アニメ「ソードアートオンライン」フェアリィ・ダンス編各話・説明、補足

原作及び作者、川原礫氏の解説などをまとめて解説しています。そのためネタバレ等が多く含まれます。


目次



第15話「帰還」・・・単行本03巻

説明
キリト――桐ヶ谷和人が無事に帰還し、桐ヶ谷家で従妹の桐ヶ谷直葉と過ごし、いまだに原因不明のまま眠るアスナ――結城明日奈を見舞うも須郷という男との縁談が進められていくことに和人はショック。翌日エギルからのメールの添付画像でアスナと思われる写真を発見するというストーリー。

補足
前回14話最後はキリトが病室を抜け出して終わったが、その後看護師に発見、病室に連れ戻され、対策本部の役人が飛んできた。

直葉とキリトの試合だが、キリトの構えは剣道上のルールでは、蹲踞から正眼からの構えであるため反則点を取られる、もしくは審判から注意を受け退場となる。もっとも兄妹間のリハビリ試合なので「腕試し」のためそんなことはきにしないのだが。

キリトは最初の直葉の「小手」は「見切っていた」。そのためキリトは直葉に「小手抜き片手面」を当てようとしたがさすがベスト8、すんでの所でよけた。
キリトの動きは<<武器破壊(アームブラスト)>>及びソードスキルに沿った動き及び、元々の桐ヶ谷和人の持っていた反応速度(SAOの二刀流はSAO内で最高反応速度を持つものに与えられる=現実の脳も同じということ)であるから、肉体が現実とVRの差を認識できれば現実の剣術に応用できる。それをキリトは直葉との試合で証明したことになる。
直葉はキリトのその様子に「本気モード」で打ち付けるが、キリトはそれを全てかわしてみせた。
直葉は「従兄」とわかってからキリトに恋している自分に徐々に実感を持つようになっていった。
アスナを初めSAOプレイヤー300人が原因不明で今でも眠り続けている。

アニメではキリトが寝てから直葉がベッドにはいったが、原作では一緒にベッドに横になり、直葉がキリトの背中をなでてて慰めているうちに寝てしまった。
直葉が「従兄」へ恋「のようなもの」を抱き始めたのは、彼がSAOから生還してそのまま泣き崩れた瞬間から。
アニメではキリトは冷静に直葉を起こしているが、原作では横に寝ている直葉に驚愕して飛び起き「どういうことだ・・・?」と呟いている。
エギルと連絡を取っているのが分かるが、これはキリトが目覚めた時<総務省SAO事件対策本部>の役人に「事情を詳しく聞かせてくれ」とゲームのトッププレイヤーだったキリトにいい、「全て話す、その代わり知り合いの連絡先をおしえてくれ」と裏で取引があった。これはもちろん最愛の人「結城明日奈」と会いたかったためである。
教えてもらった連絡先はアスナ、エギル、クライン、リズベッド、シリカ、などである。しかし連絡しずらく、アスナ以外最初に連絡、現実であったのがエギルであった。


第16話「妖精たちの国」・・・単行本03巻

説明
キリトがエギルの店にいき、ALOの話を聞いて、アスナであるかどうか確かめるためにALOへダイブ、ユイを再生し、<シルフ>の女性剣士のピンチを助けるというストーリー。

補足
原作では字面で「エギルの本名」があかされているが」アニメではキリトの口からなどの明かされたかは無かった。・・・このまま無名で終わるのだろうか。
アニメではカットされているがキリトは「もう何度も(NVギアを)被っている」と言っている。これはもしかしたらアスナからメッセージがくるのではと何十回とすでに被り続けていた。
エギルは結婚しており、SAOに捕らわれの間には美人の奥さんが一人で店を守り抜いた。ちなみに親父の代からの江戸っ子で純粋なアメリカ系日本人である。
キリトがリンクスタート~ALO内に行く間に直葉がダイブ、パーティでクエストして帰るとこを襲われ敗走中というところ。バグがおきたのは、ALO内にすでに「キリト」のデータがあった(SAOコピー)、同一回線でのフルダイブが行われたことにある。
ユイのアイテムが文字化けしていなかったのは「英数字だったから」と推測されている。
ちなみに妖精全種族アバターはランダムで、リーファは長身の女性、キリトは小柄な体形である。
<サラマンダー>が行っているのは主に<シルフ>に対しての脅しによる「追いはぎ」。または「殺すことに快感」を覚えている為。
ユイはサーバー上の状況を把握できるが、GM権限は無いため他人を除くのは不可能。持ち主であるキリトがせいぜい。接触(どの範囲までが接触かは不明だがレーダー的な)したプレイヤーのステータスを見ることが出来る程度。
キリトが自分で「チーター」といったように攻撃関連のスキルはほぼ最高レベル且つ、SAOのゲームクリア者であるキリトにとっては「ずば抜けた反応速度」をもってるため、見ていたリーファも、切られたサラマンダーも、彼が駆け出して技を出して切ったことすらきづけなかった。また、SAOで90Lv以上で数々の死地を乗り越えたトッププレイヤーだっただけでなくナーヴギア以前のアミューズメント施設用大型VRマシンの時期からフルダイブを繰り返していたこともあり、かなりの「VR慣れ」をしていることもある。


