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結び目が解けるまで 2章

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匿名ユーザー

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 最近、お姉ちゃんがおかしい。いや、お姉ちゃんだけじゃなくて……こなちゃんも。何処が、って上手く言えないけど……やっぱりおかしい。
「おっす、こなたー」
「あ、かがみー」
 今日も昼休みにお弁当をもって、私たちの教室に。そして何食わぬ顔で、こなちゃんの隣りに。ここまでなら、いつもの光景なのかもしれない。
「あ、お姉ちゃんホッペにご飯粒が」
「えっ? あっ、本当……」
 お姉ちゃんの手より先に、こなちゃんの口がお姉ちゃんの頬に。……もちろん一瞬の出来事。
「あはっ、かがみはドジな子だなー」
「ちょ、あ、あんたっ! やや、やめなさいよ人前でっ!」
 顔を真っ赤にするお姉ちゃん。怒るポイントがずれてる気がするけど。
「いーじゃんいーじゃん、漫画のラブコメとかでよくやってるじゃん」
「……馬鹿」
 笑うこなちゃんの横で、お姉ちゃんが顔を真っ赤にして俯きながら、声を漏らした。その表情は何処か恥ずかしそうで……それでいて、嬉しそうだった。やっぱり、おかしい。
「ねぇお姉ちゃん、帰りどっか寄っていかない?」
「あー、ごめん。こなたと約束してるの、また今度ね」
 最近は、二人だけで帰ることも多い。もちろん休日だって、二人で何処かに行く事もしばしば。私は一人、のけ者。
「こなたー」
「ねぇちょっと、こなた」
「んもぅ、相変わらずなんだから。こなたは」
「それでさ、こなたがさー」
「こなたが……」
 こなたが
 こなたで
 こなたと
 こなたこなたこなたこなたこなたこなたこなた……。お姉ちゃんの口から、その単語が出ない日はなかった。
 お姉ちゃんがこなちゃんが好きなのは、分かってた。でもきっと、諦めてると思ってた。だってお姉ちゃんの体は……普通じゃないから。だからお姉ちゃんの日記を盗み見た時には……衝撃が走った。
「何……これ」
 丁度、お姉ちゃんがお風呂に入っているときだった。いつも大事そうに書いて、見せてくれない日記が無防備に机の上に投げてあった。そこに書かれていたのはやっぱり……こなちゃんの事ばっかり。
 そして、こなちゃんの家で起こった事も……書かれてた。二人は……結ばれたんだ。私のお姉ちゃん、なのに。私の……私だけの。ワタシダケノ、オネエチャンナノニ。
「んっ……こな、たぁっ……」
 そして私は今、お風呂の前に居る。その中から聞こえてくるのは、お姉ちゃんの喘ぎ声。またきっと、自慰にふけっているに違いない。好きだもんね、こなちゃんをおかずにするの。トイレでこっそりしてるの、いつも聞いてるんだよ? 扉に耳つけて。
「お姉ちゃん」
「ひゃぁっ!」
 私が突然声をかけたので、お姉ちゃんの声が上がる。それはそうだ、人が居るのも知らずに自慰なんかしてるんだから。
「つ、つか、つかさっ?」
「私も、入っていい?」
「えっ……あっ、だ……」
 断る返事をする前に、扉を開ける。もう私の服はもう畳んで籠に投げてある。
「あっ、ち、違うのっ。えと、これは……」
 必死に言い訳しようとするお姉ちゃん。喘ぎ声とそそりたつ肉棒の説明をどうするのかにも興味はあったけど、今はもうどうでも良かった。
「いいよ、言い訳なんかしなくて」
「えっ……ひぅっ!」
 体勢を屈め、お姉ちゃんの熱く太くなった肉棒を掴む。それに反応したのか、体が仰け反る。
「ちょ、つか……さ、やめっ」
「こなちゃんとさ、Hしたんでしょ?」
「!」
 私の言葉に、お姉ちゃんの表情が引きつる。
「お姉ちゃん、こなちゃんの事好きなんだもんね……こんな体の癖にっ!」
「んんぅっ!」
 そのまま陰茎の根元をキツク締め上げると、さらに固くなっていくのが手から伝わってくる。
「こ、こなた……は」
 その苦痛に耐えながらも、声を絞り出すお姉ちゃん。脈打つ肉棒は、今にも射精しそう。
「こなたは、好きって……言ってくれた、の」
「……!」



