金華山や松島・・・

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金華山や松島・・・

三陸


こもれびの、るるさんのリクエストにお答えしてみました。

検索対象:作家別テキストファイル(『青空文庫 全』、2007.10)
検索文字: 三陸
※「三陸」を含む行頭を一部表示。


大阪圭吉 灯台鬼
 いったい汐巻岬というのは、海中に半《はん》浬《カイリ》ほども突き出した岩鼻で、その沖合には悪性の暗礁《あんしょう》が多く、 三陸 沿海を南下してくる千島寒流が、この岬の北方数浬の地点で北上する暖流の一支脈と正面衝突をし、 ……

斎藤茂吉 三筋町界隈
 この追憶随筆は明治二十九年を起点とする四、五年に当るから、日清《にっしん》戦役が済んで遼東還附《りょうとうかんぷ》に関する問題が囂《かまびす》しく、また、東北 三陸 の大海嘯《だいかいしょう》があり、足尾銅山鉱毒事件 ……

坂口安吾 明治開化 安吾捕物 その八 時計館の秘密
 奥州ではフグを食う習慣は殆どない。しかしフグがとれないかというと大マチガイで、下関や福岡あたりの海よりも、 三陸 の海の方が無限にフグがとれるほどだ。もっとも外の魚が更に無限にとれるのである。要する ……

高村光太郎 回想録
 何かあの頃は、そういう神秘的なようなことが頻《しき》りと行われた。盤梯山が破裂したり、 三陸 の津浪《つなみ》が起ったり、地震があったり、天変地異が頻々とあって、それにも少年の自分は脅かされた。地震のある時は夜空が変に ……

高村光太郎 智恵子の半生
 昭和六年私が 三陸 地方へ旅行している頃、彼女に最初の精神変調が来たらしかった。私は彼女を家に一人残して二週間と旅行をつづけた事はなかったのに、此の時は一箇月近く歩いた。不在中泊りに来ていた姪や、又訪ねて来た母な ……

高村光太郎 智恵子抄
 昭和六年私が 三陸 地方へ旅行してゐる頃、彼女に最初の精神変調が来たらしかつた。私は彼女を家に一人残して二週間と旅行をつづけた事はなかつたのに、此の時は一箇月近く歩いた。不在中泊りに来てゐた姪《めひ》や、又訪ねて来 ……

田中正造 公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書
 又たも一つは、有形的のものは能く人が氣付く、然れ共無形のものに至ては如何にも氣の付き方が遲かつたのでございまして、氣の付いた時にはもう事が過ぎて居た。彼の岐阜愛知の震災の如き、 三陸 の海嘯の如き、噴 ……

田中貢太郎 日本天変地異記
 貞観六年七月には富士山の噴火に伴うて大地震があって、噴出した鑠石は本栖、※[#「(戈/戈)+りっとう」、第3水準1-14-63]の両湖をはじめ、民家を埋没した。富士山は既に延暦二十年三月にも噴火し、その後長元五年 ……

田中貢太郎 日本天変地異記
 「土佐国群書類従」に載せた「谷陵記」には、「崎浜談議所の住僧権大僧都阿闍利暁印が記録略に曰く、慶長九年災多し、先づ一に七月十三日大風洪水、二に八月四日大風洪水、三に閏八月二十八日又大洪水、四に十二月十六日夜 ……

田中貢太郎 日本天変地異記
 明治では五年二月に浜田、二十二年七月に熊本、二十四年十月に濃尾、二十七年六月に東京、同年十月に庄内、二十九年六月に 三陸 、同年八月に陸羽、三十九年三月に台湾の嘉義、四十二年八月江州に大地震があったが、その内 ……

寺田寅彦 津浪と人間
 昭和八年三月三日の早朝に、東北日本の太平洋岸に津浪が襲来して、沿岸の小都市村落を片端から薙《な》ぎ倒し洗い流し、そうして多数の人命と多額の財物を奪い去った。明治二十九年六月十五日の同地方に起ったいわゆる「 三陸 大 ……

寺田寅彦 津浪と人間
 津浪の恐れのあるのは 三陸 沿岸だけとは限らない、寛永安政の場合のように、太平洋沿岸の各地を襲うような大がかりなものが、いつかはまた繰返されるであろう。その時にはまた日本の多くの大都市が大規模な地震の活動によって将 ……

寺田寅彦 津浪と人間
 それだから、今度の 三陸 の津浪は、日本全国民にとっても人ごとではないのである。 ……

寺田寅彦 津浪と人間
  三陸 災害地を視察して帰った人の話を聞いた。ある地方では明治二十九年の災害記念碑を建てたが、それが今では二つに折れて倒れたままになってころがっており、碑文などは全く読めないそうである。またある地方では同様 ……

徳冨蘆花 不如帰 小説
 江戸の敵《かたき》を長崎で討《う》つということあり。「世の中の事は概して江戸の敵を長崎で討つものなり。在野党の代議士今日議院に慷慨《こうがい》激烈の演説をなして、盛んに政府を攻撃したもう。至極結構なれども、実は ……

夏目漱石 人生
  三陸 の海嘯《つなみ》濃尾《のうび》の地震之を称して天災といふ、天災とは人意の如何《いかん》ともすべからざるもの、人間の行為は良心の制裁を受け、意思の主宰に従ふ、一挙一動皆責任あり、固《もと》より洪水《こうずゐ》飢饉《き ……

夏目漱石 人生
 犬に吠《ほ》え付かれて、果《は》てな己は泥棒かしらん、と結論するものは余程の馬鹿者か、非常な狼狽者《あわてもの》と勘定するを得べし、去れども世間には賢者を以て自ら居り、智者を以て人より目せらるゝもの、亦此病にかかること ……

宮本百合子 獄中への手紙 一九三八年(昭和十三年)
 きょうは心持よい晴天になりましたね。きのうの夕方の地震相当つよくお感じになったでしょう? 金華山沖が震源地ですって。はじめの五時すこし過のとき、丁度夕飯をたべていて、段々ゆれ出すので心持わ ……

宮本百合子 諸物転身の抄
  三陸 では鰯がこれまでどっさりとれて、ぐるりの地方の農村では肥料にことかかなかった。今年はその鰯がとれるはじから末広に姿をかえて行った。夥しい末広鰯が、それは加工されたものだから生のまま、とれたままのものより ……


以上、19件でした。



公開:2011.3.22
しだひろし/PoorBook G3'99
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