BGAうぃきではBGAで遊べるボードゲームのルールを説明しています。
その中で使われている単語が専門的で何言ってるのか分からない!という方のために用語の解説をするページです。
主にBGAに関連した用語が多いですが、ボードゲームを遊ぶときによく使われるような用語を50音順で説明します。
*加筆・修正してくださる方がいらっしゃれば、ぜひお願いします。
あ行
アクションポイント
Action Pointのこと。APと省略されることもある。
各プレイヤーがそれぞれのターンに実行できる選択肢に数値が決められ、選択したものの数値の合計が規定数値内になるように行動を行っていくゲームのこと。
手番で使用できるアクションポイントが3、行動Aに必要なアクションポイントが1、行動Bに必要なアクションポイントが2だとすると、行動Aを3回、行動AとBを1回ずつ実行できる。行動Bを2回行うことはできない。
アクションポイント制
ゲームシステムにアクションポイントを導入しているゲームのこと。
BGAではスルー・ジ・エイジズやボンベイなどがある。
アブストラクト
本来はテーマ性がなく(またはほとんどない)システムのみのゲームを指す言葉だが、運要素がないゲームに対しても使用される。
BGAではリバーシや五目並べなど日本でも有名なものから、クアルトやシャンチーなど世界で遊ばれているものなど数多くのものがある。
インスト
instructionの略。
ゲームのルールを説明すること。
インタラクション
プレイヤー同士の相互作用のこと。プレイヤー間での攻撃や交渉のような要素。
ヴァリアブルフェイズシステム
実行されるフェーズ処理の順序が可変であるというシステム。
また、いくつかの選択肢がある中で、あるプレイヤーがその行動を選択したら全員が同じ行動を取るが、選択したプレイヤーにだけは特権が与えられ、少し得をするというシステムもある。
BGAのゲームではプエルトリコやレース・フォー・ザ・ギャラクシーなどで採用されている。
ヴァリアント
基本ルールに対して作者側が用意したアレンジルールのこと。
ヴァリアブルプレイヤーパワー
プレイヤーごとに担当するキャラクターなどが割り当てられ、それぞれのキャラクターの能力が異なるようなゲーム。「非対称性のゲーム」と呼ばれることもある。
BGAではテラミスティカ、東海道などがある。
運ゲー
運の要素がゲームの勝敗に大きくかかわるゲームのこと。
ヤッツィーとかキャントストップとかこいこいとか
重い
対義語は軽い。
ルールが長かったり、プレイ時間が長かったりするゲーム。じっくり楽しめるが、精神力と時間と覚悟が必要。
重いゲームのことを重ゲーやヘビーゲームと言ったりする。
か行
カードゲーム
カードを主として使うゲーム。もともとボードを使用するゲームを手軽にできるようにと、カードゲームにしたものを指す場合もある。
BGAではコロレットや十二季節の魔法使いなどがある。また、後者ではフロレンツァ・カードゲームなどがある。
上家(かみちゃ)
かみちゃと読む
自分の1つ前の手番のプレイヤー。麻雀用語だが、しばしばボードゲームでも使われる。
軽い
対義語は重い
ルールが短かったり、プレイ時間が短いゲーム。ボードゲーム初心者でも気軽に遊ぶことができる。ルールが簡単な故に単調な展開になることがあるが、奥が深いゲームもたくさんある。
軽いゲームのことを軽ゲーやライトゲームと言ったりする。
カルマ
BGAでのプレイヤー評価システムのこと。0~100の間で変動する。カルマの数値によってテーブルへの参加者制限をかけることができる。また、カルマの数値があまりにも低い場合、BGAの利用が制限される場合がある。
2016年9月以前にBGAに登録していたプレイヤーは85、それ以降に登録したプレイヤーは75が初期数値になっていて、ゲームを1回プレイするごとに1ポイントずつ増加していく。
カルマが下がる条件は次の通り
- ゲームを途中で退出する: 初めて退出した場合はカルマは下がらないが、2回目以降は-10、1か月以内に2回以上繰り返した場合は1回退出する度に-20となる。
- トーナメントを途中で抜ける: -4
