アニメ「ソードアートオンライン」ファントム・バレット編武器・防具・アイテム について

このページでは、アニメ「ソードアートオンライン」ファントム・バレット編の武器・防具・アイテム についてまとめていきます。


多少のネタバレがあります。紹介すべきものがない場合「無し」と表記します。


用語は話数順に並んでいます。

原作とアニメで「仕様変更」があった場合(原作版)、(アニメ版)と表記し、レアアイテムには「レア」とつけます。

*各用語は放送上、変更すべき点がでてくるため、設定内容を放送終了時点までに沿って、変更致します。
加筆・修正・編集大歓迎。


目次



第1話「銃の世界」登場物

  • 武器
  • ウルティマラティオ・ヘカートⅡ(レア)
  • 使用者:シノン
  • 全長:1380mm(ストック伸長時)
  • 重量:13.8kg
  • 口径:12.7×99mm(50口径)
  • 装弾数:7
  • 製造国:フランス
    • 備考:フランスのPGMプレシジョン社が開発、製造しているウルティマラティオシリーズの最大口径モデル。製品名は「PGM ヘカートⅡ」。NATO標準弾を使用するボルトアクションの対物ライフルで約1800m以上での射撃を想定して設計されている。またフランス陸軍では「FR-12,7」として知られている。フロントのバイポッド(銃身を安定させるニ脚)と合わせてシノンのモデルはウッドグリップ・ウッドストック仕様で安定した狙撃ができるようになっている。銃口には発射時の反動を抑える大型のマズルブレーキが特徴的。
      ウルティマラティオとはラテン語で「切り札・最後の手段」の意味。また「ヘカート」とはギリシャ神話の死(冥界)の女神、「ヘカテー」より来ている。

  • グロック18C(アニメ版)
  • 使用者:シノン
  • 全長:186mm
  • 重量:703g
  • 口径:9mm×19
  • 装弾数:17/19/31/33発+1
  • 製造国:オーストリア
    • 備考:有名な武器製造メーカー、グロック社が開発した自動拳銃のフルオートモデル。連射速度は1200発/分。オーストリア国家憲兵隊の対テロ対策部隊の要請により製作された。外観はほとんどグロック17と同一でスライド左後方にセミ/フルの切り替え用レバーがあるのが特徴。バレル上方には、反動を抑えるコンペンセイター(銃の反動による跳ね上がりを抑える)用のガスポートが設置されている。ただし小型でコントロールが難しいため、フルオート射撃の際の命中精度は低い。
    • 原作のシノンのサイドアームはH&K MP7であるが、監督の「お尻が見えない」という苦言と武器監修をしていた作家、時雨沢恵一氏が「普通の女子高生が撃つにはキツい」との要望でグロックへと変更になった。詳しくは各ツイッターへ。

  • H&K MP7(原作版:レア)
  • 使用者:シノン
  • 全長:415mm(ストック身長時638mm)
  • 重量:1.9kg
  • 口径:4.6mm×30
  • 装弾数:20/30/40
  • 製造国:ドイツ
    • 備考:H&K社がFN社のP90への対抗馬として、1999年に「PDW」の名で発表した携帯用の小型サブマシンガン。連射速度は950発/分。のちに「MP7」と改称され、更にトライアルを経て改良された「MP7A1」が現行の生産型となっている。非常に小柄ながら、同社のG36譲りのロータリーロックボルト(薬室を密閉しておくための遊底(ボルト)を発射時のガス圧で回転させ俳夾、装填する機構)とガスオペレーション(発砲の際に弾薬から生じる高圧ガスの一部を利用して、チャンバーの開放と薬莢の排出を行い、次弾を装填する事)機構を備える。軽量・コンパクトさ故、後方部隊の警護・護身用のほか、航空機の乗員が敵地に不時着した際の非常用武器としても運用できる。ドイツ連邦軍では狙撃手・軽機関銃手のサイドアームとして運用されている。
    • 原作でのシノンの本来のサイドアームであったが上記グロック18Cの項目備考の理由により変更となった。


第2話「氷の狙撃手」登場物

  • 武器
  • FR-F2(アニメ版)
  • 使用者:シノン
  • 全長:1,200mm
  • 重量:5.1kg
  • 口径:7.62mm
  • 装弾数:10発(着脱式弾倉)
  • 製造国:フランス
    • 備考:フランス国防省が有する国有企業、GIAT社によって製作された狙撃銃。FR-F1の改良型で、口径をフランス軍独自規格だった7.5mm×54弾から、NATO規格の7.62mm×51弾へ変更とバイポッド(ニ脚)を採用。フリーローティング(銃身と機関部が一体となっている機構)でポリマー製のサーマルジャケットで覆われている。フランス陸軍や海兵隊で主に使用され、アフガニスタンの戦場で使用されている。海外売り込みは失敗し、フランス国内の使用に留まっている。
    • 2話冒頭でシノンが使用している狙撃銃。武器監修の時雨沢氏の提案による。映像から見ても分かるように3時間もの間撃ち続けたということもあり弾装は確認できるだけでも8=80+10=90発以上ボスに必中させていることになる。