第17話「囚われの女王」・・・単行本03巻

説明
リーファと<サラマンダー>の戦いに割り込んだキリトが<サラマンダー>を退け、リーファの誘いでシルフ領首都スイルベーンまで行き、世界樹の話をきく、というストーリー。

補足
キリトの「反応速度」は尋常ではなく、リーファが注視してみてやっと剣が見える程度のほどだった。
リメインライトが残っている間はプレイヤーが「話せないが見聞き」している状態で、重要な情報をその場でしゃべってしまうと後に相手にばれてしまう。そのためにリーファはキリトを牽制した。

リーファがいった「プライベート・ピクシー」というものはALOに標準されてるいわゆる「ヘルプAI」ナビゲーション・ピクシーの自立型のもので、自分の意思を持ったかのうような振る舞いをしてくれ、ALO発売前に販売促進キャンペーンとして抽選で配布された。ALO内では一緒に追従してくれる。

もっともユイ(Yui)はAiを超えた知能・順応性・知識を見せている。2年に渡って人間の感情をモニターし続けたせいと思われる。

リーファがキリトを誘ったのは「もっと話したいから」という個人的理由。
『随意飛行』は素人が数か月訓練してできるようになるもので、いきなりできるようになるキリトはかなりのVR慣れをしており、破格物。

キリトの主観から、SAOのディテール・フォーカシング・システムを盗用していることがわかる。

初めて魔法を使ったシーンがリーファによって登場したが、現在では一切のスペル詠唱がない。アニメオリジナルである。

リーファはジグルドというギルドリーダーのギルドに入っており、レコンもその1人。レコンはリーファの中学の同級生である。

アニメでは省かれたが、狩りのレアアイテム&ほぼ全てを最終的に持っていたのはリーファで、そのためリーファが狙われていた。キリトと食べに行くといい、原作ではトレードウィンドウでレコンに全部のアイテムを渡している。

店名はなぜか省かれたが、ジグルドたちがいつも使っているのは「水仙館」。リーファ達が訪れたのは「すずらん亭」である。

リーファがキリトを引き止めたのは「本当に思わず」。なぜそんな大胆な行動に出たのかは自分でも不明。

現実世界に戻った直葉は「普段ではあり得ない自分の行動に」顔を赤くした。

アスナはSAO最後の瞬間後、消去の本流に身を任せ、きづいたらあの場所、あの格好でいた。何度も脱出は試みているが「システム的不可」の鳥かごで鉄壁のため、脱出は無理だった。


第18話「世界樹へ」・・・単行本03巻

説明
再びログインしたキリトとリーファが合流し、パーティーのシグルドとのいざこざなどがありつつ、世界樹を目指してシルフ領を飛び立つというストーリー。

補足
初めは兄の和人に近づきたくて、まずはその兄を捕えたVRMMORPGというものをしらなければという気持ちで、クラスメイトでゲームマニアで有名な長田慎一に「話があるから屋上まで付き合って」といったことは今でもクラス内で噂である。その長田がお勧めしたのが数奇なことに「ALO」だった。
直葉は現実の「剣道の腕」がALO内でも有効に働いたことから「シルフ5指」に数えられるほどになって驚く早さで適応した。またALOのフライトシステムはなにより直葉の心を捕え、いつしか「和人に近づきたい」から「ALOを楽しむ」と目的が変わっていった。直葉の「恋」もまずVRをやって面白いと知ったこと、そしてなにより生還したことにあるが、生還した和人には明日奈という大切な人が出来てしまっていて、結局口に出せない今の現状。

アニメは剣道部からの帰り、であるが、直葉は「なんだか最近竹刀の打突がゆっくり見える」というVRが現実に影響しているのを感じ、この日も全日本上位の男性顧問から連続二本とって勝っている。(主観でゆっくり見えるというのは自身が高速で動いているということである。これは14話のキリトも感じた「知覚の加速」と類似している)
直葉自身、「フルダイブシステムで経験したものが現実に何らかの影響をあたえているのでは?」と疑問に思っている。

ちなみに、長田も直葉にアルンまで行こうと誘ったがソッコー断られた過去がある。

直葉は「現実」で<飛ぼう>として何回かころんだことがある。

キリトは自分の所持金額を見て顔を引きつらせていたがこれは「SAOでもっていた所持金(当然アスナと共有かつシステム上死別しているため二人分)も引き継がれていた」から。ログハウスを買った後にも地下迷宮や75層ボス攻略をしているためかなりの額が表示されていたと思われる。

キリトは剣に執着するプレイヤーで、リズベットの時と同じように武器屋で大剣で納得するまで吟味していた。しかしキリトの背丈ほどもあるのでまるで子供が戦闘ごっこしているかのようで思わずリーファは笑ってしまう。
本来、インプ・ノーム等の大柄な巨人用プレイヤー武器なのだが、スキルを上げればシルフ・スプリガンでも装備は出来ないことはないが固定「隠し」パラメータがあるためとてもではないが扱うことが難しい。(その実はキリトがSAOのスキルを引き継いでいるからだからなのだが)

シグルドは「超」アクティブプレイヤーつまり廃人。その驚愕の総プレイ時間からはじき出されるスキルの高さ、レアアイテムの数は他を圧倒する。

リーファはシグルドに、シルフ領で前々回で負かし、優勝した時、彼からスカウトされた。その際、「行動は都合のつくときだけ。パーティーを抜けたいときは自由に抜けられること」、つまり「束縛すんな」と遠まわしに伝えていたため、シグルドの「抜けるのは勝手だ」という言葉に反感を持った。
リーファ自身、彼は確かに頼もしいが独善的な部分に嫌気が差してきて「そろそろ潮時かな」と考えていた。

