アニメ「ソードアートオンライン マザーズ・ロザリオ編」魔法
このページでは、アニメ「ソードアートオンライン マザーズ・ロザリオ編」の魔法 についてまとめていきます。
物語上、重複しても簡略化して何度も表記いたします。
多少のネタバレがあります。
用語は話数順に並んでいます。
*各用語は放送上、変更すべき点がでてくるため、設定内容を放送終了時点までに沿って、変更致します。
加筆・修正・編集大歓迎。
- スペルの主語。
- 川原礫氏ツイッターより、スペルの前には5つの主語がつく。
- ek エック(我は)
- þú スー(汝は)
- þik シック(我を)
- þeir セアー(彼らは)
- oss オース(我らを)
- 正しい発音は þeir は「セイル」、oss は「オス(オッス)」。また þik の意味は「汝を」である。さらに主語とは「〜は、〜が」というものであるから、「〜を」の二つは主語ではない。
- 以下、本記事には古ノルド語の解説と称する文章が載っているが、間違いだらけなので信用せぬこと。そもそも原作が古ノルド語として成り立っていないものを無理やり解説しようとしたためである。
- スペル・意味共に公式ガイドブックがでるまでの暫定です。英語訳は編集者訳です。
目次
第18話「森の家」
- 防御魔法(*名称不明)*アニメオリジナル
- 使い手:リーファ
- スペル:þeír sér lind ásynja,burt eimi og sverð(セアー・シャル・リンド・アシーニャ、バート・エイミ・オーグ・スヴェルド)
- 意味:「彼らは包まれる、女神の盾、炎と鉄を遠ざける」(ソードアート・オンラインノ全テより*主語以外)
- 解説
- 見方対象者にかけ、攻撃及び攻撃魔法から守る魔法。飛び出した無数の蝶が対象者を何十にも包こむ。攻撃されると術者へ衝撃のフィードバックとそれごとに蝶のフィールドが一枚づつ解け、マナポイントが減っていく。
- 対象の攻撃を防ぐのは術者が維持しているフィールドであるため、攻撃されると術者のマナポイントが減っていく。
- 過去記載した再帰代名詞の「sér」が使用されている。これは「女神の盾」が防ぐのであって自分が防ぐのではないため。
- 第21層ボスを他の攻略パーティーと共同で攻撃中に詠唱した防御呪文。1期19話にてリーファが唱えているが、主語が「þú」であり、今回はパーティー全体を指す「þeír」となっている。
- パーティ全体を守る呪文と推測されるが、具体的にどのようにパーティー全体に影響を及ぼすのかは、アニメオリジナルの上に描写がない為詳細は不明。スペルの詳しい解説などは魔法(ALO)19話「ルグルー回廊」参照。
- 英訳「Wrap them in a shield of goddesses, and keep away flames and irons.」
- 氷結魔法(*名称不明)*アニメオリジナル
- 使い手:クリスハイト
- スペル:不明
- 意味:不明
- 効果:敵を凍らせ、行動不能にするように推察されるが詳細は不明。
- 解説
- アニメオリジナルによる21層のフロアボス攻略で後衛にてクリスハイトが詠唱した氷系呪文。
- 氷結呪文を得意とするクリスハイトの魔法。行動不能にする妨害魔法(デパフ)なのか攻撃魔法なのかは、描写一瞬のため判別不可能である。クリスハイトの参加自体アニメオリジナルである。
- 英訳:なし
第19話「絶剣」
第20話「スリーピング・ナイツ」
- 《サーチャー》(*看破魔法)
- 使い手:アスナ
- スペル:Ek kalla fimm fiskr, brjóta ljúga galdr(エック・カッラ・フィム・フィスクル、ブリョータ・リューガ・ガルド)
- 意味:「我、幻惑の魔術を破る、5匹の魚を召還す」
- 効果:隠蔽魔法を破る為に使用される水属性の看破魔法。「サーチャー」というものを召還、周囲に放ち、隠蔽している術者に触れると特有の反応で術者へ知らせ、また隠蔽魔法自体を解除する。但し種族によってサーチャーや知らせるエフェクト等は異なる(例:火属性はトカゲ、触れると燃え上がり知らせる)
- 解説
- 隠蔽魔法で隠れている術者の魔法に触れると青い光を弾けさせ、隠蔽魔法を強制解除させる。「隠蔽魔法には《サーチャー》」というのはALOの魔法戦では良く見かけるもの。また隠蔽している側は見つかってしまうので、《サーチャー》を見つけたら一刻も早く潰さなければならない。
- アスナの場合はウンディーネのため水属性のサーチャーは魚であったが、サラマンダーはトカゲ等種族によってサーチャーの外見などが異なる。アスナはボス部屋の扉の脇に「微細な空気の揺らぎ」を見つけ、隠蔽魔法かどうか確認する為ユウキ達を制止した。
