マーベルゾンビーズ
マーベルワールドのヒーローたちが全員ゾンビになってしまった世界を描く、衝撃の問題作。
しかも主役は生き残ろうともがく生存者ではなく、ゾンビとなって暴虐の限りを尽くすゾンビヒーローたちというソンビものとしても異色の作品となっている。
カバーアートは往年のマーベル作品の表紙をゾンビ化。ヴァリアントカヴァーも種類が多い。
本来は
アルティメット・ファンタスティック・フォーのスピンオフ。
本国アメリカでは大好評で増刷に次ぐ増刷となった。
続編の『マーベルゾンビーズ2』や前日譚を描いた『マーベルゾンビーズ:デッド・デイズ』など、作品はさらに広がりを見せている。
ヴィレッジブックスから日本語版が発売された。
あらすじ
アルティメット・ファンタスティックフォーでの出来事によって、磁界の帝王
マグニートーはヒーローたちがゾンビ化した異次元世界に一人残った。
しかし、ゾンビヒーローたちにとって未発症のマグニートーは食糧にすぎない。
飢えを満たすため、マグニートーと死闘を繰り広げるゾンビヒーローたち。
頭を切られ、足をもがれても彼らは止まることなく、マグニートーを襲い続ける……
やがて空腹が満たされた時のみ頭脳が冷静に働くことに気づいたゾンビヒーローたちは、ゾンビ化の謎に迫ろうとするが……
- 日本語で読める作品の中で、ハンク・ピムが主役級の扱いを受ける稀少なシリーズなのに……
- 編集者がラルフ・マッチオという人物だが、映画ベスト・キッドの主演とは同姓同名の別人。ただし、ニックネームはやっぱり"Karate Kid"(ベストキッドの原題)というややこしい人。
ライター ロバート・カークマン/Robert Kirkman
アーティスト シーン・フィリップス/Sean Phillips
カラー ジューン・チャン/June Chung
カバーアーティスト アーサー スイダム/Arthur Suydam
最終更新:2013年01月06日 19:22