ガイオー

ガイオー

  • ガイオー
全長:3m
OS:GAIOシステム(Guardian Advance Independence Operation SYSTEM)
動力:電力、ガイオーエネルギー
武器:なし
技:ピンポイントガイオーパンチ・スーパーイナズマガイオーチェップ
  閃光のガイオーフィンガー・愛と勇気と希望のガイオーフィンガーソード
  飛ばないロケットガイオーパンチ・必殺烈風ガイオー突き
  スクリューガイオードライバー・ファイナルアトミックガイオーバスター
  ガイオー百裂パンチ・最速イナズマガイオーナックル
  (他多数)

吾妻喜十郎がガイオー自身の指示通りに作り上げたロボット。
龍一子の五歳の誕生日プレゼントとして贈られたことから共同生活がスタートする。
独自の人工知能を持ち、龍一子との生活が彼を成長させる。
龍一子がガイオーにアニメの必殺技を教える時は彼女のことを「師匠」や「マスター」と呼ぶことも。

それから十年が経ち、インベーダーが人々を襲う場面に遭遇する。
以来、龍一子と共にそのパワーで人々を守る者として戦うこととなる。
内臓エネルギーを両手の拳に宿すことでインベーダーへ最も効果的にダメージを与えることができる。
キックはタックルも可能だが、その反動による自身へのダメージもあるため、基本的に拳で戦う。

後に大型インベーダーとの戦いで破壊寸前に追いやられるも、
喜十郎によって作られた「ダイガイオー」となって復活を遂げる。
その後、喜十郎により予備のパーツで元のガイオーを作り、ダイガイオーからのリモートコントロールにより
龍一子との生活を取り戻すも、ガイオーエネルギーが通っていないため、戦う力は激減している。



娘。龍一子の五歳の誕生日プレゼントという名目でガイオーのテスト、監視を開始する。

到着した日の夜十時。ガイオーは自らプラグを刺して朝の七時まで充電をする。
二日目、三日目とその行動に変化はない。
しかし四日目の朝、充電が六時に終わる。七日目の朝は五時。
ガイオーが充電を始める時間が次第に遅くなる。
そして二ヵ月後。ガイオーは充電という「機械」において最も重要な行為を止めた。
以降、夜には充電機器の前で動きを止めるが、充電の形跡は全く見つからない。
不要となった充電機器を回収すると、幾つかの部品が変形、不足していることが分かった。

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ガイオーがきて二日目の朝。龍一子と会話を始める。
最初は騒音交じりの音で龍一子と会話していたのだが、一ヶ月過ぎた頃には流暢に喋り出した。
次のメンテナンスで調べてみたが、ガイオーにはスピーカーとなるものは存在しない。
私が組み上げたのだから当然のことだ。
驚いたことにガイオーは己の機械の駆動音を調節してで話しているのだ。
しかし、不思議なことに次のメンテナンスではよく見かけるような平凡なスピーカーが備え付けられていた。
もしやと思い、ガイオーの体の隅々まで調べるが、ナノマシンは発見できず。
この件は不明のまま。その後もスピーカーの精度は増していく。

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龍一子と一緒にアニメに出てくる必殺技の練習をするようになる。
ガイオーの可動範囲を大きく超えるモーションをできないなりに繰り返していた。
しかし、なぜか次の日にはそのモーションを可能としていた。
設計図を元に作られる「機械」として、これはありえないことだ。
メンテナンスのたびにパーツが増えている……いや、変化していると言えるだろう。
ガイオーは自ら成長しているに違いない。
私はこの事実を受け入れ、龍一子との生活が功を奏していることを確信する。

以降、簡単な監視を続けながら龍一子にガイオーを完全に委ねた。

(吾妻喜十郎の記録より引用)


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最終更新:2015年11月07日 20:05