red thumbの評価数が全体の評価数の10%以上20%未満なら、カルマは60が上限となる。20%以上ならカルマの上限が30となる。カルマが50を下回るとチャット機能が制限される。
ギフトポイント
BGAで獲得できるポイント。100ポイントを支払うと30日間のプレミアム会員になれる。
ポイントは、各ゲームごとの初めての勝利で5ポイント、1行の翻訳をすると1ポイント獲得できる。
協力ゲーム
プレイヤー同士が対立するのではなく、全員で相談したり知恵を出しながら、ある目標の達成を目指すゲーム。
多くのゲームは目標が達成できればプレイヤー全員の勝ち、達成できなければプレイヤー全員の負けとなる。
BGAでは花火(HANABI)やインジャワラなどがある。
金(きん)
ボードゲームで用いられる通貨の総称。ゲームによって使用されるお金の単位がダブロンだったりドゥニエだったりドルだったりで使い分けが面倒なのでまとめて「~金」と呼ぶことが多い。例えば、1金持っているというような場合は、そのゲームで使用される最小単位のコインを1枚持っていることを意味する。
キングメイカー
いわゆるドイツゲームと呼ばれるようなボードゲームでは、基本的には1位以外はすべて敗者となる。ゲームが進むにつれて、どのように行動してもトップにはなれない(=勝者になれない)プレイヤーが出てしまう場合がある。このようなプレイヤーが自分にとって最も有利な行動をすることを諦めて、トップまたは2位のプレイヤーに対しての妨害行為を行うことでトッププレイヤーの順位が変動し、最終的な順位が妨害を行ったプレイヤーの行動によって決定してしまうこと。
BGAでは明確な禁止行為となっています。身内と遊ぶ際には許されるかもしれませんが、知らない人とプレイする際には絶対にこのような行為はしないこと。BGAに限らず、ボードゲームを遊ぶ際にはマナー違反な行為となります。
ゲームデザイナー
ゲーム作家とも呼ばれる。ゲームを考案しゲームを作る製作者のこと。
コスト
ある行動をするために支払わなければいけないもの。何を支払うかはゲームによって異なるが、大抵はお金や資源など。
後手番
対義語は先手番。
後に手番を行うプレイヤーのこと。
コンポーネント
component
ゲームで使用する部品のこと。コンポーネントが少ないゲームはカードのみを使用したり、カード+αくらいしか使用しない。
逆にコンポーネントが多いゲームはカードのほかにコマやチップ類、ダイスなど多くのものを使用し、大概ルールが複雑な傾向にある。
さ行
さいころ
一般的なのは正六面体で1~6の目が出るさいころ。ボードゲームで使用するさいころは必ずしもこのようなものではないことがある。
サプライ
ストック、リザーブと同義。
ゲーム中に使用するコマやお金を集めておく場所。サプライに一定のコマやお金がない場合に、これらを得るための行動をしても本来得られるはずのものが得られないゲームもある。
システム
同じようなルールをまとめた群のこと。
下家(しもちゃ)
しもちゃと読む。
自分の1つ後の手番のプレイヤーのこと。
シャッフル
カードなどを混ぜること。
終了条件
そのゲームが終了する条件。山札がなくなったら、誰かの手札がなくなったら、規定されたラウンドが終了したらなど、様々なものがある。これを知らないと戦略が立てられないので必ず確認したほうがいい。
正体隠匿系
それぞれのプレイヤーに役職やキャラクターが秘密裏に割り当てられ、他のプレイヤーは誰がどの役職なのかを推理しながらゲームを展開するというシステム。人狼系とも呼ばれることがある。
BGAにはお邪魔者などがある。
勝利条件
各ゲームで定められている勝者となるための条件。これを達成したプレイヤーが勝者となる。
勝利点
Victory Pointのこと。VPと略される場合がある。
勝利のために必要になる指標の1つ。これが明示されているゲームでは勝利条件として勝利点を最も多く獲得することを求められることが多い
ジョーカー
トランプのジョーカー。
ボードゲームでは切り札として、または他のものの代わりになるものという意味で用いられる。
ジレンマ
dilemmaのこと。