リーファは以前、レコンから「自分を負かした相手を部下としておいて自身の名に泥がつくことを嫌がったからでは、またALOでも希少な女性プレイヤーをパーティーにおいておくことでアイドルとして価値を上げる目的では」と聞かされていた。
直葉は小学校のころ、あまりの強さに剣道場の上級生からいじめに合っていた。

元々リーファは和人を知りたいという理由でゲームを始めた為、シルフ領への帰属意識が低い。だから「このような束縛」が嫌だった為領地を捨てることも考えていた。しかしスイルベーンがきにいっていたこと、そして惰性で留まっていただけだった。

アニメではカットされているが、一応頂上は展望台のためあのようにのっぺりとした平面の屋上ではない。スタート地点を記録しておく『ロケーターストーン』というものが中央にあり、ここに2人ともセーブをしてから飛び立った。

アスナは「キリトが生きている」という情報でむしろ脱出し、生きて帰る希望を見出した。つまりは須郷がキリトの情報を与えなければキリトは後で出てくるが重要アイテムを入手することが出来ないため、アスナを助けることが出来ずにレクトは須郷の物となっていた可能性が高い
キータッチは「遠近エフェクト」がかかっており、遠ざかるほど「ドット落ち」でみえなくなる。
しかしアスナはそれは仮想世界の鏡には通用しないことを見抜き、天板に嵌められていた鏡に近づく機会をずっと待っていた。実際の目でエフェクトをみれば「視覚」が阻害されて見えないが、「物を映す」という「オブジェクト」である鏡を通して見るにはそれが通用しない。(アスナの目で見ているわけではないから)そのためキータッチの番号を見ることが出来た。これはVRに須郷があまり関わってなく見過ごした欠点である。

桐ヶ谷翠は校了日がちかくなると帰りが遅くなるため、家には誰もいなかった。

心理描写がされているが、直葉はこの時点ですでにALOの「キリト」と現実の「和人」両方に恋をしている。

アニメではスイルベーン特産はとても辛かったが、原作では「甘いハッカの味がするもの」だった。

キリトは最速で戻ってきたが、男性の食事と風呂など済ませようとすれば数分で終わる(と思う)。

森に潜伏していた<サラマンダー>はアニメオリジナル。トレーサーはリーファの説明どおりだが、<サラマンダー>部隊は後をつけている。これは殆どが高位のメイジで構成され、隠行魔法で隠れつつ尾行していたと思われる。


第19話「ルグルー回廊」・・・単行本03巻

説明
世界樹へ向かうために環状山脈内の洞窟、ルグルー回廊を通ろうとした所、サラマンダー部隊に襲われるもキリトが退けるが、シグルドのサラマンダーへの内通が発覚、ケットシーとの同盟会場が襲われることが発覚し、リーファとキリトは向かう、というストーリー。

補足
ルグルー回廊の出口の描写がカットされている。

ユイの警告でリーファが隠蔽魔法で擬似的な岩で隠れたが、原作では足元から緑色の光が上がり2人を包み込み透明化している。
リーファがわざわざ出張ってトレーサーを潰したのは「追跡・隠蔽看破魔法である」トレーシング・サーチャーであったから。潰そうがつぶさまいがどちらにせよばれるということ。

どうしてサラマンダーのトレーサーがついていたのか?とリーファは訝しがるが、後に「シグルドが内通していた」ことから、シグルドが引き止めたあの時にトレーサーの魔法をかけられていた。

アニメではルグルーの街が上空が開け、湖上の町のように描写されているが、原作では入り口の城門は洞窟天井まで達しており城壁の様子だった。

アニメではルグルーまでの橋が異常に広く回りこめるような描写がされていたが、原作では追ってきたサラマンダー3人並べばいっぱいいっぱいの状態で、キリトも正面からの攻撃を余儀なくされていた。

飛翔は洞窟内では出来ない為、両者とも陸上戦となった。

サラマンダーの布陣は盾戦士(タンク)が3人でキリトを抑える役、その後ろ3人のメイジが前衛を回復させる役、さらにその後衛4人がキリトへ攻撃する役といういわゆる防御を前にだし、遠距離から叩くと言う『対ボス攻略』の布陣であった。

しかし重装備タンク3人を1振りで注意域まで減らすキリトは確かにボスクラスである。

キリトが「パーティメンバーを殺させやしない」というのはSAOの「サチ」の件やアスナの件が尾を引いている。

キリトがサラマンダータンクのシールドを素手でこじ開けられたのは「体術スキルがすでに950越え」だったことも関係している。

キリトが詠唱した幻影魔法は詠唱したプレイヤーの攻撃スキル値によってランダムに決定されるが、大抵は「固定パラメーター」のせいで雑魚モンスターがせいぜいである。
しかしキリトは「SAOから引き継いだ攻撃系スキルはほぼ完全習得若しくはそれに近い域に達していた」、さらに呪文の強さを決めるのはスペルの知識と、リーファが言った「力の言葉」に込める強さと実行力だがALOを初めて日が浅いキリトには無理だと、リーファは諦めていた。

