部品: 着用制限:キノウツン旅行社の配達業務時のみ

生活ゲームの行う際に、対象のACEへお知らせするため、手紙や電話を使って連絡するのが業務。
手紙を届ける際、場合によっては様々な場所に行く事になる。このアイドレスは危険があるかもしれない場所に行く際に着用・使用することが認められ、それ以外の場合は使用することはできない。

部品: 着用制限:宰相府での歩兵訓練を受けたもののみ

過酷な仕事の為、これをこなすために宰相府での歩兵としての訓練を受ける必要がある。死んだ方ががましだと思えるくらいの特訓だが、実際の任務も同じくらい大変なので、どちらがマシなのかは判らない。
ただ一つ言える事は、この仕事をやる場合エリート歩兵と呼ばれる訓練を修了するレベルなのは確かである。

部品: メッセンジャーとは

手紙配達をする人の事。ボーイを後ろに付けると、郵便配達で稼ぐ少年になる。この職業はキノウツン旅行社で手紙配達を行う人を表す。

部品: 各世界で使われる言語の勉強

行く先々で言葉や風習は違います。最低限読み書きと話が出来るように語学と文化を勉強する事で、土地の人たちに怪しまれず行動できるようにしましょう

部品: 行く先までのルート把握

世界移動して届ける仕事であるから、どこに出るかは大よその位置しかわからない。そこから届け先までの移動方法などを、手早く把握して移動する必要がある。

部品: 如才ない会話術

ウィットまではいかないが、相手に怪しまれないための会話術。聴かれたことを答えつつ、あからさまに怪しい素振りなどをしないための特訓。

部品: 変装についての特訓

街ゆく人々を見て、年齢や性別、環境でどういう動き方をしているかの観察と、変装に必要なメイクの仕方を学ぶ。やる時には時間がかからないように、練習も欠かさない事。

部品: スムーズに手紙を渡す腕の動き

取り出したり、渡すのに時間がかかると何かイラッとするあの瞬間を無くすため、指が滑らず、かつ手紙を潰さない力加減を学ぶのが目的。

部品: 変装の基本は

自身の姿と別のものになることで、違和感や印象を薄くしたり逆に強くしたりする。これによって記憶内での関連付けを阻害することが目的。
行く先で怪しまれないようにするのと、逃亡などの際に使う事が主になるはず。

部品: カツラや付けぼくろ、付け髭などの小物

パーツを増やすことで、記憶に残る部分をずらす。あからさまにやるかどうかは、他の変装とのバランス次第。

部品: ファンデーションを塗って肌の色を変える

見える部分の色を変える事で、多数の人間の目に別の情報を誤認させるのが目的。環境に合わせて、人々の中で違和感を感じさせない塗りを行うというのもあり。

部品: 頬に詰め物をして顔のラインを変える。

小物などと合わせると割と馬鹿にできないテクニック。顔がふっくらとなる事で、印象が大分変ってくる。他の変装と組み合わせる事で真価を発揮するタイプ。

部品: メイクや姿勢で実際の年齢より老けたように見せる

普通より腰を曲げて傾いた姿勢を取ったり、ゆったりとした衣装で腕や足を隠すことで老人のように見せる。白髪のカツラやメイクで皺、シミをつける事で、よりそれっぽく見せる。

部品: 高物理用衣装

宇宙服になったり、科学技術で立体投影して着用する服が主。ギンギラでぴっちりしたスーツとかもある。環境に合わせてそれっぽいのを選ぼう

部品: 低物理用衣服

綿・麻など自然繊維を主に使ったもの。文化的に下着がない世界もあるので、その辺は考慮して着任するように。

部品: 変装用の細々とした道具

カツラや、皺を書くためのペンシル(炭)、肌を塗るためのファンデーション等の化粧品類や、外見年齢を弄る際の服などが入っている。

部品: 素材の違う鞄

必要な物をコンパクトに詰めた鞄。行く場所によって自然素材や皮革など、その場所にあってもおかしくないものにする。

部品: 文化風習に合わせた履き物

靴だったり下駄だったりサンダルだったり世界によって履き物は違う。これらを使用者に合わせてフィッティングして履いていく。接着剤とかは物理域で使えない場所があったりするので、紐系が主。

