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*2009.8.15 第二巻 第四号 毒と迷信 小酒井不木 若水の話 折口信夫 安吾巷談 麻薬・自殺・宗教 坂口安吾 |COLOR(red):定価:200円(税込)| p.281 / *99 出版| 付録:別冊ミルクティー*Wikipedia(135項目)p.798 ※ オリジナル版に加えて、ミルクティー*現代表記版を同時収録。 ※ JIS X 0213・ttz 形式。 ※ この作品は青空文庫にて公開中です。翻訳・朗読・転載は自由です。 (c) Copyright is public domain.  ダーウィンの進化論を、明快なる筆により、通俗的に説明せしことをもって名高い英国の医学者ハックスレーが、「医術はすべての科学の乳母(うば)だ」といったのはけだし至言(しげん)といわねばなるまい。何となれば、吾人(ごじん)の祖先すなわち原始人類が、この世を征服するために最も必要なりしことは主として野獣との争闘であり、したがって野獣を殺すための毒矢の必要、また負傷したときの創(きず)の手当(てあて)の必要などからして、医術は人類の創成とともに発達しなければならなかったからである。しかして現今の医学の主要なる部分を占(し)むる薬物療法なるものは、じつに原始人類から伝えられてきた種々の毒に関する口碑(こうひ)が基(もと)となって発達してきたものであって、この意味において、毒はすべての科学の開祖とみなしてもさしつかえないのである。本来、「薬」なる語は毒を消す意味を持ち、毒と相対峙(あいたいじ)してもちいられたものであるが、毒も少量にもちうるときは薬となり、のみならず最も有効な薬は、これを多量に用うれば最もおそろしい毒であることは周知のことである。 (「毒と迷信」より) ダーウィン Charles Robert Darwin 1809-1882 イギリスの生物学者。進化論を首唱し、生物学・社会科学および一般思想界にも影響を与えた。著「種の起原」「ビーグル号航海記」など。 ハックスレー Thomas Henry Huxley 1825-1895 トマス・ヘンリー・ハクスリー。英国の医学者。「ダーウィンのブルドッグ」の異名で知られ、チャールズ・ダーウィンの進化論を弁護した。リチャード・オーウェンとの論争においては、人間とゴリラの脳の解剖学的構造の類似を示した。 ◇参照:Wikipedia、『広辞苑』。 #ref(2_4.rm) (朗読:RealMedia 形式 256KB、2'02'') #ref(http://www.dl-market.com/images/uploader/620/2_4-1.gif) #ref(2_4-2.gif) [[週刊ミルクティー*第二巻 第四号>http://www.dl-market.com/product_info.php?products_id=36383]] ※ ダウンロードサイトへジャンプします。 (796KB) 小酒井不木 こさかい ふぼく 1890-1929(明治23.10.8- 昭和4.4.1) 本名、小酒井光次。愛知県海部郡新蟹江村(現・蟹江町)出身。1914年、東京帝国大学医学部卒業。推理作家、SFの先駆者。東北帝国大学教授、医学博士。スウェーデンの大衆小説作家であるサミュエル・オーギュスト・ドゥーゼの作品や、鳥井零水の号で推理小説を翻訳。1929年、38歳で急性肺炎で逝去。死後、改造社から著作集(17巻)が出版。 折口信夫 おりくち しのぶ 1887-1953(明治20.2.11-昭和28.9.3) 大阪府西成郡木津村(現在の大阪市浪速区)生まれ。民俗学、国文学、国学の研究者。釈迢空と号して詩歌もよくした。1913年12月、「三郷巷談」を柳田國男主催の『郷土研究』に発表し、以後、柳田の知遇を得る。柳田國男の高弟として民俗学の基礎を築いた。 坂口安吾 さかぐち あんご 1906-1955(明治39.10.20-昭和30.2.17) 小説家。本名、炳五。新潟県生れ。東洋大卒。「風博士」などのファルス、「吹雪物語」など観念的な作風で知られ、第二次大戦後、在来の形式道徳に反抗して「堕落論」を唱えた。作「白痴」、評論「日本文化私観」など。 ◇参照:Wikipedia、『広辞苑』、青空文庫作家別作品リスト。 *底本 毒と迷信 小酒井不木 http://www.aozora.gr.jp/cards/000262/card1460.html 底本:「日本の名随筆 別巻78・毒薬」作品社    1997(平成9)年8月25日第1刷発行 底本の親本:「小酒井不木全集 第一巻」改造社    1929(昭和4)年6月 NDC 分類:?387 914 若水の話 折口信夫 http://www.aozora.gr.jp/cards/000933/card18392.html 底本:「折口信夫全集 2」中央公論社    1995(平成7)年3月10日初版発行 初出:「古代研究 第一部 民俗学篇第一」    1929(昭和4)年4月10日 NDC 分類:170 安吾巷談 麻薬・自殺・宗教 坂口安吾 http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/card43172.html 底本:「坂口安吾全集 08」筑摩書房    1998(平成10)年9月20日初版第1刷発行 底本の親本:「文藝春秋 第二八巻第一号」    1950(昭和25)年1月1日発行 初出:「文藝春秋 第二八巻第一号」    1950(昭和25)年1月1日発行 NDC 分類:914   *疑問点 毒と迷信 小酒井不木 見倣し → 見做し 【倣】 &s(){恢復すると」 → 恢復する」と、か?