攻撃スキルは上記通りでこの幻影魔法詠唱時、キリトは「俺が生きている間にはパーティメンバーを殺させやしない」と「SAO時代を思い出すかのような発言をしている」。そのため、スペル知識が浅かった詠唱にも「仲間(リーファ)を守る」という強い意志と敵への憎悪(後に言うがこの時、キリトはブチキレている)とSAO時代に自分がピンチになった思いでをのせたため、巨大な悪魔のような幻影魔法を成功させた。(平静時にやったらどうなるかはわからない)

変化したキリトは後頭部から湾曲した角、ヤギのようなものをもつ巨人の赤目のモンスターになり、サラマンダーを蹴散らしたが、明らかにこれは「幻影」というより「変化」であり、原作者曰く「キリトが大きくなってリーチをもっただけです!」らしい。(つまり噛み砕きは体術による地面への圧殺、爪によるものは剣の水平、垂直切りなどの判定になっていると思われる)

容姿は明らかに74層ボス、ザ・グリームアイズに似ているが細部が違っている為、過去に以下のような推察がされている。
1:詠唱時に「ピンチになって見方を救う」というシュチュはグリームアイズ・スカルリーパーだったから、それを詠唱に乗せたからじゃ?
2:キリトがもっとも恐れている存在として選ばれたからじゃないか?だからランダムだしヒースクリフが出たかもしれない。
3:攻撃スキルはカンスト状態だし、あとはイメージとくじ運のみだったからたまたまだったってことでは?
4:ALOはSAOのコピーだからな、システム上でもキリトが詠唱にのせた「力の言葉」の意味がそれだった可能性もある。
などである。

生き残したメイジに提示したトレードウィンドウに「BSP」という表示があるが、これは原作者より「ボーナス・スキル・ポイント」というものでデスペナでへるものであるとツイッターで明かされている。

エンシェントウェポン(古代武具)級とは鍛冶に長けているレプラコーンが作る最上級品の武具で、それを全軍にそろえるために金を溜めている状態である。

アニメではカットされているが、リーファは仲間の装備でしょ気がとがめたりしないの?とメイジにいっているが、見せびらかされたりしたレアアイテムだからこそだといい、流石に装備はできないから家でも買ってしばらく暮らすなどといっていた。

事の後だから言えるが、キリトが「ユイの言われるがままに」と言っているように、ユイはキリトの精神状態も把握していた。そのため状況打開のために「激昂したキリト」を狙って詠唱させた節がある。

キリトは味がしたとはいっているがウェットなジョーク。悪魔で魔法であるのでキリトの口に人間が入るはずもない。

アニメではルグルーの街は上空が開けているが、原作では洞穴を切り出したような天井まで続く、積層構造の街であった。

シグルドは独善的な性格であるため、サラマンダーに襲われても囮は自分以外の人にやらせていた為「おかしい」と言った。

アニメではレコンは透明化の術で、と言っているが、原作では<<ホロウ・ボディ>>という隠蔽魔法・隠密行動スキルの両方をマスターしていないと使えない魔法でつけていた。元々名前の<Recon>はアメリカ軍用語で偵察隊を指す。レコンは隠密に特化したプレイヤー。
ちなみにこの魔法でリーファの宿屋の部屋に侵入した前科あり。

アニメでは言っていないが、あんまりムカついたんで『毒で殺してやろうと尾行した』のが動機。

シルフ領にサラマンダーがいたのは、通商などで他種族領を訪れるプレイヤーに厳しい審査のうえで与えられる<パス・メダリオン>というものをつけていたため。本来ならシルフの出入り口のNPCガーディアンにフルボッコである。
もちろん<パス・メダリオン>を発行できるのはシルフ執政サイドの人間で補佐のシグルドが内通していれば簡単に渡せる。

『作戦』とはシルフ・ケットシーの同名会議場を襲い、サクヤを殺すこと。カゲムネの言葉から正体不明のキリトとつるんで脱領するリーファが邪魔をされると厄介なため、ジータクス達が送られた。

レコンとの会話中でちょうど深夜0時をすぎている。

アニメでは語られていないがサラマンダーがココまで最大勢力になったのは過去に初代シルフ領主を中立域まで罠で誘い出し、殺したため。後にも先にも領主が殺されたのはALO史上その一回だけである。

アニメでは描写が縮小されているが、ルグルー回廊をダッシュでぬけるのに物凄い蛇行しながらリーファを引っ張っていった。その際、何回もオークとエンカウントし、最後には<トレイン>状態になっていた。


第20話「猛炎の将」・・・単行本03巻

説明
ルグルー回廊を抜け、シルフ・ケットシーの同盟会議場に駆けつけたキリト達だが、大使と嘘をつき、それの証明のためにサラマンダー将軍ユージーンと対決、キリトは伝説武器の前に苦戦するもリーファの刀を借りて二刀流となり勝ち、サラマンダー部隊は帰っていった。領主を救い、二人とも援助してくれることになり、あたらためてリーファとアルンを目指すことになったというストーリー。

補足
アルン高原についての説明がカットされている。

ユージーン将軍が出てきたが、アニメでは空中でそのままのためキリトがそこまで飛んだが、原作では将軍は地に降り立っている。

典型的な「見ている側が解説役」「戦う側がそれを見せる役」という漫画のような配置になっているが、アニメも原作も「リーファの主観」であるため、戦い終わるまで<魔剣グラム>、<エセリアシフト>、というかユージーン将軍がどれほどのものかなど「リーファ観戦サイド」のみしかわからず、そのためキリトは<エセリアシフト>を2回喰らっている。