部品: 宰相府エリート歩兵とは

宰相府のエリート歩兵である。宰相府歩兵から選抜されたエリートが専用訓練を受けてエリート歩兵になった。どの辺がエリートかというと、ひどい目にあっても生き残れるあたりである。貧乏くじともいう。ただ給料は良かった。

部品: エリート訓練とは

エリート歩兵を育てるために行われる特別な訓練課程である。この過程に進んで卒業できるとと自動的に出世する。それくらい厳しい。

部品: 高度な偽装訓練

通常の歩兵が行うよりも入念で手の込んだ偽装を学ぶ。これによって潜入ミッションを可能にする。使う道具も増える。

部品: 高度な踏破訓練

通常では考えられないルートで踏破、侵入することを学ぶ。これによって発見率を低くし、奇襲を可能にする。生存率も上がる。

部品: 高度な射撃訓練

少ない弾数で確実に敵を無力化できるように徹底した実地訓練を行う。前提として命中率の高い武器を使わないといけない。

部品: 高度な格闘訓練

室内戦闘のほか格闘訓練も行う。通常歩兵一対三を難なく切り抜けられる程度の格闘技術を学ぶ必要がある。相手の弱点を的確に突く。

部品: 臨時の武器の作成訓練

潜入先で爆弾を製造したり車で人をひき殺す、敵の武器を入手する、椅子の脚を使用するなど、身近なものを武器化する手段を学ぶ。

部品: 宰相府歩兵とは

文字通り宰相府で採用する歩兵である。宰相府は航空宇宙軍と比較して陸軍の規模が極小さく、日陰者の扱いであった。軍の規模も3万人にしか過ぎなかった。槍の穂先(軍の実戦部隊)が全体の5%という話を考えると1500人しかいない。

部品: 体格の良くない歩兵

宰相府歩兵は総じて体格が良くなく、体も丈夫ではない。一方で反射神経や敏捷性は高く、機械いじりが得意な傾向があった。この傾向を利用して宰相府歩兵は最新機材を扱う軽歩兵として運用された。

部品: 正面戦闘をしない陸軍

宰相府陸軍は秘書官長やら秘書官やらがロボットが治安維持するなんてディストピアですよ、いやですーと言ったことで泣く泣く編成された経緯がある。人間の方が悪いことすると思うけどなあという宰相の意見はさておき、整備された。ことの最初から主兵としては運用を想定されていない。

部品: 徒歩踏破訓練

徒歩での移動は歩兵の基本である。移動速度は遅いが、他のどんな移動手段より安全性が高いのも確かではある。山や砂漠を延々歩かせられる。走ることもやる。

部品: 運転訓練

乗り物に乗っての移動も現代の歩兵では当然である。自動車、装甲車での移動のためすべての歩兵は運転訓練をさせられ免許を取らされる。これは歩兵引退後の再就職で役立つ側面もある。平民は普通運転免許を持たないのだ。

部品: 整備訓練とは

宰相府の歩兵は全員が簡単な整備を行えるように訓練を受ける。あくまで専門の整備道具を使用しない範囲ではあるが、銃を分解清掃して組み上げたり自動車のバッテリーやオーバーヒートを直したりする程度には訓練を受ける。

部品: 隠蔽訓練

防御力の低い歩兵にとって最大の防御は隠蔽である。偽装と隠蔽を学び、偽陣地を作ることを学ぶ。こうして生存率をあげていくのである。

部品: 塹壕構築訓練

暇があれば塹壕を作れ。これは今でも通じる歩兵の基本である。時間とともに配置歩兵は防御力を向上させ、四十八時間で戦車部隊の突撃に耐えうる防御力を持つ。このための塹壕を掘り土嚢を芸術的に並べるテクニックを学ぶ。ついでに土砂災害などにも役立つ。

部品: 射撃訓練

射撃訓練はすべての基本である。アサルトライフルやライトサイクルガンの扱いを叩きこまれる。長距離近距離なんでも教わる。

部品: 近接戦闘訓練

室内、塹壕、市街地、入り組んだ地形での交戦距離100m以下での戦いが激増する現代において、歩兵は近接戦闘を無視できなくなっている。100m以下、20m以下、5m以下での射撃や格闘、戦闘術を学ぶ。

