U-Go-girl/エディー・コンスタンス・ソーヤー Edie Constance Sawyer
(U=ゴー・ガールという表記もあり)
X-Force#124
能力
長距離テレポート。
チームメンバーごと地球上のあらゆる場所へ移動でき、ミッションの重要な起点となる。
ただし体力の消耗が激しく、遠距離へテレポートすると眠ってしまう。それを避けるために覚醒剤(らしき薬)を処方され、常用している。
概要
第二期X−Force(後に
X-Statixと改名)のシリーズスタート時のメンバーの一人。
うす青い肌と赤い髪が特徴的。
初登場のコマは戦地で眠っていた。
チームが初登場したX-Force#116で、メンバーのほとんどが死亡したミッションの数少ない生き残りである。(他は
アナーキストと
ドゥープだけ)
このとき、リーダーの
ツァイトガイストの腹からはみ出した腸が足に絡み付き、トラウマになった。
チームメンバーのほとんどが無碍に死んでいく中、その死がストーリー上の重要なターニングポイントとなったキャラクター。
経歴
オリジン
【X-Force#124】
エディー・ソーヤーは母とゆきずりの男の間に産まれた。
12歳の頃、睡眠中に別の場所で目覚めることがあったが、夢遊病のせいにされていた。
15歳のとき、母と同じようにゆきずりの男と関係を持ち妊娠。このとき、初めて父親が実の父親でないことを知る。出産の直後ミュータント能力が発現し、ハリウッドまでテレポートしてしまう。それ以来、家には帰らず、生まれた子はエディーの母親の娘として育てられていた。
次に家族に会ったのは、X-Forceとしての任務でテレポートのミスで実家に帰ってしまった時だった。
【X-Statix#10】
ハリウッドに着いたエディーは、今更故郷に戻ることもできず、ウェイトレスをしながら女優を目指すことにした。しかし数日で女優のレッスンはやめてしまう。
カフェの客で脚本家志望の男カルとの出会いと別れを経て自暴自棄になっていく一方で、トレーニングを積んでテレポートの能力をコントロールできるようになっていく。
やがて能力を生かすことを考え、いっそスーパーヴィランになろうかと盗みを働くが、ある日テレビでメディア指向のミュータントチームX-Forceの活躍を知った。彼らこそ自分にピッタリのスーパーヒーローチームであると確信し、メンバー入りを志すようになる。
ある夜、酒を飲みながらテレビでX-Forceのプレミアショーを見ていると、酔いもあってか、観衆に囲まれるX-Forceの前にテレポートしてしまう。
君は何者だ、と訪ねるリーダーのツァイトガイストに向って、彼女は言うのだった。
「私はユーゴーガール。これまでのX-Forceでいちばんの大スターになるつもりよ」と。
その後のユーゴーガール
(X-Force Vol1.#116以降)
初期はチームのリーダーなることを希望していて、そのあまりに強い上昇志向につけこまれたこともあった。チームの指導者
コーチがリーダーの
ミスターセンシティブを殺そうとしたときは、リーダーになることを条件に陰謀に加担した。結果的には良心の呵責に耐えかねてミスターセンシティブを救おうとするが、逆にコーチの罠にかかって半覚醒状態で動けなくなったところをレイプされそうになる。すんでのところでミスターセンシティブと
ウルヴァリンに助けられた。
しかしX-Forceとしての最後のミッションで死亡。彼女が残した言葉に従って、チームは名称を"
X-Statix"と改めた。
死後
娘ケイティ
15歳の時に妊娠し出産した娘、ケイティー・ソーヤー(Katie Sawyer)もテレポート能力を持っていることが判明。
最初は断っていたが新生X-Statixに参加し
ゴーン・ギャルを名乗る。
最終更新:2023年07月09日 01:36