サクヤの説明どおり、剣の性能差だけではなくユージーンのプレイヤースキル自体も高く、あのキリトと渡り合っている。

原作ではリーファの「刀」のみ拝借しているが、アニメでは「鞘ごと」拝借している。(途中で抜き捨てたのだろうが恐らく後に回収した・・・という推測)

アニメではユージーンは剣の一振りで煙幕を払っているが、原作では火球の魔法で払っている。

キリトの「二刀流」はALO上「二刀流」というスキル自体は存在しない(16話「妖精の国」のスキルウィンドウで「二刀流」と思しき欄がバグっていることからも分かる)が、キリトは体で二刀流ソードスキルのモーションを覚えているためそのまま再現できる。
ただ、キリトと同じく考えたプレイヤーはもちろん先人にたくさんいたが、どれもこれもものにできるものがいなく、ついぞALOでは二刀流使いは存在しなかった。
そもそも現実の世界でも中高では禁止、大学・成人剣道でも使い手は数人というかなり扱いが難しいものである。そのためリーファは驚いた。

ユージーン将軍に初めに連撃を食らわせたのは9話「青眼の悪魔」にてみせた「二刀流上位剣技」「スターバーストストリーム」及びそれにつながる連撃に類似する。

ユージーンに両刀を突き刺した後、抜いて喰らわせた四連撃は8話「黒と白の剣舞」で見せた「片手剣垂直四連撃ソードスキル」「バーチカル・スクェア」である。

アニメではユージーンの身体を半分にして、エンドフレイムもかなり物凄いことになっているが、原作ではバーチカル・スクェア後にぱっと散り、空中で<リメインライト>となった。

なおALOにはソードスキルが存在しないため、ソードスキルのモーションを再現してもシステムアシストは働かない。

リーファが笑った理由は、キリトがかったこともあるがずっと「敵」だと思っていたサラマンダーも一緒に拍手喝采し、3種族が一体になったのを体感したため。

アニメでは地上で蘇生魔法をしているが、原作ではサクヤが空中まで飛び上がり、蘇生している。

ユージーンの「そういうことにしておこう」とは全て(大使が嘘である事を)気づいている上での発言。

カゲムネは「昨日」といっているが、それは「ALO時間内」でのこと。このときALOはリアルと-8時間時差があるため約午後2時ごろだっため、カゲムネは「昨日」といった。(リアルはすでに日をまたいで1時ごろ)

原作ではカゲムネは飛び立つ際、リーファにむかってウィンクをしている。これで貸し借りなしだ、ということと推察される。

サクヤとキリトがデザイナーは嫌な性格してるぜと会話してるとき、キリトの腕に自分の腕を絡めている。

追放(レネゲイド)されたものはどこかの中立都市に転送される。ALOを追放されたわけではない。

キリトが差し出した金は「SAOから引き継がれた金」。ログハウス購入後、一文無し的な描写がなかったため、「レアアイテムを全て売り払った」といっていることから金にならない武器防具は多少あったと思われる。また地下迷宮かなりの深さで、アニメでは描写されてないがアスナの怖い幽霊系モンスターもキリトが無双して全員倒している。さらにザ・スカルリーパーを倒した金もあったと推測される。(SAOであったアスナの私邸やログハウスも自動で換金されたのではという推察もある)
ユルド=コルのレートが不明なため、原作者ツイッターでの回答待ちである。

アニメではカットされたが、アリシャは去り際、キリトにキスをして去っている。

アスナは脱出する為に様々「推理」及び計画を練っていた。まず、須郷は普通の会社員で暇が出来た2日に一回だけの訪問、また常駐セキュリティは人間であるからそうはいないことから、「ALOの時間は現実の時間よりはやい」ということを推察、前に訪れた須郷の時間を「太陽の傾き」から現実時間を割り出し、さらにそこが誰もいない時間帯と判断し、やっと行動した。(ちなみに須郷が去ってから五時間とアスナは推察している)


第21話「アルブヘイムの真実」・・・単行本04巻

説明
アルンについたキリトたちはメンテナンスについてログアウト。和人・直葉はアスナを見舞うも、直葉は「お兄ちゃんが好き」であるということに気づき、再びALOにログインした時、キリトに失恋したと号泣。そのあと世界樹を目指すもユイがアスナを発見、駆けつける。
一方、アスナは脱出した鳥かごから須郷の研究所で非人道的な惨状を目の当たりにしながら、GMコンソールで脱出しようもナメクジの部下に阻まる。だがGMのカードだけはとり、そのまま鳥かごに戻される、というストーリー。

補足
この回はキリト(和人)、リーファ(直葉)、アスナの3名がそれぞれ動く群像劇となっており、キリトらの行動の合間にアスナの行動が挟み込まれる、という演出となっている。

無事アルンについた2人、だが実は「大変重要なストーリーが大幅にカット」されてしまっている。
2人は、あのあと、アルン高原を飛び、ある村で休もうとしたらなんとそれ自体が巨大ミミズでのみこまれ、消化管で吐き出された場所が最近実装された最難関ダンジョン、世界樹の下に広がる広大な地下世界、ヨツイヘイムに落とされた。
2人は何とかして世界樹の根元が突き出ているところから階段を見つけ、そこから飛び出して目の前にみたのが最初のアバンである。