部品: 後退戦闘訓練

宰相府の歩兵は戦闘損耗を避けるために後退戦闘訓練を重点的に行う。勇敢に戦うことを要求されない珍しい軍隊である。統制を保って最後まで理性的に戦いつつ逃げることを目的に訓練を行う。

部品: 集団戦闘訓練

機関銃で制圧しつつ側面に回り込み、陣地は榴弾で攻撃する。こういう基礎的なファイアアンドムーブメントを学ぶ。

部品: 軽歩兵として

宰相府歩兵は軽歩兵として基本国内防衛、治安維持に使われた。国外での活動実績はない。これは能力がないというより、他国で間に合っているからである。規模的には小さく、国内必須の活動をしているわけでもないのでいつでも全数を国外派遣できる。

部品: 警察訓練を受ける

全歩兵がそのまま警察訓練を受けて警察任務を行えるように訓練を行う。宰相府ではこうでもしないと単なる給料泥棒になってしまう。実質の軍警察だ。

部品: 自由民とは

宰相府は観光地であり膨大な数の貧民、難民を受け入れてきた経緯がある。このため混血がいち早く進み、どこの民とも言えぬ者が国の大多数を占めるに至った。

部品: 無頓着な性格、粗野な言動

宰相府の民は全般として言葉が崩れており、一々オーバーリアクションである。これは多種多様な方言のどれが正しいとかないための結果である。また人が過密気味な関係でプライバシーを守るのが難しく、無頓着な者が多い。よく言えば開放的で物怖じしない。

部品: 平民なまり

平民街でよく見られるのが早口である。およそ都市や人口密集地は全般言葉が速くなるが、宰相府もこれは同じでかなりの早口である。良いことはあってオペレーターなどには向いている特徴である。他方、品がいいとはとても言えない。

部品: 浅黒い肌

混血が多いと肌の色は大体浅黒いあたりで定着する。宰相府の民も同様で、浅黒い肌の者が多い。さらに日焼けで色を濃くするものが多い。

部品: 多彩な髪色

単一な肌の色と違って髪色は実に多彩である。色を染めるのも自由なら、遺伝的なルーツを示すときもある。半分近くは黒髪、三分の一は銀髪だが金髪も珍しくなく、赤毛、栗毛も良く見かける。

部品: 多彩な瞳

宰相府の民の瞳は多彩な種類があって、これというものがない。青いのもいれば紅いのもあり、茶色もあれば黒もある。薄い瞳の者はカラーコンタクトを付けていることも多い。日差し対策である。混血が進んでいるせいで幼少と大人では瞳の色が変わることが多い。

部品: 体格は普通

宰相府の民はロボットが発展しているせいで力の強い個体が人気、ということがなかった。結果として体格は婚姻でも重視されず、中肉中背が大多数を占める結果になった。この国では筋肉はあまり自慢にならない。趣味の一つと思われる。

部品: 機械に勝つために

宰相府では仕事がとにかくない。なぜか。ロボットが庶民のどうでも良い仕事を全部やっているからである。平民が万年不景気な理由である。このため宰相府の民の多くは機械に勝つために話術などの対人技術に磨きをかけて、ロボットに勝つ分野を常に探して仕事にありつこうとしている。

部品: 敏捷と反応速度はいい

宰相府ではすばしっこく、反応速度が速くないと生きるのが大変だ。配給もそうだが仕事にありつくにも素早くないといけない。ロボットと付き合うにも人並み外れた速度がいる。結果宰相府の民はいずれも平均値を大きく離れた素早さや反応速度を持つに至った。ただまあ、何事にも例外はある。

部品: 頭の回転は速くないとだめ

宰相府ではロボットに対抗するため機転が重要になる。単純な計算能力や知識量ではロボットに勝てないためである。

部品: 金にうるさい

平民街出身者は全般として金にうるさい。命の次に金を大事にする傾向がある。これは年金制度などが発達していないせいである。つまり、ケチ。であり貯蓄好きであり、無駄遣いなどを嫌う。
平民街ではケチは褒め言葉である。

部品: 手作り好き

貧乏で失業者が多い関係で宰相府ではなんでも自分で自分でつくって売るマイクロビジネスが大人気である。余り細かい商売だと税務署も動かないのでこぞってこの手の小さなビジネスに興じるのが普通である。詐欺まがいの品も多いが良く出来たものもある。

