Exiled【エグザイルド】
(クロスオーバー、マーベル)
出版:2012年7月:全5話
概要
サンフランシスコの一軒家に移り住んだニューミュータンツだったが、毎日のように向かいに住む男に覗かれていることに気づく。
ダニエル・ムーンスターが文句を言ってやろうとその男ジグの家を訪れると、男は家に隠していたアスガードの武具を身につけ、本来の姿”アスガルドの伝説の中の伝説”
シグルドになるのだった。
するとディシールとアスガードの戦士たちが現れ、その瞬間世界は光に包まれる。
気がつくとニューミュータンツもアスガーディアンも全ての記憶を忘れ、町で一般人として暮らしているのだった。
掲載誌
Exiled #1:第1話となるワンショット
Journey into Mystery #637:第2話
New Mutants Vol 3 #42:第3話
Journey into Mystery #638:第4話
New Mutants Vol 3 #43:第5話
登場人物
ロキ:ロールプレイングゲーム好きの少年になっていた
ソー:自動車修理工になっていた
ボルスタッグ:パン屋になっていた
ホーガン:理容師になっていた
ファンドラル:一般人になっていた
ティール:ホームレスになっていた
ヘラ:死の女神。ロキの母でリサイクル業者になっていた。本来はロキが生み出したのがヘラで、親子関係が逆転している。
リーフ:ヘラに使える女神。ロキの姉になっていた。
シグルド:サンフランシスコで一般人として暮らしていた。その正体はアスガルド伝説の中の伝説と言われる戦士、シグルド・ザ・エバーグロリアス。
ボル:ソーの祖父、オーディンの父。既に死の世界の住人。
ディシール:永遠に飢える呪いをかけられた上に地獄に囚われていた女神たち
その他
メフィスト:地獄の悪魔。ロキとの契約によってディシールたちを監禁し、日ごと拷問を楽しんでいる。
結末(ネタバレあり)
シグルドはディシールの復讐から逃れるために一般人のふりをして暮らしていたのだった。ダニエル・ムーンスターが現れたとき、ヴァルキリーに見つかってしまったと思い込み、ロキからもらっていた魔法を行使。そのせいで世界が変質してしまったのだった。
ディシールの呪いを解く条件はシグルドを殺すか結婚するか。
しかしニューミュータンツやディシールたちに追い詰められたボルはついに呪いを解くことを承諾したのだった。
ヴァルキリーとしてヘラに仕えることを選んだディシールたちだったが、シグルドへの復讐は忘れたわけではなく、シグルドの死を待って復讐することを宣言するのだった。
ディシールを慰みものにしていたメフィストは契約が破られたことを怒り、ロキに恨みを残すのだった。
最終更新:2021年09月29日 23:51