- アニメではカットされているが、1期16話にあたる所でサラマンダーに追われたリーファが原作で隠蔽魔法を、サラマンダーが《サーチャー》を使用している。詳しくは魔法(ALO)16話「妖精の国」を参照。ちなみに「ALO編」では「隠行魔法」だったものが今編の原作では「隠蔽魔法」という表記ブレとなっている。
- 語訳は主語「Ek」が我、「kalla」が~呼ぶ=召還と意訳、「fimm fiskr」で5匹の魚、「brjóta」はbrjóの~の、のto動詞であるため~を破る、~を壊すという意味、「ljúga」は幻想、幻覚、「galdr」は魔法・魔術の意味となる。
- 英訳:「I call five fish, to break the illusion of sorcery.」
- 《流水縛鎖(アクアバインド)》
- 使い手:アスナ・シウネー
- スペル:不明
- 意味:不明
- 効果:足元からいくつ物細い水流が何本も迸り足を絡めとる移動阻害系魔法。
- 解説
- 第20話にてアスナがシウネーに相手を拘束するよう指示した魔法。《力の言葉》自体は短く高速詠唱が可能。
- 隠蔽魔法(隠行魔法)
- 使い手:斥候隊のシルフ
- Oss sér óvíss grœnn lopt(オース・シャール・オービス・グロン・ロプト)
- 意味:「我らは包まれる、緑色の不透明な大気」(ソードアート・オンラインノ全テより*主語以外)
- 効果:薄緑色の大気の流れが湧き上がり、詠唱者を包み込み敵から隠れる風系属性の隠行魔法。表現・エフェクトはサーチャー同様種族による。
- 解説
- 第27層ボス部屋の扉前でハイドしていたシルフ・インプ2人の3人組が身を隠していた魔法。アスナは大気の揺らぎから不審に思い《サーチャー》を使い看破した。
- PKが目的かと戦闘状態になるも、シルフは自分のギルド仲間の待ち合わせをしているだけと弁明、又隠蔽魔法によって姿を消した。
- 後にボス攻略専門ギルドの斥候隊(スカウト)とわかり、同盟ギルド以外がボスへ挑むのを監視し、アスナらに闇魔法の《盗み見》(ピーピング)をつけ、ボスの情報を情報を集めるのが目的だったことがわかった。
- 1期19話「ルグルー回廊」でもリーファが唱えているが、主語が「pik」から「Oss」に変わり、パーティー全体を指すよう変更されている。スペルの詳しい解説などは魔法(ALO)19話「ルグルー回廊」参照。
- 英訳:「Wrap us in opaque green air.」
- 《盗み見(ピーピング)》
- 使い手:斥候隊のインプ
- スペル:不明
- 意味:不明
- 効果:他のプレイヤーに使い魔をくっつけ、視界を盗む闇魔法。
- 解説
- 他のプレイヤーへ事前に使い魔をつけるスペルを詠唱、その後、一定時間が立つと使い魔が実体化しプレイヤーの視界を盗み見する魔法。
- もちろん妨害魔法(デバフ)なのでアイコンは表示されるが、その特性からほんの1秒程度しか表示されない為、使い魔を見つけてから気づくことが多い。アスナらはボス部屋の前で支援魔法更新(リバフ)した時に、多数表示されるアイコンの中にジュンに付けられ気づかなかったとアスナの推理でわかった。また、ユウキらが挑戦した25層、26層のボスも同じやりくちで盗み見されていた。
第21話「剣士の碑」
- 巨槍攻撃魔法、魔術矢攻撃魔法、光弾攻撃魔法
- 使い手:大規模ギルドメイジ隊、サラマンダー3人
- スペル:Ek verpa einn spjót, smjúga sterkur óvinr(エック・バルパ・エイン・スプリュート、スミューガ・ステルクル・オービナ)
- 意味:「我は1つの槍を放つ、強敵を貫く」
- 効果:それぞれ魔術で作り出した巨槍、矢、光弾による追尾攻撃魔法。ALOの魔法の分類上、巨槍は単焦点追尾(シングルホーミング)、矢、光弾は多焦点追尾(マルチホーミング)魔法に分類される。
- 解説
- 敵ギルドのメイジ隊がキリトへ放った攻撃魔法。追尾魔法であったにも拘らず、キリトの《魔法破壊(スペルブラスト)》によって全て斬られ迎撃された。
- 迎撃したソードスキルは《デッドリー・シンズ》、7連撃であるため、メイジ隊が放った数とも合致している。
- メイジ隊は詠唱こそ3人違うが、映像に表示されている古ノルドがなぜか「全員同じである」。巨槍を詠唱したメイジは「spjót:槍」、矢を詠唱したメイジは「ör:矢」、光弾を詠唱したメイジは「Sphere:球」の発音がしっかり聞こえるが、前面に出ている呪文が同一である。