  • 光学系ブラスター・大口径レーザーライフル
  • 使用者:第2話敵スコードロン
    • 備考:GGO内で使用されている光学銃。主にモンスター狩りで使用する。各銃にはそれぞれ名称・スペックがあるが、未来的な形状以外不明。某SF映画のそれと同じ物と思われる。

  • SIG SG550(レア)
  • 使用者:ダイン
  • 全長:998mm
  • 重量:4.1kg
  • 口径:5.56mm×45
  • 装弾数:10発、20発、30発(箱形湾曲弾倉)
  • 製造国:スイス
    • 備考:スイスの総合企業シグ社(現スイス・アームズ社)により、スイスで開発されたアサルトライフル。発射速度は700発/分。性能に定評のあるシグ社だけに命中精度は高く、精密かつ耐久性にも優れている。国民皆兵のスイスでは徴兵期間を終えた国民にライフルを貸与しており、多くの家庭・郵便局でSG550が保管されている。現在は銃器部門から完全撤退し、アメリカの現地法人「スイス・アームズ社」がシグシリーズの製造販売を行っている。
    • シノンのスコードロンのダインがメインアームとして所持していたレアな突撃銃。

  • H&K UMP
  • 使用者:ギンロウ
  • 全長:450mm
  • 重量:2100g
  • 口径:9mm×19
  • 装弾数:30
  • 製造国:ドイツ
    • 備考:ドイツ銃器メーカーH&K社の最新型短機関銃で、同社MP5より安価でシンプルな短機関銃として、G36と同時期に開発された。作動方式はG3以来のディレイドブローバックをやめ、クローズドボルト式のストレートブローバックとしている。UMPは『Universale Maschinen Pistole:《独》汎用短機関銃』の略。UMPは本国ドイツの国境警備隊の精鋭部隊GSG9をはじめ、KP-SWAT(韓国国家警察特攻隊)、アメリカ合衆国税関・国境警備局などに配備されている。
    • ギンロウが使用していた短機関銃。小型で扱いやすく、しかしその分命中精度は低い。

  • FN Minimi
  • 使用者:第2話敵スコードロン
  • 全長:1040mm
  • 重量:7.1kg
  • 口径:5.56mm×45
  • 装弾数:100発または200発(M27弾帯)、30発(M16用マガジン)
  • 製造国:ベルギー
    • 備考:ベルギーの銃器メーカー、FN社が1970年代に開発した軽機関銃。発射速度は750~1000発/分。ミニミとは、ミニ・ミトライユーズ(mini-mitrailleuse:(仏)小型機関銃)の略である。他の軽機関銃と比べて非常に軽量であり、給弾方法も通常のベルトリンク方式の他にもM16の弾倉も使用可能、二脚(バイポッド)が標準装備されており、簡単に携行できる分隊支援火器(SAW=Squad Automatic Weapon)として使用されるほか、アメリカ陸軍や陸上自衛隊では三脚(トライポッド)を付けて使用することもある。基本の口径はNATO標準の5.56mm×45弾だが、2006年にはより空挺仕様の7.62mm×51弾も存在する。
    • 敵のスコードロンが狩り目的のPvPを警戒し、パーティー1人に持たせていた軽機関銃。シノンの狙撃により一発で無力化された。

  • GE M134
  • 使用者:ベヒモス
  • 全長:900mm
  • 重量:18.0kg
  • 口径:7.62mm×51
  • 装弾数:ベルト給弾
  • 製造国:アメリカ合衆国
    • 備考:米国複合企業体ゼネラル・エレクトリック社がヘリコプターや固定翼機の搭載機銃として開発したM61を、1960年代に小型簡略軽量化したガトリング銃。発射速度は毎分2,000-4,000発、100発/秒と云う発射速度を誇る。通称『無痛ガン』(当たった時、痛みを感じる前に死んでいるため)。M134本体の重量18kgに加えて、ベルト給弾式なので弾薬は基本的に1セット4000発、その重量も加え、仮に7.62mm×51弾の重量を10gとしても、50kg以上にもなり、個人での運搬は現実的には不可能である。
    • 北大陸を主に拠点として活動するプレイヤー、ベヒモスが使うガトリング銃。映像からして大よそ40~50キロはあり、シノンのいう通り極STR降りしても過重ペナルティによって歩行すら遅くなる。あくまでゲームの中であり、1人の運用は重量・反動からしても実現不可能。某映画の筋肉質の元俳優は1人でぶっぱなしてたがあくまで演出である。

