テーマ:タンシチュー
「戦争って疲れるにゃー」
「作戦覚えるのお腹すくにゃー」
「何かおいしいことでも考えるにゃー」
「じゃぁ今回の攻撃テーマは、タンシチューにするにゃ!」
「それなら覚えやすいにゃ!」
──ある日の避け藩国
(近衛カケル)
【作戦テーマ】:タンシチュー
- 詠唱戦の場合、無数の理力使いの意志を統合することが重要となる。飽きっぽい猫にとって、集団で同じイメージを保持することは難しいが、そこを食べ物にすることで解決した。
- タン・シチューのように、どんな堅い敵も、じっくりとろとろ柔らかくなるまで内部に染みこむ攻撃を基本イメージとし、積極的に共有する。
(イラスト:森沢)
【詠唱戦】
- 詠唱の途中で邪魔されないように、歩兵その他でガードする。
- 魔方陣を描きやすいように場所を確保。
- 杖を振り回し身振りを行う事になるので足場に気をつける
- しっかりと深呼吸をし、発音を行う
- 韻を踏みリズムを取ることで正確な詠唱を行いやすいようにする
- 魔法をぶつける相手をしっかり目視する
- 敵の柔らかそうな所にぶつけるようにする
- 魔法攻撃は収束して与えるようにする
- 敵の動きを止めたいときは魔法を分散させて当てる
- 神々を讃えて歌って踊り、加護を求める
- 平時や移動時に、外套等で口を覆い保護する事により、戦闘時に発声できなくなる事態を防ぐ
- 詠唱ポーズ、杖などを準備しておき、集中する媒体を確保する
- 呪文詠唱を忘れないように、カンペを保持しておく
- 数回詠唱行為をしているので、周囲との連携が取れている
- 長時間の発声に耐えられるよう日常的に訓練している
- しっかり発声出来るように腹式呼吸を心がける
【地形】(開けた場所)
- 必要と思われる方陣を、あらかじめ記入したマットを持ち込んでその場に敷く。
(その場で書くより素早く展開できる・あらかじめ時間をかけて準備できる)
(近衛カケル)
(SS)
<戦闘前の演説>
それはよけ藩国のとある広場、そこでは杖を突いたスーツを着た青年が目の前のこれまた杖を持った集団に演説をしていた。
とは言っても青年の持つ杖は歩行を助けるもの、集団が持つ杖は力を持った理力使いの杖であったが……
「皆さんは死ぬ覚悟ができていますか?これから私たちは生と死の狭間に命を拾いに行きます。
正直私には皆さんの命を保障できません、死ぬ覚悟が無いものはすぐさまここから立ち去ってください。」
しかし誰もその場から動こうとはしない、ただその場青年にあきれたような視線を送るのみ。
数秒の沈黙の後にコツンと自らの杖を地面に打ちつけた後に青年は再び口を開く
「覚悟なぞとうに決まっていると言うことですか…ククク…いいでしょう、この私が貴方たちの命を預かりましょう
皆さんと共に戦い、戦いを見届け、そして戦いが終わった後に全員に何かを振舞いましょう。
全ては皆さんの意志と信頼、そしてその手に持つ杖が全てを動かします。私たちで勝利の栄光を照らし出しましょう。」
青年が杖を空に向かって突き上げると、そのきっかし1秒後に目の前の理力使いが空に向かって杖を突き出す。
(イラスト:森沢)
その後理力使いには青年から一杯の酒が振舞われた、
また振舞われた酒の名はそれを飲んだ理力使いの生還を願いこう名づけられていた
「勝利を掴みし英雄たち」
(神楽坂・K・拓海)
最終更新:2007年08月05日 16:54