ミステリオ(Mysterio)

(キャラクター名、マーベル)

初代:クウェンティン・ベック(Quentin Beck)
二代目:ダニエル・ベルクハルト(Daniel Berkhart)
三代目:フランシス・クルム(Francis Klum)

初出:the Amazing Spider-Man #13(1964年6月)
種族:修練によって特殊技術を身につけた人間、フランシス・クルムのみミュータント

概要

ミステリオはスパイダーマンの敵として登場したキャラクター。これまで3人がミステリオを名乗った。

オリジンと経歴(クエンティン・ベック)

元映画のスタントマンからテレビ番組の特殊効果担当になった男。
スタントマン時代に素早い身のこなしを身につけ、テレビスタッフとしては特殊効果や小道具や衣装の作り方を学んだ。
スパイダーマンの力を犯罪に利用することを思いつき、壁に貼り付く道具とクモの糸(ナイロン)を射出する道具を製造。スパイダーマンのコスチュームを偽造して犯罪を行い、スパイダーマンことピーター・パーカーを苦しめた。
市民はスパイダーマンが犯罪者になったと思い込み、その後スパイダーマンを倒したミステリオを讃えるパレードまで行ったが、最後には悪事が明らかになった。

デアデビルとの闘い"Guardian Devil"

何度か投獄された後、レイブン・クロフト精神病院で脳腫瘍と肺がんと発症したと診断される。余命1年と宣告され、もはや脅威ではないと判断された彼は釈放されるが、最後の大仕掛けで自分の優れた特殊効果の技術を認めようと画策。
宿敵スパイダーマンはクローン(ベン・ライリー)と入れ替わっていると思い込んでいたため、代わりのターゲットとしてデアデビルを選んだ。
長期間練りこんだ策略の末にカレン・ペイジをエイズと信じ込ませた上でブルズアイの手で殺害させる。デアデビルを心身ともに追い詰め、最終的にはヒーローである彼の手によって自分を殺させることまでが計画だったがそれを見抜かれてしまう。「お前の技術や筋書きなど誰かの後追いにすぎない」と告げられると、「これもクレイヴンのパクリだ」と言い残して銃で自殺した。

Spider-Menと末路

ミニシリーズ"Spider-Men"では次元転移装置を使い、アース616(メイン・ユニバース)のスパイダーマン(ピーター・パーカー)とアース1610(アルティメット・ユニバース)が出会う原因を作り出した。
最終的には二人のスパイダーマンやアルティメット・ユニバースのS.H.I.E.L.D.によって捕えられ、永遠にアルティメット・ユニバースで拘束されることになった。
(Spider-Men#5)

能力

初期はスタントマンとして身につけた身のこなしと特殊な装置で戦う。
足にはスモークを放出する機械と、ジャンプ力を増すバネを設置。
ソナーで煙の中でも相手の位置を察知し、且つスパイダーマンのスパイダーセンスを狂わせる。
頭部の球体はスパイダーマンのコチュームの目と同じ素材で作られていて、中からは見えるが外からは見えない。
グローブにつけた管からスパイダーマンのウェブを溶かす酸を射出する

(the Amazing Spider-Man #13,1964年6月)
初登場時のミステリオ


アルティメット・バージョン

アルティメット・ユニバースのミステリオはアース616のミステリオが次元の壁を超えて操作できる「アバター」だった。


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最終更新:2024年01月04日 23:37
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