  • ジン、ミソ、アラシが使用していたM14、M4、UZIは原作ではM4のみ登場の上映像でも解説が無いため詳細不明とし、説明省略。

  • 防具
  • 対光弾防護フィールド
    • 主にPvPで光学銃を相手にするとき、プレイヤーが装備するもの。これを装備していると遠距離からの光学銃の弾をほぼ完璧に遮ることが出来る。ただし、距離が近くになるにつれその能力は減衰し、近距離ではほぼ無効となる。

  • アイテム
  • 大型プラズマグレネード
    • ダインが捨て身で敵陣に投げ込んだ手投げ弾。爆裂するとすさまじい衝撃と青白いエネルギー流が迸り、直撃を食らえば死亡、範囲内にいてもスタン状態となる。


第3話「鮮血の記憶」登場物

  • 武器
  • プロキオンSL
  • 使用者:GGO内武器
  • 全長:不明
  • 重量:不明
  • 口径:不明
  • 装弾数:不明
  • 製造国:ザスカー
    • 備考:GGO内で実際に出てくる光学銃。流線型のフォルムをしており長い銃身を持つ。ハンドガンながらもフルオートモデルで対モンスター戦用のサイドアームとして人気が高い。プルバップ式で機関部は後方やや上部に位置している。
    • シノンもGGO内に1つ所有しているが、モデルガンとして現実でも所有している。銃に対する発作症状の改善を確認するため、第2回BoBの賞品としてこれを受けとった。度々、GGO内で強者を倒したあと、現実でも強くなっているかの確認材料になっている様子。

  • ノリンコ 54式 黒星(ヘイシン)
  • 使用者:強盗犯、《死銃》
  • 全長:196mm
  • 重量:858g(中国製54式:861g)
  • 口径:7.62mm×25
  • 装弾数:8発+1
  • 製造国:中華人民共和国
    • 備考:中国北方工業公司(通称NORINCO)でソビエト連邦のトカレフを参考に国産化した銃。ソ連がアメリカのM1911とベルギーのFN M1910を参考にトカレフを開発、1930年にソビエト軍に制式採用され、1933年には改良型のUSSR トカレフ TT-33が登場し採用された。オリジナルは1953年に製造を終了し、後継モデルのマカロフに置き換えられたが、東側諸国で多数ライセンス・コピー生産された。中国製トカレフは1980年代以降日本にも多数が密輸入され、暴力団などの発砲事件にしばしば使われることで、一般人にも広くその存在を知られている。後に中国がトカレフ国産化を目指し54式が中国北方工業公司(通称NORINCO)で製造され、たが粗悪品が多く、暴発や弾が詰まったりした。
    • 3話にて強盗犯は使用した拳銃。中国がソ連のトカレフをコピーしたもの。詩乃のトラウマ、パニック発作の原因でもある。


第4話「GGO」登場物

  • 武器
  • カゲミツG4(カラー:マットブラック)
  • 使用者:キリト
  • 全長:198mm
  • 重量:800g
    • 備考:GGO内に存在する武器の1つで「光剣」、正式名《フォトンソード》。青紫色に輝く直径3cm、刃渡り1.2mの細い長い円筒形のエネルギーブレードを出力する機械で、《BoB参加者(つまりはハイレベルプレイヤー)を一撃で屠る》《至近距離で放たれたヘカートの弾丸を切断する》といった圧倒的な攻撃力を誇る。持ち手の上部にスイッチがあり、オン・オフでブレードを出し入れする事が可能。下部にはカラビナがあり、腰に吊り下げることができる。
    • GGO内では超近距離でしか当てることが出来ない&当てるまでにフルオートで蜂の巣にされるのがオチという理由で誰も使わない。アニメ版では自主規制していたが、プレイヤー間ではレーザーブレード、ライトセーバーなど好き勝手に呼んでいる。キリトは既にシステムアシストなしでもできるほど体に染み付いた《バーチカル・スクエア》で試し斬りしているが、「ブォン、ブォン」というSEは正にライトセーバー。
    • 光剣の名前は、固有名(この場合はカゲミツ)が剣の効果や性能、アルファベットが刀身の長さ、数字が刀身の色を意味している。アルファベットが進むほど刀身が長くなり、数字が小さいほど赤色に、大きいほど青色に近づくものと予想される。