自分の思い通りにしたい複数の事柄のうち、いずれかを思い通りにするとそれ以外のものが必然的に不都合な結果になる、というもの。
ライナークニツィアがデザインしたゲームにはこれが巧みに取り入れられていることが多い。
BGAにはロストシティなどがある。
スタートプレイヤー
Start Playerのこと。SPやスタPと略される場合もある。
ゲームやラウンドの最初に手番を行うプレイヤーのこと。BGAで一番最初のスタートプレイヤーはランダムに決定されるものが多い。
捨て札
捨てられたカードなどのこと。
ストーリーテリング
物語を作ることが主軸となっているシステムのこと。
BGAではリメンバーウェンがある。
セットアップ
ゲームを始めるための準備のこと。BGAでは自動でやってくれる。
セットコレクション
カードやコマを特定の組み合わせで集めることで得点が発生したり、何らかの役割が発生するゲーム。
BGAにはこいこいやコロレットがある。
競り/競りゲーム
オークションとも呼ぶ。
一定のものに対して、各プレイヤーが価格を提示し、最も高値を提示したプレイヤーがそれを獲得するというシステム。
このシステムを取り入れているゲームを競りゲームという。
BGAではザ・ボスやキーフラワーなどがある。
先手番
対義語は後手番。
先に手番を行うプレイヤーのこと。
ソリティア
1人用ゲームのこと。
BGAではテルモピュレやダーク・エージェント、インジャワラなどがある。
ソロプレイ
インタラクションがない(または希薄な)ゲームのこと。このようなゲームを「ソロプレイ感の強いゲーム」と呼ぶことがある。
BGAではヤッツィーなどのゲームを指す。
た行
ターン
1人のプレイヤーがメインで行動を実行する、ゲーム上の時間の区切り。
Aさんのターン、Bさんのターンというような言い方をする。基本的にはAさんのターンにはBさんは行動できない。(たまに割り込んできて行動できるようなものもある。)
ゲームによってはターンとラウンドを同じものとして扱っているものもあるが、通常はターンはプレイヤーの手番のことを指す。(ラウンドは各プレイヤーがターンを実行して一巡するまでの時間上の区切りのこと)
ターンベース
BGAでのゲームの進行速度の1つ。
ターンベースは1ターンでの持ち時間が12時間~と非常に長く、初めての人へルール説明したり、時間がかかるゲームなどをプレイする際に使われる。
なお、1日あたり2手番では最初の持ち時間3日に加え、1手番終わるごとに12時間の持ち時間が回復
1日あたり1手番では最初の持ち時間が6日、1手番終わるごとに24時間の持ち時間が回復
2日当たり1手番では最初の持ち時間が12日、1手番終わるごとに48時間の持ち時間が回復する。
時間無制限はその名の通り持ち時間の概念が無くなります。
ダイス
さいころのこと。
ダイスゲーム
主にダイス(=さいころ)を振ることでゲームが進行していくゲーム
BGAにはヤッツィー、キャントストップ、ダイスフォージなどがある。
タイブレーク
同点になったプレイヤーが複数人いた場合に、どのように順位を決めるのかを示すルール。
ダウンタイム
down timeのこと。
他人の手番を待っているため、自分は次の行動することができない時間のこと。いわゆる待ち時間。
ダミープレイヤー
いわゆるNPCのこと。擬似的なプレイヤーとしてゲームバランスを整えるために登場する場合がある。基本的には、このプレイヤーの行動はどのプレイヤーの勝敗にも関与しない。
長考(ちょうこう)
手番の最中に考える時間が長いこと。長考はマナー違反と考えるプレイヤーもいるため、長考する場合は断りを入れたほうがいい場合もある。BGAでは定型文として長考をする旨を伝える文が用意されている。BGAは持ち時間はプレイヤーに与えられた権利であり、持ち時間いっぱいまで考えることはマナー違反ではないというポリシーなので、持ち時間を使い切っていないプレイヤーに対して長考と非難するのは止めた方がよいでしょう。
ただし、BGAでは明らかな負けゲームのゲーム終盤に不必要で理由の無い長考をすることは禁止行為となっています。知らない人とプレイする場合には注意したほうがよいでしょう。
デッキ
