは、あたしの側から…離れない、よね?」
あきら様は俺を真っ直ぐに見つめる。僕に悪態つくときみたいな冷たい目線ではなく、いつになく真剣だった。
「僕は…あきら様のアシスタント、ですよ?離れるわけないじゃないで」
「番組が終わっても!!白石は離れちゃやだ!!もう…捨てられたくないよ…」
次の瞬間、あきら様は僕の腕の中にいた。あきら様の辛そうな顔を、もう見て居られなかった。
「僕は…あきら様に悲しい顔を、して欲しくないんですよ…」
「…しら…いし…?」
「僕が、あきら様のアシスタント、なんですよ?この世で唯一の。」
僕は、あきら様の頬を両手で包んだ。
ぽろぽろと大粒の涙が、次から次から頬を濡らす。
僕はあきら様に近付いた。僕はここにいるのに、何故泣くんだろう…
あきら様の髪をなでてみる。さらさらしていて、気持ち良い…と、
「白石!」
「はい…?」
「あんたは、あたしの側から…離れない、よね?」
あきら様は俺を真っ直ぐに見つめる。僕に悪態つくときみたいな冷たい目線ではなく、いつになく真剣だった。
「僕は…あきら様のアシスタント、ですよ?離れるわけないじゃないで」
「番組が終わっても!!白石は離れちゃやだ!!もう…捨てられたくないよ…」
次の瞬間、あきら様は僕の腕の中にいた。あきら様の辛そうな顔を、もう見て居られなかった。
「僕は…あきら様に悲しい顔を、して欲しくないんですよ…」
「…しら…いし…?」
「僕が、あきら様のアシスタント、なんですよ?この世で唯一の。」
僕は、あきら様の頬を両手で包んだ。
はっ、とあきら様の視線が、僕のとぶつかる。
「僕は…貴女を、一生守りとおひまふ…!!」
「僕は…貴女を、一生守りとおひまふ…!!」
噛んだ。
一番、一番大事なところで…!!!
あぁぁぁもう見ないで、あきら様、やめてー………
僕は恥ずかしさで沸騰しそうです。穴があったらツインドリルで掘ります。そしてそこに捨てて下さい……!
僕は恥ずかしさで沸騰しそうです。穴があったらツインドリルで掘ります。そしてそこに捨てて下さい……!
「……ばか…ばかじゃない…の…噛んでる」
そこに笑わないでー!!!もう泣きそうだよ、母さん、父さん、こんな息子でごめんなさい…
ぷにゅっ
そこに笑わないでー!!!もう泣きそうだよ、母さん、父さん、こんな息子でごめんなさい…
ぷにゅっ
「?」
僕はまだわからなかった。
目の前にあきら様がいて。
僕はそれをぼっとみてて。
いままでにない密着感で。
目の前にあきら様がいて。
僕はそれをぼっとみてて。
いままでにない密着感で。
それがキスだとわかった
くちびると、くちびるが
くちびると、くちびるが
あ、離れた。
「白石、ありがと…」
「どういたしまして…」
「じゃ、離してあげないから」
「白石、ありがと…」
「どういたしまして…」
「じゃ、離してあげないから」
あきら様は立ち上がり、箱の中をごそごそと…
そして、その手には、赤いリボン…レースの。
そして、その手には、赤いリボン…レースの。
「白石、小指貸して。」
言われるがままに、両手をパーにして差し出す。すると、赤いレースのリボンは、僕の左の小指に結ばれた。
言われるがままに、両手をパーにして差し出す。すると、赤いレースのリボンは、僕の左の小指に結ばれた。
「結んで?」
にっこりと微笑むあきら様につられて笑ってしまう。ダメだ、もうこの人には、勝てそうにない。
あきら様の小さくて細い指に、赤いリボンを結ぶ。
にっこりと微笑むあきら様につられて笑ってしまう。ダメだ、もうこの人には、勝てそうにない。
あきら様の小さくて細い指に、赤いリボンを結ぶ。
「みてみてー、運命の赤い糸~♪」
僕は笑いながら、彼女の頬にキスをした。
おわり…?
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- おおぉ☆
萌えたww
-- 名無しさん (2009-05-07 06:11:09)