レディ・デスストライク (Lady Deathstrike) / ユリコ・オーヤマ Yuriko Oyama (漢字表記だと大山百合子?小山 ゆり子(Fandomでの表記))


初出:デアデビル#197(1983年8月、ユリコ・オーヤマとして):アルファフライト#33(1986年4月、レディ・デスストライクとして)
種族:サイボーグ化された人間、日本人、女性

概要

X-MEN系の作品に多く登場し、主にウルヴァリンの敵となる。
ユリコ・オーヤマとして初登場するが、その後レディ・デスストライクと名乗り、サイボーグの体を手に入れた。
実写映画X-MEN2ではウルヴァリンと同じ能力のミュータントとして描かれているが、原作コミックでは元々ミュータントではない。

オリジンと経歴

日本の大阪出身。
父のロード・ダークウィンドことプロフェッサー・ケンジ・オーヤマは犯罪組織の首領であり、科学者であり、アダマンチウムを骨と合成する方法を生み出した人物。
父は元カミカゼのパイロットだったが特攻に失敗し、顔に恐ろしい傷を残してしまった。彼はそれを恥じ、ユリコと他の二人の兄弟の顔を傷つけた。
二人の兄弟はそのせいで死んでしまったが、ユリコはデアデビルと協力し、復讐のため父を殺害した。だが、その後で父を貶めた人物を探し出し、日本人としての名誉を回復したいと思うようになった。
そして、父が開発したアダマンチウムの結合方法を再発見しようとした。

ユリコはウルヴァリンが強制的にアダマンチウム結合手術を受けたことを知らず、父の発明を盗んだのだと思いこんでいた。父の名誉を回復し、その発明を取り戻すためウルヴァリンを殺そうとしたが、返り討ちにあってしまう。

ユリコはモジョーバーススパイラルのボディショップを訪れ、サイボーグの体とアダマンチウムの骨格と爪を手に入れる。そしてサイボーグの犯罪者チーム、リーヴァーズの一員となった。

映画と同様にウィリアム・ストライカーの部下になったこともある。


能力

サイボーグ化されたことで、超人的な身体能力、アダマンチウムの骨と爪、ヒーリング・ファクターを手に入れた。爪は指先から伸びたものであり、常に出ている状態である。
また、コンピューターに直接アクセスしてデータを得ることができる。
武術の達人。
武器の扱いにも長け、手裏剣やヌンチャクから重火器まで何でも使いこなす。



映画版のレディ・デスストライク


映画版ではX-MEN2に登場。中国系の女優ケリー・フーが演じる。
バックボーンは特に描かれていないが、ウィリアムに強化され、洗脳を受けたミュータントらしい。
ウルヴァリンとほぼ同等の身体能力、アダマンチウムの骨格と爪、ヒーリング・ファクターを持つ。


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最終更新:2021年10月15日 12:43