ゲームで使用する複数のカードから構成されるセットのこと。山札となる場合が多い。
トークン
ゲーム内で様々な状態を示すために使われるチップやコマ類のこと。マーカーとも呼ばれることがある。
ドラフト
カードなどを分配する方法の1つ。プレイヤー全員で順番に1枚ずつカードなどを確保していくような方法。また、ゲーム展開に変化をもたらす目的で、プレイヤーが利用する共通のカードや建物などをこの方法で選ぶ場合もある。
このシステムが取り入れらているゲームをドラフトゲームと呼ぶ。
BGAでは十二季節の魔法使い、レース・フォー・ザ・ギャラクシーの拡張などで取り入れられている。
トリックテイキング
プレイヤーが順番にカードを1枚ずつ出していき、最も強いカードを出したプレイヤーがその回の勝利者となり、そのプレイヤーが次の回の最初のカードを出す、というシステムのゲーム。
BGAにはハーツやオーヘル、ブロットなどがある。
ドロー
1.引き分けのこと。
2.カードなどを引く行動のこと。
な行
入札
競りのシステムが取り入れられているゲームにおいて、あるものを売買する際に、支払うお金や資源を提示すること。最も高値を提示したプレイヤーだけが売買する。
は行
バースト
ある条件を満たしてしまうと、今まで溜めたものが全て失われたり蓄積した失点が降りかかるといったゲームシステムのこと
BGAではキャントストップやインカの黄金などがある。
パーティゲーム
ルールが簡単で、幅広い年齢にウケ、人数の融通が効きやすいゲームのこと。
パス
手番を飛ばすこと。または、ある選択をせずに見送ること。
場札
場に出ているカードのこと。山札とは異なる。
パブリッシャー
いわゆる出版社のこと。実際のボードゲームを発表・発売する企業、団体のこと。
ビッド
bidのこと。入札すること。
フードサプライ
手持ちのコマに対してそれぞれ食料を与えなければ罰則があるというシステム。
手持ちのコマが増えると、それだけやれることが多くなるが必要な食料も多くなるというジレンマがある。
BGAではストーンエイジやツォルキンなどがある。
フェイズ
段階のこと。ラウンドやターンを構成する要素になっている。
第1フェイズ、第2フェイズ…というように規定のフェイズが終了したら1ラウンドが終了する。ターンを構成するフェイズもあり、第1フェイズ、第2フェイズ…が終了したらプレイヤーAのターンが終了する場合もある。
ブラフ
うそ、はったりをかけて、相手を惑わすこと。
この要素が大きくかかわるゲームをブラフゲームと呼ぶ。
BGAではペルドやザ・ボスなどがある。
プレイ
1.ゲームを遊ぶこと。
2.手札のカードを場に出すこと。
3.ターン中にある行動をすること。
プレミアム会員
BGAにおける有料会員の名称。
実際のお金を支払うか、ギフトポイントを支払うことでプレミアム会員になれる
BGAは基本的に無料でほとんどの機能を使うことができるが、プレミアム会員になることで以下の機能を無制限に利用できるようになる。
- 一部のプレミアムゲームのテーブル作成、拡張オプションの適用
- βテストゲームのプレイ
- ゲームの統計情報の確認
- プレイヤーカラーの選択
- 大会の作成
- ゲームプレイ前に時々挿入される広告画面の削除
- ホットシートモードの利用
- ビデオ/音声通話の開始
ボード
ボードゲームでの主要なコンポーネント。プレイヤー全員で使うメインボードや、個人で使う個人ボードなど大きさも様々なものがある。
ボードゲーム
ボードをはじめとした、コマ、サイコロ、タイル、カード、チップ等を使用するゲームのこと。ボードを使用しないものでもボードゲームと呼ばれることがある。
ボードゲームアリーナ
Board Game Arenaのこと。BGAと省略されることが多い。
ま行
マーカー
ゲーム中に様々な状態を表すのに使われる目印のこと。
マストフォロー
トリックテイキングのルールの1つで、親が出したスート(マークのこと)と同じスートを可能な限り出さなければいけないというもの。
ミープル
人をかたどったコマのこと。カルカソンヌで使われたものだったが、形がかわいく人気があり、他のゲームで使われることがある。かわいい。
メカニズム