部品: 重視するものは……

私学校のカリキュラムで重視されているのは体育、数学、帝國共通語、読解力、コンピューターの扱いとプログラミングだけであり、文化面は割と軽視されている。

部品: 体育

人間身体が資本だという思想の元、宰相府の私学校では体育の授業が毎日ある。皆文句を言うが学校卒業すると急激に太る者も多いので、その効果屋意味は歴然としている。水泳が人気。水着は自由なので派手過ぎる、過激すぎる水着を着る子もいる。そして大体親に怒られる。

部品: 数学

数学は宰相府でもっとも重視される教育課程であり、軍事学校の入試でも必須項目である。数学ができないと宰相府では出世の目がない。

部品: 帝国共通語

宰相府の平民訛りは早口過ぎて他国では通じにくいので、帝國共通語の面倒くさい修辞や文字の美しい書き方などは学校で叩き込まれることになっている。不人気科目なのだが、文化に憧れる少年少女はここぐらいでしか文化に触れられない。

部品: 読解力

初等教育で成績の明暗を決めるのは教科書や先生が何を言っているかを理解する事である。宰相府ではこの点を重視し、語学でも全て出題者は何を考えているのかを考えるのがもっとも重要とする勉強を課している。

部品: 整備

宰相府では機械と付き合わないと生きていけないため、生きるために機械の整備を教わる。就職先も増えるし、家にある古い家電も修理できるようになる。

部品: プログラミング

宰相府の学校ではプログラミングを教えるが、大部分がコンピューターに口頭命令してプログラミングするというリクエスティングプログラミングに割かれているv。本当の意味で構文を書いていくことはない。
ロボットと対話するにもこのプログラミング授業は役に立つ。



提出書式


 大部品: メッセンジャー部隊 RD:59 評価値:10
 -大部品: ヘタ・オヒナ RD:59 評価値:10
 --部品: 来歴
 --大部品: メッセンジャー RD:39 評価値:9
 ---部品: 着用制限:キノウツン旅行社の配達業務時のみ
 ---部品: 着用制限:宰相府での歩兵訓練を受けたもののみ
 ---部品: メッセンジャーとは
 ---大部品: 6年間に及ぶ配達のための訓練 RD:5 評価値:3
 ----部品: 各世界で使われる言語の勉強
 ----部品: 行く先までのルート把握
 ----部品: 如才ない会話術
 ----部品: 変装についての特訓
 ----部品: スムーズに手紙を渡す腕の動き
 ---大部品: いざという時の変装術 RD:5 評価値:3
 ----部品: 変装の基本は
 ----部品: カツラや付けぼくろ、付け髭などの小物
 ----部品: ファンデーションを塗って肌の色を変える
 ----部品: 頬に詰め物をして顔のラインを変える。
 ----部品: メイクや姿勢で実際の年齢より老けたように見せる
 ---大部品: 配達用装備 RD:5 評価値:3
 ----部品: 高物理用衣装
 ----部品: 低物理用衣服
 ----部品: 変装用の細々とした道具
 ----部品: 素材の違う鞄
 ----部品: 文化風習に合わせた履き物
 ---大部品: 宰相府エリート歩兵 RD:21 評価値:7
 ----部品: 宰相府エリート歩兵とは
 ----大部品: エリート訓練 RD:6 評価値:4
 -----部品: エリート訓練とは
 -----大部品: 移動系エリート訓練 RD:2 評価値:1
 ------部品: 高度な偽装訓練
 ------部品: 高度な踏破訓練
 -----大部品: 戦闘系エリート訓練 RD:2 評価値:1
 ------部品: 高度な射撃訓練
 ------部品: 高度な格闘訓練
 -----大部品: 特殊作戦用訓練 RD:1 評価値:0
 ------部品: 臨時の武器の作成訓練
 ----大部品: 宰相府歩兵 RD:14 評価値:6
 -----部品: 宰相府歩兵とは
 -----部品: 体格の良くない歩兵
 -----部品: 正面戦闘をしない陸軍
 -----大部品: 基礎訓練課程(流用) RD:9 評価値:5
 ------大部品: 移動関連訓練 RD:2 評価値:1
 -------部品: 徒歩踏破訓練
 -------部品: 運転訓練
 ------大部品: 整備訓練 RD:1 評価値:0
 -------部品: 整備訓練とは
 ------大部品: 防御訓練 RD:2 評価値:1
 -------部品: 隠蔽訓練
 -------部品: 塹壕構築訓練
 ------大部品: 戦闘関連訓練 RD:4 評価値:3
 -------部品: 射撃訓練
 -------部品: 近接戦闘訓練
 -------部品: 後退戦闘訓練
 -------部品: 集団戦闘訓練
 -----大部品: 宰相府歩兵の運用と実態 RD:2 評価値:1
 ------部品: 軽歩兵として
 ------部品: 警察訓練を受ける
 --大部品: 自由民 RD:19 評価値:7
 ---部品: 自由民とは
 ---部品: 無頓着な性格、粗野な言動
 ---部品: 平民なまり
 ---部品: 浅黒い肌
 ---部品: 多彩な髪色
 ---部品: 多彩な瞳
 ---部品: 体格は普通
 ---部品: 機械に勝つために
 ---部品: 敏捷と反応速度はいい
 ---部品: 頭の回転は速くないとだめ
 ---部品: 金にうるさい
 ---部品: 手作り好き
 ---大部品: 私学校プログラム RD:7 評価値:4
 ----部品: 重視するものは……
 ----部品: 体育
 ----部品: 数学
 ----部品: 帝国共通語
 ----部品: 読解力
 ----部品: 整備
 ----部品: プログラミング
 
