トリッシュ・ウォーカー(Trish Walker) /パトリシア・"トリッシュ"・ウォーカー(Patricia "Trish" Walker)

(キャラクター、MCU)
俳優:レイチェル・テイラー

概要

Netflixの実写ドラマ"ジェシカ・ジョーンズ"で、主人公ジェシカ・ジョーンズのほぼ唯一と言っていい親友。かつての子役スター。現在はWNEXという放送局で"Trish Talk"という番組を持っている、ニューヨークで高い人気を誇るラジオパーソナリティ。

キャラクターのモデルは、後のヘルキャットで元ロマンチック・コメディ作品の主人公、パトリシア"パッツィー"・ウォーカー。ただしトリッシュの地毛はブロンドで、モデルとなったパッツィーの地毛は赤毛と異なっており、同一人物とはいえない。ただし、トリッシュもパッツィーも"パトリシア"の愛称であり、ドラマ中でもパッツィーという呼び名は登場する。

ドラマ内のキャラクター

パトリシアと母ドロシーは母子家庭で、ベッドが一つしかないようなアパートに住んでいた。ドロシーは必死でパトリシアを売り込み、ついにTVショー"It's Patsy"の主役を射止める(このショーは赤毛のカツラをつけて演じていた)。ショーは大当たりし「最も稼ぐ子役」となった。

当時同級生だったジェシカが事故にあった時、ドロシーはトリッシュのイメージアップを図るためにジェシカを引き取る。トリッシュはジェシカのスーパーパワーに気づいたが、「トリッシュがジェシカのスーパーパワーについて口外しないこと」と、「ジェシカがトリッシュの私生活について口外しないこと」を、互いに約束し、二人は仲良しになった。

トリッシュとドロシーの関係は、年を追うごとの悪くなった。トリッシュは、ドロシーが自分をダメにしコントロールしようと感じていた。ある日、ドロシーはトリッシュの体重が増えたと思い、無理矢理吐かせようとした。ジェシカはトリッシュを助けるためにパワーを使ってしまう。またトリッシュは薬物に手を出してしまう。しかしジェシカの助けもあって、薬物中毒から立ち直れることができた。

トリッシュは今までの自分から、「トリッシュ・ウォーカー」という人格を確立し、現在に至る。母親との関係は悪いままである。
キルグレイブとジェシカの戦いに協力する、数少ないジェシカの味方となる。

原作コミックスとの関係

ヒーローへの憧れ(ドロシーに支配されていた子供時代から、パワーがあれば自由になれると思い、ヒーローに憧れており、ヒーローのジェシカと仲良くなれた。なお原作コミックスのパッツィーもヒーローに憧れており、ついには自分がヒーローヘルキャットになる。)や、恋愛コミックの主人公だった設定などが生かされ、ファンがコミックを差し出してサインをねだるシーンがある。

原作での初登場は、第二次世界大戦下の1944年(ロマンス・コメディの主人公として)で、長命のキャラクターである。



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最終更新:2023年03月23日 19:07