イギリス史研究史料・文献収集法 二次文献収集法

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二次文献(secondary sources)

(1) 本

  • 買う場合:amazon(.com/.co.uk/.co.jp)は当然として,和書で絶版になっているものはジュンク堂または紀伊国屋書店 店頭在庫検索発注サービス(ハイブリッドweb)で見つかることもある.洋書はamazon以外ではBarnes & Noblesがamazonにないものを置いていることもある.中古はamazonのマーケットプレイスを使うか,和書については日本の古本屋スーパー源氏,洋書はAbe booksalibris,両者を統合して検索できるBookfinderなど.
  • 借りる場合:各大学図書館に所蔵していない場合はILL [Inter Library Loan]サービスを利用するしかないが,まずは所在を自分で確認してみる.日本の大学についてはNACSIS Webcatを当たってみるべきだが,NACSISにデータが入っていない,あるいはデータが完全ではない大学(早稲田等)もあるので,そのときは各大学図書館のサイトで直接調べる.日本に無いときはイギリスかアメリカの大学に頼むことになるが,イギリスの大学図書館の蔵書はCOPACというサイトで調べることができる.アメリカについては,OCLC First Searchで調べられる(要購読).

(2) 論文

  • 邦語論文:国立国会図書館のNDL OPACで書誌情報(著者・タイトル・雑誌名・巻と号・ページ)を調べることができる.欲しい論文を掲載している雑誌が無い場合は,「(1)本 借りる場合」と同じ方法で所在を調べ,ILLのコピーサービスを利用する.
  • 英語論文:書誌情報はまずRHS Bibliographyに当たってみるべきだが,実はこれはアメリカで出版されたものなどについては漏れが多いので,ISI Web of Scienceも同時に当たってみること(要購読).電子ジャーナル,あるいは大学に所蔵が無い場合の入手方法は「(1)本 借りる場合」と同じ方法で所在を調べ,ILLのコピーサービスを利用する.British Libraryに頼むと比較的早く届く(1-2週間).
  • English Historical Reviewの9月刊行号には,前年の学術雑誌に掲載された論文の内容を簡単に紹介するNotices of Periodicals and Occasional Publicationsがある.
  • 書評・動向:話題の著作の書評は主要学術雑誌Historical Journal, English Historical Review, History, Historical Research,あるいはアメリカ系のJournal of British StudiesJournal of Modern History,学術雑誌ではないがTimes Literary Supplement等に出ている.また,ある時期に新動向の著作が相次いで出版された場合は,上記の雑誌にReview Articleとして載ることが多い.Review ArticleはRHS Bibliographyで検索できるが,個々の書評の検索はできない模様.
  • 電子ジャーナル:JSTOR, Project MUSE, Swetswise, Oxford Journals , Cambridge Journals Onlineなどを使ってダウンロードすると便利.いずれも要購読だが,Project MUSE,Oxford Journals,Cambridge Journals Onlineでは購読していなくてもデータの検索は可能である.

(3) 博士論文

  • イギリス:イギリスで現在どのような博士論文が書かれているのかについてはIHR [Institute of Historical Research]のサイト,History On-LineでTheses Completed(完成した博士論文のリスト)とTheses in Progress(現在進行中の博士論文計画)が調べられる.完成したものについてはCOPACで所在を調べることができるので,確認後は各大学図書館のILLで頼む.多くの場合BLからマイクロを取り寄せて自分でプリントアウトするか,向こうでコピー&製本をしてもらうか,どちらかを選ぶことができるが,後者はお金がかかる(¥10,000以上).
  • アメリカ:現在のイギリス史研究はアメリカの研究状 況を無視しては進められないので,アメリカの博士論文もチェックする必要がある.アメリカの博士論文については大学図書館のデータベース,Proquest Digital Dissertationsを使って調べることができる.



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