  • FN ファイブセブン
  • 使用者:キリト
  • 全長:208mm
  • 重量:539g
  • 口径:5.7mm×28
  • 装弾数:10/20/30発+1
  • 製造国:ベルギー
    • 備考:ベルギーのFN社が開発した新型弾SS90を用いる自動拳銃。発射速度は650発/分。同社のP90をメインとした場合のサイドアームとして開発されたため、弾丸の共用が可能となっている。使用弾薬のSS190は、ライフル弾を小型にしたようなボトルネック形状をしており、弾頭は従来の拳銃弾のようなドングリ形ではなく鋭利な円錐形をしている。そのため弾丸の初速が速く(秒速650メートル)、クラス3のボディアーマーを撃ち抜く貫通力を持つ。プラスチックはフレームだけでなく、スライド部をも覆っており、過熱や冷却によるはりつきに備えたものとなっている。名称は5.7mm弾を使用することに由来し、「Five-seveN」と表記されるのは、FN社の名前に由来する。
    • キリトがサブに選んだ自動拳銃。アニメオリジナルの射撃レンジで発砲した際にリアルな反応を見せている。キリトはリコイル(反動)を殺しきれなかったが、あの仕様でも30%減に成功している。


第5話「銃と剣」登場物

  • 武器
  • H&K G3A3
  • 使用者:餓丸(ウエマル)
  • 全長:1025mm
  • 重量:4.34kg
  • 口径:7.62mm×51
  • 装弾数:20
  • 製造国:西ドイツ
    • 備考:西ドイツが長らく配備していたH&K社製自動小銃。非常に総合性能が高く、ソビエトのAK47、アメリカのM16と共に冷戦期の有力突撃銃のひとつとして評価される。近年はその使用弾薬ゆえバトルライフルにも分類される。1950年代。敗戦後、東西に分割統治されたことで誕生したドイツ連邦共和国、西ドイツは、再軍備を急務としていた為、すでに評価の定まっていたベルギーのFN社製FALを主力制式小銃「G1(Gewehr 1)」として採用したが敗戦国ドイツにライセンス許可は降りなかった。そこでスペインなどに身を寄せていたStG45の開発技術者達が帰国しており、彼らが中心となってH&K社を設立。スペイン時代に開発していたセトメ モデロ58をベースにした新しい自動小銃HK31を開発していた。これに目を付けた西ドイツ軍はFALに代わる制式小銃として『G3(Gewehr 3)』の名前で1959年に採用した。H&K社は、軍用小火器の市場に一大シェアを築くことを図って、このG3をベースに様々な口径・種類の小火器を開発した。
    • 餓丸が装備していた自動小銃で旧西ドイツが設立したH&K社のもの。分類が弾薬&口径により現在かなりブレている。550~600発/分。カモフラージュして陸戦歩兵よろしく匍匐前進がさまになっていたがキリトの光剣の前にあっさり弾をはじき返された。


第6話「曠野の決闘」登場物

  • 武器
  • FN SCAR(SCAR-L スタンダードモデル基準)
  • 使用者:スティンガー
  • 全長:635mm
  • 重量:3,290g
  • 口径:5.56x45mm NATO弾
  • 装弾数:20/30
  • 製造国:ベルギー、アメリカ合衆国
    • 備考:ベルギーの銃火器メーカーであるFNハースタル社がアメリカ特殊作戦軍(SOCOM)向けに開発しているアサルトライフル。SCARとは「Special operations forces Combat Assault Rifle:特殊部隊用戦闘突撃銃」の略。同社FNCを基に開発されたと云われ、ボディの外観にその名残があるものの、改良を重ねた現行モデルでは、内部の作動機構含め、FNCとはほぼ別物となっている。5.56mm版の「SCAR-L(Light)」と7.62mm版の「SCAR-H(Heavy)」の二種が用意され、各パーツを共通化した事で操作や整備が同じ手順で行える。度重なるテストによって年々改良を加えられており、様々なヴァージョンが存在する。例えばSCAR-L、Hにしてもそれぞれ3種類計6種存在する。
    • シノンの準決勝相手、スティンガーがメインアームとして使用していたというもの。ACOGスコープ付という優れたものだったらしいが、マップにボーナス的にかくされた装甲車《HAMMWV》に乗ってシノンの狙撃をかわそうとし次弾で装甲車を撃たれ追突し退場し、登場する間もなかった。


