ヘンリエッタ・ハンター(Henrietta Hunter)


初出:X-Statix #13 (2003年,9月)
種族:人間、ミュータント、女性

概要

ヘンリエッタ・ハンターはマーベルコミックの"X-Statix"に登場するミュータントのキャラクター。死から復活したポップシンガーである。

(X-Statix#17,2004年)

能力

共感能力(Enpathy,エンパシー)。他人の感情や痛みを感じることができる。何故なら、それが歌手として必要な能力だからである。
死者の霊とコミュニケーションをとることができる。

オリジンと経歴

ヘンリエッタは幼い頃、自らの愛らしい歌声で有名になりたいと思っていた。やがてそれが実現し、ヨーロッパで最も人気のあるポップ・スターになった。
ある日、マイクに感電して命を失ってしまう。
気がつくと暗いトンネルの中にいたが、ヘンリエッタが光についていくと、そこはハンター家が代々葬れている巨大な墓地だった。
そこで肉体に戻ると、彼女は復活を果たした。

その後、X-Statixのオーナー、スパイク・フリーマンがメンバーの反対を押し切ってメンバー加え、さらにゴリ押しでリーダーにした。

彼女のメンバー加入はヴィランチームのユーロ・トラッシュ(スパイク・フリーマンが盛り上げるために結成したチームである)との戦いの原因となる。

X-Statix#17でミスター・コードに首の骨を折られて死亡する。

死後と呪い

デッドガールとは違い回復能力を持たないため、死後もう一度復活することは無かった。
しかし生前係わりのあった音楽プロダクションが、ヘンリエッタの遺族に著作権料を支払わないで済むように生前のレコードではなく、インタビューを加工したオリジナルCDを販売すると、彼女の呪いが降り掛かる。
それは、この歌を歌うときは、歌詞を間違えることなく、1分間で歌いきらなければ死んでしまうというものだった。
この呪いはCDを買った人が次々と死亡し、ヘンリエッタが最初の死の復讐を果たすまで続いた。この呪いのせいでメンバーのエル・グアポも死亡。
このプロットは日本映画「リング」をモデルに作成されたと思われる(劇中でそれを匂わせるセリフがある)。

キャラクター作成の背景

ライターのピーター・ミリガンによると、元々は英国のダイアナ王妃が死から復活してミュータントヒーローになるというプロットを計画していたという。これがメディアに流出するとタブロイド誌などから批判されたため、キャラクターを変更したとのこと。
ただし、髪の毛は黒くなり、ヘアスタイルも変わったが、ヘンリエッタ・ハンターはダイアナ妃をモデルに描かれている。








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最終更新:2013年04月08日 00:26
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