アーケインキャスターがやること
1.アーケインキャスターが出来ること
- ウィザード/ソーサラーのアーケインキャスターは、主に3種類のやることがあります。
- それはバフ、クラウドコントロール、ダメージディーラーとして分類されます。
1-1.バフ(Buff)・デバフ(DeBuff)
- バフは味方に対して有利になる呪文を掛けることです。緩衝という意味からBuffと呼ばれています。
- バフ用スペルははクレリック・バードにもあります。
- 被弾を減らす、ブラー、ディスプレイスメント
- 被ダメージを減らす、レジスト・エナジー、プロテクション・フロム・エナジー、ストーンスキン
- スキルや攻撃判定を増幅させる、ヒロイズム、グレーター・ヒロイズム
- 攻撃速度、移動速度を上げる、ヘイスト
等々…。
- バフは基本的にクエストスタート時・神殿使用前後に全員に掛けます。
クエストによって必要・不必要な物もあるので、SP節約の為にも必要なバフだけ掛けることが望ましいです。
- デバフは逆に、敵を弱体化させるバフの逆意から来ています。
- レイ・オブ・エンフィーブルメント&イグゾースチョンのようにSTRを下げたりするものや、
グリッターダストのような盲目効果のあるものから、速度減を起こさせるスロー、
その他多くの物があります。
1-2.クラウドコントロール(CCer:CrowdControler)
- 敵の「集団=Crowd」を制御する事です。
- D&Dに限らず「物量>質」の法則がある限り、自分たちのGrpが常に劣勢に立たされやすいです。
その為、集団で襲いかかる敵に対して一時的に敵の数を減らしたりする事で、戦闘を有利に進めるのがクラウドコントロール、略してCCと呼ばれる行動です。 - クレリックやバードにもコレに属する呪文がありますが、数は少ないです。
- 基本はLv1スペルのヒプノティズム(恍惚状態にしてダメージを受けるか時間切れになるまで止まる)、Lv2のウェブ(クモの糸で相手を絡め取る)があり、この2つのスペルは序盤から高Lvに至るまで常用する呪文になります。
- 他にも敵一体を麻痺させるホールドモンスター、人型のみを麻痺させるホールド・パースンとその範囲型のマス・ホールド・パースン、強制的に踊らせるオットーズ・イレジスティブル・ダンスやダンスホールと呼ばれる複数型用のオットーズ・スフィアー・オヴ・ダンシング等々、様々な物が用意されています。
1-3.ダメージディーラー(DDer)
- 敵に強烈なダメージを与える呪文を使うことです。DDにつかう呪文はDD呪文やDDスペルと呼ばれています。
とどめに使うもヨシ、削るにもヨシ。 - ただし、SP消費が激しいため、ここぞというときに撃ち込むのがベターでしょう。
敵のヘイトも取りやすいため、ディスプレイスメントやジャンプ、ストーンスキンなどで自身の防御策をとるのが必須になってきます。
- 代表的なのが、マジックミサイルです。耐性付きの敵は割りと少なく、ダメージは程々しかありませんがSP効率も良く、連射が効くのが強みです。
- また、スコーチング・レイ、ナイアック・コールド・レイなどは序盤で度々使うようになります。
- 中盤から使えるウォール・オヴ・ファイアーは終盤でも使える設置型の火の壁で、弱体化はしましたがそれでも強力なDD呪文です。
- ディスインテグレイトは無属性な分解光線で、マジックミサイルや他のエナジー系DD呪文が通用しない敵(主にコンストラクト系やブラックボーンスケルトンなど)に非常に良く作用します。
- また、シャウトやグレーター・シャウト等、ダメージと共にCC効果を引き起こす呪文もあります。
2.ウィザードとソーサラーの違い
- ウィザードは全てのスペルを使えます。また使える種類も豊富です。
- 神殿や酒場などでその時その時に応じてスペルを入れ替えて赴くクエストに最適なスペル構成で臨む事が出来ますが、SPが少ないのが難点です。
- ソーサラーはウィザードに比べて使えるスペルが少なく、またスペル入れ替えも3日に1つしか出来ません。
- ほぼ固定のスペル構成でクエストに臨む事になりますが、その豊富なSP量でその弱点を補えます。
2-1.ウィザードの立ち回り
- SP量が少ないので、要所要所で必要な分だけ、必要なスペルを的確に使う事が求められます。
- 呪文もCCスペルをメインに使い、雑魚戦では直接ダメージなどは前衛にほぼお任せしてしまう事が多いです。
2-2.ソーサラーの立ち回り
- 豊富なSP量ですが、呪文数が少ないので、ウィザードよりDD呪文を使う事が多くなります。ただし、基本的なCCは求められるので、ヒプノとウェブは必ず使います。
- ウィザードよりヘイトも取りやすいですが、元々高CHAなのでUMDを振っていればキュアワンドが使えるので、自己回復もしやすいのも強みと言えます。
3.キャスターに求められるモノ
- とは、なんでしょうか?