システムと同じような意味。そのゲームがどのようなゲームであるのかを簡潔に知るのに役立つ。メカニクスと呼ばれることもある。
メカニズムの一覧は
下記参照
や行
山札
カードが裏向きに積まれていて、ここからカードを引くことになる。
ら行
ラウンド
1.一巡のこと。特にトランプゲームでプレイヤーが1回ずつ手番を行って一巡すること。
2.ゲームの一定の区切り。
ラウンドとフェイズとターンの関係はどのゲームでも大体次のようになっている。
ラウンド1 |
ラウンド2 |
フェイズ1 |
フェイズ2 |
フェイズ1 |
フェイズ2 |
ターン1 |
ターン2 |
ターン1 |
ターン2 |
ターン1 |
ターン2 |
ターン1 |
ターン2 |
ゲームによってはターンとフェイズの関係が逆になっているものもある(下図参照)。
ラウンド1 |
ラウンド2 |
ターン1 |
ターン2 |
ターン1 |
ターン2 |
フェイズ1 |
フェイズ2 |
フェイズ1 |
フェイズ2 |
フェイズ1 |
フェイズ2 |
フェイズ1 |
フェイズ2 |
リード
カードを最初に場に出すこと。または、最初に出されたカードのこと。
リソース
資源のこと。お金や木や石など、ゲームによって異なる。
わ行
ワーカー
各プレイヤーが所持しているコマをボード上に配置、回収していくゲームで使用されるコマのこと。
ワーカープレイスメント
ワーカーをボード上に配置、回収することで様々な効果を発揮させるゲームシステムのこと。
BGAではストーンエイジ、ツォルキン、ケイラスなどがある。
英数字
BGA
Board Game Arenaの略称。
Board Game Arenaクラブ
BGAでの有料会員の旧称。2017年7月21日より名称が変わった。
現在は
プレミアム会員という名称となっている。
Board Game Arenaプレミアム会員
プレミアム会員の正式名称。
ただし、こちらの名称が使われることは少ない。
ELOレーティング
BGAで各ゲームに実装されているレーティング機能。イロレーティングと読む。
2017年1月にシステムが変更された。
BGAでは未プレイのゲームでは0となっている(2017年1月以前にプレイしていたゲームでは、それまでのレーティングから1300を引いたものになっている。変更前のシステムでは初プレイのゲームのレーティングは1500が基準であったため、1勝利もしていないのにレーティングが0ではないプレイヤーが一定数存在している)。
基本的にはゲームに勝つとELOレートが上がり、負けると下がるが、プレイメンバーのELOレートによって上がり幅や下がり幅は異なる。
ELOレートが100以下ならゲームに負けた場合でも1ポイント増加し、また、負けてもELOレートが下がることがない。ELOレートが100を超えると、ゲームに負けた場合にELOレートが減少する場合がある。ただし、100より小さくなることない。ELOレーティング300で強豪(旧グッドプレイヤー)、500でエキスパート、700でマスターのトロフィーを獲得できます。100ポイント以下の場合の例外はあるが、計算式は一般的なELOレーティングに基づいている模様。
BGASANDBOXtool
BGAが開発した、より簡単にゲームを作るためのツール。このツールを使って作られたゲームをBGASANDBOXゲームと呼ぶことがある。通常、SANDBOXゲームを遊ぶ場合はプレイヤー全員がルール(点数の計算方法なども)を熟知していて、カードやコマを全てマウスを使って自分で動かし、点数の計算もプレイヤー自身が行わなければいけない。ただし、スクリプト(ゲームをスムーズに進行するためのプログラム)が組まれていれば、BGAで公開されている他のゲームとほぼ変わりなく遊ぶことができる。
メカニズムを表す用語の一覧です。並びはアルファベット順です。
各プレイヤーは密かに次の行動を決定しておき、その後に一斉にそれを公開してルールに準じて解決する。
実行されるフェーズ処理の順序が可変であるもの。
プレイヤー毎に、ゲーム上で異なる能力が与えられる。その能力は一般に開始時に選択、設定される。