 
 部品: 来歴
 宰相府の自由民な男性。よく焼けた色の肌に金髪。陽気なノリだが御多分に漏れずケチ。地獄の歩兵訓練中も陽気さを失わなかったことから、よっぽどの大物か大いなるバカか、と仲間内で噂された。
 
 部品: 着用制限:キノウツン旅行社の配達業務時のみ
 生活ゲームの行う際に、対象のACEへお知らせするため、手紙や電話を使って連絡するのが業務。
 手紙を届ける際、場合によっては様々な場所に行く事になる。このアイドレスは危険があるかもしれない場所に行く際に着用・使用することが認められ、それ以外の場合は使用することはできない。
 
 部品: 着用制限:宰相府での歩兵訓練を受けたもののみ
 過酷な仕事の為、これをこなすために宰相府での歩兵としての訓練を受ける必要がある。死んだ方ががましだと思えるくらいの特訓だが、実際の任務も同じくらい大変なので、どちらがマシなのかは判らない。
 ただ一つ言える事は、この仕事をやる場合エリート歩兵と呼ばれる訓練を修了するレベルなのは確かである。
 
 部品: メッセンジャーとは
 手紙配達をする人の事。ボーイを後ろに付けると、郵便配達で稼ぐ少年になる。この職業はキノウツン旅行社で手紙配達を行う人を表す。
 
 部品: 各世界で使われる言語の勉強
 行く先々で言葉や風習は違います。最低限読み書きと話が出来るように語学と文化を勉強する事で、土地の人たちに怪しまれず行動できるようにしましょう
 
 部品: 行く先までのルート把握
 世界移動して届ける仕事であるから、どこに出るかは大よその位置しかわからない。そこから届け先までの移動方法などを、手早く把握して移動する必要がある。
 
 部品: 如才ない会話術
 ウィットまではいかないが、相手に怪しまれないための会話術。聴かれたことを答えつつ、あからさまに怪しい素振りなどをしないための特訓。
 
 部品: 変装についての特訓
 街ゆく人々を見て、年齢や性別、環境でどういう動き方をしているかの観察と、変装に必要なメイクの仕方を学ぶ。やる時には時間がかからないように、練習も欠かさない事。
 
 部品: スムーズに手紙を渡す腕の動き
 取り出したり、渡すのに時間がかかると何かイラッとするあの瞬間を無くすため、指が滑らず、かつ手紙を潰さない力加減を学ぶのが目的。
 
 部品: 変装の基本は
 自身の姿と別のものになることで、違和感や印象を薄くしたり逆に強くしたりする。これによって記憶内での関連付けを阻害することが目的。
 行く先で怪しまれないようにするのと、逃亡などの際に使う事が主になるはず。
 
