ダメージ・コントロール(Damage Control)

(会社名、マーベル)

初登場:Marvel Comics Presents #19 (1989年5月)
拠点:フラトリオン・ビルディング(The Flatiron Building)、ニューヨーク市、ニューヨーク州

概要

ヒーローとヴィランの戦いで破壊された建築物や都市を復旧させている会社。
ニューヨークではヒーローとヴィランの戦いによる損失には補助金が出ることになっており、それが主な収入源となっている。

ブルドックがトレードマークで、それをあしらったユニフォームも存在するが、ほとんどの社員はこれを着ていない。
特にストーリーに絡まなくても、戦闘の後のシーンなどにチラっとカメオ出演していることがよくある。

スーパーパワーを持った社員を集めた部署もある。

メンバー

  • アン・マリー・ホーグ (Anne Marie Hoag): ダメージ・コントロール社の女オーナー。
  • ロビン・シャペル(Robin Chapel):有能な女性で、プロジェクト・リーダー的立場。
  • レニー・バリンガー(Lenny Ballinger): 建設長。復旧工事の現場を指揮する。
  • アルバート・クリアリー(Albert Cleary):ダメージ・コントロールのCFO、財務部長。
  • ジョン・ポーター:交渉術に長けている男。ロビン・シャペルのライバルだったが、後に恋人関係になる。
  • バート・ロザム:ロビン・シャペルのアシスタントで、なんでもこなす使い走り。いつも破れたジーンズを履いている。
  • ユージーン(ジーン):ストラッシャー:天才的な技術担当。アーマーを開発してスーパーヴィランになり、刑務所に入っていたが、ワールド・ウォー・ハルクの後に出所した。

  • ハーキュリーズ:社会貢献活動を言い渡された際に、ダメージ・コントロールで働く。その後、コンストリクターに過剰防衛の件で裁判を起こされ敗訴し、多額の賠償金を支払わねばならなくなった時に、ダメージ/コントロールで働いた。建設および破壊を担当。
  • ロビー・ボールドウィン:インターンとしてダメージ・コントロールに入社したが、(スピードボールとなって活動するため)ちょくちょくいなくなるので、クビにされた。

ほか

資金

  • 当初、会社の株式はウィルソン・フィスク(キングピン)とトニー・スターク(アイアンマン)の二人の実業家が半々で所有。トニー・スタークは「実業家」ウィルソン・フィスクの裏の顔を知っており、何か悪事を企んでいるのではと警戒して出資を決めた。
  • 当初、アン・マリー・ホーグ が経営を執っていたが、彼女が政府の職に就くため、ロビン・シャペルに経営を執行させることにした。ロビン・シャペルの経営能力にまだ疑問があったウィルソン・フィスクとトニー・スタークは株を売る。トニー・スタークはウィルソン・フィスクとあまり関わる気がなかったため手を引くが、ウィルソン・フィスクはカールトン社に株を売却する。カールトン社は利益優先に方針を切り替えたが、従業員の反発などに遭い会社から手を引く。
  • アン・マリー・ホーグは知人であった当時のS.H.I.E.L.D.長官のニック・フューリーと話を付け、S.H.I.E.L.D.から金を借りることに成功する。
  • 一連の結果、ウィルソン・フィスクは株を売り抜くことに成功し、大儲けする。
  • この後、いずれかの時点で上場を行う。この結果、一部の株主の後押しでウォルター・デクラン(Walter Declun)がCEOに就任する。

映画

スパイダーマン:ホームカミングで登場。復旧工事を独占したことでヴァルチャー誕生の原因なった。

その他

マーベルの子供用オフィシャルサイト"Marvel Kids"では、ダメージ・コントロール社をテーマにしたブラウザゲームを無料で遊ぶことができる。
→既に削除された模様。
一時、「ダメージ・コントロール」のテレビドラマが制作されるとの発表があったが、結局制作はされなかった。

シビル・ウォーIの発端となったスタンフォード爆発事件の真の黒幕は、当時のCEOであるウォルター・デクラン。会社の業績向上のため、ニトロに超能力強化剤を与えて大爆発させ、大規模な破壊を行って大きな仕事をとる計画だった。

フラトリオン・ビルディングの中は一部が異次元になっており、外見以上に広い。


アメコミ@wiki

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2022年09月05日 11:55