より広く、大きなエリア(地域、領域)を自身のものとして囲むことを目的に、駒等を配置したり移動したりする。
ボード上のエリア(地域、領域)をどのプレイヤーが支配しているのかを決するために、そこに配置された駒の数、あるいは影響力の数値が最大であることを判定基準とする。日本国内では「エリア・マジョリティ」と表現されることが多い。
大きさの様々なエリア(地域、領域)に分割されており、駒が配置済のエリアから隣接するエリアへと移動する仕組みになっているもの。
プレイで使用するカードを単一の山札から引くだけではなく、全プレイヤー共有の公開場札等からも選択できるようにしたもの。
各プレイヤーが目標を達成するために協力することが求められる。ほとんどの場合で、目標を達成できなければ全プレイヤーが負けたことになる。
カードやタイルが配置されることによってゲームボードの全体が作られ、毎回異なったボードとなる。
手札を整え、カードを出すことがプレイの主要素となるもの。主にウォーゲームで使用されるシステムを指す
ボードを同じ形と面積で区切るグリッド(格子)に配置し移動させる。グリッドはチェスのように四角(スクエア)のものもあれば、六角形(ヘクス)のものもある。
次ターンでの行動や移動を先に設定しておき、それを変更することなく後の手順でプレイしていくことになるシステム。
各プレイヤーはそれぞれに違った商品に対して、それがより高い価値を持つことになることを願い投資を行う。プレイによって商品それぞれの価値は変動していき、高い利益を見込んでプレイヤーはその商品を互いに売買する。
実際の出来事や状況をモデルにし再現しようとするもの。
競り、入札(ビッド)による値付けの手順と落札判定の仕組みを持つもの。
ダイス(サイコロ)を振る、あるいはルーレットを回す等して、その結果に基づいて駒を移動させる。所謂、すごろく形式のゲーム
カードやタイル等で特定の組み合わせのセットを作ることが得点、目的となるもの。
ダイス(サイコロ)を振って出目や面の表示を用いるシステム。
進行で最も遅れている、最後尾のプレイヤーが次の手番を迎えるといったルールで、手番を連続で行うプレイヤーが現れ、各プレイヤーのゲームを通しての手番回数が変化するもの。
タイルを置き、その配置によって得点があったり勝敗が決していったりする仕組み。
個人同士で戦うのではなく、ペアやチーム戦を行うためのルールや仕組みをもつもの。
各プレイヤーはあらかじめ配られたカード等のセット(デッキ、プール)でゲームを開始し、プレイ中に新規のものを購入したりしてセットの内容を変更していく。
ゲームで特定の状況の結果を求めるために、投票が用いられるもの。
「トリック」と呼ばれるラウンドを繰り返し、各「トリック」での勝者を決め、それによって勝敗が決する仕組み。
カードの交換などの取引をプレイヤー間で行うもの。
カードやタイルを配置する等して、接続されたより長い経路を作り出すことを目的にする仕組み。
手札(ハンド)を交換等のプレイで組み替え、特定のシーケンスやグループといった組み合わせにすることが得点や勝利につながるシステム。または、手札の管理が重要な要素となるゲームにも使用される。
ボード上のある地点で獲得したアイテムを別の地点に移動させることが求められる。ピックアップ&デリバリーとも
トリックテイキングゲームにおいて、自分が取るトリック数を最初に宣言するもの。ノンビッドゲームはこの宣言はない。
他のプレイヤーには自分の駒などの位置を明かすことなく配置する仕組み。
ゲームの途中で参加しているプレイヤーが脱落していくもの。
基本は運試しで、より高い得点や利益を目指して手番を続けるか、それともやめるか、といった「続ける/降りる」を繰り返し決断させるシステム。
各プレイヤーはプレイの結果を予想し、チップ等で持ち点をあらかじめ賭けるもの。
ボード上の線で結ばれたポイント(地点、交点)に駒を配置し、移動は線にそってポイントからポイントへと行う。
得点や勝利するために、情報もしくは表示を記憶しておくと有利になるもの。
カードやタイルを配置する等して、自分が有利に進めるような経路を作り出すことを主要素としたもの。
最終更新:2021年08月13日 03:47