ファット - アメコミ@ wiki

ファット(Phat) / ウィリアム・ロバート・レイリー（ビリーボブ） / William Robert "Billy-Bob" Reilly

初出：X-Force vol. 1 #117 (2001)
種族：ミュータント

概要

ファットは第二期X-Force、X-Statixに所属するミュータントヒーロー。
ゲイでヒップホップ好き。

能力

体を膨張させて超人的な腕力を発揮し、弾力のある体で攻撃を弾く。
体全体を膨張させることも部分的に膨張させることも可能。

経歴

ビリーボブはトレーラーハウスに住む貧困家庭に生まれた。
能力が覚醒するとそれを鍛え、クライムファイターとして生活していた。
X-ForceがBoy R Usというバンドの救出でメンバーのほとんどが死亡すると、その補充要員としてチームに参加する。

最初はガリ勉の仲間ヴィヴィセクターをからかうが、二人とも不人気メンバーという立場ゆえか、徐々に友情を育んでいく。
チームのオーナー、スパイク・フリーマンにそそのかされ、話題づくりのために内輪揉めをけしかけた時期もあったが、大して効果はなかった。
やがてヴィヴィセクターと付き合うようになり、ゲイとしてのアイデンティティーに悩むようになる。
しかし二人はお互いゲイだが、特に愛し合っているわけではないことを自覚し、関係を解消する。

チームのメンバーとして大金を稼ぐようになり、彼は家族のために家を買った。しかし彼らはその方が落ち着くという理由で庭にトレーラーハウスを置いてそっちに住んでいた。

アメリカで狙撃者を使う無差別殺人を行ったミスターコードとの戦いで死亡。ミスターセンシティブがミスターコードを倒すと自爆したため、ファットはメンバーをかばうため自らを盾として犠牲になった。彼の死を誰よりも悲しんだのはヴィヴィセクターだった。(X-Statix #8 2004年1月)

実写映画でのファット

チームで唯一実写映画に登場。X-MEN：ファイナル ディシジョンにカメオ出演した。
登場シーンは多くないが、ミュータントたちの集会のシーンで椅子に座るシーンが印象的である。
DVDには未使用シーンとして彼がアイスマンに凍らされ、コロッサスに粉砕されるシーンが収録されている。

---