FF vol. 2

(シリーズタイトル、マーベル)

出版:2013年1月〜2014年3月(全15話)

概要

訳ありの天才児たちを保護するための育成組織フューチャー・ファウンデーションと、彼らの保護者として集められた代理のファンタスティック・フォーたちの行動を、Mike Allred(X-Statixなどを担当)のコミカルな画風で描く。
尚、同時進行のFantastic Four Vol. 4では行方不明になったオリジナルのファンタスティック・フォーの冒険が描かれる。

あらすじ

ミスター・ファンタスティックの病気の治療法を見つけるため、ファンタスティック・フォーが時空を超える旅に出発することになった。
地球の時間ではわずか"4分"で帰還する予定ではあったが、念のため4人のヒーローを代理に選ぶことに。
かくしてアントマン(スコット・ラング)、シーハルク、メデューサ(インヒューマンズ)、そして人気歌手のダーラ・ディアリングの4人が選ばれた。

しかし実際には4分で本家ファンタスティック・フォーが帰還することはなく、ただ一人未来のジョニー・ストーム(ヒューマン・トーチ)を名乗る男だけが現れた。
彼によると、ドクター・ドゥームアナイアラスカーンが合体した存在にファンタスティック・フォーたちが殺され、自分だけが逃げて来たというのだ。
その未来を防ぐため、ドクター・ドゥームを殺さなければならないと言うのだが…


登場人物

■ファンタスティック・フォー
ミスター・ファンタスティック:リード・リチャーズ。
インヴィジブル・ウーマン:リードの妻、スーザン・ストーム。
ヒューマン・トーチ:スーザンの弟、ジョニー・ストーム。
シング:ベン・グリム。

■ファンタスティック・フォー
アントマンスコット・ラング:ミスター・ファンタスティックに選ばれた。チームリーダー。娘のスタチュア(キャシー・ラング)をドゥームに殺されたばかり。
シーハルク:シングによって選ばれた。
メデューサインヒューマンズの王妃。スーザンに選ばれた。
ミス・シング:ジョニーの恋人でポップシンガーのダーラ・ディアリング。代理を選ばなければならないことをすっかり忘れていたジョニーが適当に選んだ。シング型の外骨格アーマー"シング・エグゾスケルトン"を着用して怪力を得る。

フューチャー・ファウンデーション
ヴァレリア・リチャーズ:リードとスーザンの娘。
フランクリン・リチャーズ:リードとスーザンの息子。
アレックス・パワー:元パワー・パック。メンバーの中ではお兄さん。ストーリー中に"19歳"と明示される。
ベントレー23:ウィザード(元ベントレー・ウィットマン:彼は正式に改名している)の少年型クローン。邪悪な精神も受け継いでいおり、子どもらしく無邪気に悪事を働く。基本的に他人を見下している。
ドラゴンマン:ドラゴン型ロボット。
リーチ:ミュータントの少年。他者のミュータント能力を無効化する。
アーティ:M-Dayによって能力を失ったミュータントの少年。リーチの親友。
オノメワカンダ出身の天才少女。
トングターグコルルミクハイエボリューショナリーが放棄した地下都市にいたモーロイド(地底人)。知能を高められている。救出してくれたシングに恩義を感じている。
ヴィルウーウハリ(海底人)。

■ヴィラン
ドクター・ドゥーム

その他
ウォッチャー


結末と影響

ドゥームはアナイアラスから力を奪い、パワーアップする。
しかしフューチャー・ファンデーションとスコットらファンタスティック・フォーが勝利。
ドゥームはその悪行をリビング・トリビューナルによって直々に裁かれ、強化していた力を奪われ、「永遠に顔に傷を負う」という運命を背負う。
リード・リチャーズらオリジナルのファンタスティック・フォーは無事帰還するが、その詳細はFantastic Four Vol. 4で描かれる。

なお、ウォッチャーことウアトゥの妻の妊娠が明らかにされるが、彼自身はこのあとのクロスオーバーOriginal Sinで悲劇的な運命を迎える。




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最終更新:2021年05月06日 01:08