第7話「紅の記憶」登場物

  • 武器
  • 無し


第8話「バレット・オブ・バレッツ」登場物

  • 武器
  • Ja-Ti-Matic
  • 使用者:シシガネ
  • 全長:385mm
  • 重量:1,650g
  • 口径:9mm×19
  • 装弾数:20/40
  • 製造国:フィンランド
    • 備考:銃器愛好家のJali Timari(ヤリ・ティマリ)が設計し、フィンランドのTampereen Asepaja(タンペレーン・アセパヤ、タンペラン・アセパヤ)Oy社が製造していた小型短機関銃。略称『ヤティ』。特殊部隊での使用を念頭に携帯性と操作性を重視して設計されており、MP5Kと同様、ショルダーストックを装備していない。 作動方式は一般的なオープンボルト式だが、ヤティマティックではボルトは真後ろではなく、やや斜め上に後退する。これはボルトが作動するときの『作用・反作用』の力で、銃口に斜め下向きの力を加え、マズルジャンプを押さえ込もうというものである。そのため、銃口が少し上向きについた独特のシルエットを持っている。
    • シシガネがメインアームとして2丁装備していた短機関銃。シノンの気転を利かせたグレネード狙撃で自爆、それを使用することなく敗北した。

  • ヴィッカース重機関銃
  • 使用者:獅子王リッチー
  • 全長:1,100mm
  • 重量:33~50kg(全備重量)
  • 口径:7.7mm(0.303in)
  • 装弾数:250発(布ベルト)
  • 製造国:イギリス
    • 備考:第1、2次大戦時、両大戦を通じて運用されたイギリス軍の制式重機関銃である。機関銃は、メトロポリタン=ヴィッカース社製の水冷式重機関銃であり、弾薬はイギリス軍の制式小銃であったリー・エンフィールド小銃と同じ.303ブリティッシュ弾(7.7mm×56R)を250連発の布製リンクに装着して使用する。この機関銃は大変頑丈で信頼性が高く、本体が排莢不良や装弾不良などのトラブルに陥ったことは一度もないほどであった。4.3リットルの冷却水は銃身周りのウォータージャケットに入り、射撃によって熱を持った銃身を冷却する。ウォータージャケットにはゴム製と思われるパイプが付属しており、これがウォータージャケットから放出された水蒸気を水に戻す復水器に繋がっている。
    • 南の岩山の頂上に篭城作戦を決め込んでいるリッチーが使っている重機関銃。第二回では「弾切れで敗北」をしたが今回も同じ作戦ということはなにか対策をしてきた様子。だがシノンは動かないなら放置と決めた。

  • アーマライト AR17
  • 使用者:ペイルライダー
  • 全長:約700mm(推定)
  • 重量:2.5kg
  • 口径:12ゲージ
  • 装弾数:2発
  • 作動方式:ガス圧式セミオートマチック
  • 製造国:アメリカ合衆国
    • 備考:20世紀に存在した航空機メーカーのフェアチャイルドの銃器開発部門、アーマライト社が開発したショットガン。1957年に開発がなされAR-9という試作12を経て改良され完成した。レシーバーとバレルはアルミニウム・アーロイで作られていおり、ストックとフォア・アームはプラスチック製でストックはウッド調の色合いをしている。この小型・軽量化されたショットガンは女性でも扱えるようになったが軍用では評判が悪かった。1964年と1965年の2年間で、おおよそ2,000挺が製造されたが、セミオートにしてはたった2発しか発射できず、軽すぎる上に火力が低いのを市場が嫌った為、1,200挺しか売れず、販売中止となった。当時、表面仕上げはアナダイズド・ブラックとゴールド・フィニッシュの2種類があったため、それ故《黄金の銃》という通り名があったが、現存する銃では希少のためスペックすら確認することはできない。
    • ペイルライダーがメインアームとして使用していたショットガン。銃弾を避けることを目的とした全体の軽量化のために選んだのか小火力のショットガンを旨く使いこなしている。ダインへ最接近して敗北へ追い込んだが、デス・ガンの長距離狙撃によってスタンに持ち込まれてしまう。

  • L115A3(レア)
  • 使用者:デス・ガン
  • 全長:1230mm
  • 重量:6.9kg
  • 口径:.338 Lapua Magnum
  • 装弾数:5
  • 製造国:イギリス
    • 備考:イギリスのAI(Accuracy International/アキュラシー・インターナショナル)社が1980年代に開発したボルトアクション式狙撃銃。(AI アークティクウォーフェア)1984年にイギリス軍がL42A1に替わる制式狙撃ライフル「L96A1」として採用した、同社のPM(Precision Marksman/プレシジョン・マークスマン)ライフルの発展型である。より強力な弾に対応するためレシーバー(機関部)が強化されるなど、L96A1からのフィードバックにより改良がなされている。“Arctic Warfare(極地戦闘用)”の名が示すとおり、寒冷地での使用も想定したライフルである。様々なバリエーションがあり、基本モデルのAWをはじめ、L115はインテグラルサプレッサーを装備したAWS(AWサプレッスド)仕様。最大射程距離2000mで撃たれた者は狙撃手の姿も見ることなく銃声も聞くことなく死ぬ為通り名が《沈黙の暗殺者》(サイレント・アサシン)と通り名がついており、母国イギリス陸軍間ではこの通り名で兵士間では通っている。
    • デス・ガンが使用するメインアーム。威力は.308 NATO弾のおよそ2倍の.338 ラプアマグナム弾を使用する上にサプレッサー仕様のために使用するものが卓越していればかなりの脅威になる。作中でキリトらに発砲音を聞かせずにペイルライダーへスタンバレットを打ち込んでいる。
    • 余談だが、この狙撃銃を使用して英国陸軍軍曹が約2400mの狙撃に成功したのはあまりにも有名である。

