the Amazing Spider-Man(アメージング・スパイダーマン)

【シリーズタイトル】

出版:1963年3月〜1998年11月(vol.1),1999年1月〜2012年12月(vol.2)
主人公:スパイダーマン

概要

"the Amazing Spider-Man"はマーベルコミックが発行するアメリカンコミックで、主役はスパイダーマン
スパイダーマンのメインタイトルであり、現在まで続いている歴史あるタイトル。

ただしスパイダーマンの初登場は1962年の"Amazing Fantasy" 誌であり、本作は二度目の登場となる。
現在活躍するスパイダーマンのキャラクターやヴィランはほとんどこのシリーズからデビューしている。

2012年12月出版の#700にてこのシリーズは終了し、2013年1月からは「マーベル・ナウ!」と題される大規模リランチの一つとして、"the Superior Spider-Man"がスパイダーマンのメインタイトルとなった。

2012年公開の実写映画のタイトルにもなった。




(the Amazing Spider-Man#1,1963)
記念すべき第一作。ファンタスティック・フォーと競演。


各号の内容

(後の展開はネタバレになる可能性もありますので閲覧注意)

ナンバリングについて

シリーズは1998年の11月に#441で一旦終了し、ここまでがVol.1となる。翌年の1999年1月からはVol.2として#1から再スタートするが、#58の次はVol.1からの通算ナンバー#500となり、以降は通算ナンバーがつけられている。
2008年には"Brand New Day"と称して設定の一部リセットが行われ、それまで "The Sensational Spider-Man" と”Friendly Neighborhood Spider-Man”を含む3つのタイトルに分かれていたスパイダーマンのメイン誌が”The Amazing Spider-Man”に統合された。これにより、#546から月3回の出版になっている。