 部品: カツラや付けぼくろ、付け髭などの小物
 パーツを増やすことで、記憶に残る部分をずらす。あからさまにやるかどうかは、他の変装とのバランス次第。
 
 部品: ファンデーションを塗って肌の色を変える
 見える部分の色を変える事で、多数の人間の目に別の情報を誤認させるのが目的。環境に合わせて、人々の中で違和感を感じさせない塗りを行うというのもあり。
 
 部品: 頬に詰め物をして顔のラインを変える。
 小物などと合わせると割と馬鹿にできないテクニック。顔がふっくらとなる事で、印象が大分変ってくる。他の変装と組み合わせる事で真価を発揮するタイプ。
 
 部品: メイクや姿勢で実際の年齢より老けたように見せる
 普通より腰を曲げて傾いた姿勢を取ったり、ゆったりとした衣装で腕や足を隠すことで老人のように見せる。白髪のカツラやメイクで皺、シミをつける事で、よりそれっぽく見せる。
 
 部品: 高物理用衣装
 宇宙服になったり、科学技術で立体投影して着用する服が主。ギンギラでぴっちりしたスーツとかもある。環境に合わせてそれっぽいのを選ぼう
 
 部品: 低物理用衣服
 綿・麻など自然繊維を主に使ったもの。文化的に下着がない世界もあるので、その辺は考慮して着任するように。
 
 部品: 変装用の細々とした道具
 カツラや、皺を書くためのペンシル(炭)、肌を塗るためのファンデーション等の化粧品類や、外見年齢を弄る際の服などが入っている。
 
 部品: 素材の違う鞄
 必要な物をコンパクトに詰めた鞄。行く場所によって自然素材や皮革など、その場所にあってもおかしくないものにする。
 
 部品: 文化風習に合わせた履き物
 靴だったり下駄だったりサンダルだったり世界によって履き物は違う。これらを使用者に合わせてフィッティングして履いていく。接着剤とかは物理域で使えない場所があったりするので、紐系が主。
 
 部品: 宰相府エリート歩兵とは
 宰相府のエリート歩兵である。宰相府歩兵から選抜されたエリートが専用訓練を受けてエリート歩兵になった。どの辺がエリートかというと、ひどい目にあっても生き残れるあたりである。貧乏くじともいう。ただ給料は良かった。
 
 部品: エリート訓練とは
 エリート歩兵を育てるために行われる特別な訓練課程である。この過程に進んで卒業できるとと自動的に出世する。それくらい厳しい。
 
 部品: 高度な偽装訓練
 通常の歩兵が行うよりも入念で手の込んだ偽装を学ぶ。これによって潜入ミッションを可能にする。使う道具も増える。
 
 部品: 高度な踏破訓練
 通常では考えられないルートで踏破、侵入することを学ぶ。これによって発見率を低くし、奇襲を可能にする。生存率も上がる。
 
 部品: 高度な射撃訓練
 少ない弾数で確実に敵を無力化できるように徹底した実地訓練を行う。前提として命中率の高い武器を使わないといけない。
 
 部品: 高度な格闘訓練
 室内戦闘のほか格闘訓練も行う。通常歩兵一対三を難なく切り抜けられる程度の格闘技術を学ぶ必要がある。相手の弱点を的確に突く。
 
 部品: 臨時の武器の作成訓練
 潜入先で爆弾を製造したり車で人をひき殺す、敵の武器を入手する、椅子の脚を使用するなど、身近なものを武器化する手段を学ぶ。
 
 部品: 宰相府歩兵とは
 文字通り宰相府で採用する歩兵である。宰相府は航空宇宙軍と比較して陸軍の規模が極小さく、日陰者の扱いであった。軍の規模も3万人にしか過ぎなかった。槍の穂先(軍の実戦部隊)が全体の5%という話を考えると1500人しかいない。
 
 部品: 体格の良くない歩兵
 宰相府歩兵は総じて体格が良くなく、体も丈夫ではない。一方で反射神経や敏捷性は高く、機械いじりが得意な傾向があった。この傾向を利用して宰相府歩兵は最新機材を扱う軽歩兵として運用された。
 
