セカンド・ミューテーション、セカンドミューテーション、セカンダリーミューテーション (secoundary mutetion)




概要

セカンド・ミューテーションは、マーベルユニバースにおいて、既に能力を開花させているミュータントが新たな外見に変化したり、新たな能力を獲得する現象。
登場キャラクターのビーストことハンク・マッコイの仮説では、ミュータントの人口が何百万人にも増加し、更なる生存能力の必要が高まったことから起きた生理的な反応であるとしている。
これにより、能力が変化したり、より強力に進化したり、時にはこれまでと全く関係の無い能力を獲得することがある。

ただしファンにとっては、これまでお気に入りだったキャラクターが変化することで戸惑いや混乱を引き起こし、批判の的になることも多い。
時にはライターにとってのご都合主義であり、キャラクターが陥った状況を解決させられなくなった時の安直な解決手段と看做されることもある。

セカンド・ミューテーションの例

元の能力は物質にエネルギーを込め、爆発させる能力。また、目には異性を魅了する能力がある。
目を負傷し、視力を失った時に予知能力を獲得した。(X-MEN LEGACY #163)
視力の回復と共にその能力も消え去った。

磁力を操る能力を奪われた代わりにセカンド・ミューテーションを起こす。(Uncanny X-Men#250)
周囲からネガティブな感情を吸収し、それを腕力や耐久力に変更したり、肉体を巨大化する能力を得た。

ヴァーガスによって瀕死の重傷を負った時、セカンド・ミューテーションを起こす。
ビーストの命を救うため、セージが能力でミュータント因子を活性化させた。その結果、類人猿のような姿から猫科のような姿に変化した。(NEW X-MEN)

元の能力はテレパシー。
センチネルの攻撃によってジェノーシャが爆撃された時、皮膚をダイアモンドに変えるダイアモンドフォームの能力を得た。
(NEW X-MEN)

天使のような翼で飛行する能力の持ち主。
マキシマス・ロボ率いる人狼型ミュータントとの戦いで重傷を負った後、新しい能力の発現が確認された。同様に重傷を負ったハスクはエンジェルの血液が混じることで回復し、治癒能力があることが分かった。ただし、同じ血液型でなくてはならない。
日本のアーティスト麻宮騎亜の担当回で和訳もされたストーリー。

氷を操る能力が強化されたのはセカンド・ミューテーションの影響であると思われる。

元の能力は爆発エネルギーの放射。
X-MEN 163(2005年)で植物と融合したような姿になり、植物を操作する能力を得る。

  • トード(モーティマー・トゥインビー)
粘着質の唾液、長い舌を操ってムチのように使う力。
手足から神経を麻痺させる粘液など様々な能力を追加した。


  • 他にもセカンド・ミューテーションと思われる例はいくつか存在する。

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最終更新:2020年05月11日 19:56