ナメクジは社員のアバターである。


  • ヨツイヘイムについてのストーリー(ネタバレのため反転処置。閲覧は自己責任で)
  • ここから
巨大ミミズに飲まれ、胃酸で溶かされるとリーファは覚悟したが落ちた場所は雪と低温の地下世界、ヨツイヘイムだった。1匹の大きさは身の丈だけでも妖精の10倍以上はあり、さらにチートレベルの攻撃・防御力をほこる「雑魚」が闊歩する「邪神」とよばれるモンスターがいる世界。出口は階段があるがとても2人だけではたどりつけない
キリトはリーファとともに邪神がいない場所で会話、学生であるリーファにはもう落ちろという。しかしリーファは「今日の冒険は楽しかったのに…」という問題で泣き出してしまう
とりあえず、フィールドを進んでいくとなぜかクラゲのような邪神と3面顔の巨人邪神が戦っていた。圧倒的にクラゲがふりだったため、キリトは助けようと機転を利かせ、氷結した湖に誘い出す。当然巨人は沈み、クラゲはういた。リーファ達の何十倍という巨躯のクラゲはその触手で2人を身体にのっけって移動を始めた。これは何かのクエストじゃないのか?とキリトとリーファは相談する。
そこでクラゲに名前をつけようとことでリーファが言ったのは「トンキー」で決定した。
トンキーは二人をのせて進み、世界樹の根っこなどをみせ、途中で<三日月湾>からきたと思われる<ウンディーネ>25人のレイド、邪神狩りにあった。あんたたち、その邪神狩るのかどうなんだと問われ、モンスターを狩るのは当然と<ウンディーネ>らの攻撃を見守っていたが、トンキーを助けると25人に挑んだキリト2人だったがさすがに人数の多さに2人とも倒れる寸前でトンキーが脱皮したかのようにクラゲから八つ翅に足をもつ飛翔昆虫へ移行、雷撃攻撃で<ウンディーネ>らを退け、キリト達を助ける。そのままさらにトンキーはキリト達を身体に乗せ、そこから世界樹の根っこにそって飛びながら落ちていく。
そこで先端の氷に不自然な光をみつけ、リーファは魔法で確認したところそれはなんと伝説武器<聖剣エクスキャリバー>だった。
トンキーの落ちてくさきには根っこを登って地上に出られそうな階段の踊り場、その先に<聖剣エクスキャリバー>を取れそうな入り口があった。
トンキーは<聖剣エクスキャリバー>のクエストだった。
地下世界から脱出か。<聖剣エクスキャリバー>を取るか。2人は最後まで迷った挙句、地上への階段を選んだ。飛び去っていくトンキーに別れをいい、2人は階段を登って、地上へ脱出、アルンを目の前にした、

余談であるが、この<聖剣エクスキャリバー>と「トンキー」は後日再び現れ、大変重要な役割を果す。そのためここでカットした、ということは後にOVAでBDなどに封入か、それとも二期で補完しなければならなくなっている状態である。また、このまま再登場をさせず、物語の改変なども二期以降、考えられる。後日の原作の上、どうしても必要なキーストーリーであるため、WEB放送などでの補完が期待される。現状、『ヨツインヘイム』での思い出話も後日の小編ででてくるため、今後全てカットしなければならない。
第二期のキャリバー編の最初に語られたのがこの部分である
  • ここまで





アナウンスは「午前4時」といっているが、見ての通りアルン市街地はちょうど夜である。これは現実世界とALOでは時差がありALOは1日16時間(-8時間)のためである。そのため度々、ALO上のキャラクターがいう時間とリアル時間の差異が発生する。

アルンは=領地を捨てたプレイヤーが行くところという概念が強く、シルフ領に貢献しつつ回りにあわせていたリーファもアルンには来たことがなかった。
そもそも「グランド・クエスト」が大部隊で全滅するほど難関なため、殆どが央都「アルン」へのプレイヤー交流・観光目的になってしまっており、和人を知りたいからALOをやり始めたリーファとしては行っては見たいが、意味ないからいかない、という場所。(他のプレイヤーもそうである)

直葉が自分も行くといったのは「自分の中の和人を慕う気持ちは兄妹愛なのか、恋愛なのか」確かめるため。

SAO対策本部が最初に和人にいった学校の話であるが、今後実現し、SAO内の人物とも出会えることとなる。

日本政府としては、「デスゲームとはいえ、人殺しも発生した中、死地の中に2年もいた人たち」という世論と、当然起きるだろう迫害、イジメ問題など解決するために十把ひとからげにした。さすがに生きるか死ぬかの中でいた人といっしょに日常を過ごしたいというところも少なくはないが、拒否する学校等もあると思われる。
ゲームとはいえ、銃刀法違反以上の剣や弓などで『敵』と戦ってきた彼らは「なにか起こす」つまり犯罪者にもなりうるため和人は「不安がってる」と称した。

