トラウマ(trauma) /テランス・ウォード(Terrance Ward)

(キャラクター名、マーベル)

初出:Avengers: The Initiative #1 (2007年3月)
種族:ハーフ・デーモン

能力

相手の恐怖を読み取り、自らの肉体をその恐怖の対象に変化させる。
過去には巨大なクモ、ソーなどに変身。

概要

フィフティ・ステイト・イニシアティブ計画の一環として設立されたキャンプ・ハモンドの訓練生として初登場した。
しかしまだ能力をコントロールできなかった彼は、能力テストで訓練生アーマリーの恐怖の対象「クモ」に変身。アーマリーの能力は恐怖のあまり暴走し、もう一人の訓練生MVPをビームで打ち抜き、即死させてしまう。
その後、能力をコントロールする術を身につけるため、特別教師のダニ・ムーンスターに師事し、徐々に能力をコントロールできるようになっていった。

シャドウ・イニシアティブとワールド・ウォー・ハルク

トラウマはイニシアティブの中で極秘任務につく特殊部隊、シャドウ・イニシアティブのメンバーとなる。
クロスオーバー World War Hulkではシャドウ・イニシアティブのメンバーとしてキャンプ・ハモンド訓練生救出の任務につく。
チームはウォーバウンドと戦闘になり、トラウマはソーに変身してコーグを破るが、ハルクに敗北。

K.I.A

"Avengers: The Initiative"のストーリー"Kill In Action"では死んだMVPのクローンKIAが暴走。
トラウマは戦闘中に殺害される。
しかし、その葬式で突如棺から起き上がり、復活した。

シークレット・インベージョン

クロスオーバー"Secret Invasion"ではシャドウ・イニシアティブのメンバーと共にスクラルの女王ヴェランケを追い詰める。
しかし、トラウマの「恐怖の対象に変身する」という能力が発動したせいで、メンバーの一時的な恐怖の対象スクラルに変身してしまい、その正体をスクラルだと認識したメンバーによって殺害されてしまう。
その後、トラウマはまたも復活。
訓練生は卒業し、キャンプ・ハモンドのカウンセラーとして働くことになった。

ダーク・レイン

"Dark reign"で権力を握ったノーマン・オズボーンがキャンプ・ハモンドを移設し、キャンプ・H.A.M.M.E.R.に改めたが、トラウマは継続してカウンセラーとして働く。
その主な任務は元スピードボールのペナンスをカウンセリングすることだった。
ペナンスは記憶を消去されていたが、スタンフォードの惨劇の記憶と自責の念だけは残っていた。
ノーマン・オズボーンはペナンスに記憶を戻させず、武器として使うことを望み、トラウマは精神病院の母を治すという条件でこれに加担していた。

過去

"Avengers: The Initiative Special"では、イニシアティブ参加前の過去が明らかになる。
高校生だったトラウマは、ささいな諍いの最中に能力が発現。同級生たちを恐れさせてしまう。
能力をコントロールできず、他人と距離を置くことにするが、ついに母の前で能力を発現。母は精神病院送りとなってしまった。
父にイニシアティブ入りを勧められ、始めは断る。しかし父が自分をいつか殺してしまうことを恐れていると知ったトラウマは、イニシアティブ入りを決意したのだった。


正体

その正体は、悪魔ナイトメアと人間の混血児で、それが能力の源となっている。



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最終更新:2021年08月20日 01:56