公務員試験とは、公務員になるための試験のことです(そのままですが。)

一口に公務員といっても色々種類がありまして、国家公務員(Ⅰ種・Ⅱ種)・地方公務員(上級・中級・初級)・市役所職員・警察官・消防員・国立大学法人職員・国税専門官・などの種類が一般的でしょうか。

これらの職に就くためには、国や地方自治体が実施する採用試験に合格する必要があります。これが世に言う公務員試験というものです。

受験資格はそれぞれの試験によって若干の差異はありますが、基本的に学歴・性別は関係なく、日本国籍さえあれば誰でも上記の試験を無料で、しかも可能な限り併願して受けられるはずです。
ただ、年齢制限がありますので受験される自治体や組織のHPでご確認を。
試験の実施時期は5月~8月からというものが多いでしょうか。これも受験される自治体・組織のHPでご確認を。
4月~5月にかけて、各自治体から受験案内が配布されますので、こまめにチェックして取り寄せましょう。

採用までの流れは、基本的に以下のような感じです。

一次試験(筆記)⇒”合格”⇒二次試験(面接)⇒”合格”⇒採用

公務員試験における最大の山場は一次試験(筆記)といわれています。
というのも、後で説明しますが、この一次試験は、勉強しなければならない科目が教養試験と専門試験とあわせて20科目以上(+論文試験×2)にも及ぶ非常にサディスティックな代物だからです。この試験を突破しないと次の二次試験(面接)まで進めません。

1教科単位の科目の底は浅いとはいえ、それが20科目もあると相当な量です。

独学の方は、ガチガチに対策を練って効率性を常に念頭に置いて勉強していかないと、どんなに頭が良い人でも短期での合格は不可能であると考えます。
最終更新:2007年05月04日 18:17