Ultimate X-Men(アルティメット・X-MEN)

出版:2000〜2009年

概要


Ultimate Spider-Manはマーベルコミックのシリーズタイトルで主役はX-MEN
1960年代初期から続くマーベルコミックの世界をゼロから作り直し、全く新しいストーリーを始めることで新しい読者を獲得することを狙ったアルティメットシリーズの一つで、Ultimate Spider-Manに続く第二弾として一ヶ月遅れで刊行が始まった。
新潮社から日本語版も出版されている。

設定は時代を反映したものに変更され、ミュータントやキャラクターの能力などは原案を元にしているがストーリーは新たに描き起こされている。
マグニートーのブラザーフッド・オブ・ミュータンツはテロ組織であり、各地で破壊活動を行っている。
アメリカ政府はこれに対抗するためセンチネルを放ち、ミュータントを排除するための行動を開始している。
プロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアはミュータントと人類の戦いを止めるため、「天恵の子の為のエグゼビア学園」にミュータントを集め、X-MENを結成しようとしていた。
そんな殺伐とした時代背景の中で、エグゼビアの指示を受け、マーヴルガールことジーン・グレイがメンバーを集めるところから物語は始まる。

またコスチュームは実写映画を意識したような黒を基調としたスタイリッシュなものに変更され、これを着ていればセンチネルのセンサーに探知されないという設定がついた。
X-ジェットもステルス爆撃機をモチーフとしたかのような形状に変更されている。

(用語の訳は下記の日本語版に準拠)

日本語版『アルティメット・X-MEN』1〜11巻


(新潮社:2003年4月〜、定価各1000円〜1200円)

概要

現在は絶版。
アメコミ新潮シリーズとして「アルティメット・スパイダーマン」より1年早く日本語版も出版されたが、「アルティメット・スパイダーマン」と同様に11巻で打ち切りとなった。英語版の33話までにあたる。
ストーリーの最後は記憶を消去されていたマグニートが帰還を果たし、テロ活動を加熱させるがまたしても敗北し、監獄に囚われるところで終了しているので一応の決着はついた形になっている。








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最終更新:2012年07月16日 02:48