- 実際に何をするかは己の判断によりますが、Grpを組んでいる以上、Grpに貢献しなくてはなりません。
- どのようなスペルでGrpに貢献するかがキモだと思います。
3-1.バフ…そしてヘイスト
- バフの基本として、キャスターはブラーorディスプレイスメント、レジスト・エナジー、場合によってはその他の呪文を味方に掛けてあげます。
- バフをする事で、Grp全体の被ダメージ総量を減らして、回復にかかるコスト(ヒーラーのSPや回復ポーション)を軽減したり、全滅してしまうことを予防します。
- ブラーとディスプレイスメントについてですが、ソーサラーはブラーを外している人もいます。
ただし、ディスプレイスメントが入っているはずです。
逆に言えば、ディスプレイスメントは必須とも言えます。
後半のクエストになる度にその必要性は増してきます。 - 人にもよりますが、ブラーの無いソーサラーはちゃんとディスプレまで更新してくれる人、ブラーをワンドで入れてくれる人等います。
- どっちもしないソーサラーさんも中にはいますが、その時は覚悟して臨む事ですw
- バフの中でも特筆するべきなのがヘイストです。
ヘイストは攻撃速度を上げて速く移動したり、速く敵を倒して回復コストを減らしたり、時間の浪費を減らす効果があります。
ただし、効果時間が極端に短いため、エクステンド・スペルを使って効果時間を伸ばす事が求められます。
覚えたての頃はSP的に余裕が無いので、要所要所(例えばドアの前)でヘイストをGrp全体に掛けるようにするといいです。
後半になると殆どヘイストを切らさないように掛けておく様になります。
この辺りは使っていく内に慣れていくと思います。
3-2.CCerとして
- ウィザード・ソーサラーに関わらず、基本的なCCをするのはGrpに貢献する第一歩と思って下さい。
- 中には出逢った瞬間DD放つ超攻撃的なソーサラーさんもいますが、もともと打たれ弱いクラス=死亡頻度(コスト増)が高いのに、死にまくる様な場合、貢献どころがお荷物でしか無いことを肝に銘じておきましょう。
- 中にはヒーラーのせいにする人もいますが、ヒーラーは主に前線(前衛)を見ています。
いきなり後衛のゲージが下がっても対処するのに間が開いたりする確率が高いものであると思っていましょう。
- Grpでの行動中のアーケインキャスターは、
まず「敵と出逢ったらCC」
を優先して考えるのが基本です。
- あとは、そこから漏れてこちらに向かってくる敵に再度ヒプノなりウェブで足止めしたり、前衛が倒すのを見てるだけですw 必要に応じてヘイストなど更新したり…になります。
また敵集団中の厄介な敵に対して、特別に即死効果のあるスペルや無力化するスペルを与えて倒すか倒しやすくしたりもするといいでしょう。
3-3.DDerとして
- DD呪文は弱い敵をまとめて焼き払ったり、とどめを刺したりしますが…。
Grpでの行動中、実際にDD呪文が必要なときは限られてきますし、調子に乗ってじゃんじゃんぶっ放すと例えソーサラーでもSPはすぐ枯渇していくものです。
- 弱い敵が沢山出てきた場合にファイアーボールやウォール・オヴ・ファイアー等で焼き払う。
- HPの高いエレメンタルやボスに対して、即死呪文やDD呪文を放つ。
- 厄介な雑魚に即死呪文や無力化呪文。無力化後に即死やDD呪文ガツーンとか。
- 注意点は、ヘイトを取った時の対処です。
上手くジャンプして攻撃を回避したり、自己バフや自己回復するのは当然だと思って下さい。
特に回復についてはヒーラーさん任せにしてると呆気なく殺されます。
4.おまけ・参考
4-1.ギルマスのソーサラー「シグルド」スペル一覧
- 基本的にはマルチロール型を目指した構成ですが、高Lv呪文にDD呪文が余りないのが特徴です。
Lv1 | ジャンプ | ヒプノティズム | ナイトシールド | マジック・ミサイル |
Lv2 | ウェブ | ブラー | レジスト・エナジー | スコーチング・レイ |
Lv3 | ヘイスト | ディスプレイスメント | プロテクション・フロム・エナジー | サジェスチョン |
Lv4 | ウォール・オヴ・ファイアー | エナヴェイション | ソリッド・フォッグ | ディメンション・ドア |
Lv5 | ホールド・モンスター | コーン・オヴ・コールド | クラウドキル | ブレイク・エンチャントメント |
Lv6 | マス・サジェスチョン | ディスインテグレイト | グレーター・ヒロイズム | |
Lv7 | フィンガー・オヴ・デス | オットーズ・スフィアー・オヴ・ダンシング | ||
Lv8 | グレーター・シャウト |