  • アイテム
  • スタンバレット(原作版では電磁スタン弾)
    • 命中した後、しばらく高電圧を生み出し対象を麻痺(スタン)させる特殊弾。しかしかなりの大口径ライフルでなければ装填不可の上、一発の値段がとんでもなく高い為対人戦等で使用されることはない。GGO内では本来はパーティーでの大型MOb狩り専用の弾として用いられている。
    • デス・ガンが相手の動きを止めるために長距離狙撃で使用した弾。まず動きを止めててからトドメをさす戦法らしい。


第9話「デス・ガン」登場物

  • 武器
  • ノリンコ・CQ
  • 使用者:夏侯惇(カコウトン)
  • 全長:986mm
  • 重量:2,900g
  • 口径:5.56mm
  • 使用弾薬:5.56mm NATO弾
  • 装弾数:20発/30発(箱形弾倉)
  • 製造国:中華人民共和国
    • 備考:中華人民共和国の最大の銃器メーカー、中国北方工業公司(ノリンコ)が製造している小口径アサルトライフル。アメリカ合衆国のアサルトライフル「M16」を元に参考に改良・模倣したコピー品である。CQシリーズとされる多くの派生型があるこの銃は大きく2つに分類される。一つはCQ 5.56、またはCQ-311、CQ M-311などと呼称される、セレクティブファイア機構を備えた軍用輸出型であり、一つはCQ M311-1と呼称される民生市場向けのセミオートモデルである。後にカービンモデルとして、CQ 5.56mm Type Aが発表された。民生用セミオートモデルはスポーツライフルとして十分な成功を収めている一方、CQシリーズが軍事利用されている例は少ない。軍用小銃として考えると、CQシリーズは失敗作であり人民解放軍で採用される事は無かった。理由としてライフリングが安定しておらず、弾頭が不安定に回転するためである。呼び名はCQ 5.56、CQ-311、CQ M-311ともあり、これはコピー元のM16の派生型をすべて参考にした過程で発生したそれぞれの呼び名であるため。対外的には「CQ-311」の呼び名で有名である。
    • 夏侯惇(カコウトン)が使用していたアサルトライフルで使用していたのはCQ M311-1。第一回BoBから出ている古強者だけあって命中精度も高く、必殺距離から発砲していたが、キリトに全弾叩き落され「うっそーん」と漏らしていた。

  • アイテム
  • メタマテリアル光歪曲迷彩(オプチカル・カモ)
    • 装甲表面で光そのものを滑らせ、自身不可視化するといういわば究極の迷彩能力をもつマント。光学迷彩。本来はボスモンスターが持つ専用「技」である。
    • 《死銃》が突然現れたりしていたのはこの装備品の能力のため。《サテライト・スキャン》すら回避できる優れものの装備品。


第10話「死の追撃者」登場物

  • 武器
  • M14 EBR(アニメ版)
  • 使用者:銃士X(マスケティア・イクス)
  • 全長:1125mm
  • 重量:4.59kg
  • 口径:7.62x51mm NATO弾
  • 装弾数:20発(箱形弾倉)
  • 製造国:アメリカ合衆国
    • 備考:M14 EBR(Enhanced Battle Rifle)とは、1957年にアメリカ陸軍に制式採用され、国営のスプリングフィールド造兵廠で製造された自動小銃M14を2000年以降、アメリカ軍が幾つかのメーカーにM14の改修・近代化を依頼したものの1つである。アフガニスタンやイラクなどの広大な戦場においては、アメリカ軍の使用するM16やM4では射程が短いことから、威力の高さも含めてM14の再評価が始まり、軍倉庫に死蔵されていたそれらに全面的な改修を施した様々なモデルが実戦に多数投入されている。ナイツ(Knight's)社のRASや、セージ(Sage)社のEBR(Enhanced Battle Rifle)、トロイ(Troy)社のSOPMOD(Special Opeprations Peculiar Modification)などがある。これらは、木製からFRPや軽合金製のフォアエンド・ストックへの変更、可変バットストック、ピカティニーレールによるモジュラーシステムの採用など、かなり大規模なカスタムチューンが施されている。元の原形はほとんどなくなってしまっているものの、中身はM14そのものである。
    • 銃士X(マスケティア・イクス)が装備していたM14の近代改修された大口径のアサルトライフル。サイドアームは不明だが、アニメ版にて判明。というか容姿自体が初出。キリトに一発くらわせたが例の完璧防御でラッシュ、即効倒されてしまった。

