CIVIL WAR: X-Men

(ミニシリーズタイトル、CIVIL WARのタイ・イン誌)

出版:2006年7月〜2007年10月、全四話
Writer: David Hine
Penciller: Yanick Paquette
Penciller (cover): Juan Doe
Inker: Serge Lapointe
Colorist: Stephane Peru
Letterer: Joe Caramagna

(CIVIL WAR: X-Men#1,2006年7月)

概要

"CIVIL WAR: X-Men"はマーベルコミックが出版したミニシリーズのタイトル。
クロスオーバー”CIVIL WAR"のタイ・インという位置づけで、超人登録法に対して中立を宣言し、メインストーリーには殆ど関与しなかったミュータントたちの動向を追う。
またクロスオーバー"Decimation"のタイ・イン誌"X-MEN: The 198"の続編とも言える内容になっている。
死亡中のジーン・グレイを除いたファーストファイブ、つまりサイクロップスアイスマンビーストアークエンジェルが行動を共にするのも見所。

登場人物

【X-MEN】
サイクロップス……X-MENとエグゼビア高等学院を取り仕切るリーダー。
アイスマン……冷気と氷を操るミュータント。
ビースト……この時期は青い毛並みと猫科の顔
アークエンジェル……飛行能力と血液で他者を治癒する能力を持つ
エマ・フロスト……サイクロップスの恋人として共にエグゼビア高等学院を切り盛りしている。今回は留守番役。
ビショップ……ミュータントが収容施設に監禁される未来から来た。そのため、ミュータントと人類の軋轢を恐れている。

The 198
M-Day以降も能力を失っていないミュータントたちの集団。エグゼビア高等学院の敷地で保護されているが、当人たちは収容されていると感じている。許可がなければ出入りも不可能で、X-MENとO*N*Eとの緊張は限界に達している。
ジョニー・ディー……胸部にタコのような生き物が融合しているミュータント。このタコに他者のDNAを喰らわせるとフィギュアを産む。このフィギュアを使って他者を自在に操るという能力の持ち主。O*N*Eに逮捕されている。

【元X-Force
ドミノ……確率を操作し、不幸を招くことができる。
シャタースター……モジョバースで生まれた超人的な身体能力を持つミュータント。

【O*N*E(Office of National Emergency】
政府が残存ミュータントを管理するために組織した機関。 エグゼビア高等学院にセンチネルを配備して監視している。
ヴァレリー・クーパー博士……ミュータント問題の専門家。The198のキャンプでO*N*Eの代理人を務める。職務を忠実に果たそうとするが、ミュータントたちを憎んではいない。
ディメトリアス・レイザー将軍……O*N*Eの指揮官。ペンタゴンからヴァレリーに指示を出す。実はミュータントを憎み、抹殺を目論んでいる。
センチネル・スクアッド……スターク社が開発した有人型センチネル(対ミュータント専用ロボット)

あらすじ

超人登録法が施行され、政府に登録さえすればスーパーヒーローは自由に行動できるようになった。
しかしミュータントたちは登録どころか、相変わらず収容所のような生活を強いられ、自由を奪われていた。
そんな中、ドミノとシャタースターがエグゼビア高等学院のセンチネルを襲撃し、the 198たちを輸送機で連れ去ってしまった。
ビショップは彼らの勝手な行動がミュータントの脅威を煽り、自分が経験した不幸な未来を招くと信じてO*N*Eと行動を共にし、逃亡したthe 198を追う。
一方、サイクロップス、アイスマン、ビースト、アークエンジェルの4人はO*N*Eの監視の目を逃れて抜け出し、the 198を救うためO*N*Eより先に発見しようとする。

逃亡したthe 198はネバダ州の砂漠へ向かい、米ソ冷戦中に製造された地下シェルターに隠れた。しかしその奥には不安定な実験用核兵器が保存されていたのだった。

その頃、O*N*Eの指揮官ディメトリアス・レイザー将軍は、逮捕したジョニー・ディーをそそのかし、新たな陰謀を巡らせ始めていた。






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最終更新:2012年09月21日 03:10
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