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1階にある食堂から、階段を上り3階の会議室へ。
会議室のドアには張り紙が張ってあった。
《死体在中・グロ注意 九重》
なんともいえない表情で張り紙を一瞥し、ドアノブに手をかけるセレナちゃん。
一呼吸置いて、意を決したかのようにノブを捻る。あとはもう勢いである。

いた。
12人掛けの長机の真ん中辺り、ネコミミメイド服の異形が。
その足元には夥しい量の血溜まりがあるが、窓が開け放たれているせいか血の臭いはほとんどしない。
「窓開けたのって九重さん?」
「そうですよ」
現場保存の観点からすれば褒められた事ではないのだろうが、素直に感謝しておいた。心の中で。
これだけの血が流れていて密閉された空間だったら、と考えるだけでも気分が悪くなった。
どうにも血の存在感が強く、覚悟して来たはずが一定以上近づけずにいる。
それでも──真相を知るためには近づくよりあるまい。
「……やっぱりやめません?顔色悪いですよ」
あるいは九重の助言に従う事も時には必要かもしれない。
その場合は捜査は振り出しに戻るだろう。

◆近づく→12へ
◆近づかずに周囲を観察する→39へ
◆やっぱり出る→42へ