 何、それ。なにそれ。ナニソレナニソレ。ナニソレナニソレナニソレナニソレッ! ワタシノホウガ、スキナノニ。
「……さない」
「つ、つか……さ?」
「許さないっ!!」
「ひぐぅっ!」
 私の手がお姉ちゃんの肉棒を掴み上げ、耐えられなくなったお姉ちゃんに肉棒から大量の精液が吹き出てくる。これももう、こなちゃんは知ってるんだ。この味も、この匂いも。
「いいよ、教えてあげる」
「ひっ……うぅ」
 射精にまだ放心しているお姉ちゃんに顔には、飛び散った精液が。それを舐めながら、もう一度お姉ちゃんに肉棒を掴む。
「私のほうが、お姉ちゃんを気持ちよくしてあげられるって」
 そう、だって。私が一番……お姉ちゃんの事を知ってるんだから
「ほら、立ってよ。壁に手、ついて」
「な、何を……」
「いいから、ほら」
「……」
 無抵抗のまま、お姉ちゃんが壁にてをつく。あはは、そうだよね。お姉ちゃん、苛められるのが好きなんだもん。そういうのも全部、知ってるんだよ?
「こなちゃんは、こんなことしてくれないでしょ?」
「な、何をつか……ひゃぅううっ!」
 お姉ちゃんの可愛い声が響き、体がビクンッと反応する。原因は簡単。私の舌が……お姉ちゃんのお尻を舐めたから。
「だ……めっ、そこ、は……はぁあああっ!」
 私の舌がお姉ちゃんの肛門を少しずつ開発していく。時には深く奥をついたり、周りを舐めたり。汚くなんかないよ、だってお姉ちゃんのだもん。
「ん、くぅっ……つ、つかさぁ……」
「あはは、オナニーじゃこんなの、味わえないでしょ? ……もちろん、こなちゃんでも」
 舌を肛門から離し、今度は人差し指で弄る。今イッたはずのお姉ちゃんの男根も、また固くなっていくのがここからも見えて可愛い。
「あっ、ああっ……あぅぅっ」
 私の指が肛門の奥に進むたびに、お姉ちゃんの体が悶える。ビクビクと小刻みに揺れ、半開きのままだった口からは涎も落ちる。後でまた、私が舐めてあげなきゃ。
「お姉ちゃんって、本当。変態だよね」
「ひぅっ」
 後ろから指で責めながら、開いた手で太くなった男根に触れる。ふふっ、もうこんなに固くしてる。それにもう、自分で腰使い出してる。それがまた可愛すぎる。
「じゃあそろそろ、本気でいくね」
「えっ……」
 肛門を責めていた手を止め、両手をお姉ちゃんの男根に。そして指の代わりに私の舌をまた、肛門を犯していく。
「ひっ……あっ、ぅ、ひ、ぐぅううううううううっ!」
 そのまま両手で激しく男根を責めると、あっけないほど簡単に射精した。あはは、アナルが好きなんだね。覚えておかなきゃ。
「あ、うぅ……ひぅ」
 初めてのアナルが気持ち良過ぎたのか、精液を出しながら放心するお姉ちゃん。そのまま精液だらけの床に、倒れる。
「ふふ、お姉ちゃん。誰が休んでいいって言った?」
「ひっ……」
「まだ、これからだよ」
 そのままお姉ちゃんの体を仰向けに。そこには精液を出し尽くして、少し萎えた男根が。
「も、もうやめて……つかさ。こんなの、変……よ。姉妹で、なんて」
「変なのは、お姉ちゃんだよ」
「ひぅぅっ!」
 お尻をもう一度指で弄ると、また男根が固くなっていく。
「お姉ちゃんは、私だけを好きでいればいいんだよ。ねっ?」
「ひっ……」
 お姉ちゃんの上に馬乗りになると、お姉ちゃんの顔が恐怖で引きつる。そうだ、こなちゃんだって出来たことが、私に出来ないはずがない。
「だ、駄目よっ、つかさっ! 駄目、駄目ぇっ!」
「私じゃないと、生きていけない体にしてあげるね。それでいいんだよ。それで」
 そうだよ。そうすれば私しかもう頼れない。私はお姉ちゃんを、支えるんだ。あはは、凄い。それは凄いよっ。
「ひ、ひぁあああああああっ」
 そのまま勃起したお姉ちゃんの男根を、私の膣の中に導いた。初めてだったから少し痛かったけど、思ったほどじゃなかったのが本音。それにそんなの、お姉ちゃんにされてると思えば痛くもなんともない。
「ほらっ、お尻も好きなんだよね。一杯一杯苛めてあげるからっ」
「あぅっ、ひっ、だ、やぁあああああっ!」
 私の指がお姉ちゃんの肛門を貫く。私の指に責められながら腰を動かすお姉ちゃんが、三度目の射精を迎えるのは……そう遅い事でもなかった。



 ……
 六回目の射精を終えた頃だろうか。もうお姉ちゃんの視線は、何処を見ているか分からなかった。
「ねぇ、お姉ちゃん」
「あ……ぅ」
 定まらない視線のまま、返事をするお姉ちゃん。
「こなちゃんとは、もう別れてね」
「……っ」
 その時、虚ろだった目が、生気を戻す。それが私の、癇に障る。
「じゃないと……こなちゃんに、同じ事するから」
「!」
 耳元で囁いた言葉に、お姉ちゃんの表情が強張る。そのまま俯き、小さい言葉を漏らした。
「分か……った、から。こなたには……」
「うん、じゃあよしっ」
 最後まで言葉も聴かず、そのまま立ち上がる。さぁて、お姉ちゃんの体も流してあげようかな。っていい加減上がらないとまた長風呂で怒られちゃうや。あははっ、これでいつもどおり。こなちゃんとお姉ちゃんは別れて、お姉ちゃんは私のもの。
「あはは、あははははっ」
 自然と笑い声が零れた。それは心からの笑い声。だって、そうだよ。これで最高。これで、完璧。だって、だって……

 オネエチャンハ、ワタシダケノモノダヨ?

(完)















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コメント:
  • つかさ怖!
    でもいい作品ですねぇ~w -- 名無しさん (2009-09-22 22:28:55)
  • 怖いわぁwwwwwwwwwwwwww
    -- 名無しさん (2009-03-18 18:41:01)
  • おおう!つかさ黒いね~ -- 古泉 (2008-05-21 22:19:29)
  • これはいい鬱 -- 名無しさん (2007-08-21 01:04:40)

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