Uncanny Avengers

(シリーズタイトル、マーベル)

出版:2012年12月

概要

マーベル・ナウ!」から始まったシリーズの1つ。
Avengers vs. X-MENの影響を色濃く受けている。これまでミュータント問題に介入をしなさ過ぎたことをキャプテン・アメリカ が反省し、アベンジャーズの別働隊として、これまでのアベンジャーズの選抜メンバーとミュータントの混成チーム「アベンジャーズ・ユニティ・ディビジョン(Avengers Unity Division)」を結成する。
リーダーにはX-MENのリーダーだったサイクロップスの弟、ハボックを抜擢。
ハボックは自らのリーダーとしての適正、"Avengers vs. X-MEN"で大きな罪を犯したサイクロップスの弟という立場など、数々の葛藤を抱えながらも任務を全うしようとする。

登場人物

アベンジャーズ・ユニティ・ディビジョン(Avengers Unity Division)

ハボック:新たなリーダーに大抜擢。
キャプテン・アメリカ:ハボックにリーダーを任せながらも、任務では口を出さずにいられない
ソー:このチームでも戦力の中核を担う。
ウルヴァリン:たまたま事件に居合わせてメンバーになった。これまでアベンジャーズとX-MENを兼任していた経験あり。
スカーレットウィッチ:レッドスカルとの戦いに居合わせ、メンバーに。ミュータントでありながら、アベンジャーズの古参でもある。
ローグ:レッドスカルとの戦いに居合わせ、メンバーに。
サンファイア:日本でホームレス同様の生活をしているところを、ウルヴァリンにスカウトされてメンバー入り。
ワンダーマン
ワスプ



ストーリー(ネタバレあり)

アベンジャーズがX-MENと団結する一方で、レッドスカルが死亡したプロフェッサーXの脳を奪い、強力なテレパシーを獲得。独自のミュータントチームS-MENを率いて野望を実現しようとする。
さらにはエンジェルの双子の子供たちエイミンウリエルアポカリプスを継承、アポカリプス・ツインズとして地球を襲撃し、死亡したヒーローやヴィラン(セントリー、バンシー、ダケン、グリムリーパー)をフォー・ホースメンとして復活させる。
実はアポカリプス・ツインズはカーン・ザ・コンクエラーによって未来の世界で育てられ、「レッドオンスロート」によって支配される歴史を改変し、人類とミュータントが別々に生活する未来を作ろうとする。
カーンにとってはレッドオンスロートを取り除き、自分が人類を支配できる未来を創ろうという目論みがあった。
しかしアポカリプス・ツインズはカーンをも裏切り、セレスティアルズの力を利用して地球を破壊し、スカーレットウィッチの力でミュータントだけを別の惑星に移して独立国家を作るという残虐な方法でレッドオンスロートの脅威を防ごうとした。
一方、アベンジャーズ・ユニティ・ディビジョンはローグがワンダーマンの兄グリムリーパーを殺害してしまったことや、ウルヴァリンが息子のダケンや少年として復活したアポカリプスを殺害(Uncanny X-Forceのエピソード)してしまった罪を暴かれ、チームは分裂。
アベンジャーズとミュータントは別行動で地球を救おうとするが失敗し、人類は全滅。ミュータントの楽園が完成する。

数年後、ミュータントの楽園でハボックはワスプと隠れ住みながら結婚し、女児を授かっていた。
二人はアポカリプス・ツインズが時間旅行を防ぐために建設したタキオン・ダムを破壊し、カーンが未来から現れる。
カーンの力により精神だけを地球崩壊前に時間旅行させたハボックとワスプは今度こそミュータントとアベンジャーズの団結を実現し、地球の救出に成功するのだった。
しかし、カーンが未来から連れて来たアハブがレッドスカルに未来の世界でミュータントの収容所を作っていたことを告げる。レッドスカルは収容所の建設を実現するのだった。

結末と影響

エイミンとウリエルは死亡
ワンダーマンが死亡、ローグの中に意識だけが生存
ローグが再び能力の制御を失う
ハボックが顔の半分に火傷を負う
ハボックとワスプの娘ケイティーはカーンがどこかの時空に連れ去ってしまう。
ハボックとワスプの恋愛関係は続いている
レッドスカルがミュータントの収容所を建設
レッドスカルとマグニートーが対決。その結果はレッドスカルがオンスロートと化したレッドオンスロートを生む事になり、ストーリーはクロスオーバー"AXIS"へと続く。




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最終更新:2018年06月13日 09:46