反応どおり、直葉がアスナに会いにきたのは兄が生還して2ヶ月のうち「初めて」。

SAOでどうだったのか、和人は直葉に説明しながら紹介した。

自分の気持ちを確かめにきたが、アスナをみる和人の目をみて「自分は兄が好きで、その兄が惹かれているアスナには適わない」と衝撃を受けた。

ALOダイブ後にそれを失恋と称し号泣した。

ALOにダイブしたのは午後3時だが、8時間時差があるためALO時間では約朝7時ごろである。

アルンは9種族が集まる、「異種族」間の交流が盛んである。

ユイがアスナのキャラクターIDを探せたのはSAOのコピーだったからに他ならない。

アスナはまず翅で飛ぶことが出来ない上にSAOからの経験から尋常じゃない高さから飛び降りることを躊躇った為、飛び降りなかった。
(そもそもアスナにはプレイヤーとしてのウィンドウ表示が出ないため、ログアウトできない。したがって下に逃げても直に気づかれ、GM権限で元に戻される、そのためGMコンソールを探す為に世界樹へいき、ログアウトしようとした)

アスナは世界樹のなかにはいるが見ての通り、世界樹内は須郷の実験施設だった。

アスナの見た「脳」は、ただのオブジェクトではなくて、ナーヴギアを通してリアルタイムで映し出しているプレイヤーの「実物の脳」。それの反応を外部から見れるようになっている。

アニメではアスナは上下逆さづりにされたが、原作ではそのまま半回転されただけ。

アスナはカードを枕の下に隠している。


第22話「グランド・クエスト」・・・単行本04巻

説明
アルン市街地上空からユイがアスナのキャラクターIDを察知、キリトが急行するも侵入禁止エリアに阻まれる。ユイが警告モードで「ママ」に呼びかけたのがアスナに届き、アスナが自身が上にいるということを知らせるために前回奪ったアクセス・カードを落とした。それを拾ったキリトはユイの助言もあり、グランド・クエストへと望むためリーファと別れ単身突っ込むが守護騎士(ガーディアン)の数に圧倒され死亡。リーファの助けにより蘇るが、会話にて互いに和人、直葉とわかる。たまらすログアウトしたリーファ、直葉は和人に本当の兄妹ではないこと、昔のように冷たければ好きにもならなかったと内面を打ち明けるストーリー。
補足
キリトとリーファが和人・直葉と判明、直葉の思いを和人に伝える回である。

キリトがぶつかっているのは前回リーファが言った侵入不可能エリア。見えない障壁によってプレイヤーは入れない。

アニメでは台詞カットされているが、ユイやっているのは警告モード音声による呼びかけ。どのようなものかは不明だがアスナの視界に「!」で音声が伝わっているため、GMやシステムまたアミュスフィアがなんらかの警告を出す時に使われるものと思われる。ユイはそれを限定的アクセス権で行っている。

鳥かごには大きな隙間があるが目に見えない壁によって出入りできないようになっている。そのためカードが通った時アスナは驚いている。
川原礫Twitter『アスナ自身を含め、鳥かごの中の全オブジェクトは格子の間から外に出る(出す)ことができませんが、たった一つだけシステム的にイレギュラーなアイテムを今のアスナは持っています。』

キリトが一度アルン市街に下りたのは、グランド・クエストの入り口が市街地と繋がっているため。また《突破不可能》という認識があるため、最終クエストの場というのに人は1人もいない風景である。

川原礫Twitter『ネトゲのキャンペーンクエスト(ALOではグランドクエストと称してますが)は、普通はそりゃもうなが~~い代物で、この世界樹ドームの挑戦権を得るまでにも数多のクエストをクリアする必要があるべきなんですが、それを書いているとページがいくらあっても足りないのでここではいきなり挑戦できる設定にしてあります。なが~~いクエストに関してはSAOプログレッシブでいずれ書いてみたいと思っております!』

アニメでは細長いドーム上で周囲の蔦の中にガーディアンが出てくるガラスがずらっと並んでいた。原作では広い円形のドームでゲートのある天蓋周辺にステンドグラスのガラスが集まっていた。またリング型のゲートも閉ざしてる石版越しに見えている。ガーディアンは上のみであったが、アニメでは横からも出現している。

キリトのいけるという言葉通り、一体の強さはそれほどでもない。だが数が膨大。
川原礫Twitter『戦闘開始! 守護騎士は、《一体一体はそれほど強くないけど数が多すぎるがゆえに無敵》という設定のボスなので、アニメで描写するのはとっても大変なのではないかなーと思っていたのですが、数の膨大さや、神々しさと不気味さの混ざり合った存在感を、これでもか!ときっちり描いて頂きました。キリトのアクションも緻密かつ勢いがあって素晴らしいですね!』

むちゃくちゃに特攻しているように見えるがアスナとフラッシュバックしているように彼女一心のため。原作ではアスナを助け出してあの世界を終わらせるためにここにきたと描写されている。アスナがいなければキリトにとってSAOは終わっていないとも取れる。

死亡しリメインライトとなり、蘇生猶予時間が表示されている。見えている通り「見聞き」は出来るが動けない。リーファとキリトが出会ったとき、リメインライトは1分間だったが、グランド・クエストということもあり、600秒=10分間と10倍の時間が設定されている。恐らくやはり大規模部隊で挑むのを前提としてるための処置と思われる。

アスナという言葉とよくよく「和人」にているということからリーファは気づいたと思われる。キリトも気づいているがなぜ気づいたかは不明。

リーファは前回和人を諦め、ALOのキリトに惹かれていることに気づいてから好きになろうとしたが、同一人物だったためショックを受けている。また和人への思いを忘れるためでもあった。