} &s(){載く → 戴く、か?} &s(){載いて → 戴いて、か?} &s(){以上、4件。} 以上、1件。要修正。 &s(){若水の話 折口信夫} &s(){綴城郡 → 綴喜郡か?} &s(){シヨモジン → シヨウモンジか?} &s(){以上、2件。} 安吾巷談 麻薬・自殺・宗教 坂口安吾 三十ミり → 三十ミリ 【り】 醍《さま》し → 醒《さま》し 【醍】 以上、2件。要修正。 &s(){底本確認できるかた、よろしくお願いします。} ※ 以上3作品、あすなろさん底本確認済み。感謝です。 2009.8.16:公開 2009.9.1:更新 目くそ鼻くそ/PoorBook G3'99 翻訳・朗読・転載は自由です。 カウンタ:&counter() ---- - ダウンロードサイトへのリンクが誤っていたので、修正しました。 -- しだ (2009-08-17 04:40:42) - 「若水の話」の二件は、いずれも底本通りでした。「安吾巷談」は、ご指摘通り「ミリ」「醒」でした。2作品とも底本と同じ版で確認しました。 -- あすなろ (2009-08-24 10:53:12) - あすなろさん、おひさしぶりです。ごぶさたしております。底本確認、どうもありがとうございました。NDC 分類の継続、どうもありがとうございます。 -- しだ (2009-08-26 10:44:41) - こちらこそご無沙汰しております、しださん。NDC分類の方は、おかもとさんや皆さんがしっかりケアしておられるようです。私も時々お邪魔するのですが、作業のレベルを一人で落としているようで心苦しい気がしています。「毒と迷信」の底本確認、来週中にはできるかもしれません。 -- あすなろ (2009-08-26 15:53:48) - 「毒と迷信」の底本を確認しました。「見倣し」は、ご指摘どおり「見做し」でした。「恢復すると」」、「載く」、「載いて」は、底本どおりでした。 -- あすなろ (2009-08-31 14:41:22) - あすなろさん、底本確認、どうもありがとうございました。お手数かけました。今後も、作業していて気がついた疑問点をメモしていく予定ですので、ご都合よいときにでもおつきあいねがえましたら、よろしくお願いします。 -- しだ (2009-09-01 01:07:38) #comment
*2009.8.15 第二巻 第四号 毒と迷信 小酒井不木 若水の話 折口信夫 安吾巷談 麻薬・自殺・宗教 坂口安吾 |COLOR(red):定価:200円(税込)| p.281 / *99 出版| 付録:別冊ミルクティー*Wikipedia(135項目)p.798 ※ オリジナル版に加えて、ミルクティー*現代表記版を同時収録。 ※ JIS X 0213・ttz 形式。 ※ この作品は青空文庫にて公開中です。翻訳・朗読・転載は自由です。 (c) Copyright is public domain.  ダーウィンの進化論を、明快なる筆により、通俗的に説明せしことをもって名高い英国の医学者ハックスレーが、「医術はすべての科学の乳母(うば)だ」といったのはけだし至言(しげん)といわねばなるまい。何となれば、吾人(ごじん)の祖先すなわち原始人類が、この世を征服するために最も必要なりしことは主として野獣との争闘であり、したがって野獣を殺すための毒矢の必要、また負傷したときの創(きず)の手当(てあて)の必要などからして、医術は人類の創成とともに発達しなければならなかったからである。しかして現今の医学の主要なる部分を占(し)むる薬物療法なるものは、じつに原始人類から伝えられてきた種々の毒に関する口碑(こうひ)が基(もと)となって発達してきたものであって、この意味において、毒はすべての科学の開祖とみなしてもさしつかえないのである。本来、「薬」なる語は毒を消す意味を持ち、毒と相対峙(あいたいじ)してもちいられたものであるが、毒も少量にもちうるときは薬となり、のみならず最も有効な薬は、これを多量に用うれば最もおそろしい毒であることは周知のことである。 (「毒と迷信」より) ダーウィン Charles Robert Darwin 1809-1882 イギリスの生物学者。進化論を首唱し、生物学・社会科学および一般思想界にも影響を与えた。著「種の起原」「ビーグル号航海記」など。 ハックスレー Thomas Henry Huxley 1825-1895 トマス・ヘンリー・ハクスリー。英国の医学者。「ダーウィンのブルドッグ」の異名で知られ、チャールズ・ダーウィンの進化論を弁護した。リチャード・オーウェンとの論争においては、人間とゴリラの脳の解剖学的構造の類似を示した。 ◇参照:Wikipedia、『広辞苑』。 #ref(2_4.rm) (朗読:RealMedia 形式 256KB、2'02'') #ref(http://www.dl-market.com/images/uploader/620/2_4-1.gif) #ref(2_4-2.gif) [[週刊ミルクティー*第二巻 第四号>http://www.dl-market.com/product_info.php?products_id=36383]] ※ ダウンロードサイトへジャンプします。 (796KB) 小酒井不木 こさかい ふぼく 1890-1929(明治23.10.8- 昭和4.4.1) 本名、小酒井光次。愛知県海部郡新蟹江村(現・蟹江町)出身。1914年、東京帝国大学医学部卒業。推理作家、SFの先駆者。東北帝国大学教授、医学博士。スウェーデンの大衆小説作家であるサミュエル・オーギュスト・ドゥーゼの作品や、鳥井零水の号で推理小説を翻訳。1929年、38歳で急性肺炎で逝去。死後、改造社から著作集(17巻)が出版。 折口信夫 おりくち しのぶ 1887-1953(明治20.2.11-昭和28.9.3) 大阪府西成郡木津村(現在の大阪市浪速区)生まれ。民俗学、国文学、国学の研究者。釈迢空と号して詩歌もよくした。1913年12月、「三郷巷談」を柳田國男主催の『郷土研究』に発表し、以後、柳田の知遇を得る。柳田國男の高弟として民俗学の基礎を築いた。 坂口安吾 さかぐち あんご 1906-1955(明治39.10.20-昭和30.2.17) 小説家。本名、炳五。新潟県生れ。東洋大卒。「風博士」などのファルス、「吹雪物語」など観念的な作風で知られ、第二次大戦後、在来の形式道徳に反抗して「堕落論」を唱えた。作「白痴」、評論「日本文化私観」など。 ◇参照:Wikipedia、『広辞苑』、青空文庫作家別作品リスト。 *底本 毒と迷信 小酒井不木 http://www.aozora.gr.jp/cards/000262/card1460.html 底本:「日本の名随筆 別巻78・毒薬」作品社    1997(平成9)年8月25日第1刷発行 底本の親本:「小酒井不木全集 第一巻」改造社    1929(昭和4)年6月 NDC 分類:?387 914 若水の話 折口信夫 http://www.aozora.gr.jp/cards/000933/card18392.html 底本:「折口信夫全集 2」中央公論社    1995(平成7)年3月10日初版発行 初出:「古代研究 第一部 民俗学篇第一」    1929(昭和4)年4月10日 NDC 分類:170 安吾巷談 麻薬・自殺・宗教 坂口安吾 http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/card43172.html 底本:「坂口安吾全集 08」筑摩書房    1998(平成10)年9月20日初版第1刷発行 底本の親本:「文藝春秋 第二八巻第一号」    1950(昭和25)年1月1日発行 初出:「文藝春秋 第二八巻第一号」    1950(昭和25)年1月1日発行 NDC 分類:914   *疑問点 毒と迷信 小酒井不木 見倣し → 見做し 【倣】 &s(){恢復すると」 → 恢復する」と、か?} &s(){載く → 戴く、か?} &s(){載いて → 戴いて、か?} &s(){以上、4件。} 以上、1件。要修正。 &s(){若水の話 折口信夫} &s(){綴城郡 → 綴喜郡か?} &s(){シヨモジン → シヨウモンジか?} &s(){以上、2件。} 安吾巷談 麻薬・自殺・宗教 坂口安吾 三十ミり → 三十ミリ 【り】 醍《さま》し → 醒《さま》し 【醍】 以上、2件。要修正。 &s(){底本確認できるかた、よろしくお願いします。} ※ 以上3作品、あすなろさん底本確認済み。感謝です。 2009.8.16:公開 2009.9.1:更新 目くそ鼻くそ/PoorBook G3'99 翻訳・朗読・転載は自由です。 カウンタ:&counter() ---- - ダウンロードサイトへのリンクが誤っていたので、修正しました。 -- しだ (2009-08-17 04:40:42) - 「若水の話」の二件は、いずれも底本通りでした。「安吾巷談」は、ご指摘通り「ミリ」「醒」でした。2作品とも底本と同じ版で確認しました。 -- あすなろ (2009-08-24 10:53:12) - あすなろさん、おひさしぶりです。ごぶさたしております。底本確認、どうもありがとうございました。NDC 分類の継続、どうもありがとうございます。 -- しだ (2009-08-26 10:44:41) - こちらこそご無沙汰しております、しださん。NDC分類の方は、おかもとさんや皆さんがしっかりケアしておられるようです。私も時々お邪魔するのですが、作業のレベルを一人で落としているようで心苦しい気がしています。「毒と迷信」の底本確認、来週中にはできるかもしれません。 -- あすなろ (2009-08-26 15:53:48) - 「毒と迷信」の底本を確認しました。「見倣し」は、ご指摘どおり「見做し」でした。「恢復すると」」、「載く」、「載いて」は、底本どおりでした。 -- あすなろ (2009-08-31 14:41:22) - あすなろさん、底本確認、どうもありがとうございました。お手数かけました。今後も、作業していて気がついた疑問点をメモしていく予定ですので、ご都合よいときにでもおつきあいねがえましたら、よろしくお願いします。 -- しだ (2009-09-01 01:07:38) - こちらの方こそ、これからもどうぞよろしくお願いいたします。 -- あすなろ (2009-09-01 07:40:08) #comment

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