スラップスティック(Slapstick)/スティーヴン・ウィンソール・マッケイ・ハーマン(Steven Winsor McCay Harmon)/通称 スティーヴン・ハーマン(Steven Harmon)

(キャラクター名、マーベル)

初出:Slapstick #1 (1992年11月)
種族:変異した人間、男性

概要

変異したときは高校生。
ハーマンはイタズラを仕掛けて笑いをとるタイプの、クラスのお笑い担当で、ピエロのバイトをしていた。
ある日、クラスのいけ好かない野郎が彼女を連れて、変なカーニバルの移動遊園地に出かけるのを見かけた。ハーマンはマレット(大きな木槌)を持って二人の後を追っていくと、二人は変なピエロに連れ去られる。ハーマンは後を追っていき、出し物(ミラーハウス?)の中に入ると、突然入り口が現れ、中に引き入れられた。中は超次元につながっており、超科学者(グルーチョ・マルクスそっくり)の手で体の分子を不安定化させられる。地球に戻ると、紫色の髪の毛のカートゥーンのピエロのような姿になっており、絶対死なない身体になっていることに気づいた。

最初パニッシャーのそっくりさんの「オーバーキル」と戦ったりしたが、のちにニューウォリアーズに参加する。

Civil War後は登録を行い、キャンプ・ハモンドに参加。しかし教官のガントレットニューウォリアーズを相当悪く言って訓練をしたことにキレて、ガントレットを半殺しにした上、ガントレットの血でシャツに「NW」と書き残した(もちろんニューウォリアーズNew Warriorsの頭文字)。この犯人はしばらく分からなかった。

その後、ジャスティスのカウンターフォースに参加するが、いろいろあってデッドプールの傭兵部隊「マークス・フォー・マネー」に参加する。この部隊は比較的短期でメンバーが入れ替わったが、その後のメンバー個人の活動が著しかった(傭兵部隊は5人が参加していたが、ソロフールキラー、スラップスティックの3人が一挙に個人誌を持った。ただし短命。

傭兵をやめたハーマンは、自宅でニート生活を始めるが、カートゥーンのパロディーである「ブロマン」(ヒー・マンのパロディーでさらに元はコナン)、「ケンタウルスの軍団」(マイ・リトル・ポニー~トモダチは魔法~のパロディー)、「ドッグ・ソルジャー」[犬の傭兵](G.I.ジョーのパロディー)などのような連中が異次元から攻めてきて、S.H.I.E.L.D.の次元関係を監視する女捜査官を巻き込み騒動になった。

笑いをとることを重視し、あまり真面目ではない。「面白くない」と思ったことはやらない。
また自分が死なないことを知っているため、向こう見ずな行動も辞さない。
子供が泣くのを見たり聞いたりするのが大嫌い(というかイラつく)で、仕方なしに行動することがある。

能力

「カートゥーンのような体」、ロードランナーのコヨーテのように、普通だったら死ぬようなケガでも、絶対に死なない。例えば爆弾がそばで爆発しても、一瞬黒焦げになった後ですぐ元に戻るとか。
物がいくらでも入るポケットがある(ドラえもんのようなもの)。武器のマレットはこの中に入っているらしい。
コミックスの登場人物が気づいてはいけない第四の壁に気づいており、読者に向かって話しかけることがある。周りの人物は、彼が狂っていると思い、そっとしておいてあげている。



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最終更新:2020年04月11日 14:27