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藩国犬士イグドラシル:になし犬

L:になし犬 = {
 t:名称 = になし犬(種族)
 t:要点 = もふもふ、ふさふさ、かわいらしい
 t:周辺環境 = 亜細亜
 t:評価 = 体格4,筋力4,耐久力2,外見3,敏捷2,器用1,感覚2,知識1,幸運1
 t:特殊 = {
  *になし犬の人カテゴリ = 犬士種族アイドレスとして扱う。
  *になし犬は根源力200000を持つ。
  *になし犬は一般行為判定を伴うイベントに出るたびに食料1万tを消費する。
  *になし犬はぽちと同じ戦場にいる際、全能力に+8する。
 }
 t:→次のアイドレス = 親衛犬(職業),コパイ犬(職業),ぽちの秘密(帝國最高機密イベント),エース犬(職業)


になし藩国の誇る在住犬種3種、見上げてじーっの図


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――藩国有史以来、彼らは我らと共にあった。だから、未来もそうあり続けよう。
――姿の異なる友へ向ける言葉。

犬士という存在がいる。
わんわん帝國という国家を象徴するかのような、
犬の姿をした“士(もののふ)”である。

人と共に寄り添い、ある時は共に地を耕し、
またある時は共に戦地を駆け抜ける。

そんな、頼もしき姿の異なる友に、最大の敬意を以て贈った名が、
“犬士”という名であった…という説がある。

そして。
それはいつしか、犬の姿をした友を指す言葉として、
帝國に定着していたったのである。

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になし藩国は、わんわん帝國tera領域における、最も古参とされる藩国の一つである。
分化や併合を経験しない、数少ない純血のはてない国であった。

そんなになし藩国にも、当然ながら犬士と呼ばれる友の姿はあった。

になし藩国では、
王犬ちよこさまを筆頭とするヨークシャー、
大きい体躯と黄金色の身体を持つゴールデンレトリバー、
水辺を好むヤブイヌの3種が存在するとされていた。
時折種族間でできた子等もいる。

それぞれ容姿や好む環境が異なる種族であったが、
そんな事は些細な違いとばかりに、彼らは種族間の交流を盛んに行っていた。
そこには、になし藩国という国の国風が、深く関係していたと言えるかもしれない。

になし藩国は、最早帝國においてその国是…“ぽちLOVE”を知らぬ者は居ない、
とすら言える程に、熱い気風によって形作られた藩国であった。
ただ、重要な事は、その国是は決して押し付けのような物ではなく、
藩国に住まう全ての者が、各々自由にその思いを共有している、
という、実に“帝國らしい”国是だったのである。

詰まる所、言い換えれば“ぽちファンが集まって出来た国”と言ってしまっても良いのかもしれない。
そんな国だからこそ、種族や見た目で“国民”を分類する事は、
基本的にナンセンスという気風が育まれていたのかもしれない。
“ぽちファンであれば、誰でも国民の資格を有する”のだから。

その気風は、同じく国民である犬士達も、同じとする所だったのだろう。
だからこそ、彼ら“になし藩国の犬士”は、
“ぽちという名の乙女”が一人の姫であった頃から、
わんわん帝國至尊の座に至り、皇帝陛下となった今に至るまで、
彼女の旗印である“帝國の正義”を真っ向から見据え、
その元に集えという号令を耳にすれば、誰より先に走り出す心を持っていたのである。

見た目や種族の問題では無かった。
その心根をして、彼らは自らを、そして相手を“になし犬”である、
と自然の内に見なすようになっていたのである。


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現在の彼らの仕事はは大きく分けて3種類ある。

国内の正規軍である藩国編成への従軍。
帝国への藩国からの忠誠の証のひとつの形でもある帝国軍への出仕。
より身近に国内の安全を守る交番・警察署勤務。つまり犬のおまわりさん。
上記をそれぞれが藩国首脳部の指示の元、持ち回りで行っている。



犬士たちの警官としての仕事はT14からになる。
そのころはまだ東西に分かれていた商店街の交番の駐在としての仕事だった。
下町の皆と交流あふれる街角の駐在さん的なポジションである。
T16も終盤、藩国中央部に新しくできた真ん中商店街および新市街に併設するように建設された警察署とあわせて、
常時約半数の犬士たちが警官としての勤務で藩国の安全を守っている。
ちょっとした相談から迷子の案内まで、になし藩国内のまさしく縁の下の力持ちとして、彼らは日夜藩国の民と和やかに接している。


藩国軍としての勤務はある意味わかりやすい。
帝国の敵が現れればこれを撃つ。
そのターンの編成方針により藩国軍への犬士たちの編成はされたりされなかったりだが、
いざ組み込まれれば意気揚々と彼らはフィクショノートたちと肩を並べ守るべきもののために戦う。
その姿は時に一撃の下に敵を下す騎士であったり、I=Dの火器管制やパイロットの補助をするコパイロットであったりした。


帝国軍への出仕は、その時々にて役目が大きく違う。
天領の意向を受け編成されるそれは、主として現在は輸送船団の一員としての参加などが多い。
帝国全体のために長く、堅実な任務が求められている。
軍団税、という名目ではあるが、彼らの任務は間違いなく今日の帝国全体のための栄誉ある任務であった。


になしの犬士たちはターン毎交代制で各種任務に当たっている。
専業でその任務に当たらせたほうが作業能率はいいのだろうが、急な体調不良へのカバーワークなどを考え、
スペシャリストよりもなんでも平均的にこなせる万能屋を求められた。
もっとも、犬士たちの高い意識により、常に期待以上の成果が上がっている。
これは主として経験をつんだことによりどんな事態にも対応できる柔軟性と、犬士たち自身がいざというとき指示がなくとも
ある程度自主性でもって対処ができるように、という藩国首脳部の思惑である。
また、警官職についている犬士たちを固定しないことによってある程度皆で国内事情を把握できるようにお願いします、という判断でもあった。
見知らぬ誰かよりは見知った誰かの方が、いざ困ったときに声もかけやすいよね、という気軽さからもきている。


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フィクショノートにとっても、国民にとっても、犬士たちの存在は大きい。
彼ら無くては藩国の維持は困難だったろう。
わんわん帝国の名は伊達ではなく、犬士の存在はわかりやすい一種の象徴であった。
彼らはすぐそばにいる。
なぜなら国つきの犬士たちは、それこそはるか昔、アプローの時代のころから歩んできたのだから。
戦友でもあり、ともに苦楽をも共にしていた、もっとも古きよい友人なのだ。

現在でこそ2足歩行でオペレーター、コパイ、騎士・警官など、様々な任務に従じる彼らだが、犬の側面が強いため4足歩行したりもする。
休憩時などはむしろぺたりとおなかをつけて伏せて休んでいたりすることが多いようだ。
剣をにぎったり、ペンを握ったり、細かい電子作業をするにあたって、
彼らの指はやはり通常の犬たちより若干長くなったりしていたりなどしているが、やはり其処は犬。肉きゅうが気持ちよかったりもする。
また、つるっと手に持った荷物がすべらないようにパッド裏の毛の手入れなども抜かりない。

ターンエンド時には情勢にもよるが、犬士たちへのねぎらいとして、食事会などを検討し、日ごろの疲れを癒してもらおうという企画がある。
残念ながらT16時には開催できなかったが、今後も開催予定であることを述べておく。



テキスト:天津 武・瑠璃
イラスト:瑠璃