ミスター・ファンタスティック(Mister Fantastic) /リード・リチャーズ(Reed Richards)
（キャラクター名、マーベル）
概要
ファンタスティック・フォーのリーダーであり、
マーベル・ユニバース最高峰の天才科学者。
だが天才故に一般人と相互に理解し合えないことも多い。物事を難しい言葉で説明し、「英語でしゃべって」と言われることも。
最初はスーザンの婚約者だったが、正式に結婚、二児の父となる。
コスチューム開発
科学者としては、初期のファンタスティック・フォーやX-MENのコスチュームなど、能力の影響を考慮したコスチュームを開発した人物でもある。リードのコスチュームは体に合わせて伸縮し、ヒューマン・トーチのコスチュームは発火しても燃え尽きない。
能力
体がゴムのように自在に伸縮する。
オリジン
リード・リチャーズ、スーザン・ストーム、ジョニー・ストーム、ベン・グリムの４人は宇宙飛行士チームだった。
一同は宇宙にふりそそぐ放射線「宇宙線」の危険についての研究が完成されるのを待たず、スペースシャトルで宇宙へ飛び立つことを決意する。
時代は東西冷戦の最中で、共産圏が宇宙開発でアメリカに先んじることを恐れたからだった。
しかし危惧は的中し、四人は宇宙空間で甚大な宇宙線を浴び、辛くも地球に帰還する。
地球に降り立った四人は宇宙線の影響でそれぞれが別の超能力を得ていることに気付き、それを人々に役立つため使うことを決意するのだった。
アルティメット・ユニバース
アルティメット・ユニバースでのファンタスティック・フォーを描いた
Ultimate Fantastic Fourでは、リードの子供時代から物語が始まる。
リードは中学校の科学展にテレポート装置の原型を出展したのをきっかけに、バクスタービルディングにスカウトされる。このビルでは天才児たちを集め、軍主導で先端技術の研究を進めていたのだ。
数年後、ついにテレポート装置を完成させ、実験を行おうとしたところに、幼馴染みの男ベン・グリムが現れる。
リードにスーザン、ジョニー、ベンとバクスタービルディングの同僚ヴィクターを加え、５人でテレポート実験を行うが、ヴィクターが数値を改竄したため実験は失敗。
５人はテレポート装置の誤作動に巻き込まれ、N-ZONEと名付けられた異次元を通過。このN-ZONE特有の放射線を浴びたため、それぞれが特殊な能力を得てしまう。
年齢的にはリードが大学生ぐらいで、全体的に若返りが計られている。
Ultimatum以降
アルティメット・ユニバース最大の災厄
Ultimatum事件を経てファンタスティック・フォーは解散。絶望からヴィラン化し、メイカーを名乗るようになる。
しかし、"
Cataclysm"事件での
ギャラクタスとの戦いをきっかけに、再びヒーローに復帰した。
が、やはりその後ヴィランに。
なお、メーカーのときには、脳が頭に入りきれないため、頭を変形させており尖り頭になっている。
Secret warsとその後
"Secret wars"ではアルティメット・ユニバース側の中心人物としてEarth-616と対抗。
カバルと結託する。
再構成された"Secret wars"後の世界ではEarth-616に残りW.H.I.S.P.E.R.S.という組織を結成。非道な実験を行っては
サンスポットのニューアベンジャーズと対抗する。
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最終更新：2020年01月16日 22:32
