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*M-Tea*6_13-地震ナマズ(四)武者金吉 *2013.10.19 第六巻 第一二号 地震ナマズ(四) 武者金吉  第二部——地震雑筆   一 地震を予知する南米の原住民     ドイツ人技師の体験     「地気」の上昇で地震を予知した話     佐渡金山の坑夫が地震を予知した話     星が低く見え、冬暖かな年は大地震があるという話     大気中の現象によって地震予知ができるか   二 地震と「なゐ」     日本語に地震をあらわす言葉がない     「なゐ」の語源     「なゐ」の語源論にとどめを刺した新村博士     なぜ日本に地震をあらわす言葉がなかったろうか   三 日本の地震ナマズは暴れ者     明治二十七年(一八九四)六月二十日の東京地震     日本国中に棲息する大小の地震ナマズ     地震ナマズは引っ越しはきらい     地震ナマズは続けて暴れることがある     義理がたいナマズのおつきあい     地震ナマズは気まぐれ     大地震は未然に防ぐことができるか   四 東京と大地震     わが国における近年の地震活動     大地震のおこりそうな地域     将来、東京に大地震がおこるか     相模湾から発する大地震     相模中部から発する大地震     東京および付近から発する大地震     東京・相模湾・東海道沖・南海道沖大地震の発現順序     地震ナマズにご用心 &image(http://www.dlmarket.jp/images/uploader/620/6_13-1.png,http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/242604) [[【週刊ミルクティー*第六巻 第一三号 ダウンロードサイトへ】>http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/242604]] (1.74MB) &color(red){定価:100円(税込)} p.102 / *99 出版 ※ DRM などというやぼったいものは使っておりません。 ※ PDF 形式、六インチ判。 ※ この作品は青空文庫にて入力中です。著作権保護期間を経過したパブリック・ドメイン作品につき、転載・印刷・翻訳などの二次利用は自由です。 (c) Copyright this work is public domain, 2013. *PDF マガジン 週刊ミルクティー*  日本にも、大気中の現象によって地震を予知したという話、特に、坑夫が地震を予知して坑内から逃れたという話がある。真偽は保証できないが、南アメリカ原住民の地震予知とかなりよく似ている点がおもしろい。  『地震考』という古い本に、老朽な百姓は畑をたがやすとき、煙のようなものが地面から出るのを見て、まもなく地震のあることがわかる、また雲の近くなるのは地震の前兆で、これは雲ではなく「地気」がのぼるのだと書いてある。この「地気」とはいかなるものか、『和漢三才図会』や西川如見の『怪異弁断』などにも出ていない。  寛文二年(一六六二)五月一日、近畿地方大地震の日には、朝から空が「もうもう」としていたと当時の記録に書いてある。これも『地震考』の筆法でいうと「地気」がのぼったのであろう。(「『地気』の上昇で地震を予知した話」より)  今村明恒先生が指摘したように、秋田県象潟付近のナマズの活動は、嘉祥三年(八五〇)と文化元年(一八〇四)の二回で、その二つの地震の時間的間隔は九五四年である。新潟県高田のナマズは貞観五年(八六三)と宝暦元年(一七五一)に活躍し、間隔は八八八年、長野県北部のナマズは仁和三年(八八七)と弘化四年(一八四七)で間隔は九六〇年、伊豆のナマズは承和八年(八四一)と昭和五年(一九三〇)で間隔は一〇八九年、播磨のナマズは貞観十年(八六八)と元治元年(一八六四)で間隔は九九六年、九州島原半島のナマズは天武天皇六年(六七七)と寛政四年(一七九二)で間隔は一一一三年である。  このような例をならべたてると、これらの土地では約一〇〇〇年の周期をもって地震ナマズの活動がくり返されるもののごとく見えるであろうが、わずか二回の地震にもとづいて周期的に大地震がおこると断定するのは早計である。これがまことの周期であるかどうかは、今後、数千年間の地震ナマズの活動の経過を見きわめたうえでなければ、確かなことはいわれないはずである。(「地震ナマズは気まぐれ」より) ※ #ref(6_13.rm) (朗読:RealMedia 形式 xxxKB、x:xx) ※ お休みしまーす。 