キャミ (Camille"Cammi" Benally)

(キャラクター、マーベル)

初登場:Drax the Destroyer #1 (2005年11月)
種族:人間、女性

(Avengers Arena#3,2013年9月)


概要と経歴

初登場時はアラスカの小さな田舎町に住む10歳の少女。いじめっ子を頭脳戦で撃退するなど、頭の回転の早さを見せる。好奇心旺盛で、恐れ知らず。ただし何の能力ももたない一般人の少女である。
家庭的には恵まれず、父は不在、母はアルコール中毒だった。そのせいか日常を嫌い、刺激を求めていた。
そんなある日、偶然にも異星人の凶悪犯を乗せた宇宙護送船が墜落。異星人は街の住人たちを暴力で隷属させ、宇宙へ帰還するために労働を強いた。
キャミは好奇心から異星人たちに近づき、ドラックス・ザ・デストロイヤーの「所有者」となる。ドラックスの力で他の異星人たちを撃退することに成功。
その後、キャミはドラックスと共に宇宙監獄船で連行された。
("Drax the Destroyer #1〜4")

アナイアレーション

キャミとドラックスはノヴァ・コーズの本拠地、ザンダーへと連行される。
ちょうどその時、ザンダーはアナイアレーション・ウェーブの襲撃を受けてしまい、ノヴァ・コーズが全滅に近い打撃を受ける中、リチャード・ライダーとキャミ、ドラックスの三人は生き残り脱出。アナイアレーション・ウェーブとの戦いに身を投じることになる。
この戦争ではドラックスが抵抗軍ユナイテッド・フロントに加わったため、キャミも随伴。非戦闘員のキャミはお荷物でしかなかったが、ドラックスとの絆は強くなっていく。
しかし戦いの中でキャミとドラックスは離ればなれになり、終戦後、キャミはユナイテッド・フロントの一員だったガモラによってどこか「安全な場所」に降ろされた。
"Annihilation"のエピローグではその場所は明らかになっていないが、異星のどこかでキャミがスクリート(カオスマイトという妖精のような種族で、Annihilationではサノスの案内役となった)を肩に乗せて歩いている姿が描かれた。
(Annihilation)

アベンジャーズ・アリーナ

"Avengers Arenaではアーケードによってマーダーワールドに囚われたティーン・エイジャーのヒーローの1人となった。
ここでは日本の小説『バトル・ロワイヤル』のように若手ヒーロー同士で殺し合いを強要された。

アナイアレーション戦争とこのアベンジャーズ・アリーナの間で何をやっていたかは詳しく描かれていないが、キャミは13歳となり逞しく成長した姿で現れた。
回想シーンによるとキャミは宇宙海賊の一員として7つの星系で指名手配を受け、シーアーの宇宙艦から燃料を盗んでいるところをS.W.O.R.D.によって逮捕されたらしい。そして長官のアビゲイル・ブランドによって尋問を受けている最中にテレポートによってマーダーワールドに連れ去れてしまった。

マーダーワールドでは多くの参加者が命を落とす中、キャミは宇宙服やジェットパックなどの装備、そして宇宙で身につけたサバイバル技術で戦い生存に成功する。

アベンジャーズ・アンダーカバー

しかしマーダーワールドでの映像をアーケードがネットで流したために、生存者たちは世間から白い目で見られるようになってしまう。

"Avengers Undercover”ではマーダーワールドの生き残りがスーパーヴィランの島バガリアに潜入し、ヴィランの仲間になるように勧められる。
他のメンバーは仲間になったフリをしてバガリアを内部から崩壊させることを選ぶが、キャミだけはきっぱりと断り、脱出を計る。
しかし脱出には失敗し、囚われの身となってしまう。
それでも脱出に成功、最後の最後で敵の陰謀を破り全世界に向けて演説した。
その後、ヒーローを辞める宣言をして宇宙に飛び去ってしまった。

能力

特殊な能力は持たず、遺伝子的にも何ら変化の形跡が無いことがS.W.O.R.D.の調査により証明されている。
しかし、宇宙での過酷な経験で身につけたサバイバル技術、戦闘技術を持つ。




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最終更新:2023年08月03日 03:16
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