パワー・パック (Power Pack)

(グループ名、マーベル)

初出:Power Pack #1 (1984年5月発行/ カバーデートは8月)

概要

パワー・パックはマーベルコミックスのヒーローチーム。
マーベル世界で最年少のヒーローチームで、大人の指導者がいない珍しいチームである。
正体はパワー家の長男アレックス、長女ジュリー、次男ジャック、次女ケイティの兄弟姉妹4人である。また父親がミスター・ファンタスティックことリード・リチャーズと家族ぐるみの付き合いをしているため、フランクリン・リチャーズと縁があり、フランクリン・リチャーズを入れて5人で活躍することもある。

設定

パワー家の4人は、悪の宇宙人と戦っていた正義の宇宙人ホワイトメーンから、超能力を与えられる。個別の超能力の他に、全員に超回復力が与えられた。
(後に各自の超能力を交換したり、集めたりできるようになり、コードネームが変わるが、一番よく使われるコードネームで表記する)
両親を心配させないため、超能力やヒーローとしての活動は秘密にしている。

ニューヨークがリンボー界と化したインフェルノ事件の際に両親にヒーローであることを明かしたが、両親に大きな心配をかけた(特に母マーガレットはほぼ心神喪失状態になってしまった)ため、事情を知るニューミュータンツの力を借り、ヒーローとして戦っていたのはミラージュが作り出した幻影だったことにして、再び内緒でヒーローとして活動するようになった。

その後2000年の第2シリーズで再び両親にヒーローであることを明かしていた……が、2020年の第4シリーズでやっぱりそれは無かったことになった。アメコミでは良くあることなので気にしてはいけない。

メンバー

ゼロ-G:本名 アレックス・パワー(登場時12歳)
重力を操る能力を持つ。後にニューウォリアーズ(1期)に参加。2期冒頭でスピードボールに声をかけられたが、参加を辞退している。その後フューチャー・ファウンデーションに参加。
パワー・パックス全員の超能力を集めて使うパワーパックス(Powerpax)またはパワーハウス(Powerhouse)になることもある。

ライトスピード:本名 ジュリー・パワー(登場時10歳)
飛行と高速能力。飛ぶときには後ろに虹のようなものをひき、これを使ったトリックもできる。後に女優になるため西海岸へ行き、ランナウェイズを「保護」するために活動、さらに後にアベンジャーズ・アカデミーで生徒兼補助教員になる。(大人になったとき)セクシュアリティがレズビアンまたはバイセクシャルとみられていたが、さらにややこしいものだった。

マスマスター:本名 ジャック・パワー(登場時8歳)
密度を自由に変えられる。

エナジャイザー:本名 ケイティ・パワー(登場時5歳)
エネルギーの放射と、物体を分解してエネルギーに変える。主人公的な位置づけ。

All Age版

All Age版(全年齢対象、つまりお子様でもOK版)のパワー・パックも出版されている(邦訳あり)。
内容は、パラレルワールドを舞台に、いろいろなヒーローと組んで活躍するもの。
ペンシル&インクを日本人の女性ユニットグリヒルが担当(持ちキャラになっている?)。全部ではないと思うが、日本人が見ても「かわいい」キャラである。



タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2022年02月02日 02:31