  • #1 デイリー・ビューグル社やJJJが初登場。仕事を探すピーターはファンタスティック・フォーを訪問。カメレオン初登場。
  • #2 ヴァルチャー初登場。ピーターがデイリービューグルのカメラマンに。宇宙人の侵略を防ぐ。ウェブシューターの解説。
  • #3 ドクター・オクトパス初登場。ヒューマントーチゲスト出演。
  • #4 サンドマン初登場。ベティ・ブラント初登場。ピーターの恋愛に関するストーリーが描かれ始める。
  • #5 ファンタスティック・フォーの敵、ドクター・ドゥームとの戦い。
  • #6 リザード初登場。
  • #7 ヴァルチャー、二度目の登場。デイリー・ビューグル社内で大暴れ。ピーターとベティーが急接近。
  • #8 リビング・ブレインとの戦い。フラッシュとピーターがボクシングで勝負。ヒューマントーチやファンタスティック・フォーと小競り合い。
  • #9 エレクトロ初登場
  • #10 フレデリック・フォズウェル初登場。エンフォーサーズ初登場。JJJがスパイダーマンを憎む理由が描かれる。
  • #11 ドクター・オクトパスが模範囚として出所。ベティ・ブラントの秘密が明かされる。ベティの兄ベネット死亡。
  • #12 ドクター・オクトパスと二度目の決着。リズ・アランがピーターに好意を持ち始める。
  • #13 ミステリオ初登場。
  • #14 グリーンゴブリン初登場。ハルクがゲスト出演。エンフォーサーズが再登場。
  • #15 クレイヴン・ザ・ハンター初登場。
  • #16 デアデビル登場(初遭遇?)。ハルクやソーの敵、リングマスター登場。
  • #17 グリーンゴブリン二度目の登場。ゲストにヒューマントーチ。フラッシュがスパイダーマン・ファンクラブを立ち上げる。
  • #18 メイおばさん急病のためグリーンゴブリンから敵前逃亡せざるを得なかったスパイダーマンが再び立ち上がるまでを描く。ネド・リードが初登場。
  • #19 エンフォーサーズとサンドマンが手を組む。ゲストはヒューマン・トーチ。
  • #20 スコーピオン初登場。
  • #21 ファンタスティック・フォーの敵、ビートルと遭遇。
  • #22 出所したリングマスターが再び現れ、サーカス・オブ・クライムとの戦いになる。
  • #23 グリーン・ゴブリン3度目の登場。逮捕されていたフレデリック・フォズウェルが出所。
  • #24 精神科医が現れ、スパイダーマンは心の病だと言うが…
  • #25 メリー・ジェーン・ワトソン初登場、ただし顔は見えない。JJJがスパイダー・スレイヤーを操ってスパイダーマンを追い詰める。
  • #26〜27 グリーンゴブリンと手を組む謎の犯罪者クライムマスターの正体は?
  • #28 モルテンマン初登場。
  • #29 スコーピオンが脱走。ネド・リードがヨーロッパから帰還。
  • #30 こそ泥ザ・キャットが初登場。謎の覆面集団が放射性物質を強奪。ピーターがベティとの別れを決意。
  • #31 グウェン・ステイシーハリー・オズボーン初登場。ピーター大学に初登校。
  • #32 メイおばさんの病気を直す血清のため、スパイディが奔走。謎の覆面集団のボス、マスター・プランナーの正体が明らかに。
  • #33 #30から続く一連の事件の結末。ベティもまたピーターとの別れを決意。
  • #34 クレイヴン・ザ・ハンター再び。 偽スパイダーマンとなってJ・ジョナ・ジェイムソンを襲う。
  • #35 モルテンマンが執行猶予となって出所。変装してスパイダーマンを襲う。ベティがデイリー・ビューグルを退社。
  • #36 ルーター初登場。
  • #37 メンデル・ストロム(後のゴーント)が初登場。
  • #38 ジョー・スミス初登場。
  • #39 ピーターとハリーが友人に。スパイダーマンとグリーンゴブリンがお互いの正体を知る。
  • #40 グリーンゴブリンのオリジンが明らかに。戦いの末、オズボーンが記憶を失う。
  • #41 ライノ初登場。
  • #42 メリー・ジェーン・ワトソンがラストのコマでついにピーターと初対面。JJJの息子ジョンがスーパーパワーを得てスパイダーマンを襲う。
  • #43 メリー・ジェーン・ワトソンとピーターが意気投合。ライノ逮捕。
  • #44〜45 リザードと二度目の戦い。
  • #46 ショッカーが初登場。ピーターとハリーがルームメイトに。メイおばさんはMJの叔母アンナと同居。
  • #47 クレイヴン・ザ・ハンターがスパイダーマンを襲ったのはグリーンゴブリンに雇われていたからだった。フラッシュが大学を去り、軍へ。
  • #48〜49 二代目ヴァルチャーのブラッキー・ドラゴ初登場。クレイブンと三つ巴の戦い。
  • #50〜52 ピーターがスパイダーマン引退を決意する"Spider-Man no more!"から始まる3話のストーリー。キングピン初登場。デイリー・ビューグルの記者フレデリック・フォズウェル死亡。
  • #53〜56 死んだと思われていたドクター・オクトパスが復活し、あらゆる機械を無力化する新兵器ヌーリファイアを強奪。#56ではジョージ・ステイシーが初登場。スパイダーマンが記憶喪失に。
  • #57 ケイザーとの戦い。
  • #58 スパイダースレイヤーMk2が登場
  • #59〜61 洗脳マシンを開発させたキングピンの魔の手がジョージ・ステイシーに迫る。ピーターがグウェンを愛していることを悟る。
  • #62〜63 死んだと思われていた初代ヴァルチャーのトーメスが復活。二代目のドラゴと共に行動しようとするが…
  • #64 警察に捕まってしまったスパイダーマン。
  • #65〜66 脱獄したミステリオとの戦い。
  • #67〜70 謎のヒエログリフを狙うキングピン。
  • #71 クイックシルバーとの戦い
  • #72 ジョージ・ステイシーが保管していたヒエログリフをショッカーが狙う。
  • #73〜75 謎のヒエログリフを巡るストーリー。本誌ではマギアが初登場。シルバーメイン、マン・マウンテン・マルコ、カエサル・シセロら幹部が初登場。そしてドクター・コナーズがまたもリザード化。
  • #76〜77 リザードとの戦い。ヒューマン・トーチ(ジョニー)が助っ人として現れるが…
  • #78〜79 プロウラーが初登場
  • #80 カメレオンが久々に登場
  • #81 カンガルーが初登場
  • #82 エレクトロとの戦い
  • #83〜85 スキーマーが初登場、キングピンとの抗争。その正体は?
  • #86 ブラックウィドウとの戦い
  • #87 ピーターが自分こそスパイダーマンだと告白するが……
  • #88〜90 ドクター・オクトパスが触手を遠隔操作し脱走。ジョージ・ステイシー死亡。
  • #91〜92 父の死はスパイダーマンのせいだと信じるグウェン。地方検事候補サム・バリットとの戦い。アイスマンとも戦う。
  • #93 スパイダーマンが殺人者になったと信じたプロウラーが襲撃。グウェンはロンドンへ。
  • #94 ビートル再び。
  • #95 ピーターがグウェンを追ってロンドンへ。
  • #96〜#98 薬物に冒されるハリー、MJと破局。ノーマンに記憶が戻り、グリーンゴブリン復活。グウェンが帰還。
  • #99 刑務所の暴動。スパイディがテレビ出演。
  • #100〜102 スパイディが6本腕に!?モービウスが初登場
  • #123 "The night gwen stacy dead"#1 グウェン・ステイシーが死亡。
  • #124 "The night gwen stacy dead"#2 スパイダーマンがグウェンの仇を打ち、グリーンゴブリン死亡。
  • #129 パニッシャー初登場。
  • #161~#162ジグソウ初登場。ナイトクロウラーとパニッシャーとスパイダーマンが最初は敵対するが最終的には手を組みジグソウと対峙する。
  • #194~#195 ブラックキャット初登場。
  • #196~#197 メイおばさんの死の知らせが届く。悲しみに暮れるピーターにキングピンの魔の手が迫る。
  • #252 シンビオートに寄生されブラックコスチュームとなったスパイダーマンが地球に帰還。

