ヴァリアントカバー (Variant Cover)

(アメコミ用語)

概要

中身が同じで、表紙だけ違うコミックスが複数発行される形態のこと。またその場合の異なる表紙を指すこともある。
アメリカンカン・コミックスでは、日本のマンガと異なり、中身のアーチストと表紙のアーチストが異なる場合が多くある。特にコレクションにおいて、表紙を含めてコミックスを評価することがあり、通常の表紙とは別に、希少な表紙のコミックスを出すことで、購買意欲をそそろうというものである。
ヴァリアントカバー自体は、大手も中小も実施しているが、中堅出版社で特に力を入れているようである。

ヴァリアントカバーの種類

1.出現度合い
  • 価格は同じで注文の際に選べるもの。
  • 選択はできず、特定の札数に対して一冊ヴァリアントカバーが出るもの。
  • 通常の表紙のコミックスと価格が異なるもの。特にヌードの表紙に多い気がする。

2.テーマ
  • 同じ発行時期に特定のテーマを出版社内で揃えて出すもの。例えば女性月間にあわせて、女性をテーマにしたヴァリアントカバーを各タイトルでだすなど。
  • 描き手を特定したもの。例えばマーベルは、日本人マンガ家・イラストレーターを起用した「マンガ・ヴァリアント」を実施したことがある。
  • ヒップ・ホップをテーマに、現代的でクールなカバーをつくる。
  • 同じキャラクターをテーマにしたもの。マーベルでグウェン・ステイシーをテーマに、さまざまなキャラクターにグェンが扮する表紙をつくったことがある。

3.入手先
  • 通常の出版社だけでなく、大型販売店特注のカバーや、イベント特製のカバーも存在する。