 部品: 正面戦闘をしない陸軍
 宰相府陸軍は秘書官長やら秘書官やらがロボットが治安維持するなんてディストピアですよ、いやですーと言ったことで泣く泣く編成された経緯がある。人間の方が悪いことすると思うけどなあという宰相の意見はさておき、整備された。ことの最初から主兵としては運用を想定されていない。
 
 部品: 徒歩踏破訓練
 徒歩での移動は歩兵の基本である。移動速度は遅いが、他のどんな移動手段より安全性が高いのも確かではある。山や砂漠を延々歩かせられる。走ることもやる。
 
 部品: 運転訓練
 乗り物に乗っての移動も現代の歩兵では当然である。自動車、装甲車での移動のためすべての歩兵は運転訓練をさせられ免許を取らされる。これは歩兵引退後の再就職で役立つ側面もある。平民は普通運転免許を持たないのだ。
 
 部品: 整備訓練とは
 宰相府の歩兵は全員が簡単な整備を行えるように訓練を受ける。あくまで専門の整備道具を使用しない範囲ではあるが、銃を分解清掃して組み上げたり自動車のバッテリーやオーバーヒートを直したりする程度には訓練を受ける。
 
 部品: 隠蔽訓練
 防御力の低い歩兵にとって最大の防御は隠蔽である。偽装と隠蔽を学び、偽陣地を作ることを学ぶ。こうして生存率をあげていくのである。
 
 部品: 塹壕構築訓練
 暇があれば塹壕を作れ。これは今でも通じる歩兵の基本である。時間とともに配置歩兵は防御力を向上させ、四十八時間で戦車部隊の突撃に耐えうる防御力を持つ。このための塹壕を掘り土嚢を芸術的に並べるテクニックを学ぶ。ついでに土砂災害などにも役立つ。
 
 部品: 射撃訓練
 射撃訓練はすべての基本である。アサルトライフルやライトサイクルガンの扱いを叩きこまれる。長距離近距離なんでも教わる。
 
 部品: 近接戦闘訓練
 室内、塹壕、市街地、入り組んだ地形での交戦距離100m以下での戦いが激増する現代において、歩兵は近接戦闘を無視できなくなっている。100m以下、20m以下、5m以下での射撃や格闘、戦闘術を学ぶ。
 
 部品: 後退戦闘訓練
 宰相府の歩兵は戦闘損耗を避けるために後退戦闘訓練を重点的に行う。勇敢に戦うことを要求されない珍しい軍隊である。統制を保って最後まで理性的に戦いつつ逃げることを目的に訓練を行う。
 
 部品: 集団戦闘訓練
 機関銃で制圧しつつ側面に回り込み、陣地は榴弾で攻撃する。こういう基礎的なファイアアンドムーブメントを学ぶ。
 
 部品: 軽歩兵として
 宰相府歩兵は軽歩兵として基本国内防衛、治安維持に使われた。国外での活動実績はない。これは能力がないというより、他国で間に合っているからである。規模的には小さく、国内必須の活動をしているわけでもないのでいつでも全数を国外派遣できる。
 
 部品: 警察訓練を受ける
 全歩兵がそのまま警察訓練を受けて警察任務を行えるように訓練を行う。宰相府ではこうでもしないと単なる給料泥棒になってしまう。実質の軍警察だ。
 
 部品: 自由民とは
 宰相府は観光地であり膨大な数の貧民、難民を受け入れてきた経緯がある。このため混血がいち早く進み、どこの民とも言えぬ者が国の大多数を占めるに至った。
 
 部品: 無頓着な性格、粗野な言動
 宰相府の民は全般として言葉が崩れており、一々オーバーリアクションである。これは多種多様な方言のどれが正しいとかないための結果である。また人が過密気味な関係でプライバシーを守るのが難しく、無頓着な者が多い。よく言えば開放的で物怖じしない。
 
 部品: 平民なまり
 平民街でよく見られるのが早口である。およそ都市や人口密集地は全般言葉が速くなるが、宰相府もこれは同じでかなりの早口である。良いことはあってオペレーターなどには向いている特徴である。他方、品がいいとはとても言えない。
 
