ウォッチャー(The Watcher) / ウアトゥ(Uatu)

(キャラクター、マーベル)

初登場:Fantastic Four Vol 1 #13 (1963年1月)
父:イコル(Ikor)

スパイダーウーマン(ジェシカ)「ねえ、さっきから馬鹿でかいハゲ頭がこっちを睨んでるんだけど・・・あれ何?」

ドクター・ストレンジ「彼はウォッチャーだよ、スパイダーウーマン。大いなる変動がもたらされる時、それを記録するために現れるんだ」「先が思いやられるね」


概要

月面に住み、常に地球を監視、記録している存在。
地球や宇宙に未曾有の危機が迫っているときのみ地球人に姿を見せ、不吉の前兆として扱われる。


その名の通りただ観察し記録する任務を帯びており、干渉は一切禁止されている。(ただし、ストーリーによっては意外とあっさり重要なアドバイスを送ることもある)

宇宙には同族が大勢いて、同じように監視と記録の任務を帯びている。
一時、地球の観察を行った若いウォッチャー、アーロン(Aron)の叔父に当たる。アーロンが地球のヒーロー、特にファンタスティック・フォーに魅入られて遊びだしたときは、大変な目に遭った。

地球人にとっては神に近い存在だが、「でかいハゲのおっさん」と罵られ、稀に殴られることもある。

クロスオーバー"Original Sin"は彼の死からストーリーが始まる。

実は結婚しており、妻が身籠っていることが明らかになっている。

種族としてのウォッチャー

ウォッチャーとはこのように宇宙のあらゆる種族や出来事を監視している者たちの総称である。
かつてウアトゥの父イコルがプロシリカンズという宇宙の原始種族に未来の核のテクノロジーを与えて急速に進化させてしまい、結果として彼らは核エネルギーを宇宙の異種族との戦争に用いて自滅してしまった。この経験を教訓に他種族を監視すれども絶対に干渉しないことを誓ったのだった。

異次元のウォッチャー

一人を除き、全ての地球人が超能力を持ったディストピア世界を描いた「アースX」シリーズでは、ウォッチャーの目が見えなくなり、代わりの観察をマシンマン(X-51)の目に望遠鏡を付けて行わせた。



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最終更新:2024年02月10日 05:16