- なぜこのようなことになっているのかはまったくわからないが、推測するならば呪文詠唱の絵が間に合わなかったので3人一緒にした、というのが妥当な考察かと思われる。原作小説7巻にも該当シーンで3人が異なった魔法を詠唱している描写がある。よって表記も3人1組としてする。
- BD・DVD・及びソードアート・オンラインの全てⅡにて改善されることを期待する。
- 英訳「I throw one spear, to pierce strong enemies.」
- 回復魔法
- 使い手:シウネー、アスナ
- スペル:不明
- 意味:不明
- 効果:複数のプレイヤーのHPを回復する。
- 解説
- 27層ボスとの戦闘中に前衛のユウキたちが範囲攻撃にやられたとき、後衛に待機していたアスナ・シウネーが詠唱したもの。詠唱は短く、表示されている古ノルド語からいくつかの魔法が挙げられるが、どの回復魔法を使用したかは不明である。
- 氷の攻撃魔法
- 使い手:アスナ
- スペル:Ek skýt fjórir ískaldur ör(エック・スキート・フリョーリル・イスカドル・エール)
- 意味:「我は放つ、4つの氷の矢」
- 効果:4つの氷の塊の矢を飛ばしぶつけるという単純な基礎魔法。
- 解説
- タルケンがたまたま取り落とした槍が、ボスの喉下に六角形状の石にあたった反応後、ガード行動を見て、アスナが非追尾型攻撃を標準してあてたもの。
- ALOの非追尾(ホーミング)型攻撃用スペルには自分自身で標準を定めなくてはならず、詠唱終了時に青い標準円が表示され、当てたいところに片方の腕で標準点を動かす。
- 上記通り、アスナは「4つ」と詠唱しているが、アニメ版では「3つ」しか氷塊が表現されていない。原作小説7巻の該当シーンでも「四つの氷柱は薄青い光を~」と描写されている。これも同じくアニメ版のミスではないかと思われる。
- またアスナが「弱点があるかもしれない」と思い立ったのは過去のSAO74層のボスも同じような弱点が設定されていたからで、そこから発想しているが、アニメ版ではタルケンの槍へ変更されている。またアニメ版では標準点、と言う部分が狙撃スコープのようなレティクルへ変更されている。
第22話「旅路の果て」
第23話「夢の始まり」
第24話「マザーズ・ロザリオ」
- 8年も前の編集にコメントしても仕方ないけど……古ノルド語の解説と称してるもの嘘だらけでひどいな。fimm fiskrが「5匹の魚」? 違いますよ。fiskrって単数主格だからfimm「5」はかかりようがないし、これじゃ「魚を」ではなく「魚が」。Ek kalla fimm fiskr, brjóta ljúga galdrを無理やり訳すなら、「(1匹の)魚たる私が五つを呼ぶ、魔法が壊すと彼らは嘘をつく」とかかな。前半は(作者の意図とは違うだろうし「五つ」が何なのか謎だけど)文法は通ってる。後半は文法自体破綻しててまったく意味をなしてない(だから今私が言ったものもあくまでどうにか意味を通すならという一例)。 -- 名無しさん (2022-10-13 03:11:43)
- スペルの意味効果が素晴らしいと思います -- sithia (2018-02-25 16:56:54)
- 下の方。当方多忙につき、EE項目を制作するのは容易いですが、編集するとなるとかなり時間が掛かり、放置という無責任な状態になるので手をつけていませんでした(担当もいませんので)。しかし需要がある、というならば前々から作ろうかなと話はあったので「暫定」として項目のみ作成します。編集はゆっくりお待ちください。 -- swordart-online (2014-12-20 14:50:27)
- どのスペル解説も素晴らしいのですが、どなたか可能ならばExtra Editionの魔法解説もお願いできないでしょうか… 水中呼吸の魔法など、解説して頂けると大変ありがたいです -- 名無しさん (2014-12-20 14:28:12)
- 21話加筆。古ノルド語についての解説、スペル、意味加筆 -- swordart-online (2014-12-18 14:21:49)
- 20話加筆。古ノルド語についての解説、スペル、意味加筆。 -- swordart-online (2014-11-27 21:15:59)
- 21層、サラマンダーメイジ部隊の火属性魔法一斉砲撃 -- 名無しさん (2014-11-27 19:19:55)
- 18話加筆。古ノルド語についての解説、スペル、意味加筆。 -- swordart-online (2014-11-27 19:12:54)
最終更新:2022年10月13日 03:11