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*M-Tea*4_23-科学の不思議(一)アンリ・ファーブル
*2011.12.31 第四巻 第二三号
科学の不思議(一)
アンリ・ファーブル
大杉栄、伊藤野枝(訳)
訳者から
一 六人
二 おとぎ話と本当のお話
三 アリの都会
四 牝牛(めうし)
五 牛小舎
六 利口な坊さん
七 無数の家族
登場するひと
・ポールおじさん フランス人。
・アムブロアジヌおばあさん ポールおじさんの家の奉公人。
・ジャックおじいさん アムブロアジヌおばあさんのつれあい。
・エミル いちばん年下。
・ジュール エミルの兄さん。
・クレール エミルのねえさん。いちばん年上。
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[[【週刊ミルクティー*第四巻 第二三号】>http://www33.atwiki.jp/asterisk99?cmd=upload&act=open&pageid=321&file=milk_tea_4_23.zip]]
(http://www33.atwiki.jp/asterisk99?cmd=upload&act=open&pageid=321&file=milk_tea_4_23.zip)
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(544KB)
&color(red){月末最終号:無料} p.169 / *99 出版
付録:別冊ミルクティー*Wikipedia(7項目)p.62
※ DRM などというやぼったいものは使っておりません。
※ オリジナル版に加えて、ミルクティー*現代表記版を同時収録。
※ JIS X 0213・ttz 形式。
※ この作品は青空文庫にて公開中です。転載・印刷・翻訳は自由です。
(c) Copyright this work is public domain.
*週刊花より原子*
学問というものは、学者といういかめしい人たちの研究室というところにばかり閉じこめておかれるはずのものではありません。だれもかれも知らなければならないのです。今までの世間の習慣は、学問というものをあんまり崇(あが)めすぎて、一般の人たちから遠ざけてしまいすぎました。何の研究でも、その道の学者だけが知っていれば、ほかの者は知らなくてもいいようなふうにきめられていました。いや、知らなくてもいい、ではなくて、知る資格がないようにきめられていました。けれども、この習慣はまちがっています。非常にこみ入ったむずかしい研究は別として、だれでもひととおりの学問は知っていなければなりません、子どもでも大人でも。
子どものためのおとぎ話の本は、たくさんすぎるほどあります。けれども、おとぎ話よりは「本当の話が聞きたい」という、ジュールのような子どものためのおもしろい本を書いてくれる学者は日本にはあまりないのか、いっこうに見あたりません。 (伊藤野枝「訳者から」より)
#ref(4_23.rm)
(朗読:RealMedia 形式 236KB、1'54'')
[[milk_tea_4_23.html>http://www33.atwiki.jp/asterisk99?cmd=upload&act=open&pageid=321&file=milk_tea_4_23.html]]
(html ソーステキスト版 220KB)
アンリ・ファーブル Jean Henri Fabre
1823-1915(1823.12.21-1915.10.11)
フランスの昆虫学者。昆虫、特に蜂の生態観察で有名。進化論には反対であったが、広く自然研究の方法を教示した功績は大きい。主著「昆虫記」。
大杉栄 おおすぎ さかえ
1885-1923(明治18.1.17-大正12.9.16)
伊藤野枝 いとう のえ
1895-1923(明治28.1.21-大正12.9.16)
◇参照:Wikipedia &link_wikipedia(アンリ・ファーブル){アンリ・ファーブル}、&link_wikipedia(大杉栄){大杉栄}、&link_wikipedia(伊藤野枝){伊藤野枝}、『広辞苑 第六版』(岩波書店、2008)。
底本:「定本 伊藤野枝全集 第四巻 翻訳」學藝書林
2000(平成12)年12月15日初版発行
底本の親本:「科学の不思議」アルス
1923(大正12)年8月1日
http://www.aozora.gr.jp/cards/001049/card4920.html
NDC 分類:K404(自然科学 / 論文集.評論集.講演集)
http://yozora.kazumi386.org/4/0/ndck404.html
*難字、求めよ
持地 もちじ?
樹汁
*むしとりホイホイ
出かけて行て → 出かけて行って 【っ】
以上1件。底本未確認。
*スリーパーズ日記
おもいだした。&link_wikipedia(藤沢周平){藤沢周平}原作のNHKドラマ『&link_wikipedia(秘太刀馬の骨){秘太刀馬の骨}』では、おなじみ&link_wikipedia(庄内藩){庄内藩}をモチーフとした&link_wikipedia(海坂藩){海坂藩}が舞台で、たしか主人公が、家老の放った&link_wikipedia(忍び){忍び}の者につけねらわれるというシーンがあった。
これまで、少なからず県内の歴史研究書に目を通しているはずだけれど、庄内藩をはじめとして、新庄藩にも山形藩にも米沢藩にも「忍者が存在した」という記録や論文を見たことがない。
しかし、考えてみれば&link_wikipedia(徳川四天王){徳川四天王}の酒井庄内藩。伊達藩・秋田藩などの雄藩も近くにある。忍びの者、草の者、隠密はいなかった、と考えるほうが無理があるようにも思える。記録にも伝承にも存在を確認するものがない……これぞ隠密。藤沢周平は何かをつかんでいたのだろうか。
戊辰戦争当時の仙台藩には、黒装束の「&link_wikipedia(からす組){からす組}」を名乗る藩士部隊が存在して、福島北部で新政府軍に抵抗したという記録がある。
明治維新、戊辰戦争、日清・日露戦争。その後、一転して庄内や福島・岩手・仙台などの東北出身者が目立つようになって満州事変・太平洋戦争の近現代をむかえる。忍び……東北……近現代……むつ、フクシマ。
2012.1.1 14:30 弱震。東北・関東。やや長。震度4宮城南部、福島中通・浜通。M7.0推定。
2012.1.2:公開 玲瓏迷人。
サイレント・サーヴィス。
目くそ鼻くそ。しだひろし/PoorBook G3'99
転載・印刷・翻訳は自由です。
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