オーロラ(Aurora) / ジャンヌ・マリー・ボゥビェ (Jeanne-Marie Beaubier)


初出:X-MEN vol.1 #120(1979年4月)
種族:ミュータント、女性、カナダ人

概要

オーロラは主にX-MEN系統の作品とアルファフライトシリーズに登場する女性キャラクター。
カナダのモントリオール生まれ。
双子の弟は同じくミュータントでX-MENのメンバー、ノーススターことジャン・ポール・ボゥビェ。

能力

超人的な速度で行動できる。
理論上は高速近くまで加速可能だが、周囲の環境に与える影響が深刻なため実際にやったことはない。
飛行能力。
弟のノーススターと体を接触(手をつなぐなど)することによって凄まじい閃光を放つことができる。

経歴

オリジン(X-MEN#120,1979年)

幼い頃に両親が死亡し、弟のジャン・ポールとは離れて育てられる。
ジャンヌは13歳までケベックのマダム・デュポン・スクールで育った。彼女は学校の屋根から飛び降りて自殺を計ったが、その瞬間、自分が凄まじい速度で飛行してしまった。信心深いジャンヌは、これが神の奇跡だと信じた。しかし校長は彼女に起きた出来事を神への冒涜であると看做した。このことが原因で、ジャンヌは精神分裂を引き起こし、恥ずかしがり屋で内向的な人格(ジャンヌ・マリー)と、非常に快活でしたい放題する性格で超能力を持つ別人格「オーロラ」を産み出した。
5年後、彼女は同じ学校で歴史と地理の教師となる。
別人格が目を醒ましてモントリオールで遊んでいたときに泥棒と出会い、超スピードで殴り倒したことで超人的な能力があると気づいた。
ちょうどそこに居合わせたウルヴァリンがジャンヌの能力に気付き、当時ウルヴァリンが所属していたカナダ政府の組織、デパートメントHにスカウトした。
ここでジャンヌは弟のジャンとトレーニングを受け、新チームアルファフライトに参加することになった。チームの元で二人はオーロラとノーススターというコードネームを与えられた。

(Uncanny X-Men 121,1979)
左はオーロラ、右はノーススター。

アルファフライト、X-MENとの出会い

(Uncanny X-MEN#120-121,1979年)
ジャンヌは弟のジャンと共に新しく結成されたアルファ・フライトのメンバーに招聘される。
初任務はカナダ政府のエージェントを勝手に辞めたウルヴァリンをX-MENから奪還し、メンバーに加えるためだった。

その後、何度かX-MENと敵対したり、協調したりを繰り返し、時にはメンバーの一員となっている。

Uncanny X-Men #508ではすでにヒーローを引退し、弟ノーススターと共にスノースポーツ関連の企業「チーム・ノーススター・エクストリーム・スノースポーツ」を経営する姿が描かれた。ジャンヌはこの企業の社長となっている。

身体的特徴

やや尖った耳(ノーススターと同じ)
(描き手によるが)オッドアイ


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最終更新:2022年03月15日 19:28
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