New Warriors Vol. 4


出版:2007年8月〜2009年3月、全20話


概要

スタンフォード爆発事件を経て解散したニューウォリアーズが再結成。
その正体はM-Dayで能力を失ったミュータントたちが様々な装備を使って戦うチームだった。
超人登録法が制定され代わり行く情勢下で、登録しない非合法ヒーローチームとなった新生ニューウォリアーズ、彼らを逮捕しようと躍起になる刑事たち、謎の行動を繰り返すリーダーのナイトスラッシャーなどを描く。

登場人物


■ニューウォリアーズ
M-Dayで能力を失ったミュータントたちのチーム。失った能力を装備で補い、ヒーロー活動を続ける。
超人登録法には従わず、非合法ながら犯罪者やヴィランと戦う。

ブラックウィング:元ビークことバーネル・ボースク。漆黒の飛行アーマーで空を飛ぶ。
デシベル:元チャンバー。ソニックブラストを放出。
ロングストライク:元タトゥーことクリスティーヌ・コード。伸縮自在の手足。
フェイザー:元ラディアン。胸や手からビームを放出して攻撃。また、反重力ディスクを形成して浮遊する。
リップコード:元ステーシーX。金属の触手をムチのように使って攻撃。
スカイボルト:元レッドネック。飛行能力と両腕からエネルギー対を射出する。
テンペスト:エンジェル・サルバドーレ。炎と氷、風を起こすガントレットを装備
ワンドラ:元ジュビリー。怪力を発する。チームのフィールドリーダー。
ナイト・スラッシャー:リーダー。だが彼は既に死亡しているはずで、その正体は謎に包まれている。
資金はナイトスラッシャーが提供している。装備は過去にヴィランが使っていたものを改造。
またアーケードのマーダー・ワールドを改装し、デンジャールームとしてトレーニング施設として使用。

追加メンバー
ルネッサンス:元ウィンドダンサーことソフィア・マンテガ。ドクター・オクトパスの触手のような装備を使う。


内容

1〜6:"Defiant"ヒーローとしての心構えも訓練も充分でない中で彼らの歩むべき道は?死んだはずのリーダー、ナイトスラッシャーの正体は?勧誘されたソフィア・マンテガが選ぶ道とは?
7〜8:"Reunion"ある人物の墓を一人訪れたナイトスラッシャーに旧知の敵が襲いかかる。
9〜13:"Thrashed"任務中にいなくなる事の多いナイトスラッシャーの動きを怪しむジュビリー。そんなある時、任務中にチームが分断され、半分が敵の本拠地に取り残されてしまう。
14〜15:"Secret Invasion"タイ・イン。ナイトスラッシャーがスクラルではないかと怪しむ旧メンバーとの対立。
16〜20:"Blood and Iron" 警察がニューウォリアーズ対策の武装チームを編成。戦闘中の事故によりリップコードとスカイボルトが死亡する。彼らを救うためナイトスラッシャーはタイムマシンで過去に戻ることを選択するが、彼らが辿り着いたのはアイアンマン軍団が支配する未来だった。


結末と影響(ネタバレあり)

ナイト・スラッシャーの正体はドウェイン・テイラー(オリジナルニューウォリアーズのリーダー)ではなく、その弟のドニェル・テイラーだった。
ドニェルはスタンフォード爆発事件で死亡したドウェインを復活させるため、タイムマシンを作ろうと考え、そのパーツを手に入れる目的で新ニューウォリアーズを結成したのだった。
しかしタイムマシンで兄が復活した未来へ辿り着き、彼が世界の支配者になっていたのを見ると自らの非を悟り、チームの解散を決定する。

ロングストライク、スカイボルト、リップコードの3人は戦死。
残りのメンバーは装備を与えられて去った。




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最終更新:2017年02月17日 17:50