ミア・マップス・ミゾグチ (Mia "Maps" Mizoguchi) / ミア・ミゾグチ (Mia Mizoguchi)


初出: Gotham Academy #1 (2014年12月)
種族:人間、女性、日系人?

概要

ゴッサムにあるプレップ・スクール(名門大学受験をめざすための高校)、ゴッサム・アカデミーの新入生(第1話で入学)。カイル・ミゾグチの妹。特に説明はないが、名前からすると日系人。
学校は、全寮制で、上級生が一対一で下級生の面倒を見るシステムをとっており、担当の上級生としてオリーブ・シルバーロックがついている。オリーブにとっては、別れた元彼の妹なので、ビミョーなところがあるものの仲はいい。
テーブルトーク・ロールプレイングゲームの「サーペント&スペルズ」のオタクで、#1~#6ではその手のネタで読者を無視して飛ばしまくっている。ゲームの影響と思われるが、地図が好きで「マップス」のあだ名をもらった。
想像力も豊かで、周りの人間を登場人物にしたフィクションをつくり、「あたし、天才!」と悦に入っている。
ヒーローオタクでもある。都市伝説扱いされることもあるバットマンを間近に見たほか、転校してきたロビン(ダミアン)だけでなく、レッドロビンティム)に会うという経験をしている。なおダミアンからワイアーガンを使わせてもらったり、バットラングをもらったりしている。
ただし、小柄で、身体能力は高くない。

Boom!とDCのインターカンパニー・クロスオーバー「ランバージェーンズゴッサム・アカデミー」(Lumberjanes / Gotham Academy)では、同じく小柄なランバージェーンズリプリー(Ripley)と親友になった。なお同#6の表紙では、ゴッサムアカデミーとランバージェーンズが衣装を交換しているが、マップスの制服を着たリプリーがスカートをつまんで非常にイヤーな顔をしている。

能力

探索能力に優れている。
推理力が高く、パズルなどが得意である。
ゲームに関する知識が豊富であり、ルーン文字を知っていたりする(ゲームで使われるため)。

トリビア

  • 「サーペント&スペルズ」はもちろん架空のゲームで、ネタは「ダンジョンズ&ドラゴンズ」。"Crit Plz"(「かいしんのいちげき、でろ」)のTシャツから見ると第3版以降である。
  • 美術の時間にマップスが描いている怪物は「鈴木土下座ェ門」*1
  • テーブルトーク・ロールプレイングゲーム自体は、オタク趣味の極北的な扱いをうけることが多いようだ。
  • 2022年の「学校へ戻ろう」(米国は9月が学校の年度初めなので8月発売)スペシャルで、久しぶりにマップスが表紙に載った。ゴッサム・アカデミーの短編も掲載の予定。


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最終更新:2023年03月29日 19:11

*1 正しくはビホルダーという「ダンジョンズ&ドラゴンズ」オリジナルのモンスターで、特異な容姿から同ゲームを代表するモンスターの一つなっている。昔、萩原一至という漫画家が少年ジャンプに「Bustard~暗黒の破壊神」という作品を描いていたとき、連載時にビホルダーの名前と容姿を同時に載せてしまったため、版権者からクレームがきたので、単行本で名前を「鈴木土下座ェ門」に変えた。このことから日本では、ビホルダーと言わず「鈴木土下座ェ門」あるいは「土下座ェ門」というようになった。