直葉の本当は言ってはいけない「知っていること」や「好き」など、これらは先のショックでほぼ激情にかられ口走っているもの。翠に教えられて和人にはわざわざ黙ってもらっていた事実である。また「帰ってきて優しくされたから好きになった、こんな思いするなら冷たいままのほうがほうがよかった」など理不尽なことも口走っている。
川原礫Twitter『自分が理不尽なことを言っていると自覚しつつも、それでも言わずにいられない直葉の感情を、竹達さんの力のこもった演技と、長井さんの繊細なコンテがこれ以上ないかたちで表現してくださっていると思います…!』

和人は前々から直葉を避けていたことには意図的であったため自覚があり、アスナの件も含めて謝っている。それに自己嫌悪になり直葉は部屋へ引きこもっている。


第23話「絆」・・・単行本04巻

説明
和人は直葉に対し待っていると伝え、デュエルをし、和解をする。その際のキリトの『俺たちのSAOはまだ終わってない』という発言は『アスナが戻って初めて俺とアスナのSAOはクリアしたと言える』という意味だと思われる。広義的に考えれば『生還者全員が目覚めて初めてSAOはクリアした』という意味にもとらえることが出来る
レコンを巻き添えに再度世界樹ドームの突破に挑むことに。

今回は3人と言うこともあるのか前回以上に数が多く、天井には蟻すら通れないほどの守護騎士が集まった。

レコンの自爆により隙間は空いたがすぐに埋まってしまう。

そこへサクヤとアリシャが援軍を連れて現れて無事に突破できるというストーリー

補足



第24話「鍍金の勇者」・・・単行本04巻

説明
無事にアスナと再会できたがそこへオベイロンが登場し、ユイを排除(寸前のところでキリトのナーヴギアのローカルメモリに退避したため無事である)して実装予定の重力魔法を使いキリトを行動不能にする。

アスナは自分の物と言いそれを証明しようとするオベイロンにキリトは成す術は無かったがそこへ茅場 晶彦が登場し、管理者権限を一時的にキリトに与えた。

管理者権限でオベイロンのレベルを1にし、更にはペインアブソーバをレベル0にし、エクスキャリバーを呼び出しそれをオベイロンに与え、一騎打ちをする。

VR経験が皆無であり、PSスキルが無いオベイロンは管理者権限が無ければキリトに敵うはずもなく、腕を斬られ、下半身を斬られ、最後には頭に突き立てられ、敗北した。

アスナをログアウトさせ、ヒースクリフと会話し、代償に<世界の種子>を与えられた。

ユイが無事であることを確認した後、アスナに会うために自身もログアウトするというストーリー

補足
ペインアブソーバとは痛覚還元率の事で、レベル10でおそらく完全遮断なのでレベル0という事はほとんど遮断しないという事である。腕を斬られたら現実でも腕の痛みを覚え、下半身を斬られたなら下半身に違和感を覚えるという事である。レベル0にしても現実では死ぬことはない。その状態で色々されたオベイロンこと須郷 伸之がどうなったかは最終話を参照


第25話「世界の種子」(最終話)・・・単行本04巻

説明
目覚めた和人はアスナを向かいに行く。病院に着くと白髪化した須郷 伸之が目を血走らせながら和人を殺そうとするも反撃を食らう。和人自身も思わず殺そうとするが思いとどまり、アスナの元へ行く。

目覚めていたアスナは声が聞き取りにくい状態であった。

お互いに自己紹介をした。

他の300名のSAOプレイヤーも無事にログアウトし目覚めている事、須郷が逮捕された事(ナイフに和人の血液が付いている為傷害もしくは殺人未遂+α)、茅場が死んでいる事が語られた。なお須郷は当初はすべてを茅場の責任にしようとしていたが部下が重要参考人として連れてこられた時にはあっさりと自供。

24話で代償として与えられた<世界の種子>はエギルの協力で解析し、全世界に拡散させた。

最後はALOにアインクラッドが登場し、終了となる

補足
襲われたときに須郷を殺していたとして立証できればの話であるが正当防衛が成立するので罪には問われない。SAOで言うオレンジプレイヤーを殺してもオレンジならないという事である。

アスナのところに行くまでに傷口が見えなくなっているが理由は不明。




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  • ヨツンヘイムが削られた影響で「和人が起きてきた直葉の背中に冷たい水滴を落として悲鳴を上げさせた」という行動の意味が不明になっている。実際には、ヨツンヘイムで「リーファがキリトの背中に雪を落として居眠りから起こした」のがきっかけになっている。 -- 名無しさん (2014-12-10 05:18:03)
  • アスナが籠から逃げなかったのは、籠の隙間がシステム的に侵入不可能に設定されていた(通り抜けられなかった)から。確か原作で言及があります。 -- 名無しさん (2014-12-10 05:11:01)
  • 22話加筆。 -- swordart-online (2014-10-03 06:55:03)
  • 閲覧しやすいよう、目次デザインへ変更。 -- sowrdart-online (2014-07-31 20:26:11)
  • 21話追加。 -- keeel (2012-11-26 03:46:15)
  • 19話追加。 -- keeel (2012-11-13 00:18:31)
  • 15話追加。 -- keeel (2012-10-15 23:46:58)
  • 17話までタイトル追加。(ネタバレと意見があれば削除します) -- keeel (2012-10-08 09:17:10)
  • 雛形作成。 -- keeel (2012-10-07 01:30:45)


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最終更新:2019年02月28日 22:51