 部品: 浅黒い肌
 混血が多いと肌の色は大体浅黒いあたりで定着する。宰相府の民も同様で、浅黒い肌の者が多い。さらに日焼けで色を濃くするものが多い。
 
 部品: 多彩な髪色
 単一な肌の色と違って髪色は実に多彩である。色を染めるのも自由なら、遺伝的なルーツを示すときもある。半分近くは黒髪、三分の一は銀髪だが金髪も珍しくなく、赤毛、栗毛も良く見かける。
 
 部品: 多彩な瞳
 宰相府の民の瞳は多彩な種類があって、これというものがない。青いのもいれば紅いのもあり、茶色もあれば黒もある。薄い瞳の者はカラーコンタクトを付けていることも多い。日差し対策である。混血が進んでいるせいで幼少と大人では瞳の色が変わることが多い。
 
 部品: 体格は普通
 宰相府の民はロボットが発展しているせいで力の強い個体が人気、ということがなかった。結果として体格は婚姻でも重視されず、中肉中背が大多数を占める結果になった。この国では筋肉はあまり自慢にならない。趣味の一つと思われる。
 
 部品: 機械に勝つために
 宰相府では仕事がとにかくない。なぜか。ロボットが庶民のどうでも良い仕事を全部やっているからである。平民が万年不景気な理由である。このため宰相府の民の多くは機械に勝つために話術などの対人技術に磨きをかけて、ロボットに勝つ分野を常に探して仕事にありつこうとしている。
 
 部品: 敏捷と反応速度はいい
 宰相府ではすばしっこく、反応速度が速くないと生きるのが大変だ。配給もそうだが仕事にありつくにも素早くないといけない。ロボットと付き合うにも人並み外れた速度がいる。結果宰相府の民はいずれも平均値を大きく離れた素早さや反応速度を持つに至った。ただまあ、何事にも例外はある。
 
 部品: 頭の回転は速くないとだめ
 宰相府ではロボットに対抗するため機転が重要になる。単純な計算能力や知識量ではロボットに勝てないためである。
 
 部品: 金にうるさい
 平民街出身者は全般として金にうるさい。命の次に金を大事にする傾向がある。これは年金制度などが発達していないせいである。つまり、ケチ。であり貯蓄好きであり、無駄遣いなどを嫌う。
 平民街ではケチは褒め言葉である。
 
 部品: 手作り好き
 貧乏で失業者が多い関係で宰相府ではなんでも自分で自分でつくって売るマイクロビジネスが大人気である。余り細かい商売だと税務署も動かないのでこぞってこの手の小さなビジネスに興じるのが普通である。詐欺まがいの品も多いが良く出来たものもある。
 
 部品: 重視するものは……
 私学校のカリキュラムで重視されているのは体育、数学、帝國共通語、読解力、コンピューターの扱いとプログラミングだけであり、文化面は割と軽視されている。
 
 部品: 体育
 人間身体が資本だという思想の元、宰相府の私学校では体育の授業が毎日ある。皆文句を言うが学校卒業すると急激に太る者も多いので、その効果屋意味は歴然としている。水泳が人気。水着は自由なので派手過ぎる、過激すぎる水着を着る子もいる。そして大体親に怒られる。
 
 部品: 数学
 数学は宰相府でもっとも重視される教育課程であり、軍事学校の入試でも必須項目である。数学ができないと宰相府では出世の目がない。
 
 部品: 帝国共通語
 宰相府の平民訛りは早口過ぎて他国では通じにくいので、帝國共通語の面倒くさい修辞や文字の美しい書き方などは学校で叩き込まれることになっている。不人気科目なのだが、文化に憧れる少年少女はここぐらいでしか文化に触れられない。
 
 部品: 読解力
 初等教育で成績の明暗を決めるのは教科書や先生が何を言っているかを理解する事である。宰相府ではこの点を重視し、語学でも全て出題者は何を考えているのかを考えるのがもっとも重要とする勉強を課している。
 
 部品: 整備
 宰相府では機械と付き合わないと生きていけないため、生きるために機械の整備を教わる。就職先も増えるし、家にある古い家電も修理できるようになる。
 
 部品: プログラミング
 宰相府の学校ではプログラミングを教えるが、大部分がコンピューターに口頭命令してプログラミングするというリクエスティングプログラミングに割かれているv。本当の意味で構文を書いていくことはない。
 ロボットと対話するにもこのプログラミング授業は役に立つ。
最終更新:2017年08月20日 23:19