バロン・ジーモ(Baron Zemo)

(キャラクター、マーベル)

概要

キャプテン・アメリカ及びアベンジャーズの宿敵。
現在は父ハインリッヒに代わり、息子のヘルムトが活動している。

バロン・ハインリッヒ・ジーモ(Baron Heinrich Zemo)


別名:ドクター・ハインリッヒ・ジーモ(Dr. Heinrich Zemo) 、バロン・ジーモ12世(12th Baron Zemo)
初登場:The Avengers Vol.1 #4 (1964年3月、影のみ)
    The Avengers Vol.1 #6 (1964年5月、全身と名前が登場)
チーム:マスターズ・オブ・エビル(リーダー)

概要

元ナチスの科学者で、キャプテン・アメリカの長い凍結状態の原因となった人物。

ナチスでは殺人光線など数々の兵器を開発。
しかし国民からは嫌われていたため、いつも素顔を隠す覆面を着用して研究していた。
第二次大戦末期に"アドヒーシブ-X"(Adhesive-X)という強力瞬間接着材を使った兵器を開発中、キャプテン・アメリカの襲撃に合い、コンテナをシールドで破壊された。このときアドヒーシブ-Xを頭から被ってしまい、覆面がはがれなくなってしまった。

爆撃機に乗って脱出する際、キャプテン・アメリカとバッキーが追撃。キャプテン・アメリカは爆撃機から洋上に落下して凍結、20年後アベンジャーズに発見されるまで仮死状態になっていた。バッキーは爆撃機の爆発に巻き込まれ死亡(後に実は生きていてウィンター・ソルジャーとなっていたことがわかる)。
ただし、全て後づけ設定であり、実際のコミック初登場は前述の通り1964年のアベンジャーズ誌上。

バロン・ジーモも実は生きていて、南アメリカのジャングルで原住民たちの王となっていた。
しかしキャプテン・アメリカがアベンジャーズに発見され生存していたことがわかると、マスターズ・オブ・エビルを結成。完成したアドヒーシブ-Xを使ってアベンジャーズに戦いを挑んだ。

キャプテン・アメリカに最後の決戦を挑んだ際、彼の盾の輝きに目がくらみ光線銃を誤射。
発生した岩雪崩にまきこまれ、ジーモは命を落としてしまった。

バロン・ヘルムト・ジーモ(Baron Helmut Zemo)

別名:ヘルムト・J・ジーモ(Helmut J. Zemo)、バロン・ジーモ13世(13th Baron Zemo)
※ヘルムート表記もあり。

初登場:Captain America #168(1973年12月)

概要

ハインリッヒの息子で、その野望を引き継いだ。後のサンダーボルツの発起人。
コンパウンドXという薬品により肉体の老化を遅らせている。
父の残した資料を基に、失われたアドヒーシブ-Xを再現するなど科学者としても優秀だが、
むしろ戦略・戦術や交渉に秀でた策略家であり、会話をもって敵を(あるいは味方も)欺き、翻弄することがある。
また各種武器の取り扱いにも長けており、フィクサーの開発した装備を携えて自ら前線に立って戦うことも多い。

当初はフェニックスを名乗り、父の復讐を果たすべくキャプテン・アメリカに挑むも敗北。
自ら製造したアドヒーシブ-Xのタンクに落下し顔面がただれたため、父と同じ覆面を被った。

覆面上部に付けているヘッドバンドはテレパシー攻撃を防ぐ効果がある。

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最終更新:2023年07月17日 05:12