  • アイテム
  • スモークグレネード
    • 日本語では「発煙弾・発炎筒」。殺傷力は無いものの手榴弾と同様の構造をしており、点火すると白もしくは着色された色の煙を噴き出す。煙幕は敵の攻撃をかわしたり、注意を逸らしたり、信号を送るなど多くの用途があり、軍隊ではよく用いられる。車の車内や緊急時のために学校内にも設置されている。


第11話「強さの意味」登場物

  • 武器
  • 無し


第12話「幻の銃弾」登場物

  • 武器
  • キャリコ M900A(データはM960Aのもの)
  • 使用者:闇風
  • 全長:835(675)mm
  • 重量:2.17kg
  • 口径:9mm×19
  • 装弾数:50/100
  • 製造国:アメリカ合衆国
    • 備考:アメリカのキャリコ社(Calico Light Weapon Systems)が開発した民間向けセミオートマチックライフルで、M900Aは軍、警察向けのフルオート射撃可能な短機関銃モデルとして製造された。)。.22LR弾を使用する他、9mmパラベラム弾を使用するモデルや、フルオート射撃可能な公用向けの短機関銃型がある。元々は拳銃弾を使用する民間向けのセミオートライフルとして開発された。作動方式はディレイドブローバックだが、9mmパラベラム弾を使用するM900シリーズでは、H&K G3に近いローラーロッキング(弾が発射されるとブローバックによりボルト(遊底)の左右にせり出したローラーによって後退したボルトによりローラーがロックされ給弾される)方式に変更している。最大の特徴は「ヘリカルマガジン」と呼ばれる弾倉である。これは円筒状のケースの中で弾薬を螺旋状に配置するというもので、コンパクトな見た目とは裏腹に100発という多弾数を実現した。トリガー前方にあるのはイジェクションポート(排莢口)である。短機関銃モデルであるM900AとM950Aはカタログ落ちとなっており、後継の「M960A」が登場している。
    • 闇風がメインアームとして使う短機関銃。AGI一極の彼の速度をいかして軽量かつ弾数が多い銃を選んだと思われる。両足が霞むほどのダッシュでシノンに「まるで忍者」と思わせたほど。これで撃ち、走りでいけば強さも頷けるというもの。
    • データは散逸しており、現行の商品のM960Aを参考にしている。

  • エストック(刺剣)
  • 使用者:死銃(ステルベン)
  • 全長:約800mm
  • 重量:不明
    • 備考:エストック(Estoc)は14世紀から16世紀頃に広くヨーロッパで使われた刀剣の一種。エストックはフランス語でポイント、スラストを意味する。この類の剣を実戦でよく使用したポーランドでは超長剣をコンツェシュ(Koncerz)と呼び、長剣をパラシュ(Palasz)と呼ぶ。コンツェシュの方が長いが鎧指し専用の武器であるためパラシュよりも細く、重量もほぼ半分と軽い。比較的重く頑丈なパラシュは鎧刺しのほか、敵を突いたり叩き斬ったりした。剣身の断面は菱形で、先端になるにつれ狭まり先端は鋭く尖っている。長さはポーランドでは剣身が130センチメートル(現存する最大のものは143センチメートル)で全長150センチメートル以上のものが多いが、他の国では剣身90センチメートル、全長120センチメートル程度の物が多い。
    • 死銃が使用していた《銃剣作成》スキルでGGO内で手に入る最高の金属を加工した剣。素材故にかかなり軽量らしく、針のように柄から先端まで延びているのが特徴。重に中世時代、「鎧通し」などに使われ、安価なために大量生産され雑兵へ配られたものである。頑丈な加工がされたものは鎧すら貫いたらしい。


第13話「ファントム・バレット」登場物

  • 武器
  • 無し
  • その他
  • 無針圧縮注射器(アニメ版では省略)
    • 注射針のない注射器のことで、薬液を高圧で発射し、薬液が生体の経皮などを貫通することで注射を行う注射器のことである。大雑把に言えば、一般的な注射器の注射針よりも細い穴から、バネや油圧などの力で薬液を一気に噴射することで、薬液自体を針のようにとがらせて生体に撃ち込み浸透させる。医療器具の用語では「無針注射器」が一般的である。
    • 《死銃》計画において現実側の実行犯がサクシニルコリンを用いて殺人をしていた器具。形状は様々なものがあるが、銃のような形状だったらしい。