  • #257 ピューマとの決着。MJがスパイダーマンの正体を知っていたことを明かす。
  • #258 スパイダーマンはリード・リチャーズの分析でブラックコスチュームが寄生生物シンビオートだと知り、破棄する。ホブゴブリン復活。
  • #259 メリー・ジェーン・ワトソンが自らの過去を明かす。復活したホブゴブリンが暴れ始める。赤と青のスパイダーマンコスチューム復活。
  • #378〜380 クロスオーバー"Maximum Carnage" カーネイジがニューヨークで大虐殺。

  • #500 "Amazing Spider-Man Vol.2"のナンバリングをリセットし、ここからVol.1のナンバーを引き継ぐ。ストーリーは"Happy Birthday"第3章。時空の間に取り残されたスパイダーマンが過去の戦いを次々と追体験し、疲労困憊になりながらも葛藤を乗り越え、ドーマムゥの復活を阻止するというもの。
  • #501 メイおばさんが誰かに近況を報告しているが、その相手とは…
  • #502 ヒーローもヴィランも分け隔てなくコスチュームを作る仕立て屋とのストーリー。
  • #544〜545 クロスオーバー、ワン・モア・デイ第1章、第4章。凶弾に倒れたメイおばさんを救うため、スパイダーマンが奔走。MJとの結婚が「無かったこと」になった問題作。
  • #546〜564 "Brand New day" ワン・モア・デイによって再スタートをきったスパイダーマンのストーリー。オーバードライブメナスジャックポットなど新キャラが次々デビュー。
  • #565〜567 "kraven's first hunt"。クレイブン・ザ・ハンターの娘、アナ・クラヴィノフが初登場。スパイダーマンを襲撃するが…
  • #568〜573 "New Ways To Die" ノーマン・オズボーン率いるサンダーボルツがスパイディを襲う。エディ・ブロックがアンチ・ベノムの力を得る。(翻訳版『スパイダーマン:ニューウェイズ・トゥ・ダイ』収録)
  • #574 イラク戦争に従軍していたフラッシュ・トンプソンのストーリー。
  • #575〜576 "Family Ties" ハンマーヘッドが強化されて登場。ギャング化するブロンクスの少年たちに視点を向けたストーリー。
  • #577 "Old Huntin' Buddies" ミュータント・グロース・ホルモンを追うパニッシャーと遭遇。
  • #578〜579 "Unscheduled Stop"ジョン・ジョナ・ジェイムソン・シニアが初登場。ピーターと共に地下鉄事故に遭遇する。
  • #580 銀行強盗ブランクとの戦い
  • #581〜582 "Mind on Fire"ハリー・オズボーンが離婚した元妻リズ・アランの家へ。そこにいたのはモルテンマン。
  • #583 ベティ・ブラントの誕生日。ベティがJJJシニアにメイおばさんの連絡先を渡す。後半のおまけコミックはオバマ大統領就任とスパイダーマンのエピソードで、邦訳版『スパイダーマン:』エレクション・デイ』に収録されている。。
  • #584~588 "CHARACTER ASSASINATION"いよいよニューヨーク市長選挙へ。メナスの正体、スパイダー・トレーサー連続殺人事件の真相などふが明らかになり、"Brand New day"から続く一連の事件が完結する。(翻訳版『スパイダーマン:エレクション・デイ』収録)

  • #595〜599 "Dark Reign"タイ・イン。ノーマン・オズボーンの野望は実の息子ハリーを巻き込む。親友を救うため、スパイダーマンはダーク・アベンジャーズに潜入する。
  • #634〜637 "the Grim Hunt" クレイヴン・ザ・ハンターを家族が生き返らせる。その儀式のためにクモのトーテムと繋がる者を生贄に捧げる必要があり、スパイダーウーマン(マティー・フランクリン)、マダム・ウェブ(カサンドラ・ウェブ)が死亡。アラクネ(ジュリア・カーペンター)がマダム・ウェブの名前と能力を引き継ぐ。結局、クレイヴンの家族のほとんどは復活した彼自身によって殺され、クレイヴンと娘のアナだけが生き残る。ピーターのクローン、カインはピーターの身代わりとなって死ぬが、タランチュラとなって復活する。

  • #695〜697 "Danger Zone" キングピンと二人のホブゴブリンとの戦い。
  • #698〜700 "Dying wish" オットー・オクタヴィアスがピーター・パーカーと精神を入れ替える。ピーターは#700で死亡。#699.1は番外編でモービウスのストーリー。
[編集](補完おねがいします)











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最終更新:2024年04月12日 08:49
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