武者金吉 むしゃ きんきち 1891-1962(明治24.3.1-昭和37.11.7) 地震学者。東京浅草生まれ。大正12年の関東大震災ののち独学で地震学の研究を進め、東京帝国大学に地震研究所が大正15年に設立されると、今村明恒、寺田寅彦の両教授の指導の下に地震史料の収集にあたった。昭和5(1930)北伊豆地震の発生にあたっては、発光現象の研究をおこなった。地震史料の収集はその後、震災予防評議会・震災予防協会において続けられ、その成果は『増訂大日本地震史料』全4巻にまとめられた。早稲田大学などで地震学を教え、のち中央気象台に移り、ついで米国地質調査所の技術顧問として地学論文の紹介につとめた。 ◇参照:Wikipedia &link_wikipedia(武者金吉){武者金吉}、『日本人名事典』(平凡社)。 *底本 底本:『地震なまず』明石書店    1995(平成7)年12月20日 第1刷発行 親本:『地震なまず』東洋図書    1957(昭和32)年発行 http://www.aozora.gr.jp/index_pages/list_inp1748_1.html NDC 分類:453(地球科学、地学 / 地震学) http://yozora.kazumi386.org/4/5/ndc453.html *難字、求めよ クロインディアン ケチナ族 → ケチュア族か 磁気測量 アンデス高原 コルディエラ → コルディエラ・オクシデンタル山脈か ペルーの高原 丹沢山 神奈川県。 日独協会 カルル・ヘーネル 鉱山技師。 畑銀鶏 はた ぎんけい? 著『時雨の袖』。 好徳 こうとく? ロシア軍艦ディアナ 『ヤマト』 日独協会の機関紙。一九三一年第六冊。 『地震考』 『怪異弁断』 西川如見の著。 *むしとりホイホイ ケチナ族 → ケチュア族 【ケチュア、か】 怱ち → 忽ち 【忽か】 たちまち 筍子 → 荀子 【荀か】 じゅんし 象瀉《きさがた》 → 象潟《きさかた》 【潟か】【きさかた】 南海道沖濃尾地方 → 南海道沖・濃尾地方 【・】 鎌倉時代 → 鎌倉地方 【地方か】 *スリーパーズ日記* 書きかえメモ 怱ち → たちまち 前徴 → 前兆 メッシナ → メッシーナ 筍子 → 荀子 廐橋 → 厩橋 鎌倉時代 → 鎌倉地方? 10/13 昨晩、ときおり強い風。北風か。遠くの台風の影響か。空気の入れ替わりか。夢見がよくない……ぽめと Reader 置き引きにあう。プロのスリ師。週ジャン、ナルト。『風立ちぬ』スペシャルムック2730円、購入。 10/14 8:00、朝ドラ。つづいて8:30から「あまちゃん」の総集編。聞きながら12号読み合わせ。糠塚へひさしぶりにのぼる。黄色い花が咲いてる。路地裏にラベンダー開花? つつじ? 月山、葉山、朝日連峰がはっきり。雲、皆無。月山の右肩と中央左上に3つ4つ白いものが。残雪? 山肌? 新雪っぽいところは見えない。10:00、ホームセンターのTV売り場にてあまちゃん総集編・後編。台風前に部屋のブラインドを取りはずす。DJ日本史、名僧・怪僧特集。 10/15 コインランドリーへ。磯田『歴史』。未明、フィリピンでM7.1の大きな地震。日本は大型台風。。。どうもこのごろ、ふたたび尻の下に微震を感じる度合いが高くなってる気がする。夕食、サツマイモのシチュー。ミルクなし。 10/16 起床したころにはすでに大雨。東風のよこなぐり。ペンキ塗り終えたばかりの屋根のトタンを勢いよく流れる雨水。雨樋を飛び越しているらしい飛沫の音。山形、最低気温11度、最高気温14度。東京、大島で土石流など台風災害。磯田『歴史』を読了。 10/17 0。047μ。葉山はかろうじて見える。月山見えず。昨日、鳥海山で初冠雪。ムラサキシキブに朝顔。『Newton』11月号、重力特集。「シベリア」はじめて見る。十三夜の栗名月・・・。牛乳の紙パックを数個さばく。今季初、厚手のふとんをかけて寝る。 10/18 『Newton』、重力特集と乳幼児特集。胎盤。免疫。乳酸菌。シベリア、58円。 10/19 銭湯へ。68.0kg。こりゃあ、体が重いわけだわ。山形へ。博物館入り口で「秋水」の件。恒例の考古学講演会。せっかく内容がいいのに、スライド、写真の色味がおかしい。透過と反射原稿の設定ミスか。ポインタ、見えず。意味なさない。15:15、終了。日差しあり。青空。陸橋をこえて十日町へ。県立図、『月刊MOE』ピーナッツ特集。 エフチェンクライト 2013.10.19 公開 目くそ鼻くそ、しだひろし/PoorBook G3'99 転載・印刷・翻訳は自由です。 カウンタ:&counter() ---- #comment

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