第14話「小さな一歩」登場物

  • 武器
  • 1911ガバメント(コルト ガバメント (US M1911))(モデルガン:データは実銃のもの)
  • 使用者:遠藤(?)
  • 全長:216mm
  • 重量:1077g
  • 口径:.45 ACP、.38 Super
  • 装弾数:7発+1
  • 製造国:アメリカ合衆国
    • 備考:「大口径主義のアメリカ」の象徴とも云えるシングルアクション自動拳銃。最初期の米軍採用モデルの制式名称は「Automatic Pistol, Caliber .45, Model of 1911(自動拳銃 .45口径 1911年型)」。日本で最もよく知られる「コルトガバメント」の名称は、コルト社製の民間モデル「Colt Government Model(コルト社 政府モデル)」のことを差す。その他にも様々な愛称があるが、各種クローンもひっくるめた総称としては「1911(ナインティーン・イレブン)」が使われる。コルト純正のバリエーションとしてはフルサイズの5.1インチモデルの他、4.3インチモデルのコマンダー、3.5インチモデルのオフィサーズ、3インチモデルのディフェンダーがある。ブローニングが発明したティルトバレルロックによるショートリコイルは多少形を変えながらも今もなお自動拳銃のスタンダードであり続け、ハンマーをコック状態にして掛ける「コック&ロック」が可能なサムセイフティは、熟練が必要ながら即応性と安全性を両立したメカニズムとして評価されている。また、近年では珍しくなったグリップセイフティや、今の目からすると最小限といえるくらい小ぶりな排莢口やトリガーガードなど、設計の古さを残しながらも、その外観は今もなお人気を集める。
    • 遠藤が詩乃を脅すために持ってきたガスガン。ガバメントは作中通りサムセフティ(スライド付近にある親指で解除する)とグリップセフティ(グリップに押し込むと解除される)に2段階で発砲できる。これは初弾をおくってハンマーコック状態でも暴発しなくすぐに戦闘に移れる仕組みでもある。詩乃が発砲後、ガスによる東京マルイが開発した「ガスブローバック機構」によりスライドが後退、次弾のBB弾を装填しているため、ガスガンである。


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コメント:
  • カゲミツG4のとこ加筆修正しました。 -- Maeto (2020-11-20 10:48:22)
  • シノンカッコイイーへカート2ほしい。きりとかわいー -- ミカ (2018-02-01 22:01:17)
  • 銃の画像でも横に入れてくれたらいいんだけどなーー(要望) -- やほおおおおおおおおおおお (2017-04-26 21:03:23)
  • 詳しくてすごく良いと思います。 -- ramu (2016-04-10 16:03:48)
  • よくできてますね -- paragonn (2016-01-25 21:52:55)
  • すごいですね。 -- 佐々木類次郎 (2015-09-30 21:33:38)
  • 第14話加筆 -- gungaleonline (2014-10-05 02:14:31)
  • 第13話加筆 -- gungaleonline (2014-09-28 02:10:31)
  • 第12話加筆 -- gungaleonline (2014-09-21 01:01:03)
  • 第11話加筆 -- gungaleonline (2014-09-14 01:00:46)
  • 第10話加筆 -- gungaleonline (2014-09-07 02:01:18)
  • 記載すべきページを作成していません。世界樹の枝については原作GGO編、およびアニメオリジナルの上原作者から言及がないため記載しません。そのエピソードがある「Extra Edition」に記載すべきです。現在EE担当はいませんのでご自由に編集して作って記載してください。 -- gungaleonline (2014-09-04 02:52:35)
  • 7話においてアスナが魔法をかける際に持っている杖(伝説級武器)はどっちのページでしょう? -- 名無しさん (2014-09-03 14:06:38)
  • 第9話加筆 -- gungaleonline (2014-08-31 11:29:00)
  • 第8話加筆 -- gungaleonline (2014-08-24 23:15:02)
  • 第7話加筆 -- gungaleonline (2014-08-20 02:38:16)
  • 第6話加筆 -- gungaleonline (2014-08-10 09:20:58)
  • 第5話加筆 -- gungaleonline (2014-08-04 00:01:30)
  • 第4話加筆 -- gungaleonline (2014-07-30 19:03:04)
  • 第3話加筆 -- gungaleonline (2014-07-30 00:39:37)
  • 第2話加筆 -- gungaleonline (2014-07-29 15:02:32)
  • 第2話冒頭まで加筆。 -- gungaleonline (2014-07-27 02:28:53)
  • 第1話加筆。 -- gungaleonline (2014-07-26 17:42:48)
  • 初版作成。 -- gungaleonline (2014-07-24 22:35:33)

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最終更新:2020年11月20日 10:48